モモディ・モディ(Momodi Modi)
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概要
- 都市国家ウルダハでラウンジ「クイックサンド」を切り盛りする女将。
ウルダハが誇る名店、ラウンジ「クイックサンド」を切り盛りする ララフェル族の女将。 気さくで料理上手な彼女を慕って 常連客となる者も少なくない。 くだを巻く冒険者のあしらいもお手の物。
- 店内に冒険者ギルドのカウンター、および宿屋を併設している。
性格など
- 人生相談はNGだが、恋愛の相談には応じてくれる。
- だいじなものは、モモロトから贈られた髪飾り。
モモロトの耳飾り
- モモロト(Momoroto)はかつて人気のあった彫金師で、腕の確かさから王宮への献上品を製作するという大役に抜擢されるもプレッシャーに耐えきれず納品日に逃げ出してしまったことがある。現在は西ザナラーンのクレセントコーヴで暮らしている。
モモディに髪飾りを贈ったやつ? あぁ、モモロトのことだな。 数年前は、人気の彫金師だったんだがな……。 王宮へ献上する品の納品日に、逃げ出しちまったんだよ。 腕の良さを買われての大役だったんだが、 やっこさん、小心者なところがあってなぁ……。 周囲からの過度な期待に堪えきれなくなったって噂だぜ?
- かつて酒場の常連客であったモモロトの人生相談に乗るなかで、モモロトの気持ちを考えずに背中を押してしまい、かえってその夢を壊すことになってしまったことを、モモディは未だに後悔しているという。
モモロトは、以前私が勤めていたお店の常連でね。 彼の話を聞いたり、相談に乗ってあげたりしていたのよ。 あの時の彼は、夢に向かってまっすぐだったわ……。 私は、そんな彼のことが好きだったの。 だから彼の気持ちも考えず、背中を押し続けてしまった。 ……私の期待が、彼の夢を台無しにするとは知らずにね。 自分の過ちに気付いたのは、彼が消えた後よ……。 残された髪飾りには、彼の夢がたくさん詰まっていたから、 私なんかが着けちゃいけないって思っていたの。
- モモディが第七霊災後に身につけている耳飾りは、かつてモモロトが独立した時に初めて製作したものである。
モモロト : あの髪飾りは、僕が独立して最初に創ったものでね……。 彼女に贈ったときは、もったいないと言って、 着けてくれなかったんだ。 今になって、着けてくれるようになった理由はわからない。 だけど、モモディのことだから、きっと未練なんかじゃなく…… もっと彼女らしい理由があるんじゃないかな。
- モモディは、はじめは「自分にはもったいない」と身につけるのをためらっていたが、第七霊災後、苦しい中で新しい夢を見つけ復興へと歩んでいく人々を見る中で、自分がやはり夢を追いかけている人が好きなことに気付かされ、耳飾りを身につけることにしたのだった。
モモディ : 言ったでしょう? 未練があって、この髪飾りを着けたわけではないの。 ……この髪飾りはね、夢に向かう人の象徴なのよ。 第七霊災があって、たくさんのものが失われた。 ……けれど、人々は新しい夢を見つけ、復興へと歩んでいった。 それを見ていて、気付いたの。 やっぱり私、夢を追いかけている人が好きなんだって。 彼らを見守っていくことが、私にとっての夢なのよ。 この夢を、今度は私自身が追いかけたい…… そう思ったから、この髪飾りを着けて、窓口に立つことにしたの。
- しかしかつての思い出から、いまだに人生相談は断っている。
ちょっとだけ、戒めの意味もあるんだけどね。 他人の人生に、余計な口を出さないこと…… おせっかいな私には、必要な戒めよ。
- レターモーグリクエスト「夢あふれる髪飾り」で語られる。