海雄旅団(かいゆうりょだん / The Company of Heroes)
- かつて存在した傭兵団の名称
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概要
- エオルゼア各地の手練れが集う傭兵団。
「海雄旅団」というのは、エオルゼア各地の手練れが集う傭兵団です。 その実力は、数多くの蛮神を討ち取るほど。名前ぐらい覚えておいて損はありませんよ。
- 財宝探しや蛮神討伐で大いに名を挙げたという
- 黒渦団が設立される数年前に蛮神タイタンが召喚されたことがあり、第六星暦1566年にはメルウィブ提督の依頼を受けた「海雄旅団」が討伐を成功させたと伝えられる。さらに同年バラクーダ騎士団との共同作戦により、蛮神リヴァイアサンをも討伐している。
団長:ロレンス・ブルーフィスシン(Lorens Bloefhisyn)
初登場
- 2021年9月に公開された「黎明秘話 第2話」において、この「海雄旅団」を指すのではないかと思われる逸話と、恐らく団長ではないかと思われる「ロレンス(Lorens)」なる人物が登場した。
暁月のフィナーレ:ロールクエスト
- 暁月のフィナーレ:ロールクエスト(近接物理ロール)で登場している。ブラッドショアの三叉路で、「三つ指笛」を吹くことで姿を表すのだという。
???? : やれやれ…… もう二度と、表舞台に上がるつもりはなかったんだがな。 ロレンス : 俺は元海雄旅団の……狙撃手ロレンスだ。 アンタは「エオルゼアの英雄」さんだろ? 知ってるぜ、ずっと「視て」たからな。
- エーテルが視えると語っている。
海雄のロレンス : 俺は人よりも少しばかり眼が良くてね…… 視えたぜ……お前を阻むための「エーテルの綻び」がな!
- 上記、黎明秘話の内容を語っている。
ロレンス : 昔、シルバーサンド一家って海賊団があってな。 俺とメルウィブは、そこの団員だったんだ。 首領のブルーフィスは、ほかでもないメルウィブの親父さんさ。 ロレンス : ブルーフィスのおやっさんは、本当に真面目な人でな。 海の厳しさを教えるためならば、自分の娘だろうが容赦はなかった。
ロレンス : 第六星暦1562年のことだ。 当時のリムサ・ロミンサでは、 商船がサハギン族に襲われる事件が多発していた。 ロレンス : 当時、おやっさんは娘のメルウィブを、 跡継ぎとして育てようと、首領の座を譲っていたんだが…… まだまだ発言権は大きくてな。 ロレンス : 仁義に厚いおやっさんは、海都の船を守れと俺たちに言った。 メルウィブを筆頭に、一家の誰もがその声に賛同し、 俺たちは連日、海に出たのさ。 ロレンス : だがある時、いつものようにサハギン族を撃退しようとした時、 追い詰められた連中が、リヴァイアサンを召喚したんだ。 ロレンス : 俺たちは初めて見る蛮神を相手に、 苦戦を強いられ、船まで沈められてな……。 おやっさんが援軍を率いてこなければ、やられていただろう。 ロレンス : どうにか俺たちは生き延びた……。 だが、この戦いでシルバーサンド一家は致命傷を負っちまった。 ブルーフィスのおやっさんが、テンパードにされちまったのさ。 ロレンス : 当時はテンパードって概念すらなかったからな、困惑したもんさ。 突然、おやっさんの態度が豹変して、言動もおかしくなって…… ある日、部下の半数を連れて、こつ然と姿を消した。 ロレンス : 蒼茫洋に「海蛇の舌」を名乗る海賊団が現れ、 リムサ・ロミンサの船を襲い始めたのは数日後のこと。 そう、おやっさんたちは、サハギン側に寝返ったんだ。 ロレンス : 身内から逆賊を出しちまったら、落とし前を付けなきゃならない。 メルウィブと俺は、少数の味方を連れて、 おやっさんの隠れ家へ向かった……。
- 重度の方向音痴で、ランドゥネルに決闘を申し込まれた時には2日遅れで到着したのだという。
シャマニ・ローマニ : 大方、いつもみたいに道に迷っていたんでしょう。 団長は、重度の方向音痴ですからね。 シャマニ・ローマニ : ランドゥネルに決闘を申し込まれた時も、 本当は約束の場所へと向かってはいたんですよ。 迷いに迷った挙げ句、2日遅れで到着しただけで……。 ロレンス : あ、おい! それは黙ってる約束だろうが! 団長の命令を無視するのか! ランドゥネル : そうだったのか、団長……。 俺ァてっきり、決闘をすっぽかされたのかと……。
- 再会を予感させるセリフを残して去っている。
ロレンス : ともすれば、アンタとまたどこかで再会する時が来るかもしれない。 だがその時、俺とアンタは初対面……ってことにしてくれ。 俺の正体は、霧髭の隠し財宝並の謎にしておきたいんでね。 ロレンス : じゃ、俺はもう行くぜ。 あばよ、ふたりとも。
五傑衆
- メンバーの中でも団長が選出した5人の団員は「五傑衆」と呼ばれ、この「五傑衆」の承認なく、蛮神に挑むことは認められなかった。これは仲間の命を無駄にしないための鉄のシキタリであったという。
ヴェイスケート・リスヴルドシン(Wheiskaet Rysswoerdsyn)
- 元副団長のルガディン族男性で、年齢は46歳
- 旅団解散後は、残った部下を率いて富豪ゲゲルジュ氏と契約、警護役を務める。
- 強き「力」を量る役目
- ゲゲルジュからの依頼であるとして、冒険者に「エオルゼア三大珍味」を集めてくるよう依頼する。
- 世界設定本 1巻 210ページ
ランドゥネル・ポマスキエ(Landenel Peaumasquier)
- エレゼン・フォレスター族の男性、年齢は35歳
- 海雄旅団メンバーで、五傑衆に数えられた人物。
- 鬼哭隊六番槍隊長でキャンプ・トランキル勤務。
- 勇ましき「度量」を量る役目
海雄旅団が解散したあと、地元のグリダニアに戻ってよォ。 鬼哭隊としてビシバシ活躍してるっつーわけ…… あー、ゴホン。 ……私が海雄旅団員だったことは、仲間には秘密ですよ? 真面目で礼儀正しい鬼哭隊の面々に合わせるべく、 私はもとの性格を隠しているのですから。
- 世界設定本 1巻 210ページ
ウ・オド・ヌン(U'odh Nunh)
- ミコッテ・サンシーカー族の男性で、年齢は43歳
- 海雄旅団メンバーで、五傑衆に数えられた人物。
- サゴリー砂漠を根拠地とするウ族の出身で、旅団解散後に故郷へ戻った。
- 先代族長に決闘を挑み勝利した彼は、族長「ヌン」の座とハーレムを勝ち取り今は「忘れられたオアシス」の族長となっている。
- 巧みな「技」を量る役目
ウ族ってのはな、徹底的な実力至上主義。 俺が海雄旅団に入ったのだって、技を磨くためだ。
- 世界設定本 1巻 210ページ
ブレイフロクス(Brayflox)
- ゴブリン族
- 元、海雄旅団の一員。
- 輜重(しちょう)担当として五傑衆に数えられた。
ヴェイスケート : 「特別な晩餐」に使う最後の「珍味」の在り処は、 元輜重(しちょう)担当のゴブリン族、 「ブレイフロクス」から聞くといいのだが……。
- 臨機応変な「機転」を量る役目
- 世界設定本 1巻 210ページ
シャマニ・ローマニ(Shamani Lohmani)
- ララフェル・プレーンフォーク族の男性で、年齢は36歳
- 海雄旅団メンバーで、五傑衆に数えられた人物。
- タイタンとの戦いで光を失う。
- 一時期は絶望のドン底にあったが、「バッカスの酒」との出会いが彼の人生を変えた。
- 目が見えなくとも味わえる豊かさがあると知り、ワイン醸造家を目指している。
- 不屈の「心」を量る役目
- 世界設定本 1巻 210ページ
その他の海雄旅団メンバー
ペ・エバロー(P'ebaloh)
リオル・フォレスト(Riol Forrest)
- ゼルマ渓谷にある蛮風エーテライトの位置を冒険者に教える。
- のちクリスタルブレイブに参加している。
- 【NPC・組織/リオル】の項を参照のこと
フィリルスン(Fyrilsunn)
- 旅団の一員だった当時の戦友の形見「獅子印のメダル」を大事に持っている。友は蛮神討伐で散っていったという
キュリアス・ゴージ(Curious Gorge)
- 戦士クエストで関係してくる重要NPCキュリアス・ゴージも、かつての団員の一人。
- 数西紀前の戦乱時代に獣の如き戦いぶりで蛮勇を誇り、各軍勢から大いにもてはやされた「戦士」の技は、エオルゼアから失われたと言われていたと思われていたが、彼の故郷である北アバラシアの山奥では継承され続けていたという。
- そして戦士をもう一度復興すべく第七霊災前にエオルゼアに訪れ、簡単には入団できない傭兵団「海雄旅団」にも入団し活躍することになる。
ジャジャサム少闘士(Jajasamu)
- 召喚士ジョブクエストで登場するジャジャサム少闘士は、むかし海雄旅団に所属していたのだという。(ジョブ「召喚士」Lv80クエスト)
ジャジャサム少闘士 : むかし海雄旅団にいて、イフリート以外の蛮神とも、戦ったことがあるんだ。 最後の相手は、このタイタン・エギだ!
- 岩神タイタン討伐にも参加したという。(紅蓮秘話 第7話「罪人の戦」)
「そうは言っても私たちより、ジャジャサム少闘士の方が経験は上ですけれどね。 彼は、かの海雄旅団の出身で、岩神タイタンの討伐にも参加していますから」
- ※なおこの「紅蓮秘話」及び「ジョブ「召喚士」Lv71~80クエスト」では、「紅蓮のリベレーター」後のアレンヴァルドおよびフォルドラの姿も描かれる。
- ※このジャジャサムと同一人物と思われるのが、旧FF14のリーヴで登場した「銅刃団ヴァイオレット中隊ジャジャサム隊長」ではないかと思われる。
合図
- 口笛で三ツ笛を吹く
獅子印のメダル
- 海雄旅団の証