Men are wont to suffer
And forget wherein they've sinned
Ne'er hearkening back on tragedies past
Lest the Twelve might humble them
Thralls are they to sadness
As were their bygone kin
With bonds of woe athwart their breasts
And that which dwells within
Yet loved they are withal
No thoughts to wrath portend
For men are treasured by the Twelve
Whose mercy knows no end
- Unknown
Table of Contents |
十二神(じゅうにしん / the Twelve)
- エオルゼア十二神が登場する創世神話については、時代や地域、民族によって、語られる内容に差異がある。
- ここでは、偉大な神学者にして占星術師であるリューフォン(Lewphon of Sharlayan)がまとめたもっともポピュラーな神話を紹介する。
創世神話
はじめに光も闇もなく、この世にはただ渦があった。
最初にアルジクが渦より現れ、時が刻み始めた。またアルジクが重力を創ったことで、この世に地の理がもたらされた。
さらに続いて渦より現れたニメーヤは、この世に水の理をもたらし、地に水が満たされた。
アルジクはニメーヤを妹として育てたが、やがて愛し合うようになり、ふたりの娘を儲けた。
長女アーゼマは太陽とともに生まれ、次女メネフィナは月とともに生まれた。こうして、朝と夜ができた。
多くの朝と夜が繰り返され、渦より再び神が現れた。
サリャクと名乗った男神は、賢き知恵を持って生まれ、ニメーヤが満たした水を、アルジクが創った地に流して川を創った。
やがて、思慮深いサリャクに惹かれたアーゼマは、ふたりの娘を儲けた。
長女リムレーンは、祖母ニメーヤが満たした水を用いて生命に溢れる海を創った。
一方、次女ノフィカは、祖父アルジクが創った地を生命で満たした。
こうして海と大地に生命が満ちあふれた頃、再び新たな神が現れた。
オシュオンと名乗る男神は、世を回り、やがて美しい山を築いた。
すると山から海へと風が吹き下ろされ、地や海に留まっていた生命が空を舞うようになった。
風が世を巡りはじめたことに気付いたリムレーンは、山を創ったオシュオンを愛し、やがて恋仲になった。
しかし、移り気なオシュオンは放浪を好み、ひとところに留まることを知らなかったため、子を儲けることはなかった。
この頃、神々は気ままに世の形を変え続けていた。
オシュオンの山が方々にそびえ、サリャクの川は網の目のように流れ、リムレーンの海は広がり続け、混乱が生まれてしまった。
そこでニメーヤは、天を流れる彗星に呼びかけて、神として降り立つように求めた。
こうして現れたラールガーは、破壊の力によって乱れたった山と川と海を減らし、夜に調和をもたらした。
そして、落ち着きを取り戻した世に、無数の朝と夜が巡った頃、再び二柱の新たな神が渦より現れた。
兄ビエルゴと妹ハルオーネは、いずれも野心を秘めていたため、
混沌の再来をあんじたニメーヤは、ラールガーに養父になるよう命じた。
こうしてラールガーの下で育てられたビエルゴは、サリャクに師事することで野心を想像力に変え、次々と匠の技を編みだすことになる。
一方、ハルオーネは、オシュオンと友情を求めて冒険のたびに出たため、野心を闘争心に変え、次々と戦の技を編み出した。
だが、ハルオーネが旅先で力強い生物に戦いを挑んでは、編み出したばかりの技で打倒したことで、ノフィカの怒りを買ってしまう。
多くの生命を奪われたノフィカは激しく憤り罵ったが、ハルオーネが意に介することはなかった。
深まるばかりの対立を危ぶんだオシュオンは、地の底で沸き立つマグマに呼びかけ、神として立つように求めた。
こうして現れたナルザルは、殺された生物の魂に安息を与えるので、ノフィカに怒りを鎮めてほしいと取引を持ちかけた。
ノフィカがこれを受け入れたことで、ハルオーネとの戦いは回避された。
オシュオンは、ナルザルに大いに感謝し、義兄弟の契りを交わしたのだった。
かくしてエオルゼア十二神は並び立ち、この世をあるべき姿に創造した。
そして形作られた世界に生命があふれるのを見て、神々が暮らすための場所として、
七つの天界を創り、自らは天に昇ったという。
だが、その一方で、七つの地獄もまた天界と同時に生じたと伝えられている。
「世界設定本」より
- エオルゼア十二神はエオルゼア世界の神々。
- エオルゼアの各都市国家は、十二神の一柱をそれぞれ守護神ととしている。神殿を築き、守護神として祀ることで都市国家の一員たり得るとされる。
- 元々神話体系はひとつであったが、現在は都市国家により神話の解釈に埋めがたい差異が生じているという。
- 古代アラグ文明の遺跡から十二神の神印を刻んだ遺物が出土していることから、少なくとも第三星暦の古代アラグ文明でも十二神信仰があったとものと推測されている。
アライアンスレイド「ミソロジー・オブ・エオルゼア」
- パッチ6.Xシリーズにおいて、新たなアライアンスレイド「ミソロジー・オブ・エオルゼア」が実装され、そこではこのエオルゼア十二神にまつわるストーリーが展開することが明らかにされた。
- 詳細は「ミソロジー・オブ・エオルゼア」の項を参照のこと ※「暁月のフィナーレ」及び「ミソロジー・オブ・エオルゼア」のネタバレ厳重注意。
十二神一覧
月 | 名前 | マーク | 性 | 属性 | 分野 象徴 | 関連 |
---|---|---|---|---|---|---|
1月 星一月 | Halone the Fury ハルオーネ | 女神 | 氷 | 氷河と戦争 戦士・数槍 | イシュガルド | |
2月 霊一月 | Menphina the Lover メネフィナ | 女神 | 氷 | 双月と慈愛 小間使い・月輪 | ミコッテムーンキーパー族 | |
3月 星二月 | Thaliak the Scholar サリャク | 男神 | 水 | 河川と知識 学者・巻物 | シャーレアン | |
4月 霊二月 | Nymeia the Spinner ニメーヤ | 女神 | 水 | 惑星と運命 機織・紡車 | 裁縫師 | |
5月 星三月 | Llymlaen the Navigator リムレーン | 女神 | 風 | 海洋と航海 漁師・波浪 | リムサ・ロミンサ | |
6月 霊三月 | Oschon the Wanderer オシュオン | 男神 | 風 | 山岳と放浪 猟人・山杖 | 採掘師・古代都市ニーム | |
7月 星四月 | Byregot the Builder ビエルゴ | 男神 | 雷 | 建築と工芸 鍛冶・手指 | ||
8月 霊四月 | Rhalgr the Destroyer ラールガー | 男神 | 雷 | 彗星と破壊 魔法使い・流星 | アラミゴ | |
9月 星五月 | Azeyma the Warden アーゼマ | 女神 | 火 | 太陽と審理 貴婦人・日輪 | ミコッテサンシーカー族 | |
10月 霊五月 | Nald'thal the Traders ナルザル | 男神 | 火 | 地底と商売 商人・貝貨 | ウルダハ | |
11月 星六月 | Nophica the Matron ノフィカ | 女神 | 土 | 大地と豊穣 農民・新緑 | グリダニア | |
12月 霊六月 | Althyk the Keeper アルジク | 男神 | 土 | 重力と時間 帝王・砂時計 | 吟遊詩人 |
- ※Llymlaenは、2009年8月公開資料では「ルムレーン」と記述されていたが、その後公式サイト内でも「リムレーン」の表記に修正されている。
- ※プレイヤーキャラクター作成時には、誕生日及び守護神を自由に選択できるため、上表とズレていても何もおかしくはない。
守護神の影響
- プレイヤーキャラクター作成時にこの十二神の中から守護神を選択するが、影響は微々たるものとされている。
Q:選択した守護神が与える影響について、旧FFXIVでの種族差のように微々たるものと考えていいのでしょうか?
A:はい。微々たるものです。
十二跡調査会
十二神秘石
属性との対応表
【火】 ・星五月アーゼマ ・霊五月ナルザル ・ウルダハ ・(商売の神) ・サンシーカー | ||
【雷】 ・星四月ビエルゴ ・霊四月ラールガー ・アラミゴ ・- | 【土】 ・星六月ノフィカ ・霊六月アルジク ・グリダニア ・(豊穣の神) | |
【氷】 ・星一月ハルオーネ ・霊一月メネフィナ ・イシュガルド ・- ・ムーンキーパー | 【水】 ・星二月サリャク ・霊二月ニメーヤ ・シャーレアン ・裁縫師 | |
【風】 ・星三月リムレーン ・霊三月オシュオン ・リムサ・ロミンサ ・採掘師 |
東方地域での信仰
- 蛮神ツクヨミとの戦いの後、アリゼーが次のように語っている。
アリゼー : ええ、そうなの。 東方には八百万の神が物に宿るという、 エオルゼアとはまったく別の信仰があるのよ。
- 「四聖獣奇譚」も参照のこと
関連項目
【七天七獄伝承】