カラス・カンシ(Karasu Kanshi)
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概要
- ドマの忍びの里出身の忍者。
- 「紅嘴のカラス」
人物
- 独特の口調で話す。
ンン~ン、人気者はつらいねェ……。 相手してらんないヨォ、まったく!! ンフフフフフフフフ!! いいね、いいねいいねいいねいいねェ、沸き立つヨォ! それじゃ、サヨナラだ。 いつの世も、勝者は先の物語に進み……敗者は死んで幕切れ、だァ。
- オボロとは兄弟弟子にあたる。
オボロ : ……私とカラスは、同じ里に生まれた仲であり、 ともに「ゲッカイ師匠」の元で修行を続けていた、兄弟弟子……。 カラスは、「忍術」については天賦の才を持っていてな。 私は奴に勝つことを目標に、努力を続けていた。
裏切り
- 忍びの里の裏切り者とされる。
- 裏切りについて
オボロ : ドマが敵の手に堕ちたあの日…… 内部の何者かに、里の機密が持ち出された。 現場に居合わせ、犯人に立ち向かった忍びはすべて惨殺……。 我が師「ゲッカイ」も、その内のひとりでな。 ……その亡骸は、顔の判別もつかぬほど傷ついていた。 犯人探しをするまでもなかった……。 里から逃げ出すカラスを、目撃していた者がいたからだ。
- 本当の「裏切り者」
アハハハ……そう、ボクらの師匠「ゲッカイ」だ! アイツは死んでない、死んだふりをして逃げた! 本当の裏切り者は、アイツだよ!! 忘れもしないよ、襲撃されたあの日のことォ……。 死んだはずの師匠が逃げているところを、偶然見つけてさァ。 理由を聞こうと思って、追いかけたんだ。 そしたら、逆に捕まっちゃってさァ……。 味方につくなら命は助ける、って言われたわけェ。 ま、師匠を追ったのも好奇心だったし、 新たな土地に行くのも面白いかなァと思って、従ったのさア。 ……結局、帝国軍ごっこは想像より退屈だったけどネェ。
その後
- 一度は死んだかと思われたカラスであったが、ゲッカイとの戦いが終わった場面で登場し、最後の装束を手渡したのち、オボロの引き止めを断って消える。
……お断りダヨォ。 もともと、里が嫌いなんだ。 ボクの才能を活かすには、あの地は狭すぎる。 それに事実がどうあれェ…… 里の情報を持っているボクが、脱走をしたこと。 そして、この地で帝国軍についていた事実は変わらない。 お前の任務は、あくまでボクの誅殺……。 それを遂げずに逃げ帰ったら、どうなるかなァ……? まあ、それも面白いけど……プププ。 お前は、紛れもない里の優等生……。 そいつをもって帰って、ボクを殺したと報告しなヨォ。 そうしたらボクはもっと、自由になるんだ。
関連項目
- 【ドマ】