古代都市シラディハ(Sil'dih)
- かつてエオルゼアに存在したとされる都市国家。
- シラ朝王家が支配した
- ウルダハの近くにあり栄えていたが、戦争に負け滅んでしまい、今ではその存在は忘れられている。
シラディハは、ウルダハの辺りにあった都市の名前です。ウルダハと同じように栄えていたのですが、戦争に負けて滅んでしまいました。
- 採掘師クラスクエストでは、白磁の水差の欠片がこのシラディハの遺物だとされる。
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概要
- かつて、ザナラーン地方に存在したララフェル族の都市国家
- ウルダハ(第一期ウル朝ウルダハ)と並び立っていたという
……かつてザナラーン地方には、 「シラディハ」という、ウルダハの兄弟国家があってねぇ……。
建国
- ベラフディア王家の双子の王子が対立して建国した国家
エラスムス : ふたつの国は元々、「ベラフディア」というひとつの国でした。 しかし、ベラフディア王家に生まれた双子の王子が、王位継承権を巡って対立したそうです。 エラスムス : 結果、ベラフディアは分裂……。 双子の王子はそれぞれ「ウルダハ」と「シラディハ」を建国し、両国は小競り合いを繰り返したそうですよ。
ウルダハとの戦争
- 第六星暦1159年、シラディハ王となったララウェフ王は大規模な治水事業を行う。ウルダハが水源としていた場所のさらに上流から水を引くことでシラディハは潤うこととなったが、ウルダハとの対立は激化する。
- 1181年、ウルダハの呪術士たちは「ゾンビパウダー(Traders' Spurn)」を造り出すことに成功し、これを用いてシラディハを壊滅に追いやったという。
- 約400年前にウルダハ(第一期ウル朝ウルダハ)と戦争になり、国は滅んだ。
場所
- ウルダハの南側、サゴリー砂漠(Sagolii Desert)に蜃気楼のように浮かび上がるという。
遺跡
- カッバーベル銅山の2F(アントリング営巣地)には、「Sil'dih Aqueducts」という名前で古水道を確認することができる。
- なお、このSil'dih Aqueductsの奥には、非公開ダンジョンが存在することも知られている。
- 2012年1月に発生したゲーム内イベント”「救世神ダラガブ」への生贄:「シラディハ水道」の秘儀からの生還”では、蛮風エーテライトを経由してこのシラディハ水道に侵入する機会があった。
亡国シラディハ
ララフェル王朝
- 「湧水の王」と称された王「ララウェフ・シラ・タタウェフ(Lalawefu Sil Tatawefu)」亡き後「シラディハ」は混迷期に入り、ララウェフ王の推進した経済改革は概ね成功していたが、その大幅な増税によって社会不安が増大しさらに大干ばつが重なり各地で不満が爆発、シラディハは大いに乱れたという。
- ララウェフ・シラ・タタウェフは、【ララフェルの命名ルール】で「デューンフォーク族」として例に上げて説明されている。
ウル王朝との戦争
- この時ウルダハは大干ばつに苦しんでおり、時のウル朝ウルダハ王ササガン・ウル・シシガンIII世が大軍を率いてシラディハに侵攻、ララウェフ王の治水事業により発見された水源地を奪取しようとした。
- ※現行版ではシラディア侵攻を行ったのは「ササガン・ウル・シシガン」と記述されていたが、新生では「ササガン・ウル・シシガンIII世」と修正されている。
- シラディハ王侯貴族たちはこれを逆手にとり、ウルダハの侵攻を国難として大々的に宣伝、暴動を起こしていた都市民をまとめ上げ、ウルダハに徹底抗戦した。戦争は長期化し、それによりシラディハの財政は再び傾き始めたという。
- ここでシラディハがとったのが「兵士をゾンビーに変える」というもので、戦いのさなか、「シラディハ」はゾンビーの制御を失ってしまうという失態をおかし、その結果「シラディハ」都市民の大半は「ゾンビー」の群れとなってしまう。
- 大義名分を得たウルダハは、これを「ゾンビーをザル神のもとに帰す聖戦」と称し「シラディハ」の門を封鎖、全戦力を投入してゾンビーを殲滅した。
「ゾンビパウダー(Traders' Spurn)」
- 新生エオルゼアのウルダハシナリオ「至宝の影で蠢く闇」において、銀冑団総長のオワインが欺かれ王宮の宝物庫の奥に秘蔵されていた秘薬を渡してしまう。
- しかし水仙の香りがするというこの秘薬は、実は人をゾンビーと化し真に不滅の兵と成す、ウルダハの禁忌とされる「ゾンビパウダー」であった。
シラディハとウルダハ
- 両国の関係については、サブストーリークエスト「ヒルディブランド」でも登場する。
- ネネッコ
あら、あなたは以前遺跡でお世話になった……! シラディハとウルダハの確執を調べているのですか? それなら、専門家である私に、お任せください! シラディハとウルダハの確執を学びたいのであれば、 両国の母国である「ベラフディア」の興りを、 キチンと知っておいたほうが良いですよ。 ……そう、時は第五星暦! 魔法文明が花開いた「大魔法時代」に、 さまざまな都市国家が繁栄しました。 しかし、魔法を乱用した「魔大戦」が引き金となり、 大洪水「第六霊災」が発生し、数々の文明が崩壊したのです。 この反動で、魔道士は迫害の対象となってしまいました。 落ちぶれた魔道士は、荒野ザナラーンに逃げ延び、 約800年前に、なんとか「ベラフディア」を建国したんです。 魔道士が作った国……とても夢がありますよね! ベラフディアが、ずっと続いていたらよかったのに……。 だって、そうすれば戦争なんておこらなかったんですから。
- 呪術士ギルドのエラスムス
ふたつの国は元々、「ベラフディア」というひとつの国でした。 しかし、ベラフディア王家に生まれた双子の王子が、 王位継承権を巡って対立したそうです。 結果、ベラフディアは分裂……。 双子の王子はそれぞれ「ウルダハ」と「シラディハ」を建国し、 両国は小競り合いを繰り返したそうですよ。
- 呪術士ギルドのヤヤロク
おやおや、シラディハとウルダハの確執について、 調べているのですか……。 確執など問うまでもありません、すべては結果です。 両国の戦争において、シラディハは負け、ウルダハは勝った。 それだけのことです。 シラディハが負けた理由は、彼らの自滅にあります。 彼らは、戦争において劣勢となり、兵が尽きかけたとき…… 国民をゾンビーへと変える恐ろしい戦法を採ったのです! これを勇敢に撃退したから、ウルダハの栄光があるのです。 シラディハの亡霊がいるとしたら、 我々の栄華を恨んでいるのでしょうね……。
- 呪術士ギルドのココブキ
黄金の天秤に、富と力を並べるウルダハと、 白銀の天秤に、知恵と力を並べたシラディハ。 争いから生まれた両国は、「力」の解釈がまるで違った……。 歴史の上では、シラディハの「知恵」が、 秘薬「ゾンビパウダー」を生み出したと言われています……。 私は、歴史書でそう読みました……クックック。 ただし、歴史とは勝者の語りぐさ……。 どこまでが真実か、わからぬものです。 ここだけの話……シラディハとの戦争において、 ウルダハ軍が、あの「アマルジャ族」と共闘した記録が、 とある古文書に記されていたのを見たことがあります……。 しかし、その記録は「歴史」に残ることはありませんでした。 そして件の古文書は、偽典として書庫の奥に追いやられた……。 不思議ですよね……クックック。
関連項目
【都市国家】【シラディハ水道】【NPC・組織/天秤委員会】