ミコッテ(Miqo'te)
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概要
- ハイデリンに暮らす人間種族のひとつ。
- プレイヤーがキャラクターとして選択可能なプレイアブル種族でもある。
- ミコッテ女性は旧FF14から登場していたが、ミコッテ男性については新生エオルゼアからの登場。
特徴
- 大きく張り出した耳と、しなやかな尾を有する民族。
- 男女比に偏りがあり、女性の数が圧倒的に多い。
- この不可思議な現象が起こる原因については、未だに明確な答えが出ていないという。
部族
- ミコッテ族は、サンシーカー族とムーンキーパー族に大別される。
- サンシーカー族は昼行性であり昼間の狩りに適しているのに対して、ムーンキーパー族は夜行性で夜間の狩りに適した身体的特徴を持つ。
- ただし「部族」や「氏族」により狩りの手法や文化は細かく異なっているため、同一部族であるからといって、価値観が共有されているとも限らないようだ。
サンシーカー族の特徴
- サンシーカー族は、大きく26の氏族に分かれている。
- 「ア」や「ジャ」、「ヤ」などのその氏族名を名前に冠することが一大特徴となっている。
「氏族名」・「個人名」・「苗字(=父親の個人名)」
- 例えば重要NPCのひとりである「ヤ・シュトラ」の場合、フルネームは「ヤ・シュトラ・ルル」であり、次のような構成となる。また彼女には妹がいるが、そのフルネームは「ヤ・ミトラ・ルル」となっている。
「氏族名「ヤ」-個人名「シュトラ」-父親の名前「ルル」」 つまり、ヤ族のルルの娘、シュトラさんということになる
ただしプレイヤーキャラクターとしての命名では「姓」と「名」の2項目しか存在しないため、この命名規則通りの命名は難しい。
- また男性の場合には、「父親の名前」が入る場所(苗字)に、自らの立場を現す「ヌン(nunh 縄張りを持ち、子孫を残す父親)」と「ティア(tia 縄張りを持たない自由人)」のどちらかを付けている。
ウ・オド・ヌン ク・チャカ・ヌン
ムーンキーパー族の特徴
- 父親を中心として考えるサンシーカーの文化と異なり、ムーンキーパーは母親を中心として構成されている。
- 多くても2~3家族程度の小規模なコミュニティを築くため「氏族」という概念を持たない。「氏族名」を持たないため苗字は母親から受け継ぐものとされる。
ミコッテ族の歴史
- ミコッテ族は、氷の厄災がエオルゼアを襲った第五霊災「大氷雪時代」に、彼らミコッテ族の祖先は獲物を追って氷結した海を渡ってきた狩猟民族の末裔。
- 未だに人口規模の少ないマイノリティの地位に甘んじているのは、彼らが独自の生き方を貫いてきたためである。強い縄張り意識を持ち、特有の伝統を持つミコッテ族は、都市国家の暮らしと相性が良いとは言えないためである。
- 彼らが天賦の資質を備えた生まれながらの狩人であることに変わりはなく、移動生活に適しているためか、冒険者として大成するものが多い。
民族意識
- ミコッテ族に共通するのは、狩猟生活で地を受け継いできたという誇りである。自らも自然の一部と考える彼らは、自由な狩りを重んじる。
- その一方で、老いによる脚力の衰えなど何らかの理由で満足に狩りができなくなれば、自然の摂理として死さえ受け入れる。
- そんな彼らであるため、「群れる」ことで自然を圧倒して都市を築くという考え方や、協力と法によって「安全に生きる」ことを強いる多種族の生き方は理解しがたいのかもしれない。
ミコッテ族に関係するNPC・組織
命名規則
- 【命名規則/ミコッテの命名ルール】を参照のこと。
関連項目
種族:【アウラ】 【エレゼン】 【ヒューラン】 【ララフェル】 【ルガディン】 【ロスガル】 【ヴィエラ】
部族:【エレゼン/シェーダー】 【エレゼン/フォレスター】 【ヒューラン/ハイランダー】 【ヒューラン/ミッドランダー】 【ミコッテ/サンシーカー】 【ミコッテ/ムーンキーパー】 【ララフェル/デューンフォーク】 【ララフェル/プレーンフォーク】 【ルガディン/ゼーヴォルフ】 【ルガディン/ローエンガルデ】
旧FF14時代の設定
【折りたたんでおきます】(クリックで展開します)
新生後の世界設定本などで詳しく定義されており、すでに公式の情報源がなくなっている情報も含んでいます。
性別
- ♂は都市生活への適応に難があり、市街地で見かけるのはほとんどが♀である。ただし冒険好きなのか、冒険者(プレイヤー)種族としては圧倒的多数を占めるに至っている。
- 新生からは、プレイヤーキャラクターとして男女両方が使える。
種族の特徴
- 大氷結時代に、氷結した海を渡ってきた狩猟民族。
- 鋭い嗅覚や、高い瞬発力を生む恵まれた脚力、優れた平衡運動を可能にする尻尾などを備える
- 俊敏さにおいて農耕種族であるララフェルを凌駕するが、知能面においては劣るかも知れない。
- エオルゼアではマイノリティーで、その上同族間でも縄張り意識が強く、単身で暮らすものが多い。
- 耳は、外見上分かる頭の上部についているものだけ。メガネをかけているミコッテの中には、人間の耳に当たる部分にメガネの縁がかかっているものがあるが、それについては触れてはならない。
- ミコッテの猟人伝統の“短弓術”は、エレゼンの弓兵が操る“長弓術”と並び有名である。
- ミコッテの神秘学は、ララフェルの本草学と共に錬金術師の錬金術に影響を与えた。
- 肉太で美味で知られるアッシュトゥーナを好んで食すという。なおアッシュトゥーナは東方では生食する文化があるという。