アインハルト家(House Haillenarte)
- イシュガルド四大名家のひとつ
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概要
- イシュガルド建国以来の名家
言ったはずだ、私は異端者ではない……! 建国よりドラゴン族との戦いに鉄血を捧げてきた、 アインハルト家の名誉にかけて!
- 屋敷はイシュガルド上層のフォルタン家と対面している。
- アインハルト家は鍛冶や工業を代々司ってきた家で、イシュガルドでの対竜兵装や「戦神鋼」という門外不出の特殊合金は、アインハルト家の手によるものである。
紋章
- アインハルト家の紋章は「赤薔薇」
フランセル : 僕らアインハルト家の紋章は「黒地に赤の薔薇」さ。 建国以来、砦にこの紋章をかかげ、襲来するドラゴン族からイシュガルドを護ってきたんだ。
- この紋章により、アインハルト家の騎兵は「薔薇騎兵団」の通称で呼ばれている。
一族
当主:ボランドゥアン・ド・アインハルト(Baurendouin de Haillenarte)
- アインハルト家当主、アインハルト伯爵(Count Baurendouin)
- 尊号「閣下」
- スカイスチール機工房の工房長。
- ただし月に一度工房に顔を出せばいいほうで、管理運営は執事のフロムローに丸投げしている。
- 正直なところ、あまり有能な人物とはいえず、昨今のアインハルト家の凋落の原因はこの人物にあるのではないかというのが専らの評判らしい。
- 実際、現状を打開しようとそれぞれの努力をする息子たちには非協力的で頭ごなしに否定するが、かといって代案を示すわけでもない。昔はもう少ししっかりした人物だったが、スチールヴィジル防衛戦で三男のクロードバンが戦死してからというもの、この有様らしい。
長男:ステファニヴィアン(Stephanivien de Haillenarte)
- アインハルト伯爵からは理解されていない。
ああ……サビ臭い、暑い、息苦しいのう。 何より耐えがたいのは、その小汚い格好だ、我が息子よ。 鉄クズいじりなんぞに、うつつをぬかしおって、嘆かわしい!
- 工房の機工士たちからは「ボン」と呼ばれている。
- 機工士としての技術力もさることながら、「銃器なら短い訓練期間で一般の市民でも戦力になれる」ことを主張する先進的な思考を持つ。
- この主張の正しさは現実の歴史が証明しており、彼の先見の明がうかがえる。
次男:オールヴァエル(Aurvael de Haillenarte)
- オールヴァエル・ド・アインハルト
- 「雲海探索ディアデム諸島」(空島)への受付をしている。
我々アインハルト家は、アバラシア雲海の暗礁空域…… 「ディアデム諸島」の探索に挑む猛者を募集している! 危険に立ち向かう勇気のあるものは、ぜひ参加してもらいたい! 我が名は、オールヴァエル・ド・アインハルト! 誇り高きアインハルト家の次男にして、 ゆくゆくは、このイシュガルドを担う者だ! かの地には、未知の天然資源があふれているという噂が絶えない! ゆえに、我々アインハルト家は、 スカイスチール機工房にて飛空艇を建造し、 探索事業を行うこととなったのだ! ……あー、ただな、我が家の財政は非常に苦しい。 探索に参加する際には、燃料費の一部を負担してもらいたいのだ。 大丈夫、探索が成功すれば、必ず見返りがあるのだから! ……な?
三男:クロードバン(Chlodebaimt de Haillenarte)
- 故人。
- ラニエットの兄
- スチールヴィジルで指揮を執っていたが、スチールヴィジル防衛戦で命を落とした。
先日、スチールヴィジル防衛戦で命を落とされました、 アインハルト家の三男、クロードバン様の命日があり、 ささやかな追悼式典がございました。 クロードバン様の妹君である彼女も、式典に参加できず、 悔やんでおいでだったからな……。 ラニエット:思えば……クロードバン兄様の死が、 アインハルト家の落日の始まりだったのかもしれない……。 だが、彼の名誉のため耐えぬいてみせる、そう決めたのだ。
- 「死者の宮殿」で「名家風の騎士」として登場する。
ラニエット、フランセル… どうか幸せに…
ラニエット(Laniaitte de Haillenarte)
- ラニエット・ド・アインハルト
- Lady Laniaitte
- エレゼン族の女性で、四男フランセルの姉。
- 「薔薇の騎士」「ラニエット隊長」
- アバラシア雲海のクラウドトップ付近の拠点ローズハウスに常駐して監視しているが、最近は原住民であるバヌバヌ族との対立に手を焼いている。
数年前、この地にやって来て彼らと出会った我々は、 彼らに贈り物を渡し、ここに監視所を設ける許可を得た。
- フォルタン家の次男、エマネランに惚れられているようだが、気付いているのかいないのか突っ撥ねている。
四男:フランセル(Francel de Haillenarte)
- フランセル卿(Lord Francel)
- アドネール占星台東の街道で見つけたアートボルグ砦群のフランセル卿宛の「奪われた荷物」には、異端者の証である「竜眼の祈鎖」が入っていることがわかり、異端審問官に連絡されてしまう。
- フォルタン家のオルシュファン卿とは親友。6歳差(本編時点でオルシュファンが28歳、フランセルが22歳)で性格も正反対だが、不思議と馬が合ったらしい。
- 余談だが、超える力で観ることができる初代アインハルト卿にそっくりである。
フランセル : 恩人のキミに、大したもてなしもできず申し訳ない。 せめて薪をくべるから、ゆっくり温まっていってくれ。 もっとも……オルシュファンが、キミを待っているかな? 彼は少しだけ変わったところもあるが、とてもいい友人だ。 いつか彼も交えて、旅の話を聞かせてほしい。
- いつか「民衆を楽しませ、笑顔にする楽団を作ろうと考えている」らしい。PLLで言及されていた、楽器演奏システムにかかわってくるかもしれない。
- 温和で人当たりが良く、聡明な性格の持ち主であることから、部下や友人との関係は極めて良好。
- パッチ5.1実装の「イシュガルド復興」の責任者に任命されている。
竜詩戦争が集結したことを受けて、イシュガルドの貴族院と庶民院は、破壊されて久しい皇都下層の一区画を再建し、新区間「蒼天街」として復興させる計画を承認した。
この大事業の責任者に任命されたのは、フランセル・ド・アインハルト。若き名門貴族と共に、職人として、冒険者として、イシュガルドの復興を実現せよ!
- オレール(Aurelle)
フランセルぼっちゃんを救ってくれて、ありがとう。 今は苦境のアインハルト家だが、 ぼっちゃんは、私たちの大切な主なんだ。
- このセリフでも、フランセルの人柄がうかがえる。
管轄
アートボルグ砦群(Skyfire Locks)
- キャンプ・ドラゴンヘッドとアドネール占星台頭の間にある砦群のこと
シルヴァンテル : このアートボルグ砦群が、 なぜ散在する小さな施設で、構成されているか分かるか? シルヴァンテル : それはドラゴン族の猛火で、一度に全滅しないためだ。 有事の際には、都市民の避難場所にもなるからな。
- 責任者は四男フランセル卿
- リックマン(Rickeman)
- 帳簿係クラヴラン(Cravellin)
オルシュファン様と貴方様に協力したいのですが、 アインハルト家は混乱しているのです……。 一族から多数の異端者がでて、 もはや申し開きもできない状態。 各地の情報を集めるなんて、とてもとても……!
ロジュダンレル : ここより北に散在する要塞は、まとめて「アートボルグ砦群」と呼ばれておる。 最近ぱっとしないアインハルト家が管轄する砦だ。
秘石の塔(Monument Tower)
- 秘宝「ハルオーネの秘石」を守護するために建てられた塔、現在はガレマール帝国基地の監視も行っている
カイリアン : この「秘石の塔」は、「ハルオーネの射目」に眠る 秘宝「ハルオーネの秘石」を守護するために建てられた塔。 カイリアン : ……もっとも、最近では、帝国基地の監視が 主な任務になりつつあるがな。
- イニアス(Ignace)
- カイリアン(Cailean)
スカイスチール機工房
- イシュガルド内の施設で、ジョブ「機工士」のギルドを兼ねている。
- バリスタやカノン砲といった対竜兵器の開発を行っている。
- ステファニヴィアン・ド・アインハルト
- 助手の女性がジョイ。アインハルト家の使用人で機工士。
- プレイヤーも一部の対竜兵器に触れる機会(または敵として戦う機会)があるが、いずれも性能は高く、大掛かりなものだとニーズヘッグの側近、しかもその中でもとりわけ強力な個体にすら十分な大ダメージを与え、あるいは拘束することができる。
- これほどの技術を持ちながらアインハルト家が軽視されるのは、やはり「騎士の戦力」を重視するイシュガルドの風潮故だろう。
旧管轄地
- かつてはスチールヴィジル(鋼の塔)も管轄していたが戦力も名誉も失ってしまったという
我々アインハルト家は、砦の防衛を担う家。 かつてはこのスチールヴィジルも守っていたが…… ドラゴン族に奪われ、戦力も名誉も失ってしまったんだ。 飛空艇はストーンヴィジルに着陸したのか……。 あの砦も、もとはアインハルト家が預かっていたのだが、 霊災後の混乱に乗じたドラゴン族に、奪われてしまったんだ。
- このとき、三男のクロードバン卿が戦死している。
- アインハルト家には次々と嫌疑がかけられ、この砦奪還にはデュランデル家があたっているという。
今やアインハルト家の力は衰え、 失った砦の奪還さえ、こうして他家にお任せする始末。 デュランデル家には頭が上がりません……。
- ストーンヴィジル(石の塔)も数年前に奪われた
数年前、悪しきドラゴン族が飛来してな。 今や、あそこは奴らのねぐらと化している……。
関連項目
【イシュガルド】【イシュガルド四大名家】