トールダン7世が倒れた後は、アイメリクが教皇代行を務める。
レイ : ついに、教皇庁の欺瞞があばかれたな……。
人をなんだと思ってるんだッ……!?
嘘に荷担してやがった聖職者の連中も許せねえ……!
だから、俺が聖職者になることで、
内側から叩き直してやろうじゃねえか……。
テオモサン : やあ、ごきげんいかがですか?
あなたが暴いた真実により、信仰の根底が揺らぎ、
多くの人たちが動揺しています……。
混乱する人々を助けてあげたいのですが、僕は力不足で……。
もっと勉強しなくてはなりません……!
ジャンシェト : 作られた歴史が崩れ去り、人々が怒りに燃えていますわ。
先人の罪とはいえ、聖職者を目指した以上、
私たちが、罪を償い、人々を安寧に導くべきですのに……!
そのために、私に何かできることはないのかと、
必死で考えていますが、答えが見つかりませんの……。
無知である自分が憎いですわ……。
アルションバダン : 教皇庁が、真実の歴史を覆い隠していたのだと、
怒りにまかせて叫ぶ民草の、なんと愚かなことか!
その創られた歴史があればこそ、千年戦争を戦い抜き、
栄えある皇都「イシュガルド」を守ってこれたというのに。
ハッ、愚鈍ほど許しがたい罪はないな……!
ブリュヴァニョン副学長 : 聖職者や神学生にも、多くの犠牲が出ており、
早急に対処する必要があるのですが……
この方針をめぐり、学内が分裂してしまっています。
ブリュヴァニョン副学長 : 本来、聖職者は人々に心の安寧をあたえ、導く存在。
不安に打ちひしがれている人々を救うのが、我々の使命……。
学院長とともに、打開策を検討中です。
ブリュヴァニョン副学長 : どうぞ、ご注意を……。
イシュガルド正教の欺瞞が暴かれ、人々の怒りの矛先が、
この「聖アンダリム神学院」にも向けられていますから……。
ブリュヴァニョン副学長 : 現在、歴史の真実を知って混乱する民衆たちに、
神学院の関係者が襲われて、多数の犠牲者も出ています。
事態に対処するため、皇都を離れた甥を呼び戻さなければ……。