ヌールヴァル・ロールゴワー(Nourval Lhorulgois)
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概要
- 約100年前の紅葉戦争(第一次ティノルカ会戦)で病死した悲運の猛将バンシュロン(Lord Vainchelon)の子孫。
- ヌールヴァルの家系には、猛将バンシュロンが毒殺されたという真実が伝わっており、彼は先祖バンシュロンの無念を晴らすべく、真実が書かれているアラミゴ軍の総大将であったギルバルドの日記を探し出し、この手紙をネタにアラミゴ奪還に向けエオルゼア共同軍へ参加する双蛇党上層部を動かそうとする。
バンシュロンの死の真実
- バンシュロンは槍の名手で知られ、紅葉戦争ではグリダニアの総大将を務める名将であった。
- 第一次ティノルカ会戦において、バンシュロンは紅葉戦争中に突然病死し、優秀な指揮官を失ったグリダニアはアラミゴに敗戦を喫する(第一次ティノルカ会戦)。その後、イシュガルド、リムサ・ロミンサ、ウルダハの協力を得たグリダニアがギラバニア辺境地帯のイーストエンド混交林でアラミゴ軍を破る(第二次ティノルカ会戦)。
- このバンシュロンの病死には隠された真実があり、それが子孫であるロールゴワー家に伝えられてきた。
- ヌールヴァルはこの真実が書かれているとされる敵将ギルバルド(Gylbarde)の手紙を見つけ出し、アラミゴ融和路線を取りアラミゴ開放のためにエオルゼア共同軍に参加しているグリダニア上層部を動かそうともくろんでいた。
- 見つけ出した手紙にはやはり毒殺の事実が記されていた。
(ギルバルド)……私は、グリダニアの軍勢に和平を呼びかけ、 その将バンシュロンを、秘密裏に呼び出すのに成功した。 彼は、何の疑いも抱かず、交渉の席につき…… 交渉の場で、我らは毒入りの酒をすすめ、 見事、バンシュロンの暗殺に、成功したのだった……
- バンシュロンには、子のランドルネル(Lord Landrenel)がいた。ランドルネルも偽の和平交渉会談に参加するも、その場を逃げおおせている。
- ランドルネルは、亡き父が両国の和平を強く望んでいたことを知っていたため、この事実を明らかにすることはなく、父の死を「病死」と発表したのだった。
- この事実を知らされても激しく反発するヌールヴァルであったが、ランドルネルの知人であったジョアンテルや若き双蛇党リーダーサンソン大牙士から説得され、やがてこれを受け入れる。
ジョアンテル : ひとり暗殺の場を逃れたバンシュロン様の息子、ランドルネル様。 君にとっては曽祖父様だろうと思うが…… 彼が何故、父の死に関する真相を公表しなかったと思う? ……彼は知っていたからだ。 自分の父バンシュロンが、どれほど平和を望んでいたか……! 英雄が暗殺されたと知れれば、森から敵を退けるに留まらず、 アラミゴを滅ぼせという声すら高まるだろう。 そうなれば戦争は長期化し、凄惨な結果が引き起こされる。 バンシュロン様が望んだ平和の夢は、藻屑と消える。 その惨事を予期したからこそ、彼は……。
サンソン : ……彼らの父祖が犯した過ちを、許してやれとは言わない。 だが、約束する……バンシュロン様の死の真相を、 歴史に埋もれさせないと。 バンシュロン様の意志も、あんたの悲願も、俺たちが受け継ぐ。 このまま、何もなかったことになんて決してさせない。 彼の死の真相は、絶対に公表してみせる……! だから、アラミゴでもグリダニアでもなく……。 どうか俺たちが創る未来を、信じてくれないか……?