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株式会社スクウェア・エニックス
- FF XIVのサービス事業者。
- FF11のサービス事業者。
- スクウェアとエニックスが2003年4月に合併したことで誕生した。
- なお、2008年10月1日に株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスに商号変更、さらに会社分割により(新)株式会社スクウェア・エニックスを設立し持ち株会社体制へと移行した。
呼称など
- スクエニ、SQEXと略される。
- 掲示板などでは、■、または■eで略されることが多い。スクウェア=四角=■
本社移転経緯
- 主にスクウェアの本社ビル移転の経緯。※登記上の本店ではなく、実質的な本社の場所
- 宮本雅史社長時代
- 昭和61年(1986年)9月東京都中央区銀座三丁目11番13号に設立
- 昭和62年(1987年)9月東京都台東区台東三丁目12番1号に移転
- 平成2年(1990年)2月東京都港区赤坂七丁目6番38号に移転
- 水野哲夫社長時代
- 平成4年(1992年)3月東京都渋谷区恵比寿一丁目13番6号
- 平成7年(1995年)7月東京都目黒区下目黒一丁目8番1号(アルコタワー)に移転
- 武市智行社長時代
- 平成9年(1997年)5月ホノルルスタジオを設置
- 鈴木尚社長時代
- 平成12年(2000年)8月東京証券取引所一部上場
- 和田洋一社長時代
- 平成15年(2003年)7月東京都渋谷区代々木3-22-7(新宿文化クイントビル)に移転
- 平成24年(2012年)9月東京都新宿区新宿六丁目27番30号(新宿イーストサイドスクエア)に移転
スクウェア・エニックスHP
社名「スクウェア」の由来について
- Wikipedeiaでは、次のように記載する。※2018年11月閲覧
ゴルフのアドレスやグリップで使われる「スクウェア」が由来である。
スクウェア(square)には「正方形」「広場」「頑固な」「きちんとした」などの意味があり、ゴルフでは飛球線に対して90度に正対している状態を指す。問題に対して逃げ腰ではなく、直視していく企業体を目指す意味で名付けられた。また、ゲームソフトのクリエーター達が集まる広場「スクウェア」を意味している。会社生誕の地である四国(四角形から)への謝意も込められている。
先端機器が整備された製作環境の中で、クリエーター達が豊かな感性と創造力を発揮し、世界に通用するエンタテインメントを提供する国際的企業となる思いが込められている。
- しかし坂口博信氏は、これを「そんなことオーナーから聞いたことがない! ウソだよ、全然違うよ。「僕が好きなのはスクウェアグリップや~」って言ってたもん!」と否定している。
- 坂口氏がオーナーである宮本雅史氏に「なんでスクウェアって付けたんですか」と聞いた所、「ああ、俺なあスクウェアグリップやねん。自分の好きなグリップだから”スクウェア”」みたいな返事をしたという。
「ファイナルファンタジー」の名称及び略称について
- 俗に「ファイファン」という略称が広まっているが、これは誤りであると、坂口博信氏自身が明確に否定している。
- 坂口氏の説明によると、次のような経緯で決まったとする。
- ファミコンでデータ保存ができなかったためRPG開発は見送っていた
- ドラゴンクエスト(ドラクエ)が「ふっかつのじゅもん」でその壁を乗り越えRPGを開発・販売した
- これの対抗策を議論して、まずカタカナ四文字となるアルファベットの略称「FF(エフエフ)」を決めた
- なお後ろ部分の「ファンタジー」についてはかなり早い段階で決まっていた
- FFになる名称を考え、当初は「ファイティング・ファンタジー」が有力だった
- しかし海外ですでに商標登録されていたためこれを断念
- その後「ファイナルファンタジー」でいいんじゃないということで決まった
- 当時「ドラクエ」への対抗意識がとても強く、差別化したいために、「ドラクエ」と同じことは一切やらないというのがコンセプトだったという。そのため、略称も頭文字を採ったものではなくアルファベットにしようとしたという。
じゃあアルファベットで何がいいかとなったとき「DD(ディーディー)」とかだと読みづらいじゃないですか。それで、「FF(エフエフ)」がいいんじゃないかと。「FF」ってF1ぽくて何かちょっとかっこいいねって。
で、「FF」になるワード探しから始まったんです。片一方は「ファンタジー」でいいねとなったんですけど、これも最初はいろいろありましてね。というのも当時のアメリカではアダルト系ゲームに「ファンタジー」とついていることが多かったんですよ。「何とかファンタシィ」みたいなね。
「坂口バカなんじゃないの?」「センスない」って言われましたから。まあでも最終的には「いいよもう”ファンタジー”で!」となったんですけどね(笑)。で、もう片一方は最初「ファイティング」だったんです。でも、海外に「ファイティングファンタジー」っていうボードゲームがすでにあって、商標を取られちゃっていたんですよ。それで、「どうする?」、「”ファイナル”でいいんじゃない?」と。そういう経緯です。単に「FF」になるようにしたかっただけです。
FF生みの親、坂口氏(中)「ファイナル」ファンタジーではなかった!?「FF」と「スクウェア」の物語 | 【es】エンタメステーション
- また「エフエフ」という略称にこだわった逸話として河津秋敏氏は、親戚の子供が「ファイファン」と呼んでいたのに対して、「FF(エフエフ)と呼びなさい」と叱ったこともあると明かしている。
- なお「当時のスクウェアの業績が芳しくなかったために最後の作品になりそうであったためファイナルと名付けた」という俗説についても、「確かに当時は背水の陣だったけれど、Fで始まる単語ならなんでもよかった」と、これを否定している。
- この「ファイティングファンタジー」が有力だったという説明は、坂口氏曰く何度もいってきたが全然広まらなかったとも述べている。それほど背水の陣説が多くの人にしっくり来ていたということでもある。
- ねとらぼ:「FF」か「ファイファン」か 終わりなき論争に幕!? - ITmedia NEWS
- 『FF』はどのように世界に広がっていったのか? 坂口博信氏と浜村弘一ファミ通グループ代表が“国際日本ゲーム研究カンファレンス”にて語る - ファミ通.com