アシエン

アシエン(Ascian)

  • 新生エオルゼアにおいては次のように紹介されている。
    漆黒のローブと、禍々しい仮面に身を包んだ邪なる者たち。
    エオルゼア各地に出没し、争いの種を巻いて回っているようだが、
    その真の目的は謎に包まれている。
    別名「天使い」
  • なおこのページの情報は、極度のネタバレを避けるためパッチ5.X時点で停止しています。
  • これ以降の情報については別途「十四人委員会」及び「古代人」でまとめていますので、パッチ6.0メインシナリオを完了した方や、ネタバレを気にしない方は参照してください。
Table of Contents
アシエン

ゾディアーク

原初世界 鏡像世界


概要

  • この星の謎に迫る重要な役割を果たすと明らかにされている。
  • 星の代弁者(ミンフィリア)によれば、アシエンはゾディアークの使徒であるという。
  • 混乱の創造主「天使い」、「混沌の使者」。伝承に沿って「アシエン」と呼ばれる。
    ヤ・シュトラ : 天使い(あまつかい)ですって?
    ……そうだったのね。
    混乱の創造主「天使い」。
    いえ、伝承に沿って「アシエン」と呼ぶべきか……。
    実在していただなんて。
    蛮族の陰にアシエン有り、という情報は本当だったのね。
    それが、シャーレアンから来た目的か……ですって?
    なぜ、私が異邦の……。
    シャーレアンの民だと解ったのかしら?
    ……いえ、いいわ。
    あなた、やはり「あの力」を持っているようね。
    (レベル14メインクエスト「~~で蠢く闇」)
  • ミンフィリアたち「暁の血盟」では、以前からこの「アシエン」について調べている。
    ミンフィリア : わたしたちは以前から、
    天使い……「アシエン」について調べてきたの。
    古の時代より、歴史の陰に潜み、
    常に混乱と戦を煽ってきた者たち。
    アシエンは、実体を持たぬ不死の存在よ。
    黒い水晶……「闇のクリスタル」を媒体に、それを手にしたものに憑依する。
    (レベル46メインクエスト「エオルゼアの明日のために」)
  • シャーレアンでは古くから研究されており、特に「召喚士ジョブクエストでも度々登場する。
    ヤ・ミトラ : アシエンは、人の心の隙間に入りこんで……
    甘い言葉でそそのかし、破滅への道を歩ませようとする。
    そうやって、エオルゼアを混乱に導いているのよ。
    (ジョブ「召喚士」ジョブクエスト「邪道と正道」)

不滅なる者

  • アシエンは不死なる存在であり、闇のクリスタルを用いて人間が認識している現実世界へ現れ、憑依する。
  • 闇のクリスタルを破壊したところでアシエンの存在自体は消滅せず(エーテル界へ還らず)、物質界とエーテル界の間に退避する。
  • アシエンを完全に倒すには、「白聖石」などの魔器によって魂を捕らえた後、高密度のエーテルの刃で対消滅させるしかないという。

アシエンという存在の認識

  • アシエンは通常認識できず、目の前にいても見えていない状態となる。
  • これが詳しく説明されたのが、砂の家に白法衣エリディブスが現れたシーンで、ミンフィリアには見えているエリディブスが、その後入室してきたタタルには見えていない。
    ???? : あの者に、なぜ私が見えないか不思議か。
    ……あの者は私という存在を「認識」していないからだ。
    ミンフィリア : ……認識……ですって?
    ???? : そう、肉体という古き器を持たぬ我々は、
    人にとって「不確か」な存在。
    ???? : 時には、亡霊のごとき姿に。
    時には、影無き人の姿に……。
    見るものによって、その在り方を変える。
  • ただし「超える力」を持つものには認識されており、かつ見ることができる。
    ???? : しかし、超える力を持つ者は違う。
    超える力は、その壁ですら超えることができる。
    わずかなきっかけがあれば、我々の正しき姿を認識できよう。
  • 同じような内容を後にウリエンジェが語っている。
    ウリエンジェ : 肉体を持たない彼らの実体は、その存在を「認識」されないと、
    人に見られることすら叶わないのです。
    ウリエンジェ : エリディブスが「砂の家」に現れたとき、
    その姿を捉えられたのは、ミンフィリアと、我らが英雄のみ。
    私は気配程度しか、感じ取ることができませんでした。
    ウリエンジェ : おそらく、「超える力」の持ち主でもなければ、
    アシエンの不確かな存在を、「認識」することは難しい……。
    ウリエンジェ : それゆえに、彼らが人の歴史に介入する際には、
    他者の肉体をまとっているものと推測されます。
    ウリエンジェ : かつて、エリディブスが私に接触してきた際も、
    きっと誰かの肉体を用いていたのでしょう。
    アリゼー様やサンクレッドにも視認されておりましたので。
    ヤ・シュトラ : ラハブレアがサンクレッドを利用し、
    エメトセルクがガレアン人の肉体でソル帝を演じた……
    それと同じことね。
  • ただしこれが「天使い」などの現身になった状態では話が別で、一般人でも見えている描写がなされる。旧FF14のアシエンはNPCにもみえており、ふっちことシルフ族も認知している。※上記ウリエンジェの話とも一致する。
  • 新生後は、生きている人間のほか遺体にも憑依しており、その状態では普通に一般人と会話もできている。

語源

  • 公式には明らかにされていないが、英語のascianという単語は、“without shadow(影なし)”を意味するラテン語asciusを語源とする。ascian - Wiktionary








  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。






アシエンの階級

「赤い仮面」と「黒い仮面」

  • ガイウスによれば、アシエンは上位の「赤い仮面」と下位の「黒い仮面」のものに分かれるという。
    ガイウス : アシエンには、上位の赤き仮面の者らと、
    それに従う下位の黒き仮面の者がいるのは知ってのとおり。

オリジナルと転生組

  • 赤い仮面をかぶるものも、オリジナルと転生組に分かれるという
    ガイウス : しかし、赤き仮面の者たちの中にも階級があり、
    「オリジナル」を名乗る少数の者らが、
    「転生組」なる、その他の者を従えている。

アシエン一族



深淵の司祭:アシエン・ラハブレア(Ascian Lahabrea)

  • サンクレッドさんがどうにかなっていた時に憑依していたアシエン。
  • ガイウスを手引し、高濃度のエネルギー結晶である黒聖石「サビク」を与え、動力源として使用することで「アルテマウェポン」を完成させる。
  • サンクレッドに憑依し最後は古代魔法「アルテマ」を発動するが、光の戦士の前に敗れる。しかし、魂は物質界とエーテル界の間に退避した為に消滅を免れる。
  • その後、イシュガルド教皇トールダン7世に神降しの手法を教えるも、計られてしまい「騎神トールダン」の聖剣によって魂ごと吸収され、消滅した。

殉教者:アシエン・イゲオルム(Ascian Igeyorhm)

  • 彼女の力があまりに強すぎたこと、また対抗すべき光の使徒が未熟すぎたことから、第十三世界では「闇の氾濫」と呼ばれる事象が発生し、ほとんどすべての命が無に帰した。
  • それにより第十三世界は、残された僅かなエーテルを巡って妖異と化した生命が争い続ける「ヴォイド」となってしまったという。
  • これはアシエンにとっては統合すべき世界の価値が失われたことを意味しており、以後ラハブレアに従う。
  • アシエン・ラハブレアアシエン・イゲオルムは超える力によって融合し、「アシエン・プライム」へと変化する。融合してまで挑むが、光の戦士との戦いに敗れ消滅した。
  • パッチ2.0「究極幻想アルテマウェポン」 カットシーン4
  • パッチ2.3「還りし神、巡りし魂」 カットシーン3

アシエン・エメトセルク(Ascian Emet-Selch)

  • CV:不明 ※未登場
  • パッチ4.5パート1「青龍壁展開」において、ガイウスにより明らかにされたアシエン。
  • 「オリジナル」であるという。

尊厳王:アシエン・ナプリアレス(Ascian Nabriales)

  • 第十二世界から渡ってきた「転生組」のアシエン。
  • 世界の境界を越えてきたために原初世界では「オリジナル」よりも力の面で劣る。
  • パッチ2.0「究極幻想アルテマウェポン」 カットシーン4
  • パッチ2.3「還りし神、巡りし魂」 カットシーン3

アシエン・パシュタロット(Ascian Pashtarot)

  • カットシーンでのみ登場。
    • パッチ2.0「究極幻想アルテマウェポン」 カットシーン4

アシエン・エメロロアルス(Ascian Emmerololth)

  • カットシーンでのみ登場。
    • パッチ2.3「還りし神、巡りし魂」 カットシーン3
    • 禁断の地エウレカ:ヒュダトス編
      ガラフのメモ : しかし、長年に渡り秘匿してきた創神の在り処が、
      「エメロロアルス」を名乗るアシエンに突き止められてしまった。
      そこで我らは、徹底抗戦する道を選んだ。
      ガラフのメモ : 総員に退避を命じた上で、
      大規模転送魔法を行使し、バル島ごと地脈に沈めた。
      そして、我ら4人の総力を結集し、エメロロアルスを倒したのだ。

アシエン・ウルテマ(Ascian Altima)

  • カットシーンでのみ登場。
    • パッチ2.3「還りし神、巡りし魂」 カットシーン3

アシエン・ミトロン(Ascian Mitron)

  • カットシーンでのみ登場。
    • パッチ3.1「その先に待つ者は」 カットシーン2

調停者:アシエン・エリディブス

  • 「白き衣のアシエン」
  • エリディブス卿
  • アシエンには調停者と呼ばれる「白き衣のアシエン」も存在する。
    私は、アシエン・エリディブス。真なる神と人とを紡ぐ調停者……。
  • 黒き衣のアシエン(アシエン・エリディブスは彼らを”黒法衣”と呼ぶ)とは別に、人を「覚醒」させるのがゾディアークに課せられた命であるとする。
    すべてを理のもとで正しき道へと導くだけだ。
  • 白い衣をまとってはいるが、上位アシエンである「赤き仮面」の「オリジナル」に分類される。

その他のアシエン

十二杯のアシエン

  • アシエン・ラハブレアに仕える下位のアシエン。
  • ジョブ召喚士」のジョブクエスト「闇を打ち消す光を放たん」などで登場する。
  • トリスタン・ローウに目をつけ、「召喚魔法」に関する知識を与えて復讐を行わせようとする。
    トリスタン : さあ、約束どおり、
    「ソウルクリスタル」を集めてきたぞ!
    十二杯のアシエン : ふむ、たしかにアラグの召喚士たちが用いた
    ソウルクリスタルのようだな……。
    十二杯のアシエン : よかろう……。
    この中に眠る、古の蛮神にまつわる記憶と、
    そのエーテルを絞り出し、貴様に与えよう。
    トリスタン : ハァ、ハァ、ハァ……
    こ、これが古の蛮神、魔神ベリアス……!
    クククク……ハハハハ!
    天使い殿の協力で、
    俺は今、アラグの召喚士たちが使役した、
    古の蛮神ベリアスのちからを得た。

十二杖のアシエンと十二剣のアシエン

  • ハウケタ御用邸にて登場した、黒き衣で黒き仮面のアシエン。
    十二杖のアシエン : オマエが、件の冒険者だネ。
    ……司祭様のおっしゃるとおりダ。
    「啓示空間」の中で、平然と戦えるなんてサ。
    十二剣のアシエン : 我々は、天使いアシエン……
    ……この星が「真の姿」を取り戻すために、
    闇によって光を払う存在……。

トラヴァンシェー

  • 旧FF14で登場したNPC。アシエンとされる。

「戒律の殻」?

  • アシエンの台座。この場所を「戒律の殻」と呼ぶのが正しいのかどうかは不明。
  • アシエンの集会所らしき場所で、アシエンの会話が行われるカットシーンにおいて幾度か登場している。
  • ゾディアークらしき像を挟んで、左右にそれぞれ7つずつの台座があり、像に相対する位置に入り口らしき構造物がある。

「戒律の殻」?

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ナプリアレス討滅戦舞台

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  • アシエン・ナプリアレス討滅戦」の舞台である「戒律の殻」も同様の場所に見えるが、縮尺が大きく異なる上に、中央部分にフィールドが存在しているなど違いが見られる。

入り口側

アシエンとは何者なのか?



ネタバレ注意!パッチ5.0メインシナリオを最後まで進めていない方にはお勧めしません】(クリックで展開します)

【念の為もう一度折りたたみます】(クリックで展開します)

ヤ・シュトラ : それが妄言でないと言うのなら、知っているあなたは何者なの?
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エメトセルク : やっと、ついに、それを問うか……。
私とは、アシエンとは何者か……。
エメトセルク : 私たち、とくにオリジナルと呼ばれるアシエンはな……
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エメトセルク : ゾディアークを召喚せし者。
つまり、分かたれる以前の世界の人だよ。
エメトセルク : だとすれば、世界の統合にこだわっているのも頷けるだろう?
エメトセルク : 私は、世界を……人を……真なる形に戻したいのさ。
エメトセルク : 当然の欲求だろう?



関連項目





FF12の闇の異形者との関連性

  • かなり以前から、熱心なファンの間において「FF12(FFT)の”闇の異形者(召喚獣)”との関連性」を指摘する声が多数あり、今の所、その推理があたっているとしか思えない状況となっている。

    ※公式サイトロードストーンのプレイヤー日記やTwitterなどで検索すれば、いくつも見ることができます。下記内容は決して当サイトの独自内容ではなく、それらをとりまとめたものに過ぎません。

  • FF12の世界において、人間が栄える古代から「神の時代」と呼ばれる文明を築き上げてきた種族であり、イヴァリース世界を統治する不滅の存在であるオキューリア族は、自ら「神」を称し、下界と異界を統治するために創り出した闇の異形者を「召喚獣」と呼ぶ。
  • かつて聖天使アルテマが堕天使アルテマと接触したことがきっかけとなって、オキューリアと闇の異形者たちの間で千年神戦争と呼ばれる戦争が興るが、これはオキューリア側の勝利で終息し、結果オキューリアは、闇の異形者たちの魂と肉体を「獣印」に封印し自由を奪っている。以降、闇の異形者たちは、「獣印」により魂が召喚された時にのみ、召喚者の下僕として現れる存在となった。
  • 黄道十二宮のそれぞれに光と闇の異形者が対になって存在しており、闇の異形者のみ召喚することができる。※FFTでは悪魔のことを「ルカヴィ」と呼び、FF12では「異形者」と呼ばれている。※FF12での「召喚獣」はこれら「闇の異形者」を召喚する物となっている。他のFFシリーズでの召喚獣であるイフリートガルーダタイタンといった(FF14でいう蛮神の)名称は、FF12においては戦艦名などに用いられている。
  • これら黄道十二宮に対応する光と闇の異形者を並べると次のようになる。なおFFTにおける聖石(関連する人物・入手先)も対比させた。
星座
〔黄道十二宮〕
闇の異形者
(召喚獣)
光の異形者
(対存在)
FFT聖石
(ゾディアックストーン)
FF14アシエン
牡羊座
〔白羊宮〕
Belias, the Gigas
魔人ベリアス
Loghrif, the Transcendent
超越者アログリフ
アリエス
※神殿騎士ウィーグラフ
アログリフ
牡牛座
〔金牛宮〕
Chaos, Walker of the Wheel
輪廻王カオス
Mitron, the Chastiser
懲悪の神官ミトロン
タウロス
※機工都市ゴーグの地下坑道
ミトロン
双子座
〔双子宮〕
Zalera, the Death Seraph
死の天使ザルエラ
Emet-Selch, Angel of Truth
真理の天使エメトセルク
ジェミニ
※エルムドア侯爵
エメトセルク
蟹座
〔巨蟹宮〕
Zeromus, the Condemner
断罪の暴君ゼロムス
Pashtarot, Knight-Star
騎士聖斗パシュタロット
キャンサー
※労働七号・改
パシュタロット
獅子座
〔獅子宮〕
Hashmal, Bringer of Order
統制者ハシュマリム
Fandaniel, the Protector
守護者ファダニエル
レオ
※神殿騎士ヴォルマルフ
ファダニエル
乙女座
〔処女宮〕
Ultima, the High Seraph
聖天使アルテマ
ヴァルゴ
※聖アジョラ(聖天使アルテマ)
ウルテマ?
天秤座
〔天秤宮〕
Exodus, the Judge-Sal
審判の霊樹エクスデス
Halmarut, the Arbiter
仲裁者ハルマルト
リーブラ
※オルランドゥ家に代々伝わる秘宝
蠍座
〔天蠍宮〕
Cúchulainn, the Impure
不浄王キュクレイン
Nabriales, the Majestic
尊厳王ナプリアレス
スコーピオ
※ドラクロワ枢機卿
尊厳王ナプリアレス
射手座
〔人馬宮〕
Shemhazai, the Whisperer
密告者シュミハザ
Igeyorhm, the Martyr
殉教者イゲオルム
サジタリウス
※神殿騎士メリアドール
殉教者イゲオルム
山羊座
〔磨羯宮〕
Adrammelech, the Wroth
憤怒の霊帝アドラメレク
Deudalaphon, the Benevolent
慈愛の教皇デュダルフォン
カプリコーン
※ダイスダーグ
水瓶座
〔宝瓶宮〕
Famfrit, the Darkening Cloud
暗黒の雲ファムフリート
Emmerololth, Holy Queen
聖王妃エメロロアルス
アクエリアス
※ゴルランドの炭坑
エメロロアルス
魚座
〔双魚宮〕
Mateus, the Corrupt
背徳の皇帝マティウス
Lahabrea, Abyssal Celebrant
深淵の司祭ラハブレア
パイシーズ
※イズルード
深淵の司祭ラハブレア
蛇遣座
〔蛇遣座〕
Zodiark, Keeper of Precepts
戒律王ゾディアーク
サーペンタリウス
※魔道士エリディブス
調停者エリディブス
  • ※FF14アシエンは、「赤き仮面」をまとうことが確認できるものは赤色で示した。またオリジナル3名については濃い赤色で示した。
  • これを見ると、FF14に登場するアシエンは対存在である光の異形者またはゾディアックストーンに倣ったものであることが確認できる。
  • またウリエンジェが発見していた偽典「ゲルンの託宣」のゲルンは、イヴァリース世界を統治するオキューリア族の王(ゲルン王)の名前でもある。


  • これに対して吉田Pは、じっくりと見ながら「はぁー」「はぁー…ふふん(笑」「ほおー鋭いなぁ…!」「ふーん…すごいなぁ!」と感想を述べている。※インタビュー終了後に、用意してきた質問を眺めながら感想を言っているだけであり、質問に対して明確な返答はしていない。


  • 下記が、上記動画の該当シーンのスクリーンショット。
    a14JRRd.jpg
    vL32LB8.jpg
    • ※下の画像は、吉田Pが見ているペーパーを表示している。このペーパーでは、アシエン・ラハブレアの顔(サンクレッドに憑依した状態)に浮かび上がっている紋章が、FF12の召喚獣マティウスの獣印の一部を天地逆にしたものではないかと指摘している。※このアシエンの顔に現れる紋章についてはアシエンひとりひとり異なっており、コアファンの間でその他のアシエンについても同様の関係性が指摘されている。

旧FF14でのアシエン

  • 新生前の、旧FF14のメインクエストで登場したアシエン。
  • いくつかの伏線が新生後のアシエンで回収されているため、残しておきます。
アシエン

別想

  • リムサ・ロミンサメインクエスト「別想」において、「自らの影も食らった悪しきもの(The shadoweaters)」として登場する。
    ヤ・シュトラ : そう。もしも見かけたら用心しなさいね。彼等は、「死」を運ぶのよ。
  • エメリックが引き上げた「シールロックの宝」(角笛)を手に入れたスタルマンだったが、その宝を狙うものとしてサハギン族とともにこのアシエンの名前がでてくる
    ヤ・シュトラ : あれを狙っているのは、サハギン族だけではないわ。自らの影も食らった悪しきもの……
    ヤ・シュトラ : 「アシエン」よ!
  • ヤ・シュトラが「シールロックの宝」を渡すよう諭すがスタルマンと闘いになり、そのさなか、「過去を見せる力」を発現させた冒険者に呼応するかのように空が乱れ始める。気がつくとトラヴァンシェー(Travanchet)が立っており、「シールロックの宝」は不思議な力で奪われてしまい、トラヴァンシェーも掻き消すように居なくなる。
    トラヴァンシェー : この強大な力、人が持つにあたわず。

利害の調停者

アシエンに関するうわさ話

  • 10年前にアシエンが都市を襲ったことがある
  • 天使いが、「エオルゼアにアシエンを呼び込んだは、おまえたち汚れた都市の民」であると語った
  • アシエンたちが最初に神を呼んだという
  • アシエンにも神がおり、そのことから彼らの元にも天使いが訪れて導いたということがわかるという

アシエンまわりのデザイン設定について

ネタバレ警告】(クリックで展開します)

  • パッチ6.0を最後まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。


再警告:ネタバレ警告!】(クリックで展開します)

  • ゾディアークが付けていた仮面は、5.0で出てきたゾディアークの古代壁画から引用したものであるという話。
    • 織田氏:ゾディアークのデザインに関しては長い歴史があるのでそれを紹介する。
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    • 左上:旧FF14開発中に、当時のメインシナリオのプロットに組み込まれていたアシエンに関わる蛮神で「ガイア」という名称だったという。銀泪湖の奥底に眠っている最古の神様であるという。女神。しかし吉田体制でメインストーリーがダラガブが落ちてくるというものに変わったため、これは出てくることはなかった。
    • 右上:その後、新生時にアシエンに関わる神様として「ゾディアーク」というものが改めて設定し直された。パッチ2.4だったかで、アシエンが会議するシーンがあって、それを作る際にフィールドの後ろの方に「神様を思わせる石像が欲しい」というオーダーがあった。デザインなんかが出来てなくてどうしようという話があった時に、織田氏から昔こういう設定画があったようだよと話をした上で、なるべくデザインを流用しつつ石像を作ってもらった。元の「ガイア」神は女神だったが、新生後に設定し直した「ゾディアーク」は男神であった。そこで女神から男神へとプロポーションは変えているものの、基本的なシルエットは踏襲している。
    • 左下:この右上デザインを元に描かれたのが、漆黒の時の”古代に描かれたゾディアークの壁画”ということになる。このデザインを見ると、かなり抽象化されていて、顔の部分はツルッとしたところに模様が入っているというデザインになっている。
    • 右下:暁月で(ゾディアークと)バトルをするとなった時に、モンスターとしてのデザインアートを書き起こす必要が出てくるが、この時に天野先生のパッケージアートに描かれているゾディアークの顔と、壁画にあるツルッとしたデザインとの整合性というか、両方を正解とするためにモンスターデザインのTさんが色々考えた上で、人の顔だけども古代人なので仮面がついているという形のアレンジで落としてくれた。それで生まれたのが右下。
    • 参考)天野氏のアートがたぶんこれだと思われる。
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      • 吉田:これね、最初っから決めてることなんてあんまないんすよ。俺旧14のプロット見た時に、今のこの展開からどうやってたどり着くねんってなって変えようと決断した。アシエンという存在をなくすのは違うだおろうということでアシエンは再設定したけど、アシエンが古代人とか新生のときは考えてないからね。でも徐々にこうやって作られていって、このデザインはこうしたからこうと。6.0は天野先生に久しぶりにボスを描いてもらいたいというのもあって描いてもらった(ハイデリンゾディアーク対面のやつと、主人公で3枚)が、壁画との整合性合わせるために仮面でいくしかないとなり、古代人だから仮面をつけるんだという、最初から仕組まれていたかのようにデザインが決まっていった。
  • 関連で、初期の「月」にデータ上だけゾディアークがいたという話。
    • ヤミ戦が初登場するとき、(3.0蒼天のイシュガルドの)エンディングの後のカットシーンで、エリディブスが月面でつぶやく(光の戦士は力を持ちすぎた…)シーンがある。あそこは前広さんからの発注で「とりあえず月面を作れ」というものがあって、その時に前広さんから「ゾディアークの石像を作って、あそこにぶっ刺しといてくれ」と言われた。それで作って(データ上は月面に)刺してあるが、その後の事情はわからないがリリース版ではカメラには一切写っていなかった。
      • 吉田:思い出したわw 先の展開考えるとこんなとこで出すと色々縛られるから(消した)。でもね、マジで時間がなかったので「カットシーン調整してカメラからはずせ」と指示したのだという。だからカットシーン中に止めてカメラぐるっと回せばあるってことだよね。
    • そうですね。まだずーっと残ってます。