NPC・組織/エスティニアン

エスティニアン・ヴァーリノ(Estinien Varlineau)

Table of Contents
Estinien Varlineau
エスティニアン・ヴァーリノ
エスティニアン
種族イシュガルドエレゼン性別男性
出身地イシュガルド年齢32歳
所属組織クラス
付加情報
関係者アイメリク
アルフィノ
イゼル
アルベリク・ベイル(先代の蒼の竜騎士
ニーズヘッグ
コンテンツメインクエスト:蒼天編
ジョブ竜騎士」クエスト
CV浜田賢二
世界設定本1巻 153ページ

概要

  • 屠龍のエスティニアン(Estinien Wyrmblood)

「蒼の竜騎士」としてドラゴン族と戦う、エレゼン族の竜騎士
建国の英雄が邪竜「ニーズヘッグ」から奪い取ったという「竜の眼」の継承者であり、その力を引き出して竜さながらに戦う。
長らく皇都を不在にしていたが、危機を前に帰還を果たした。

蒼の竜騎士

  • 代々の「蒼の竜騎士」の中でもエスティニアンは、特に優れた「竜の力」の使い手で、初代「蒼の竜騎士」征龍将ハルドラスの再来と言われるほどである。

「竜の眼」盗難事件

  • 最近イシュガルド教皇庁の秘蔵の品「竜の眼」が奪われたことに関係している。

竜騎士ジョブクエスト

  • エスティニアンは、イシュガルド教皇庁秘蔵の「竜の眼」を盗み出し逃亡していた。冒険者は、アルベリクから依頼を受けエスティニアンの後を追う。
    アルベリク : 単刀直入に言おう。 
    イシュガルド教皇庁、秘蔵の品「竜の眼」が奪われた。 
    これを取り戻すために、手を貸してほしいのだ。 
    「竜の眼」を持ち去ったのは「竜騎士エスティニアン」。 
    竜騎士……イシュガルドのために槍を振るう身でありながら、 
    教皇猊下に背いた罪は重い。 
  • 逃亡中、アルベリクの依頼を受けた冒険者と邂逅。竜の眼が冒険者に反応するのを確認する。
    エスティニアン : フン……追手か?
    報酬目当ての冒険者か……。
    エスティニアン : な……「竜の眼」が……!?
    エスティニアン : バカな……「竜の眼」が、俺以外の者に?
    お前は、いったい……。
    エスティニアン : ……その顔、覚えておく。
    いずれ、また……まみえる時が来るだろう。
    さっさと帰るがいい。
  • 冒険者こそ2人目の蒼の竜騎士であると見込んだエスティニアンは、いずれ共にニーズヘッグと戦うように頼んでくる。
  • 冒険者は、オーラムヴェイル、キャンプ・ブリトルパーク、ウ・ガマロ武装鉱山、キャンプ・ブルーフォグを訪れ竜騎士の鎧を手に入れる。
  • しかし、竜の眼を通してアルベリクが自ら竜の力を捨て、自分の故郷を見捨てたことを知ると、態度を一変させアルベリクに槍を向ける。
  • 冒険者との戦いの末、憎悪によってニーズヘッグの力に魅入られるが、ハルドラスの力を纏った冒険者に撃退され、消息不明になる。

竜騎士AF

  • エスティニアンが纏うこの鎧は、ドラゴンの生き血を使って作られており「蒼の竜騎士」の身に宿る「竜の力」を高めることができるという。
  • 先代の「蒼の竜騎士」たちの戦いの跡地を巡り、彼らが皇都に奉じた証として残すと古の鎧が蘇えるという

人物

竜を狩る理由

  • フレースヴェルグの白亜の宮殿を前にして。
    この壮麗な遺跡群を見てみろ……。
    かつて人と竜がともに生きた時代があったと、
    それを知らなかったのだと、この俺でさえ認めざるをえない。
    だが、悲しいかな、今は人と竜が殺しあう時代だ。
    俺の両親は、ニーズヘッグに殺された。
    時代のせいと諦められはしない。
    俺は無知で戦いの発端を知らない。
    だが、この「千年戦争」に終止符を打たなければ、
    俺のような存在が、増えるだけだということを知っている。
    そして、俺には邪竜を止める力があることもな。
    もし、その力を振るうしかないとわかれば、誰の命令ではなく、
    俺自身の選択としてニーズヘッグを討つぞ。
    

性格

  • 独善的で人に対して厳しい言葉を述べることが多いが、その言葉は的を射ていることが多い。
  • ニーズヘッグ狩り(ドラゴンズエアリー)の前、同行すると言い出したアイメリクに対して
    アイメリク:異邦人である英雄殿が命を懸けるというのに、
    イシュガルド人の私が、座して待つわけにはいかん。私は、イシュガルドを守ると誓った騎士なのだ。
    エスティニアン:アイメリク……竜を狩るのは、竜騎士の役目。お前にはお前の、皇都防衛指揮という大任があろう。
    万が一にも、俺達がニーグヘッグを取り逃がした場合、誰が皇都を守る。……違うのか?アイメリク?
    俺や光の戦士の御仁には、まかり間違っても防衛戦の指揮などできん。
    民を導き、国を護るのが、お前の役目だ。
  • アルフィノに対して
    それでいいのさ。
    アルフィノ、お前は16歳だったか……同じ年頃の俺なんて、
    ただ、がむしゃらに槍を振り回すだけのガキだった。
    それに比べりゃ、お前は十分に立派さ。
     
    おっと、今度ばかりは、あんたも居残りだぜ?
    そこそこ魔法の心得があるようだが、今回ばかりは、はっきりいって実力不足だ。
    
    これでも、俺は奴を買ってるんだ。
    まだまだ青臭いところもあるし、頭でっかちではあるが、
    経験さえ積めば、いい指導者になるだろうよ。
  • 竜詩戦争の始まりを聞いた後にニーズヘッグを討つと決意して
    アルフィノ:なんという狂乱の歴史なのだ……。
    結局、血を血で洗うことでしか解決できないのか……。
    エスティニアン:歴史とはそういうものだ。
    そして、それは人も同じ……。
    俺の手が竜の血に染まろうとも、俺は今やれることをやる。 
    
    イゼル:あぁぁ……何も……できなかった……。
    私のしてきたことは……。
    私は夢を見ていたのか……すべては、氷結の幻想だと……。
    エスティニアン:放っておけ……
    今のそいつに、何を話しても無駄だ。
    貫く意思の槍が折れた奴に、もはや用はない。
  • 冒険者に対して
    さて、行こうぜ、相棒。
    史上二度目の邪竜狩りを成し遂げるんだ。
    ……俺たちになら、それができる!
    
    激戦だったが、よくぞ戦い抜いてくれた。
    さすがは光の戦士……
    ともに戦うことができたことを誇りに思う。

関連人物

アルベリク・ベイル(Alberic Bale)

  • イシュガルド神殿騎士で、先代の「蒼の竜騎士」。
  • エスティニアンの武術の師匠。
  • 竜の眼の力に完全に魅入られることを恐れ、その力を自ら手放した。
    教皇庁直属の「神殿騎士団」の一員だ。
    イシュガルドを導く教皇猊下の手足として、
    ドラゴン族との戦いに勝利するため、奉仕している。
    以前は、神殿騎士ではなく、
    ドラゴン族を狩る「竜騎士団」の一員……
    その筆頭たる「蒼の竜騎士」だったのだがな。
    今では弟子のエスティニアンに、その座を譲り、
    神殿騎士として槍を取っている。

アイメリク

  • 神殿騎士団総長。
  • かつて神殿騎士時代に戦場で知り合って以来の友人。

新生エオルゼア

竜騎士ジョブクエスト進行状況に応じて若干テキストが変化するが、ここではLv50分までコンプリート済であることを前提とする。

蒼天のイシュガルド

聖竜との対話への同行

邪竜狩り

邪竜ニーズヘッグ狩り
  • その後冒険者は、聖竜フレースヴェルグと再度対面し片眼を返すが、やはり竜族と人間との融和はならなかった。

ニーズヘッグの右眼

ニーズヘッグの化身

  • 騎神トールダンを倒しニーズヘッグの右眼を手に入れることで、遂にエスティニアンはニーズヘッグの両眼を手に入れることに成功する。
  • 竜とヒトとの千年戦争に終止符を打つべく、雲海深くに投げ入れることで使命を果たそうとしたエスティニアンであったが、その心の隙をニーズヘッグに襲われ、自らニーズヘッグの化身と化てしまう。
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和平式典乱入

  • 長らく行方を暗ませていたが、イシュガルドと聖竜の眷属との間の和平式典の場に姿を現し、ヴィゾーヴニルを槍で刺し貫く。
  • 式典に居合わせていた人々の前で最終決戦の訪れを宣告し、邪竜の影となって飛び去って行った。

邪竜討滅後

素顔

  • 邪竜討滅後、イシュガルドにおいて療養中に竜騎士の仮面を外しており、初めて素顔が明らかとなった。
    エスティニアン

旅立ち

  • その後、病院を勝手に抜け出し姿を消すが、その際にも病室に竜騎士の兜を残して去っている。
    エスティニアン
  • この時持っているニメーヤリリーの花束は、死者に手向ける鎮魂の花として知られ、追憶の旅の終盤にアジス・ラーで発見することになる。
    ……何かを見つけた。
    近づいて、確認してみよう。
    ニメーヤリリーの花束がある……。
    死者に手向ける、鎮魂の花として知られるものだ。
    どうやら、誰かが供えていったものらしい。
    一陣の冷たい風が吹き抜けた。
    遠い空の彼方に、ダイアモンドダストの輝きが見えた気がした……。
    イゼルに祈りを捧げ、かつての冒険を思い出した。
  • エスティニアンの行動は、「紅蓮秘話」でも語られた。
    エスティニアンは、その答えを導き出すための第一歩として、追悼の旅を続けてきた。
    生まれ故郷、ファーンデールの跡地に赴き、父と母、そして弟アミニャンに祈りを捧げた。
    皇都を望む高台に立ち、親友と相棒の命を救ってくれた騎士にも礼を述べた。
    さらには、罵り合いながらも共に旅し、自分たちの進路を拓くために散っていった女のために魔大陸へと赴き、花を手向けさえした。
    かつての自分であれば、絶対にしなかったであろう旅だ。
    その終着点に選んだ場所で、姿なき詩竜に言葉を投げかける姿を、あろうことか聖竜に見られたのである。
    (紅蓮秘話)

紅蓮のリベレーター

パッチ4.0

  • メインクエストギラバニア山岳地帯編では、「魔槍ニーズヘッグ」を手にして現れ、カストルム・アバニアのカノン砲にの炸薬パイプラインに一撃を加えて砲撃不能に陥らせると消えていった。
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    エスティニアン : ニーズヘッグ……貴様の力を借りるぞ……。
    フン、魔槍ニーズヘッグに貫けぬものなし!
    借りは返したぜ……。
    坊っちゃんよ。
  • エンディング後、エスティニアンはすべてが終わった空中庭園を訪れる。そこに残されたニーズヘッグの両眼を貫くと、別れを告げている。
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    • ※なお漆黒後のインタビューにおいて、この時にニーズヘッグの眼に捕らわれていたアシエン・ラハブレアの魂も同時に失われたとしている。
      Toward the end of Shadowbringers, players defeat Hades without imprisoning him in the White Auracite. But Lahabrea was 
      defeated in a similar way, and eventually returned. Is Hades is done for good?
      
      NI: With Lahabrea, he wasn’t literally put into the White Auracite. But he was absorbed into the dragon’s eye, and Estinien 
      pierced it. Although he wasn’t imprisoned in the White Auracite, you can technically say he’s in the same situation.
      Shoebills and shortening stories in Final Fantasy XIV: Shadowbringers | PCGamesN

パッチ4.56

  • ギムリトダークにおいて、冒険者はゼノスとの五度目の戦いで苦戦し、その上、「呼び声の主」の声が聞こえて座り込んでしまう。とどめをさされる寸前の冒険者を救ったのは、またしてもエスティニアンだった。
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  • この場面ではセリフもなく、冒険者をアイメリクへと送り届けるとすぐに消えたという。
    アイメリク : ここで、その救い手を紹介したいところだが……
    君を送り届けるや、すぐさまいずこかへ去ってしまった。
    実にエスティニアンらしいと思うだろう?

パッチ5.5

  • 暁の血盟」からは独立した動きを取っていたが、パッチ5.4の終盤でエスティニアンの力を借りたいという話が出るとタタルとクルルで探すという話になる。
    アイメリク : 帝国との戦いも最終局面を迎えようとしている今、
    エスティニアンの力も借りたいところだが……
    相変わらず根無し草で、なかなか捕まらない。
    クルル : とにかく今は、調査結果を待ちつつ備えを強化しましょう。
    ファダニエルが七大天竜に連なる存在を従えているなら、
    その筋の専門家を迎えなくっちゃ。
    タタル : エスティニアンさんでっすね!
    アルフィノ : なんだって……!?
    エスティニアン殿の協力が得られればもちろん心強いが、
    彼に連絡をつけることはできるのかい?
    タタル : それなら、この私とクルルさんにお任せくだっさい!
    どこに隠れていようとも、必ずや見つけ出してみせまっす!
  • さらにパッチ5.5では、ドラゴン族ティアマット」の枷を外すために一緒に行動している。
    タタルの声 : こちら、タタルでっす!
    聞いてください、エスティニアンさんが見つかりまっした!
    タタルの声 : でっすが、「ルナバハムート」のことをお伝えしたところ、
    こちらの制止も聞かず、立ち去ってしまったのでっす……。
  • この再会時には、アリゼーを兄のアルフィノと見間違えてしまい、彼女を激怒させる一幕があった。
    エスティニアン : まあいいさ。
    こうして懐かしい顔も見られたんだ。
    アリゼー : は? 懐かしいって……。
    エスティニアン : 一瞬、別人かと思ったぜ。
    随分とたくましい顔つきになったな、アルフィノ。
    エスティニアン : なあ、相棒。
    アルフィノはどうして黙っているんだ?
    
    
    アリゼー : 私は!
    
    アリゼー : アルフィノじゃ!!
    
    アリゼー : なぁぁいっ!!!
    
    アリゼー : 頭をなでるような仲なら、
    私とアイツの違いくらい見抜きなさいよ!
    だいたい乙女に「たくましい顔」とか、失礼にも程がない!?
    アリゼー : それに何よ、藪から棒に「相棒」って!
    私だって……私だって強いけど!?

暁月のフィナーレ

  • ※髪型の変化は、従来の髪型のままだと鎧を貫通してしまうためクエストデザイナー髙柳早紀氏の発案でポニテにすることにしたという。




裏話

  • 第24回FFXIVコミュニティ放送で明らかにされた内容。
  • 元は旧FF14から竜騎士ジョブクエストで登場していた。「蒼天のイシュガルド」でドラゴンと人の戦争を描くとなったら、エスティニアンを出さない訳にはいかないだろうということで登場した。
  • 織田氏はエスティニアンの設定には関わったが、キャラ作りは当時の竜騎士クエストの担当者によるものだという。
  • なので、それを踏まえて
    • 主人公とは、師匠であり敵でもある。言動もミステリアスな存在
    • ニーズッヘッグに強い恨みを持ち復讐心が強いが、一方でニーズッヘッグのちからを利用するという複雑な関係性
  • とし、さらにこのままだと難しいため要素を再整理して
    • ドラゴン族との戦いにおいては光の戦士に対する「もうひとりの主人公」。匹敵するかそれ以上の存在。主人公の代弁者。
    • すでにアイメリクがいたので、それに対する存在としてクチの悪いアウトローにした。クチが悪いほうが代弁させるのも便利(本音を言いやすい)
    • アルフィノに対するツッコミ役、兄貴分
    • イシュガルド上の情報を話す役割を与えた所、イゼルとの関係性も面白くなった。イゼルに対する敵対者、反発する相手。
  • 蒼天のイシュガルド」のテーマの一つに、昔ながらのシングルプレイRPGのような「仲間との旅」があった。そこで個性の違う4人パーティを想定しており、主人公とセットのアルフィノ(自ら音頭を取ったクリスタルブレイブがあの状態となりへこんだ状態)、イゼルは敵、ミステリアスな竜騎士。これら尖った存在をあわせるというのは織田氏的には不安だった。しかしそれが良かったのか、エスティニアンのクチの悪さや不器用さが生きてきて相互のキャラを補完できるようになった。織田氏的にも嬉しい誤算だったという。
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関連項目

アイメリク】【蒼の竜騎士

蒼天秘話】【朔月秘話



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