奇才のアモン(Amon)
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概要
魔科学の天才
- 第三星暦末期に生まれたアモンは、長じて魔科学の天才となった。
- 彼は、退廃したアラグ帝国に新風を巻き込むべく、初代皇帝ザンデの復活計画を立案、指揮した。
- 自らを不死実験の実験台にしており、肉体を巨大化させている。
初代皇帝ザンデの復活
アモンの野望
- アモンは、祖国に活力を与えるためには強力な指導者が必要不可欠であると考え、初代皇帝ザンデの復活計画に挑んだ。
- 「復活」とは比喩表現ではなく、まさに死人の肉体を復活させることであった。さらに永遠に祖国を反映させるため、同時に「不死化」という壮大な目的も含まれていた。
- アモンは、魔科学が生み出したキメラ合成技術を応用しつつ、新たにクローン技術を開発し、自身の政敵や反乱に与した罪人を実験体として利用することで技術を蓄積し、アラグの皇族や忠臣たち、果ては自分自身さえも実験の材料として用い、遂に不老化技術を完成させたのだった。
これら実験体と思しきものが、コンテンツ「クリスタルタワー」に登場する。
- 「古代の民の迷宮」では、ラスボス「勇将ティターン」がいるが、かれは帝国末期に皇帝に対して反旗を翻した革命の英雄で、帝国軍から「悪鬼」と呼ばれるほどの豪傑であったという。しかし仲間の裏切りによって捕虜となり、アモンの手による人体実験に供されてしまう。復活実験の素材として、極刑に処された後に蘇らされたという。
- 一方「シルクスの塔」の至天の階段に登場する1ボス「妖艶のスキュラ」はアラグ帝国の魔道師団の団長を務めていた偉大な女魔導士の成れの果てだという。アモンとは犬猿の仲だったが、奸計により不老不死化の実験材料とされてしまった。その際アモンは、生前に女魔導士が嫌っていた犬を融合させたという。
- また守護者の闘技場に登場する2ボス「不壊のガーディアン」はアラグ皇帝の皇室に仕えた近衛師団の将軍で、永遠にザンデを守り続けるために自らの命を不老不死化実験に捧げた。その結果、不死化には成功したものの精神は崩壊してしまったという。
- なおアモン自身は「シルクスの塔」の帝立歌劇場に、3ボス「異才のアモン」として登場している。
復活したザンデ
- 霊廟から始皇帝の遺骸を掘り起こしたアモンは、クリスタルタワーによってもたらされる膨大なエネルギーを投じることによりザンデを復活させたのである。
- この後アラグ帝国は、南方メラシディア大陸への遠征を行い、彼の地を征服している。
- その後もザンデの野望は終わることなかったが、戦いが終わると残るのは虚無だけであった。一度死んでいた彼は、人の命の限界を誰よりも知っており、この後急速に闇にのめり込んでいき、「世界のすべてを無に帰す」というという思想に取り憑かれていった。
- 南方で捕獲したバハムートを天に昇らせて月の衛星とする壮大な計画に着手。龍神が持つフレアを操る能力を利用することによって太陽の力を集積させ、これまで以上のエネルギーを得ようとした。すべては、かつてない規模の「ヴォイドゲート」を開き、「暗闇の雲」をハイデリンに招き世界を原初の無に帰すために。
反乱の再燃と衛星「バハムート」の起動
- 虚無に魅入られた皇帝を倒すために一度は下火になっていた反乱が帝都の足下で燃え上がり始め、さらに英雄たちに率いられた反乱軍がザンデの居城となっていたクリスタルタワーに攻め上った時、ついに衛星「バハムート」が起動、膨大な力が地上に降り注いだのであった。しかしクリスタルタワーを支える地殻はこれに耐えることができず、遂に地殻が崩壊しかつてない規模の大地震が発生する。
- こうして土の厄災「第四霊災」が発生したのである。
- 沈みゆくクリスタルタワーの中で、ザンデの腹心となっていたアモンは時魔法を発動することによって塔全体を時間凍結させることで長き眠りについたのであった。
コンテンツ中のアモン
- 「新生エオルゼア」で、初の24人アライアンスレイドとして実装された「クリスタルタワー」シリーズにおいて、「シルクスの塔」の帝立歌劇場に3ボス「異才のアモン」として登場している。
世界設定本での記述は「奇才のアモン」、コンテンツ中では「異才のアモン」で、人物としてのWiki項目名は世界設定本によった。なおこのページの扉絵は公式で公開されたCGアートで青っぽい外見のアラグ風デザインになっているが、コンテンツ中では赤っぽいコスチュームをまとっている。世界設定本でも赤いコスチュームのアートが掲載されている。
- 「終幕の熱狂」
異才のアモンは「終幕の熱狂」の構え。 異才のアモン : もう余興は十分でショウ…… そろそろ、幕引きとさせていただきますヨ!
- 「クリスタルタワー」は実装から相当の月日が経過したことから、幾度かの緩和に加えて冒険者側のIL上昇により今や短時間周回コンテンツの候補に挙がるようにすらなっている。※アモンを除き全滅要素がほぼない、ばかりか相当柔らかい部類になっている。
- しかしアモンのこの「終幕の熱狂」については、逆にILが上昇しすぎたことにより避けるための「氷」が1つもない状態で発動することが多くなっており、現在でも要注意ボスの1つとなって冒険者の前に立ちはだかっている。今や、プレイヤー(カエル)が氷を破壊してしまうことが逆にギミック化している。なお避ける氷がないと普通にタンクでも即死するため全滅も珍しくない。
暁月のフィナーレ
- 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
- パッチ6.0まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。
第三星暦末期のアモン
- ゾットの塔でアシエン・ファダニエルに対する過去視の中で、第三星暦末期に当時アモンだった人物の映像が流れる。
ファダニエル : 私は、アシエン・ファダニエル。 以前も申し上げたとおり、転生組のアシエンです。 ファダニエル : かつて終末の災厄が起きたときに、 ファダニエルの座についていた男…… その魂を継いでいます、理論上はね。 ファダニエル : けど、そんなの知ったことじゃない! 私は私として生まれて、時を過ごしていました。 ファダニエル : 紆余曲折あってアシエンに加わることになり、 「昔の」ファダニエルの知識ももらったのですが…… それが自分自身だとは感じられませんでした。 ファダニエル : だから、そうですね……さらに素性を明かすとしたら、 アシエンになる前の我が名をお伝えすべきかと。 あれももう捨てた過去ではありますがね。 ファダニエル : 聞いた話によると、あなた、 アラグの遺跡調査でも活躍なさっていたのでしょう? ファダニエル : なら、ご存知かもしれません。 私の旧い名は…… ファダニエル : アモン、と申します。
かつて 繁栄を極めた国があった
そこでは誰しも不自由はなく
どんな時代よりも当たり前に明日がきた
そう 満たされていた──
だからこそ病んだのだアラグ帝国の貴族 : やはり君は天才だよ、アモン。 あんなおもしろい実験、どうしたら思いつくんだ? アラグ帝国の貴族 : 奴め、目が覚めたら牛の頭にされていて大慌て! わめいても、出てくるのは汚い鳴き声ばかりときた! アラグ帝国の貴族 : あれは本当に……ククク…… 友人たちと一緒に、大笑いさせてもらったよ。
私が心血を注いだ研究は 価値もわからない奴に
娯楽として浪費されている
いや 研究だけではないか──
人々は いつも刺激を欲しているのだ
些細なことさえ 追い回さずにはいられないほどに
この国は病んでいる
私はそれを変えるのだ
あの方を 伝説の始皇帝を蘇らせることで──
ザンデ復活後
私の目論見は果たされ 国は再び
前へ 外へと動き出した
決して醒めることのない 熱狂の中にいるようだった
けれど 栄華を牽引する陛下だけが
ついぞ満たされることはなく──
前へ 外へと動き出した
決して醒めることのない 熱狂の中にいるようだった
けれど 栄華を牽引する陛下だけが
ついぞ満たされることはなく──
ザンデ : アモンよ、覚えておくがいい。 ザンデ : 果てまで覇を唱え、どれほどのものを得ようとも、 死はすべてを無に還す。 ザンデ : 無なのだ、何もかも……。
宇宙への進出
- アラグ帝国が宇宙を目指したのは、ザンデ復活後のことのようだ。宇宙進出を強く推し進めていた人物のひとりがアモンだったのだという。
- 「暁月のフィナーレ」をクリアした後では、アモンが(ファダニエルの座に就けられたことで)ヘルメスの魂を継いだからではないかと思ってしまうが、順序としてはそうではない。
グ・ラハ・ティア : ダラガブの製造を代表する、かの帝国の宇宙進出。 それに伴って普及した素材のひとつだったようだ。 グ・ラハ・ティア : そして…… その宇宙進出を強く推し進めていた人物のひとりが、 皇帝の側近たる魔科学者、アモンだという。 グ・ラハ・ティア : ああ……。 ただ、かつてヘルメスとして生きた記憶があったから、 宇宙を目指した、というわけではないはずだ。 グ・ラハ・ティア : あんたがゾットの塔で視たという過去によれば、 アモンがアシエンに召し上げられたのは、 アラグ帝国崩壊の間際だったそうだな。 グ・ラハ・ティア : 宇宙進出を目指していたのは、それよりも前のこと…… 過去の世界のことも、ヘルメスのことも、 知る由はなかっただろう。
- つまり、まず第三星暦時代の小さき人アモンがおり、ザンデ復活を成し遂げた後に宇宙進出を志した。アシエン・ファダニエルとしてエメトセルクに召し上げられた(その時にファダニエルことヘルメスの記憶も引き継いだ)のはその後の第三星暦末期のことであり、宇宙進出よりは後のことになるため、時系列としては矛盾しているのだという。
- しかしグ・ラハ・ティアは、エメトセルクと出会う前のアモンにも、何かヘルメスと同じように宇宙に対して”希望”を求める気持ちがあったのではないかと推測している。
グ・ラハ・ティア : ただ……もしかしたら、 魂にも性分ってものがあるのかもしれない……。 グ・ラハ・ティア : アモンがザンデを蘇らせた背景には、 栄華を極めたことで、かえって退廃的になってしまった、 アラグ帝国の実情があった。 グ・ラハ・ティア : 破滅や死は甘やかに語られ、 退屈を埋めるため、被支配層や人以外の生物が、 過激な実験に投じられることも多かったという……。 グ・ラハ・ティア : アモンは強き皇帝であるザンデを蘇らせることで、 人々に進歩を、生きる活力を思い出させた。 グ・ラハ・ティア : ……だが、肝心のザンデ本人は、死を経験したことで、 いずれは「無」になるという諦観にとりつかれていた。 グ・ラハ・ティア : 宇宙進出が推し進められたのは、 そんなザンデと彼の率いる帝国に、 新たな可能性と目標を与えるためだったとされる……。 グ・ラハ・ティア : ヘルメスもアモンもさ、人の生き方を忌みながら、 だけど完全に見捨てることもできなかったように思えるんだ。 グ・ラハ・ティア : だから何度も、遠い星に、希望を求めて手を伸ばした。 それで人が変わることを願って……幸せの可能性を探して……。 グ・ラハ・ティア : ……なんてさ。 最初に断ったとおり、これはただの推測だよ。
アシエン・ファダニエルへ
- そしてその能力に目をつけたアシエン・エメトセルクにより、ファダニエルの座に引き上げられたアモンは、アシエン・ファダニエルとなる。
アシエン・エメトセルク : お前も察しているだろうが、この戦い、恐らく皇帝が負ける。 ……だから、お前を召し上げにきた。 アシエン・エメトセルク : 正直やり方がどうかと思うことはあるが、 その知識と技術は、私たちですら一目置くほどだからな。 アシエン・エメトセルク : お前が就くべきファダニエルの座も、ちょうど空いている。 みすみすこの国と心中させるくらいなら、 同志として迎え入れよう。 アシエン・エメトセルク : クリスタルタワーの方には、お前のクローンでも送っておけ。 そして、確かめるがいいだろう。 アシエン・エメトセルク : この先に、何が待つのかを……。
栄華の末路が物語る
ああ あの哀れな陛下は正しかったのだ
何を得て 何を築けど やがては終わる
生きるのはただ 無に至る道程でしかないのだろう
その後
- 第三星暦にアシエンとなったファダニエルのその後の活動は描写されていない。世界設定本では、ザンデを倒すべく民衆が蜂起。ザンデはヴォイドゲート解放のためにダラガブの力をクリスタルタワーに注ぎ、タワー周辺の地殻が耐えきれず崩壊し、第四霊災が引き起こされてしまう。
- この時にアモンが時魔法によりクリスタルタワーの時間を止めたとされているが、これが果たして送り込んでおいたクローンのアモンによるものなのか、それともアシエンとなっていたファダニエルが行ったものなのかはよくわからない。
- さらに後「漆黒のヴィランズ」終盤でアシエン・ファダニエルとして登場し、「テロフォロイ」としての活動を行い、続く「暁月のフィナーレ」では集大成としてバブイルの塔へと集めたエネルギーで月(嘆きの海)にあるゾディアークの枷の破壊を試みるが1つを残してしまう。
- ゼノスと共に月へ向かい最後の1つの枷を直接破壊すると、まだ準備の整わないゾディアークの復活を試みる。そして、ゾディアークと完全にひとつとなったファダニエルは、光の戦士の前に立ちはだかる。
タウマゼイン
- 星海に近づくため、タウマゼインの地下に潜る光の戦士たち。「星海潜航 アイティオン星晶鏡」において、ファダニエルの魂がラスボス「魂の欠片 異執のアモン」として現れる。
まったく 諦めの悪い人たちですね
こんな場所にまで踏み込んで──
ですが ここまでです
終末を受け入れ 無に還りなさい!グ・ラハ・ティア : その姿… アラグの大魔科学者…! アリゼー : どんな姿だって 私たちは負けないわ! 異執のアモン : 見違えましたか? これが魂に焼きついた「私」の姿……。 異執のアモン : 死になさい、死に絶えなさい! 異執のアモン : 破滅の紋を刻む…… 異執のアモン : そろそろ、幕引きとさせていただきますよ! 懐かしい気配と共に、忘却の彼方より冷気が集う! 異執のアモン : くっ、思念の残滓ごときが忌々しい!
おのれ──行かせるものか──
夢 希望 未来 可能性
そんなもの どこにもありはしない──!
- 討伐後のムービー
アモン : クソ……魂さえ、もうままならない…… ああ、本当に忌々しい……! アモン : 何です……とどめを刺してくれるんですか……? アモン : ハ……望むところですよ……。 あなたたちの抵抗を見ていると、虫唾が走る…… いっそ、魂も残さず消してください。 (メーティオンを覚えているか) アモン : 何故……その名前を……。 アモン : エルピスにいたの、あれ、 あなたとエメトセルクだったんですか……! くく……まったく……なんという……。
- そして、アモンだった頃の不思議な夢と、アシエンになったときの記憶を語りだす。
アモン : 私、ただのアモンとして生きていたころに、 繰り返し見ていた夢があったんです……。 アモン : 壊れた記録みたいに、途切れ途切れの夢。 登場人物の姿は欠けて、声も、顔も思い出せない。 アモン : ただぼんやりと、そこがエルピスという場所で、 自分がヘルメスと呼ばれていることを認識していました。 アモン : 当然、妄想だと思いましたよ。 そんな場所は知らないし、私はヘルメスじゃないんですから。 アモン : ……ですが、アシエンになり、 オリジナルのファダニエルの情報を受け取ったとき、 すべてが繋がってしまったんです。
- ヘルメスの夢
アモン : 私が夢だと思っていたのは、 ヘルメスの……カイロスが消した記憶だったのだと。 アモン : あのとき、カイロスはその場にいた者の記憶を上書いた。 もとの記憶はエーテル放射によって覆われ…… だからこそ、魂に強く焼き込まれた。 アモン : 死して魂が洗われるときにも、消えきらず…… 幾度の生と死を経て薄れながらも、 私の代まで継がれてきた、というのが真相でしょう。 アモン : やっと死ねたエメトセルクも、星海のどこかで、 消された日々のことを思い出してるんじゃないですか? アモン : さぞ悔しいでしょうねぇ……。 啖呵を切っておきながら終末を止められなかったことも、 核心を忘れたまま、楽園を求めてきたことも。
- アモンとしての最期。
アモン : ……ですが、私はヘルメスだから終末を呼んだわけじゃない。 アモン : 私は、私として生き、この心で苦しんだ…… 絶望した……見切ったんです。 アモン : かつて偉大な皇帝と、彼が導いた超大国が示しました。 最後に待つのは無であると。 生きるのはただ、そこに至る道程でしかないのだと。 アモン : ……だったら何故生きる? アモン : 他者を踏みつけ、足蹴にし、傷つけながら、 どうして生き続ける必要があるんだ? アモン : 人はあらゆる言葉で生を讃えるが、 見てみろ、人生の大半は暗澹たる闇の中だ。 アモン : しかもその闇を、自分たちで吐きだしているときた。 まったくもってたちが悪い。 アモン : だったらもういい、やめてしまえばいい……! アモン : この星に生きる、いつまでも、どこまでも愚かな人類が、 誰ひとりそれを謳わなかったとしても…… 終わることこそ、ただひとつの正しい答えだ! アモン : それが正しいと……真理だとわかっているのに……。 アモン : どうしてこんな、口にするたび、 何かに負けたような気がするんだ……。 アモン : これじゃないなら、私は何を求めていた……? アモン : どういう結果ならよかったんだ……。 アモン : 自分が……待っていたのは…… アモン : 望んでいたのは、どんな答えだ……?
アモン : 私の望みは、すべてを殺して、死ぬことですよ。
ファダニエル、ヘルメス、アモン、アサヒの関係整理
- ファダニエル、ヘルメス、アモン、アサヒの関係整理
ファダニエル : 私は、アシエン・ファダニエル。 以前も申し上げたとおり、転生組のアシエンです。 ファダニエル : かつて終末の災厄が起きたときに、 ファダニエルの座についていた男…… その魂を継いでいます、理論上はね。 ファダニエル : 私の旧い名は……アモン、と申します。
- 【古代】:当代エルピス所長ヘルメスがファダニエルの座に就任
- 【第三星暦末期】:エメトセルクによりアラグ帝国のアモンを座に引き上げ
- 〔ファダニエルの座〕:空席 → アモン
アシエン・エメトセルク : お前が就くべきファダニエルの座も、ちょうど空いている。 みすみすこの国と心中させるくらいなら、 同志として迎え入れよう。 アシエン・エメトセルク : クリスタルタワーの方には、お前のクローンでも送っておけ。
アモン : 私、ただのアモンとして生きていたころに、 繰り返し見ていた夢があったんです……。 アモン : 当然、妄想だと思いましたよ。 そんな場所は知らないし、私はヘルメスじゃないんですから。 アモン : ……ですが、アシエンになり、 オリジナルのファダニエルの情報を受け取ったとき、 すべてが繋がってしまったんです。 アモン : 私が夢だと思っていたのは、 ヘルメスの……カイロスが消した記憶だったのだと。
グ・ラハ・ティア : あんたがゾットの塔で視たという過去によれば、 アモンがアシエンに召し上げられたのは、 アラグ帝国崩壊の間際だったそうだな。
- 〔ファダニエルの座〕:空席 → アモン
- 【第七星暦】: