- 『ファイナルファンタジーXIV』のキーマンに直撃インタビュー! 現在の状況は!?
- 掲載が遅くなったようだが、現地にてインタビューした内容の模様。プレイヤーが知りたいことも突っ込んだなかなか濃い内容となっている。さすが旅団を抱える電撃というべきところか。
- 要点
- 完成度は4・5割、直前までは試遊ではなくデモンストレーションだけにしようという案もあった。またドイツ語版が出展されたが4ヶ国語同時開発なので完全に同時進行で進めている。定型文辞書も基本的には同様の実装を考えている。あとはその精度をどこまで上げられるか。
- アーマリーシステムについて、いろいろなクラスを極めたくなるが?全部を極めるのはかなり大変ですよ(笑)
- 経験値レベル制ではなく、スキルレベル制。剣術スキルを上げると、「攻撃力が上がったり」、新たなアビリティを覚えたりする。レベルシンクを導入する案もあったが、なくても問題ないのではという方向に進んでいる。たとえスキル差があったとしても、モンスターを倒す際、戦闘に参加するだけでスキルは上がる。またレベルキャップに相当するスキルキャップはある。短時間で極められるものではない。調整中だがFF11ほどは時間が掛からなくする可能性もある。
- ギルドリーヴは最終的に選び尽くせないくらいたくさん用意する予定。報酬としては、アイテムやお金以外に剣スキルを数段上げやすくなるものもある。※通常戦闘や、ギルドリーヴ参加での上昇分よりもさらに上がるということ。リーヴはエーテライトで受けることになり、また受ける地域によって内容が異なり、別のリーヴをクリアしていないと受けられないものもある。エーテライトを拠点にするほうが効率のいいシステムにする予定。もちろん、リーヴの討伐対象以外のモンスターも存在し、それらをリーヴ以外で狩ることも可能で、スキルやアイテムを得ることも可能。
- モンスは、11で登場したものもいるし、過去のFFシリーズででてきたものもいる。なかにはNMのようにレアアイテムを落とす存在もいるかもしれないし、HNM的な存在もいる。初期段階からバトルコンテンツとしてのギルドリーヴも実装することを考えている。
- ギルドリーヴの討伐対象モンスと、通常戦闘用のモンスがかぶることはない。リーヴ用は占有モンスが発生し、(クエストを)受領したパーティ以外は戦闘できず、そのモンスに襲われることも無い。
- (クラフターやギャザラー向けのリーヴでは)一切戦わずにスキルが上昇するリーヴもあり、戦闘が発生する場合もある。戦闘が発生する場合は、自分で戦ってもいいし、誰か戦闘が得意な仲間を募集しもいい。
- 今回は、戦闘系スキルを上げずに職人としてのスキルを極めるだけでも冒険を進めることが可能。それがアーマリーシステムの特徴。最高レベル的な位置まで一度も戦わずに到達できる」ということも1つのコンセプト。ひたすら調理や鍛冶を極めるプレイも可能だが、ダンジョンの奥深いところまで行く必要がある場合には、仲間の助けが必要になるが。
- 逆に武器消耗の概念が入り、戦闘スキルと鍛冶スキルの両方を極めるのはかなり大変なので、協力することが多くなる。
- 競売所などはかなり変わる。「私から見てそこまで変えなくてもと思うくらい『FF XI』から変わっている部分は多い」(田中P)FF11のプレイヤーに対して、FF XIVでしか体験できないまったく別の楽しみを提示するのが目標。
- 最初に所属する国は、リムサ・ロミンサ、ウルダハ、グリダニアの計3つの予定。三国ミッションに相当するものも当然あり、ウィンダスのストーリーを担当した佐藤弥詠子氏が担当しているので期待してほしい。イベントシーンにもボイスが入るが、英語で共通で各国語字幕が入る予定。
- 武器や防具のバリエーションは、FF11よりも飛躍的に増えている。特定の装備を入手するために参加するコンテンツも実装する可能性がある。また一定のスキルがないと装備できないものもある。剣術士装備ならば、剣スキルがあがりやすいものも存在する。一方で、回復も攻撃もそこそこ両立するための汎用装備もある。
- ベータの時期は?すぐにでも実施したいが開発状況的にはまだまだ。ベータより前に、今回のように、例えばバトル特化バージョンなどゲームの一部をデベロップメント版として体験してもらう形になる。その後全体のプレイが問題なく行えそうになればベータテストを実施する。デベロップメント版から正式サービスまでは比較的長い期間展開することになるかもしれない。
- GM募集は、CB段階では行わない予定で、OB移行になるかもしれない。当面はFF11のGMチームを拡張する形で対応する。不正対処などについても、11同様スペシャルタスクフォースを拡張していく。ツールでの対策も進化させる。セキュリティトークンをぜひ利用して頂けると幸い。
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