NPC・組織/海賊衆

海賊衆

海賊衆
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概要

なりわい

  • 紅玉海の海上を支配し、通行料として「帆別銭」を取っている。
    知ってのとおり、海賊衆は紅玉海を行き交う舟から「帆別銭」を取り、
    その代わりに周辺の治安を護り、時に水先案内人を努めてきた。
    前にも言ったが、海賊衆は国を捨てた奴の集まり……
    大昔から、どこの国にも臣従の誓いは立ててこなかった。
    25年前にドマが侵略されたときも、1年前の反乱のときも、
    不干渉を貫いてきたわけだ……。

成り立ち

  • 最初の海賊衆たちは、サカズキ島で杯を交わし義兄弟になったという。
    イハキ : なんだ、アンタ?
    その風体……外の海からやってきた異人か?
    ここは、オレたち海賊衆の物見砦「サカズキ島」だ!
    イハキ : 海賊衆が建てた物見砦だ。
    この紅玉海を行き交う船を見張り、
    通行料である「帆別銭」を徴集するのが主な役割だな。
    イハキ : ちなみに海賊衆は、こうした物見砦をほかにも持ってるんだが、
    この島は、ほかとは違う特別な意味があるのを知ってるか?
    イハキ : 何を隠そう、この島こそ海賊衆誕生の地……
    最初の海賊たちが杯を交わし、兄弟となった場所なのよ!
    だから、「サカズキ島」と呼ばれてるわけだな。
    イハキ : 今でも、新入りは、ここで兄弟の杯を交わして、
    初めて、海賊衆と認められるんだ。
    アンタも仲間入りしたいってんなら、頭を紹介してやるぜ?

生き方

  • 心意気
    俺たちゃ、国や主の代わりに、仲間を思いやるものだからな。
  • 弔い
    新入りの海賊 : 俺たち海賊衆は、死者を小舟に乗せて、海原へと送り出す。
    海に生きた者は、死んで海に還るってわけさ。
    だが、死者に未練がある場合、
    弔いの舟が戻ってきちまうとも言われているんだ。
  • 矜持
    ラショウ : あの旅人たちに繋ぎとめられた、海賊衆の矜持……
    思い出せ、そして再び知らしめろ。
    俺たちは奪われる者ではなく、この海の略奪者だ。
    思い上がった帝国の連中から、
    獰猛に、望むがまま、一切合財を奪い尽くす。
    さあ……略奪をはじめるぞ。

現在の状況

  • ドマ占領後の状況と、ヨツユの代理総督就任後の状況
    それは、ドマが帝国に占領されてからも続けてきたが、
    ヨツユが代理総督となってから、奴らは態度を一変させてな。
    今まで見向きもしなかった紅玉海にも、手を出し始めたんじゃ。
    帝国は、ひんがしの国の幕府を脅しあげ、
    クガネの商人に海賊衆との商いを禁じた。
    その上、帆別銭の支払いも停止させやがったのさ。
    それに、仲間はみんな、
    泣く泣く故郷と過去の因縁を捨てて、海賊衆に入ってるんだ。
    国に報いず、報いられない……それが俺らさ。
    ま、このままだと、お飯の食い上げなのは事実だがな。
    一矢報いて散るか、いっそ飼われて甘い蜜を吸わせてもらうか、
    うちの頭領も決めなきゃならねぇ。
  • ドマ出身者も多くおり、それもあってドマの代理総督ヨツユからは睨まれている。
    俺は、ひんがしの国の出だが、海賊衆にはドマ出身の奴も多い。
    ドマの代理総督サマは、それが気に入らないらしいのさ。
    帝国の活動への干渉を禁ず、さもなくば敵とみなす……なんて、
    事実上の服従勧告を投げてきやがった。
    おかげで俺らは、すっかりハリボテだ。

組織

頭領武侠のラショウ(Rasho Mastbreaker)
ドマ出身。東方系ルガディン族男性、37歳。→ラショウ
  • 25年前にガレマール帝国に親兄弟を殺されて天涯孤独となって海賊衆に入ったという。
    お頭のラショウさんだって、ドマのうまれだよ。
    25年前、帝国に親兄弟を殺されて、海賊衆に来たんだとさ。
  • ドマ解放後
    ラショウ : ……皆、もう集まっている。
    ほかの場所で戦っていた連中も、運んでおいたぞ。
    ヒエン : そうか、助かる。
    海賊衆にも、世話になったな。
    ラショウ : 気にするな。
    俺にとっても、25年間、待ちわびた瞬間だ。
副頭領粋狂のタンスイ(Tansui the Foxed)
  • 東方系ヒューラン族の男性、38歳。→タンスイ
  • ひんがしの国の非常に貧しい農村の出身。周りの子供が口減らしのために売り飛ばされるのを見て村を飛び出す。
  • 海賊衆に入るが、25年前のドマ陥落に合わせて仲間入りした子供の指導役を命じられ、ラショウと出会って意気投合し、阿吽の呼吸で動ける親友となった。今も副棟梁としてラショウを支える。
  • ドマ解放後
    タンスイ : 戦いは、終わった!
    どれほどの悲しみを味わってきたとしてもな、
    こっからは、泣くまで笑っての大騒ぎだ!
勘定方ツキカゲ・ウラベ(Tsukikage Urabe)
アウラ・レン族の男性、48歳。クガネとの取引を停止された海賊衆は、東アルデナード商会との交易を模索している。
わしは海賊衆で、勘定方を取り仕切ってるツキカゲじゃ。
こっちは、右腕と頼りにしているスズメ……。
このツキカゲが東アルデナード商会の仕入れ担当キキモと交渉する話、さらにイサリ村の魔物を釣り上げてしまうナヨシとのストーリーが連続したサブクエストで語られる。
スズメ・カイスリ(Suzume Kaisuri)
ツキカゲの右腕。東方系ルガディン族の女性、27歳。 苗字を「カイスリ」といい、スズメの両親は貝細工の職人であったが、海沿いの漁村がゴロツキに襲われたとき、彼女の両親も殺され生き残ったスズメひとりが、海賊衆によって保護されたという過去を持つ。 両親の造った「紅貝の指輪」が押収物から見つかったことからスズメの心は揺れ動く。
ハンサク・ウシカイ(Hansaku Ushikai)
  • 勘定方の新米海賊。
  • 東方系ヒューラン族の男性、23歳
  • 孤児として育ち、成り行きでゴロツキ一味に加えられた。
イハナシ・バクロウ(Ihanashi Bakuro)
  • 東方系ヒューラン族の男性、17歳
  • 元海賊衆の少年。かつてドマ町人地で暮らしていたが、唯一の肉親であった父親が帝国軍に徴用されたことで行き場を失い、海賊衆に身を寄せることになった。
  • 幸運にも捕虜交換で父親がドマに帰還できることになったため、頭領ラショウのはからいで帰国を許された。
ユウスイ
サカズキ島
ナワシロ
オノコロ島。「関船」の上にいる。
俺たち海賊衆は、「小早」っていう小型の船で、
ササっと獲物を取り囲むのが、主戦法なんだけどさ。
ちょいと大きな戦のときは、この「関船」も出すんだよ。
……とはいえ、最近はとんと出番なし。
アフミ
言葉使いは荒っぽいが、ドマの山村育ちの海賊が船酔いした海賊に丸薬を届けさせるなど面倒見はいいようだ。
アンタ、見かけない顔だけど、新人かい?
まあ、新人であろうと、なかろうと、
このアフミさまの命令をお聞き。

関連項目



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