アシエン・イゲオルム(Ascian Igeyorhm)
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概要
- 女性のアシエン。
- 「殉教者」
- 彼女の力があまりに強すぎたこと、また対抗すべき光の使徒が未熟すぎたことから、第十三世界では「闇の氾濫」と呼ばれる事象が発生し、ほとんどすべての命が無に帰した。
- それにより第十三世界は、残された僅かなエーテルを巡って妖異と化した生命が争い続ける「ヴォイド」となってしまったという。
- これはアシエンにとっては統合すべき世界の価値が失われたことを意味しており、以後ラハブレアに従う。
- アシエン・ラハブレアとアシエン・イゲオルムは超える力によって融合し、「アシエン・プライム」へと変化する。融合してまで挑むが、光の戦士との戦いに敗れ消滅した。
登場
- かなり早い段階で、転生組のひとりとしてセリフ付きで登場していた。
アシエン・パシュタロット : ……バハムートが動いたか。 アシエン・イゲオルム : いずれ、ほかの神も行動を開始しよう。 アシエン・ナプリアレス : いいねぇ……面白くなってきやがった。 あの「超える力」を持つ冒険者が どこまでやれるか、楽しみにしようじゃないか。 アシエン・ラハブレア : 我々も、次の段階にコマを進めよう……。 真なる神……絶対の神の復活も近い……。 アシエンたち : 全ては、絶対の神……。 アシエンたち : 戒律王「ゾディアーク」様のために! (究極幻想アルテマウェポン カットシーン4)
蛮神討滅(第七星暦ストーリー~蒼天のイシュガルド)
- 光の戦士が、次々と蛮神を討滅するのを目の当たりにし、
アシエン・イゲオルム : 水神リヴァイアサンに続き、雷神ラムウまでも……。 アシエン・ナプリアレス : まさか雷神が、光の使徒を受け入れるとはね。 アシエン・エメロロアルス : ……焔神、嵐神、岩神、水神、雷神。 彼の地で顕現可能な五大神は、 すべて、あの者に討たれたということになる。
- 武神「ラーヴァナ」討滅後には、遂にひとりで登場する。
イゼル : さすがは、光の戦士……。 私よりも数段上の実力のようだ。 ……これが、希望を託された者との差か。 イゼル : 武神「ラーヴァナ」は、義をとおす蛮神に思えた。 これでしばらくは、無闇に戦を仕掛けるようなことはあるまい。 さぁ、ヴィゾーヴニルの元に戻ろう。 アシエン・イゲオルム : やってくれるではないか、光の使徒め……。 しかし、恐れと怒りの感情が存在するかぎり、 神を呼ぶ声が鎮まることなどないと知れ。 アシエン・イゲオルム : 神と神との争い来たれり……。 貴様らには、さらなる混沌が訪れるだろう……。
トールダン7世への関与
- イシュガルドでは、トールダン7世に関与し、魔大陸アジス・ラーへの鍵を光の戦士から奪っている。
アシエン・イゲオルム : 雲神「ビスマルク」を屠ったか。 アシエン・イゲオルム : 何度目かね、こうやって神を狩るのは? もはや君の力は、「人」とは思えないほどだ……。 トールダン7世 : 天使い殿……。 かの者が手にしている品が、例の? アシエン・イゲオルム : そのようだな……。 「魔大陸」への扉を開くアラグの秘宝……。 アシエン・イゲオルム : 多少は、光の加護が戻ってきているようだが…… 蛮神を倒せたとて、光の加護を失っている今、 まるで赤子のようだな、光の使徒よ。 トールダン7世 : ご協力に感謝しますぞ、天使い殿……。 そして、英雄殿にも礼をせねばなるまい。 ビスマルクを倒す手間が省けたのだからな。 トールダン7世 : 準備は整った……。 今こそ、天への階段を拓くときよ!
- あまりに強大な力を持つ光の戦士を倒すべく、アシエン・ラハブレアと共に姿を表す。
来たか 光の使徒よ 何故 お前はそうも神を憎む? 神とは人の意思によりて降りしもの その神と神との争いがもたらす混沌こそが 新たに生まれいずるゾディアーク様の産湯となるのだ
- しかしそれでもなお倒せないと知ると、ラハブレアとひとつとなって「アシエン・プライム」へと姿を変え、光の戦士の前に立ちはだかる。
アシエン・ラハブレア : よもや これほどの力を── アシエン・イゲオルム : 認めん 断じて認めはせんぞ ラハブレア! いまこそひとつに! アシエン・ラハブレア : 仕方あるまい 「超える力」の真なる使い方を見せてやろう 魂の境界さえ 超えるほどの力をな! アシエン・イゲオルム : 我は 汝となりて── アシエン・ラハブレア : ──汝は 我となる アシエン・プライム : 贄となるがいい!ゾディアーク様の新生のために!
- しかし光の加護を取り戻していた「光の戦士」の前に敗れてしまう。光の戦士が放ったエーテルジャマーに竜の眼の力を注ぎ込むことで、イゲオルムは消滅した。
アシエン・ラハブレア : チィ……! 光の加護を、完全に取り戻していたとは! アシエン・ラハブレア : 我らの「超える力」を打ち破るほどに 加護が強くなっているだと……? ……このままでは。 アシエン・イゲオルム : 退くぞラハブレア……。 奴は今、我らの魂を砕く魔器を持たぬ! アシエン・イゲオルム : 馬鹿なッ!
第十三世界への関与
- イゲオルムの力があまりに強すぎたこと、また対抗すべき光の使徒が未熟すぎたことから、第十三世界では「闇の氾濫」と呼ばれる事象が発生したと概略のみ語られてきたが、その真相がパッチ6.5にてゴルベーザの口から語られた。それによれば、メモリア戦争を止めるために奔走て闇のメモリア使いを倒し、魔物と化した人々を戻す方法を探し求めるゴルベーザの前にアシエン・イゲオルムが現れたのだという。
ゴルベーザ : 覗いたのだろう、「ゴルベーザ」の過去を。 ならばわかるはずだ……。 ゴルベーザ : その名を継いだ私は、メモリア戦争を止めるため奔走した。 闇のメモリア使いたちを倒し、 魔物と化した人々を戻す方法を探し求めた……。 ゴルベーザ : そしてついに出会ったのだ。 災いの根源を断つ方法を知るという者…… アシエン・イゲオルムに。 ゴルベーザ : 彼女は私を月へ導き、そこに潜む光の使徒を討てといった。 人々に異能を与えているのも、戦争が長く停滞しているのも、 すべて奴らの仕業なのだと……。 ゴルベーザ : 信じた私は、使徒を討ち倒した。 すると闇が溢れだし……世界を呑み込みはじめたのだ。
ゼロ : 闇の氾濫……! じゃあ、お前が……! ヤ・シュトラ : 第十三世界は、最初に統合が試みられた。 そのときはまだ方法も確立されていなかったと、 エメトセルクが言っていたわ……。 ヤ・シュトラ : 原初世界で霊災を起こすことなく、 分割されていたゾディアークの覚醒だけを進めた結果…… 行き場を失った闇の力が、氾濫してしまったのね。 ゴルベーザ : アシエンは何もかも見捨てて逃げ出した。 騙されていた……他人を信じた私が愚かだったのだ……!