NPC・組織/ゼノス・イェー・ガルヴァス

ゼノス・イェー・ガルヴァス(Zenos yae Galvus)

Table of Contents
Zenos yae Galvus
ゼノス・イェー・ガルヴァス
ゼノス・イェー・ガルヴァス
種族ガレアン族性別男性
出身地ガレマール帝国年齢26歳
所属組織ガレマール帝国軍クラス
付加情報
関係者ヴァリス・ゾス・ガルヴァス(父)
フォルドラ(部下)
ヨツユ(部下)
アサヒ・サス・ブルトゥス(部下)
グリーンワート(部下)
アウルス・マル・アシナ(部下)
超越技術研究所
神龍
アシエン・ファダニエル
コンテンツメインクエスト:紅蓮編(東方編)
メインクエスト:漆黒編
CV鳥海浩輔
世界設定本2巻 116ページ
2巻 172ページ

概要

ガレマール帝国第XII軍団長にして、現皇帝の実子。誰よりも戦いを好み、最前線にて剣を振るうことも多い。また、敵味方に関係なく冷酷かつ、容赦がないことでも知られる。"ドマ"の反乱を鎮圧したことで頭角を現したが、その際、現地の"刀"の有用性を認め、以来これを用いるようになった。

名前

  • ゼノス・イェー・ガルヴァスのガルヴァスは、初代皇帝、二代皇帝と同じ姓となっている。
  • また『ガレマール階級論考:上巻』において「イェー」は、国家元首たる皇帝の「ゾス」に続く皇族として記述されている。「蒼天のイシュガルド」現在の二代皇帝ヴァリスの、即位前の名前は「ヴァリス・イェー・ガルヴァス」となっていた。

ドマ制圧(第二次)

  • このドマ制圧時に、蛮族(ドマ反乱軍)が使う「刀」に興味を持ち、自ら愛用するようになった。
    あぁ、皇位継承権第一位の大物だ。
    アラミゴの総督となる前は、東州オサード大陸の属州、
    ドマの反乱を鎮圧したことで武名を高めた将とも聞く。
    今や、アラミゴとドマというふたつの属州を、
    管轄する立場にある帝国でも指折りの実力者というわけさ。
    ドマ反乱軍の足軽 : 皇太子ゼノス……
    あの男の戦いぶりは、異様のひとことに尽きました。
    ドマ反乱軍の足軽 : 着任してすぐ、奴は劣勢だった帝国軍を再編成し、
    我々の作戦を逆手にとって、戦況を逆転させました。
    ……しかし、そのまま押し切ることはしなかった。
    ドマ反乱軍の足軽 : ゼノスは、窮鼠となった我らの前に姿をあらわし、
    仕留めてみせよと、単身で戦いはじめたのです。
    ドマ反乱軍の足軽 : もののふたちが、次々と挑んでは死んでいきました。
    卑怯者の誹りも恐れず、あらゆる手で奴の首を狙いましたが……
    我らの刀は届かなかった。
    ドマ反乱軍の足軽 : ゼノスは、圧倒的な強さで、ドマを蹂躙し尽くしたのです。
    最後まで……あますことなく、戦を堪能するかのように。
    リセ : 虐殺を、楽しんでいたってこと……?
    ドマ反乱軍の足軽 : ……私には、少し違うように思えました。
    奴は、大義や目的を持っていなかった。
    同時に、敵をより多く殺すという結果を求めてもいなかった。
    ドマ反乱軍の足軽 : ただひたすら、向かってくる者を己の技能で圧倒する……。
    多勢に無勢を、最大効率で駆逐する……。
    ドマ反乱軍の足軽 : 降伏を申しでる者の前で家族を殺し、
    勇む者の志を卑下しては逆鱗に触れ、
    より凶暴な敵を造りだしては……また倒す。
    ドマ反乱軍の足軽 : 信念をもって戦場に挑む者にとっては、あまりにむごい……
    それは、どこまでも、遊戯としての「狩り」だったのです。
    ドマ反乱軍の足軽 : 結局、屍の山を築きあげて、ゼノスは帰っていきました。
    かろうじて生きのびた同胞によると、去り際にひとこと……
    「退屈だ」とつぶやいて。
    ドマ反乱軍の足軽 : しかし、戦の中で奪った獲物……
    侍が扱う「刀」には、何か惹かれるものがあったのでしょう。
    ドマ反乱軍の足軽 : ゼノスは以降も刀を使い続け、
    このドマからも、多くの名刀や妖刀が徴収されています。
  • 第二次ドマ制圧ではガンブレードを用いて反乱軍を圧倒していたが、反乱軍が使っていた刀を拾いカイエン(ヒエンの父)討伐へ赴いている。

光の戦士との交わり

  • 作中三度に渡って交戦することになる。

一度目

  • ラールガーズリーチにて初めて対峙した時はその強さで光の戦士を歯牙にもかけなかったが、得物の刀が折れたのを見て何かを感じ取ったのか止めを刺さずにその場を立ち去る。
    YLZag1O.jpg
  • ヤ・シュトラとの対決シーンはこの場面。このあと、冒険者とのインスタンスバトルがある。

二度目

  • 二度目は、ドマ開放前にユウギリが仇討ちをする際に同行した場面。このヤンサ平原での二度目の戦いでもやはり光の戦士は屈することになるが、ゼノスは戦いの旅を経て光の戦士が成長していることを実感し、自身の獲物として目をかけるようになる。
    dVHguKh.jpg

三度目

  • アラミゴの決戦において遂に光の戦士ゼノスに膝をつかせることに成功する。ゼノスは目論見通り光の戦士が自身を討てるだけの力を身につけたことに狂喜し、アラミゴ空中庭園での決戦へと誘う。
  • 空中庭園での光の戦士との問答の中で彼/彼女が自分と同じ「戦いを悦楽とする者」であると指摘。自らの唯一の「友」として最後の戦いに臨む。
    N7EFvFF.jpg

四度目

  • ※神竜状態での対戦「神竜討滅戦」
    • ここまでパッチ4.0

五度目

  • メインクエスト紅蓮のリベレーター」においては、オメガによって捕獲されていた蛮神「神龍」を超越者の力で従え、光の戦士の前に立ちはだかる。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : ガイウスの報告書で[[超える力]]の存在を知ったとき、
    俺はまっさきに神を屈服させ、従えることを夢想したぞ?
    だからこそ研究させ、そして超越者たる力を得たのだ!
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : 神をも寄せつけぬ、この力!
    お前が持つ天賦の才を、俺は力尽くでものにしたぞ!
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : そして俺は超越者として神をも従えてみせる!
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : 終わりの戦の始まりだ……!
  • 最後は光の戦士との戦いに敗れ、自身の生を全うしたとしてアラミゴ空中庭園で自ら首を切り命を絶つ。
    KotYumK.jpg
  • 実の父であるヴァリスもそれを認める発言をしている。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : ゼノスは散ったか……。
    ???? : 皇帝陛下も、息子の死には感傷的になるといったところか……。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : フン、くだらん。
    アシエン・エリディブス : ほぅ……非情な方だ。
    世界を制覇せんとする強国の皇帝ともなれば、
    実の息子を贄とし実験台に乗せることすら、造作もないと?
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : どの道、奴は皇帝の器ではなかった。
    あれは己の快楽を求めすぎる……。
  • エオルゼア同盟軍では、彼の遺体をギラバニア湖畔地帯の「ブラッドハウ墓地」に葬っている。
    メ・ナーゴ : ゼノスが埋葬されたのは、
    ギラバニア湖畔地帯の「ブラッドハウ墓地」です。
    民心を考慮して、墓碑銘もない目立たない墓ですが……。

復活

ゼノスの顔を持つ男」

  • しかし、パッチ4.1のメインクエスト「英雄の帰還」クリア後のカットシーンにおいて、ガレマール帝国内での描写があり、そこでは「ゼノスの顔を持つ男」なる人物が登場し、療養中であるかのような描写がある。
    帝国軍の千人隊長 : 聞いたか、ドマに続き、アラミゴも陥落したそうだ。
    あの戦の天才、ゼノス殿下が斃れようとは、誰が予想し得ただろう?
    帝国軍の幕僚 : 騙されるな、殿下は負傷されながらも帝都に帰還されたと聞く。
    エオルゼアの蛮族どもは、ゼノス殿下を討ち取ったなどと、
    声高に叫んでいるらしいがな。
    帝国軍の千人隊長 : なんとっ!
    やはり誤報であったか!
    帝国軍の幕僚 : しかし、帝都の将校までもが、
    流言に惑わされているとは嘆かわしい……。
    帝国軍の幕僚 : おかげで各地の属州でも、反乱の気運が高まっているというが、
    やはり、正しい情報の公表こそが重要なのだ。
    さっそく進言せねばなるまい。
    帝国軍の千人隊長 : 流言を用いるとは、忌々しい蛮族どもめ……。
    やれるものなら、ゼノス殿下のご遺体を示してみせればいいのだ。
    そんなこと、できようはずもないがな……!

ドマ再侵攻の糸口

  • なおかつ、パッチ4.3のメインクエストではアサヒ・サス・ブルトゥスを呼び出し、ドマへの停戦交渉へと向かわせている。
    アサヒ : 失礼致します!
    アサヒ : お呼びでありますか、ゼノス殿下!
    ゼノスの顔を持つ男 : アサヒよ、貴様はドマ出身だったな。
    アサヒ : ハ、ハイ!
    私ごときの名を覚えていてくださったなんて……!
    なんなりとご命令ください!
    ゼノスの顔を持つ男 : うむ。
    貴様を皇帝陛下の代理人たる全権大使に任命する。
    ドマへ赴き、和平交渉を取りまとめよ。
    baRb3wV.jpg
  • この時アサヒに対し、神降ろしの秘儀を授けている。
    ゼノスの顔を持つ男 : これより貴様には、神降ろしの秘儀を授ける。
    ヨツユを見つけたならば、その手法を手ほどきせよ。
    ゼノスの顔を持つ男 : 奴には、信仰心など露ほどもなかろうが、
    八百万の神が息づく東方の生まれならば、依り代にはなる。
    紅甲羅の神器と成すべき願いがあらば、神のひとつも降ろせよう。
    ゼノスの顔を持つ男 : むろん才なき女は、自ら身に宿した蛮神の虜となり、
    願いに囚われた生ける亡者と、なりはてるだろうがな。
  • この蛮神降ろしについてはヴァリス帝から非難されている。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : ……蛮神の存在は許容できぬと、
    そう伝えたはずだが?
    ゼノスの顔を持つ男 : もちろん、覚えているとも……。
    件の蛮神は、ほどなく彼の英雄によって処理された。
    召喚者は死に、再召喚の可能性もない。
    ゼノスの顔を持つ男 : すべては計画の内……
    事態は完全に掌握できている、問題はない。
    ゼノスの顔を持つ男 : 案ずるな……。
    私の望みは星の救済なのだから……。

冒険者側での察知

  • このゼノスが復活したことについては冒険者側の知るところとなる。
    マキシマ : なんと……ゼノス殿下の密命であったと!?
    これが噂に聞く、超える力……
    過去を視るという力なのですね!?
    ヒエン : 待て、ゼノスが生きていると?
    神龍なる蛮神の力を手にした奴は、戦いに敗れ、
    アラミゴの空中庭園にて、自刃したはず……!
    ヒエン : わしもこの目で、奴の屍を確認したのだぞ!
    マキシマ : お言葉ですが、殿下が亡くなっているはずは……!
    小官は、出立前にゼノス殿下にお目通りしております。
    負傷されつつもアラミゴより帰還し、現在は療養中で……。
    ヒエン : 事実、帝国本国では、そのような噂が広まっているという。
    ならば一連の出来事を裏から糸を引いていたという、
    「ゼノスの顔を持つ男」こそが黒幕と考えねばなるまいよ。
    ヤ・シュトラ : そして問題は、ゼノスの顔を持つだけで、
    その肉体をアシエンが操っているかもしれないということね。
  • 冒険者たちはギラバニア湖畔地帯の墓地を確認するが、そこには遺体はなかった。
    リセ : これが、ゼノスの墓……。
    一度、荒らされて墓石が汚されたことがあったけど、
    そのときは、汚れを落としておくようにとだけ指示したんだ。
    サンクレッド : つまり、棺を開けて、
    中身まで確認したかどうかはわからないってことか。
    サンクレッド : おいおい、悪い冗談だぜ……。
    棺の中身が消えていやがる……。
    アリゼー : なんてことなの……。
    やっぱり、ゼノスは……。
    リセ : 遺体がないなんて……。
    本当に、ゼノスが蘇ったとでもいうの?
    サンクレッド : ……断定はできないさ。
    影武者を用意した上で、生存説の裏付けとして、
    工作員に遺体を処分させたのかもしれないしな。
  • 冒険者たちは、この「ゼノスの顔を持つ男」はアシエン・エリディブスであると、影の狩人ことガイウスに教えられている。
    アリゼー : 私たちは、帝国内でアシエンが暗躍していると考えてるわ。
    死んだはずの皇太子ゼノスの肉体を操る存在……
    そいつについての情報は?
    ガイウス : 我は、「エリディブス」だと睨んでいる。
    調停者を名乗る奴は、光と闇の均衡を保つことを役目とする。
    ガイウス : ハイデリンの使徒たる、うぬの働きで増した「光」の力……
    それを削ごうと、帝国に力を貸しているに違いない。
    始末すべき筆頭格といえよう。

本体の復活

  • もうネタバレじゃないとは思いますが念のためにたたみ込んでおきます。

パッチ4.56まで進んでない方にはお勧めしません】(クリックで展開します)

エレゼンボディのゼノス

  • パッチ4.3にて
    • ゼノスの墓を確認しに来た暁一行を遠くから見つめている男が描写されたが、その人物がゼノスの霊が入った人物であることが後に判明する。
刀を手にした闘士 : 何者……か。
果たして、この俺は何者なのだろうな?
先など決して在るべきものかとも思ったが……
どうやら、俺は死すら超越したらしい。
ならば、すべてを取り戻し、
さらなる力を得て、またお前と…………。
TVJ0ZlM.jpg
r2jMzZ5.jpg
  • パッチ4.56にて
    • この人物はパッチ4.56でも再び登場し、「俺は……失ったものを取り戻すとしよう。」とつぶやいている。
刀を手にした闘士 : ここにいたのか……我が唯一の友よ。
刀を手にした闘士 : だが……いまのお前が惹かれているのは、
どうやら、この地での闘争ではないらしい……。
刀を手にした闘士 : よいだろう、大いに愉しめ。
そして、己が牙と爪をいっそう研ぐがいい。
刀を手にした闘士 : その間に俺は……失ったものを取り戻すとしよう。
UOwguwv.jpg
57HC4sc.jpg
drKzall.jpg
XmFr1a9.jpg
xHO4Zzy.jpg



愛用の紀行録


漆黒のヴィランズ」トレーラービデオでのゼノス

ゼノス・イェー・ガルヴァス






  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • パッチ5.0まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。










  • 漆黒のヴィランズ」パッチ5.0メインクエストでは、度々「一方その頃帝国では~」とガレマール帝国帝都での動きが描写された。その中では、アラミゴ王宮屋上庭園での死亡後からのこれまでの動きが軽くまとめられている。
    ガイウス : 無論、進めている。
    ……加えて、気がかりな情報を掴んだ。
    ガイウス : 国境地帯ギムリトの戦場から、
    帝国百人隊長がひとり、姿を消したのだ。
    エスティニアン : 敵前逃亡か、どこかで死体になっているか……
    どちらにせよ、珍しい話ではないだろう?
    ガイウス : 確かに、姿を消したままであればな。
    だが、最近になって、
    そやつがこの帝都で目撃されたとなれば、話は別だ。
    ガイウス : 敵前逃亡ならば、帝都に戻るような真似はすまい。
    死んでいたならば……死体が戻ったということになろう。
    エスティニアン : ほう……。
    つい最近聞いた話じゃないか。
    ガイウス : 現在、ゼノスを騙っていると思われる、
    アシエン・エリディブス……。
    同様に、いずれかのアシエンが百人隊長の体を得たか……。
    ガイウス : あるいは、まだ我らの知らぬ駒が、
    盤上に置かれているのやもしれぬ……。
    ガイウス : この件についても、引き続き追わせている。
    ……我らも行くとしよう。
  • 当のゼノス本人は、本国に戻り現状を知り失望している。
    刀を帯びた百人隊長 : …………なるほど。
    ずいぶんとつまらぬ戦になりかけているな。
    刀を帯びた百人隊長 : 父上も……いや、この体では赤の他人か。
    情のひとつもわかぬのは、それゆえとしておこう。
    刀を帯びた百人隊長 : そうだ……俺を俺と成せるのは、今やあの男(女 ※キャラクターの性別で変化)のみ……。
    我が猛き獲物……我が友よ…………。
    刀を帯びた百人隊長 : いずこかで、爪は研げたであろうな?
    貴様が道を拓かんとするなら、
    俺もまた……宿命を、跪かせようぞ。
  • そしてヴァリス帝と密談するゼノスアシエン・エリディブス)に、身体を返すべく選択を迫る。
    ???? : …………ハ。
    退屈な戦に逸るなど、「俺」とは似ても似つかぬではないか。
    刀を帯びた百人隊長 : それよりも……
    我が友が、よもや別世界に落とされていようとは。
    そこは、奴の牙を研ぐに足る場所なのだろうな?
    刀を帯びた百人隊長 : 詳しく聞かせてもらおうか。
    皇太子ゼノス……いや、アシエン・エリディブスとやら。
    ゼノスの顔を持つ男 : っ……なるほど……。
    さすがにこれは、想定外だったと認めよう……。
    ゼノスの顔を持つ男 : 人造の超える力ごときで、不滅なる者に至っていようとは。
    その身に宿りし魂は、君だな……
    ゼノスの顔を持つ男 : ゼノス・イェー・ガルヴァス……!
    刀を帯びた百人隊長 : もはや、その名にこだわりはないが……
    その身体は、返してもらうぞ。
    仮初の身では、全力で狩りを楽しめぬ。
    刀を帯びた百人隊長 : さあ、選ぶがいい。
    話すか、その身体から叩き出されるか……どちらが先だ?
  • しかしアシエン・エリディブスがすんでのところで逃げ去ってしまったため、難なく自らの身体を取り戻すことに成功する。
    ???? : …………ガイウスか。
    遅いな、貴様の役目はもうないぞ。
    ガイウス : うぬは……「何」だ……!
    ???? : アシエン……
    と言ったほうが、救いがあったか?
    ???? : あの化生ならば、肉体を捨てて逃亡した。
    せっかく「俺」との戦いが愉しめると思ったのだが……失望だ。
    ???? : しかして、俺は俺の体を取り戻した……。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : ゼノス・イェー・ガルヴァスの魂と肉体は、
    ここに再び結ばれたのだ!
  • ヴァリス帝を心配しその場に駆けつけたガイウスであったが、そこでゼノスがヴァリス帝を組み拉いている場面を目撃する。
    ガイウス : うぬが言葉……我が剣にて確かめてくれようッ!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 待て……ッ!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 今の話に……嘘はない……。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : この者はゼノスであり……
    その肉体を使っていた、アシエン・エリディブスは……
    空を裂いて……逃げおおせた……。
  • ゼノスの蛮行を罵倒するヴァリス帝であったが、
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : だが……ゼノス……我が愚息よ……ッ!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 生者へと返るに留まらず、この国を掌握しようなどと……
    分不相応な野望を、抱いたものよ……!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : うぬぼれるなッ!
    この国の使命、歴史からの真なる解放と、人の存続!
    貴様ごときに、背負えてかッ!!
  • しかし狩りの邪魔をする者はすべて排除するだけのゼノスの耳には届くべくもなかった。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : …………ハ。
    分不相応とは、己のことでは?
    貴方は、始祖から継いだ国を維持するだけのことに必死だった。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : 俺は、貴方の窮屈で退屈な思想など継ぐ気はない。
    ガレマール帝国を掌握するつもりもない。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : ただ……邪魔者を消しにきただけだ。
    退屈な戦、くだらぬ兵器……
    そんなものに、俺の獲物を、奪われてなるものか。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : お前は……まさか……
    それだけの、ことで…………?
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : それ以外の理由などいるまい。
    俺の狩りの邪魔をするならば……
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : ことごとく死ねッ!
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : 哀れなアシエンから聞いたぞ……。
    ゾディアークにハイデリン……
    星の意志すら、創られた力に過ぎないのだと……。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : ならば次は、それを喰らって、殺しあおうぞ。
    我が友よ……!
    ガイウス : ゼノス、貴様ぁぁぁぁッ!

暁月のフィナーレ

ネタバレ警告】(クリックで展開します)

  • パッチ6.0を最後まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。


再警告:ネタバレ警告!】(クリックで展開します)

  • ガレマルドでは、光の戦士を食事に招いた上で、その身体を乗っ取りエオルゼア側のキャンプを襲おうとするも、これは光の戦士の動きにより阻止されている。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : 俺は以前、アシエンからこの身体を取り戻すまで、
    別人の肉体を使っていた。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : なかなかに学ぶことも多かったぞ。
    異なる体躯で戦うからこそ、己が癖も見えてくる。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : 強さというものは、魂に宿るのか、肉体に宿るのか……
    それを問う機会を、お前にも贈ろう。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : さあ、取り戻しにくるがいい。
    ファダニエル : ああ、大変……っ!
    あれがあなたのフリをしてキャンプに戻ったら、
    どんな大惨事が起きてしまうのでしょうか……!?
  • しかし時間稼ぎが奏功して 「終末の塔」は遂に始動する。
  • しかし光の戦士たちの活躍によっていくつかの塔が機能不全に陥っていたため、出力不足でゾディアークの枷の破壊には至らず、1つを残してしまう。ここでファダニエルは直接月へと赴き最後の枷の破壊を提案し、ゼノスもそれをウケて月へと転移している。
    ファダニエル : さあ塔よ、月から引きずり下ろせ!
    眠れる「ゾディアーク」をッ!
    ウリエンジェ : あれは……何かが阻んでいる……!?
    ハイデリン : 防衛機構を作動させました……。
    そう簡単に……やらせはしません……!
    ファダニエル : チッ、ハイデリンか……!
    死にぞこないめ!
    ファダニエル : なら、これで……どうだ!
    ファダニエル : エーテル切れ……。
    だが、あとひとつなら……!
    ファダニエル : 殿下、おつきあいいただきますよ。
    直接月に渡って、封印を破壊します!
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : ……好きにするがいい。
  • その後、ガレマール帝国では各軍団が次々と投降し、さらに第X軍団からはゼノスを「皇子(イェー)」と呼び続けることへの抵抗があるとのことで、「放浪者(ヴェトル)」の名で呼ばれたしと連絡を受けてしまう。※ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス(Zenos viator Galvus)
    マキシマ : ですがひとつだけ……。
    グランドカンパニー・エオルゼアに保護を求めた第X軍団より、
    以下のような要請があったそうです。
    マキシマ : 此度の件にて、ゼノスは個人的思想に基づき、
    祖国および諸外国に破滅をもたらした。
    マキシマ : 彼を「皇子(イェー)」と呼び続けることは、
    ガレアンにとって耐えがたい苦痛であると同時に、
    諸外国と我々の関係改善を阻むだろう……。
    マキシマ : よって彼を、いずれの階級にも属さない、
    「放浪者(ヴェトル)」の名で呼ばれたし……とのことです。
  • シャーレアンによる月への退避計画が進む中、ゼノスが現れるも元帝国軍人であるユルスに罵倒され、アリゼーには同情まで買われながら静かに立ち去っている。
    ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス : ゆえにただ、牙を研いでいる。
    今は、それだけだ。
    ユルス : お前……何を言ってるんだ……?
    ユルス : ガレマール帝国が壊れたんだぞ……
    俺たちの祖国が……お前たちが治めた国が!
    ユルス : 帝都はあの有様だ……大勢死んだ……。
    ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス : すべて事実だ。
    今となっては、さして意味もなかったがな。
    ユルス : ゼノス……お前……ッ!!
    アリゼー : ……ゼノス!
    アリゼー : あなたの生き方は強いわ。
    一理あるとも思う……。
    アリゼー : けどね、それで他人を傷つけてたら、
    あなたはずっと孤独なまま。
    再戦だってなんだって、望まれるわけないわ。
    アリゼー : 人に求めることがあるならば、自分が愉しむだけじゃなく、
    一緒に愉しめるように考えるものよ。
    アリゼー : そんなこともわからないなら……永久にふられてなさい。
  • 光の戦士たち暁のメンバーがメーティオンを追いかけて宇宙へと旅立った頃、ゼノスシャーレアンへ現れ彼らの行く先を尋ねている。
  • その後、マザークリスタルの残りを吸収して神竜となって光の戦士を宇宙の果てに追いかけ、ウルティマ・トゥーレにて遂に光の戦士を見つけて「終焉を謳うもの」の巣を破壊してその動きを妨害し、最後の戦いの舞台となる。
  • 「終焉を謳うもの」が破れてメーティオンが青い鳥となって飛び去った後、ようやくゼノス光の戦士基冒険者と共に戦いを愉しみ、そして敗れ去った。
    ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス : ああ……俺はまた、負けたのか……。
    ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス : …………悔しいものだな。
    ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス : 俺は終ぞ……
    周りが執着しているものの価値が、わからなかった……。
    ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス : 世の中はどれも、泥のような……
    退屈で……醜く……くだらないものだ……。
    ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス : だが……時折……こうして火が……
    愉しみがもたらされる……。
    ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス : まったく……憎いものよ……。
    ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス : お前は、どうだった……
    この世界に生み落とされ、名を与えられ、生きてきて……。
    ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス : 歩いてきて……何を思った……。
    ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス : 存分に、愉しかったか……?
    ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス : ……俺は…………

ディシディア ファイナルファンタジー参戦

関連項目