ウリエンジェ・オギュレ(Urianger Augurelt)
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概要
謎めいた言動を放ちつつ冒険者を導く、 エレゼン族の賢人。 預言詩の研究家でもあり、 第七霊災の危機をいち早く説いていた。 賢人「ルイゾワ」と行動を共にした 「救世詩盟」の一員でもある。
- 賢者ウリエンジェ。
- シャーレアン出身。シャーレアン魔法大学の出身者。
- 旧FF14より登場しており、第七霊災の到来を予言する謎の賢人として各地に出没したほか、ルイゾワに従っている様子が描かれた。
- 新生では、暁の血盟のメンバーのひとりとして、またアリゼーお嬢様の関連コンテンツでよく登場する。
- 他の「暁の血盟」メンバーとは別行動を取ることが多く、「新生エオルゼア」の極蛮神シリーズ、「蒼天のイシュガルド」での三闘神シリーズなどのクエストに深く関わる。
- また「闇の戦士」登場時には一時怪しげな行動を取っており、後にそれがミンフィリアの運命に深く影響を与えることとなる。
預言詩
第六星暦:第七の浄化との関わり
- 旧FF14で描かれた第六星暦時代のウリエンジェ。
第七の浄化~不吉な噂~
- 第七の浄化~不吉な噂~において不審者Urianger Augureltが登場し、次のような内容をSayで話していた。
Urianger Augurelt: 恐るべき異変が世界に迫っています…… Urianger Augurelt: 真実を求める者よ……どうか、ご傾聴ください…… Urianger Augurelt: 『六の陽没し 七の月輝きしとき…… Urianger Augurelt: 群雲より 紅き炎降り 奈落より 黒き闇湧かん……』 Urianger Augurelt: 使徒メザヤが預言した「第七の浄化」は、目前に迫っています…… Urianger Augurelt: 真実を求める者よ……目を覚まし、立ち上がるのです…… Urianger Augurelt: 未来を変えましょう……貴方がたの力で……
不浄なる印形
- グリダニアグランドカンパニークエスト「賢者の刻印」で語られるウリエンジェ
アイリス : 最近、噂の「賢者ウリエンジェ」よ、きみは知らない? 各地のキャンプに現れては、「第七霊災」の預言詩を広めてて…… あんなのに、だまされちゃダメ。あれはペテンよ。 アイリス : あいつはね、「不浄なる印形」を刻んでまわってるの。 その印形の調査と解除をしてるのが、わたしたち。けなげでしょ? アイリス : でも、仲間たちは、あいつに次々とやられてしまって…… その印形によって何が起きるのかまでは、解明できてない。
失われた神歴記第七節
- グリダニアのグランドカンパニークエスト「賢者の刻印」で語られるウリエンジェ
パパリモ : 彼が広めてる預言詩は、世界の破壊と再生が六節にわたって描かれている。 でも、賢者が読んでるのは第七節。 未完のまま行方知れずとか、実は存在しないとか言われてる一節だよ。 パパリモ : で、第六節までは、さまざまな根拠から実際に起きたと言われてる。 だから「第七霊災」も確実に起きる、と主張する研究者が多いんだ。 ウリエンジェは、その中のひとりなのかも。
邪悪な魔法使い
- サブクエスト「月の胸騒ぎ」で語られるウリエンジェ
ワルチャー : それは、「賢者ウリエンジェ」だ。 各地のキャンプに現れては、預言詩を読み上げる……うさん臭い男さ。 ワルチャー : 大昔に起きたという「第六霊災」には、隠された秘密がある。 「あの霊災は、邪悪な魔法使いの一団が引き起こした」そうなんだ。 ワルチャー : この邪悪な魔法使いたちは、 「七魔王」と契約して幾万もの魂を「七つの獄」に送った。エオルゼアの王になろうとしてね。 賢者ウリエンジェは、この魔法使いの一人じゃないかってネタがあるんだ。
「勇の剣」と「優の灯」
- おわりの名は希望
「メザヤの預言」……それは、滅びの定めにあらず。 それは、滅びのあとに残る「希望」の約束。 そして、第七の預言に語られる「勇の剣」と「優の灯」……今、はっきりとわかりました。 それは正しく……あなたのことであると。 たとえ、無慈悲なる災厄が訪れようとも…… あなたという「希望」ゆえに、エオルゼアの未来は、紡がれ続けることでしょう……
他のNPCとの関係
- 「救世詩盟」のメンバーであり、ルイゾワ・ルヴェユールを盟主と仰ぐ
- ヤ・シュトラやサンクレッド、パパリモやイダなどと顔見知りであり協力関係にあるとされる。
第七星暦:新生エオルゼア
暁の血盟
メインクエスト
- メインクエストの重要な場面の「直前」に登場し、キーアイテムを手渡す言葉しばしばある。
幼馴染ムーンブリダ
- 北洋シャーレアンの賢人のひとりでエーテルの専門家であるムーンブリダは、パッチ2.4の「賢人ムーンブリダ」で登場した。
- このムーンブリダはウリエンジェの幼馴染であり、ムーンブリダの父ウィルフスン母ブローウィダとも家族ぐるみの付き合いであった。
- ムーンブリダの死後、ウリエンジェは悲しみの余り手紙だけを2人に送っていたが、暁月のフィナーレでは出会いが描かれた。
クロニクルクエスト
素顔
- 「闇の戦士」が登場する一連のクエストにおいて、素顔を晒している。
- 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
- パッチ5.0まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。
漆黒のヴィランズでのウリエンジェ
- その後ウリエンジェは、イル・メグにある「篤学者の荘園(ウリエンジェの館)」を住居とし、第一世界の研究を進めてきた。
ウリエンジェ : ああ、それから……。 ウリエンジェ : 白聖石……アシエンの魂を捕らえる道具です。 こちらの世界で、改めて作りました。 ウリエンジェ : 此度の戦いは、霊災を防ぐもの。 となれば、アシエンが介入してくる可能性が極めて高い。 ウリエンジェ : そこで、環境エーテルの濃いこの地に住まい、 白聖石を生成していたのです。
- 占星術師となった理由についても述べている。
ウリエンジェ : 私のこの装い……どう、思われますか? ウリエンジェ : ご明察です。 夜闇こそ失われれども、空を覆う光の先には、 今なお星々が輝いている……。 ウリエンジェ : なればこそ、私は先行き不安な流れの中で、 運命を読み、切り開くために、この力を研鑽いたしました。 一応は、本場シャーレアンの理論を修めておりましたので……。 ウリエンジェ : 今後は、占星術師ウリエンジェとして、どうぞよしなに。
水晶公の真相
- 第八霊災については、3年前に第一世界へと呼び出されたウリエンジェが、次元の狭間で見たという話が元になって物語が動き出している。しかしこれについては同じタイミングで喚ばれたヤ・シュトラが当初から疑いを抱いていた。
- この真相については、水晶公が消えた後にライナの案内で「深慮の間」に入った際に明らかにされる。
ウリエンジェ : では、水晶公…………。 ウリエンジェ : あなたは第一世界の住民ではなく、原初世界の…… それも、第八霊災が起きた未来からきたとおっしゃるのですか? ウリエンジェ : 時間と世界を超越し、霊災の要因を排することで、 かの英雄を、死の運命から救おうとしていると……? 水晶公 : ああ……。 唐突な話で、信じがたいだろうが……。 ウリエンジェ : ……いいえ、疑っているわけではありません。 第八霊災が起きるという話も、あなた自身のことも。 ウリエンジェ : ただ、事はあまりに重大です……。 もう少し、経緯を詳しく伺っても……?
- こうして経緯を打ち明けられたウリエンジェだったが、それをウリエンジェだけに打ち明けた理由を水晶公に尋ねる。
ウリエンジェ : ……なぜ、それを私にだけ打ち明けたのです。 水晶公 : すまない、そこは打算的な動機なんだ。 ……あなたに、協力者になってほしくてね。 水晶公 : あなたは教えてくれただろう。 以前、第一世界が「光の氾濫」の危機に瀕していると知って、 ミンフィリアを送り込む手引きをしたのは、自分だったのだと。 水晶公 : それは恐らく、あなたにとって苦渋の決断で…… だからこそ、彼女の護ったこの世界を救わねばと覚悟している。 水晶公 : そのために必要な対価があったとしても…… あなたなら、進むことを選んでくれると思ったのだ。 ウリエンジェ : ……対価、ですか?
- こうして、ウリエンジェは水晶公の真相を知りながらその想いを遂げさせるため、彼の行動に協力することとなる。
ウリエンジェの語る水晶公の想い
- イマキュレートクラウンにて、イノセンスを討滅した光の戦士たちの前に現れた水晶公の驚くべき行動を、見届けるよう一行を説得する。
ウリエンジェ : 手を出してはなりませんッ! ウリエンジェ : お願いします……今、このときだけは…… 彼の決意を、ただ、見届けてほしい……。 ヤ・シュトラ : ……ああ……なんてこと……。 ウリエンジェ、あなた、これをすべて知っていたのね……。 ヤ・シュトラ : こんな乱暴な転移術は成功しない。 別の世界になんて、辿りつくことはない……。 ヤ・シュトラ : 水晶公はそれをわかっていながら、 あの人には悟られまいと、嘘をついているんだわ……。 アルフィノ : それは……どういう……。 ヤ・シュトラ : 彼女からあふれた光の力を引き取って、 世界と世界の間……次元の狭間で、砕け散る。 ヤ・シュトラ : 水晶公は、自分の命と引き換えに、 あの人もノルヴラントも救う気なのよ……!
- アーモロートにて。
ウリエンジェ : ……エメトセルクを完全に止めるならば、 彼の魂を拘束し、大きな力で打ち砕かねばなりません。 ウリエンジェ : 拘束のための「白聖石」は、用意ができております。 それは私の務めであり…… 水晶公から依頼されたことでもありました。 ウリエンジェ : 彼がいた第八霊災後の未来は、言い換えれば、 アシエンの姦計に陥った世界ですので……。 今度こそ屈するものかという思いも、あったのでしょう。 ウリエンジェ : つまり、エメトセルクを打ち倒すことは、 かの未来の者にも報いる行為となる……。 ウリエンジェ : それでも、この先、御身が危うくなったら思い出してください。 英雄に生きてほしい……それこそが彼の、彼らの、 原動力であったということを。 ウリエンジェ : そして、私がそこに加担したのも…… 同じ想いが、あったからだと……。
リーンへの言葉
- ミンフィリアと会うためにアム・アレーンに向かった一行。自らの存在価値について悩み続ける光の巫女(リーン)に対して、次のような言葉をかけている。
ウリエンジェ : ……どうしましたか、ミンフィリア。 ミンフィリア : 私には……遺せるものなんて何もない……。 ミンフィリア : 私は、何をやろうとしても、みんなほど上手くできない。 私が私のまま生き残っても、誰も喜ばない……。 ミンフィリア : サンクレッドだって傷つけるって、わかってるんです。 だからいっそ……! ミンフィリア : いっそ、本物のために消えてくれって…… そう言ってくれたら、苦しくないのに……。
ウリエンジェ : ……申し訳ありません。 ウリエンジェ : 私は、「光の巫女」を第一世界に送った張本人……。 あなたにも、サンクレッドにも、謝ることしかできません。 ウリエンジェ : 世界というものは、とても複雑です。 誰かに生きてほしいという、ごく単純な願いでさえ、 別の誰かを犠牲にしなければ叶わないことがある……。 ウリエンジェ : だからこそ皆、生きるに足る理由を…… 死すべき理由を、見出そうとするのではないかと思います。 ウリエンジェ : ……しかし。 本来その願いには、そのような難しい理屈はいらないのです。 ウリエンジェ : ただ、大切なあなたに、 未来へと歩んでほしい……歩んでほしかった…… それだけのものなのです。 ウリエンジェ : ……私は人の群れの中で生きるのが苦手でしたので、 これを思い知るまでに、時間がかかりすぎましたが。 ウリエンジェ : あなたは、ただ信じてもいいのではないかと…… 私は思いますよ。
関連項目
【第七の浄化】【神歴記】【第六霊災】【属性を失ったクリスタル】