NPC・組織/メネニウス・レム・ラナトゥス

メネニウス・レム・ラナトゥス(Menenius rem Lanatus)

Table of Contents
Menenius rem Lanatus
メネニウス・レム・ラナトゥス
メネニウス・レム・ラナトゥス
種族エレゼン性別男性
出身地ガレマール帝国ガレマルド年齢55歳
所属組織ガレマール帝国軍第IV軍団分遣隊長クラス
付加情報
関係者ノア・ヴァン・ガブラス(上司)
獣王ライアン・サス・ヘルソス
妖術士アルビレオ
ミーシィヤ
コンテンツセイブ・ザ・クイーンCV
世界設定本

概要

  • ノア・ヴァン・ガブラスの副官で、ガレマール帝国軍第IV軍団分遣隊長。
  • 情報武官として密偵を束ね、様々な情報を収集して軍略などを軍団長ガブラスに助言する立場にいる。
  • またダルマスカやボズヤなど南方属州での聖遺物探索隊をも指揮しており、古代アラグ帝国やイヴァリース王国など、現在の知識では再現できない化学や魔道を手に入れようとしている。
  • ふだんは仮面をかぶっている。
    メネニウス・レム・ラナトゥス

ミドルネームについて

  • 初登場となったパッチ5.25では、「メネニウス・レム・ラナトゥス」であったが、パッチ5.35時点では、「メネニウス・サス・ラナトゥス」に変わっている。
    メネニウス・レム・ラナトゥス : 閣下……ガンゴッシュに潜入させている密偵より、
    レジスタンスめが「グンヒルドの剣」の複刻に成功した……
    との報告にございます。
    メネニウス・サス・ラナトゥス : これが……女王グンヒルドの剣……
    「聖剣セイブ・ザ・クイーン」か……。
  • なお「レム」は「ガレマール帝国の階級」で上級士官、「サス」は最上級士官(分遣隊長)を意味している。分遣隊長となったことでミドルネームも変わったのかと思われる。
    マルシャーク : 現在、カストルム・ラクスリトレを預かるのは、
    ガブラスの副官であるメネニウス・レム・ラナトゥスです。
    マルシャーク : 失礼、情報によると獣王ライアンは「レム」に降格したそうです。
    メネニウスが正式に分遣隊長として赴任したためでしょうが、
    ライアンが身勝手な行動ばかりとるためとも噂されています。

カストルム・ラクスリトレの分遣隊長

  • カストルム・ラクスリトレ(Castrum Lacus Litore)を預かっている。
    マルシャーク : 現在、カストルム・ラクスリトレを預かるのは、
    ガブラスの副官であるメネニウス・レム・ラナトゥスです。
  • ボズヤ・レジスタンスの大規模な反撃を受け、ボズヤ管区の分遣隊長としてカストルム・ラクスリトレに赴任してきた。
  • 三個大隊を率いている。
    • 魔獣大隊:指揮官は獣王ライアン
    • 術士大隊:指揮官は妖術師アルビレオ
    • 機械化歩兵大隊:(直轄)

ラナトゥス家

  • ラナトゥス家はガレアン族の中でも歴史ある旧家だが、初代ソル帝に逆らったためその地位を失った。前軍団長のバッシュに拾われ、二代にわたりガブラス親子に仕えている。
    マルシャーク : ラナトゥス家はガレアン族の中でも歴史ある旧家だそうですが、
    初代ソル帝に逆らったためその地位を失い家名を汚します。
    マルシャーク : そんなラナトゥス家を拾ったのが前軍団長のバッシュ。
    ラナトゥス家も二代にわたりガブラス親子に仕えており、
    現在のノア・ヴァン・ガブラス軍団長の信頼も厚いとか。
  • ガレマール共和国時代、ラナトゥス家は有力貴族としてその名を知られていたが、祖父にあたるタイラスが当時独裁官だったソル・ゾス・ガルヴァスの皇帝即位に反対したため追われることとなってしまう。
  • タイラスは流浪の末に病死するが、その息子ルーシアスが辺境で戦っていたガレマール帝国軍第IV軍団に拾われた。その後、頭角を現したルーシアスは、その実力を買われてバッシュ・ヴァン・ガブラスの副官のひとりとして活躍するまでになった。
  • ラナトゥス家の再興を願うルーシアスは、バッシュの勧めでエレゼン族の没落貴族の娘と婚姻を結ぶ。彼女にはすでに息子が一人いたが、子のいなかったルーシアスは、その子を養子とした。この子供がメネニウスである。

ノア・ヴァン・ガブラスとの関係

  • 軍団長とは幼い頃からの友人であり、ガブラス親子に対する忠誠心は人一倍強い。
  • そのせいか汚れ仕事を一手に引き受けており、情報武官としての活動はまさにメネニウスが望む仕事でもあった。しかしそのやり口は冷徹かつ非情であり、軍団内でも「目的のために手段を選ばぬ男」と評されている。
  • だがその実、すべてはガブラス親子のためなればという考えであり、心の奥底に秘めた想いは熱いものがある。

セイブ・ザ・クイーン

  • セイブ・ザ・クイーン」で登場した。
  • ガレマール帝国がヴァリス帝を喪い内乱に突入したことにより、ガブラスは宿願であった帝国からの独立という道を選択する。それは、帝国からの兵站補充がなくなることを意味しており、レジスタンスとの戦いが長引けば第IV軍団は不利になる状況であった。
  • そのためガブラスは、ダルマスカでの独立を目指しボズヤを切り捨てることにした。だが、すぐに駐留している戦力を引き揚げるわけにはいかない。東方連合がドマとボズヤの二方向からダルマスカを攻めることが容易に予測でき、ダルマスカでの準備が整うまでの間、ボズヤとナグサで戦線を維持させる必要があったのだ。
  • 前線を挟んで膠着状態を作りだし時間稼ぎをする。そのためには手段を選ぶ必要はない。だがメネニウスは、新たな「王国楽土」を築くというガブラスの目標を助けるために、兵の消耗を避けその上でレジスタンスを混乱に陥れる作戦を立案する。
  • その一つが、「聖剣セイブ・ザ・クイーン」の伝説であった。
    メネニウス・レム・ラナトゥス : 閣下……ガンゴッシュに潜入させている密偵より、
    レジスタンスめが「グンヒルドの剣」の複刻に成功した……
    との報告にございます。
    ノア・ヴァン・ガブラス : そうか……ならば、その先の聖遺物……
    「聖剣セイブ・ザ・クイーン」を手に入れるのもすぐだな。
    ノア・ヴァン・ガブラス : では、ボズヤ管区については貴公に任せよう。
    分遣隊長として彼の地へ行き、計画どおりに事を進めよ。
    奴らの蜂起を待ち、その上で………
    メネニウス・レム・ラナトゥス : 御意。
  • さらにもう一つが古代アラグ帝国の忌まわしき兵器・アーマメントシリーズの探索と回収を行うことであった。ボズヤのザトゥノル高原で発見された「ディアブロ・アーマメント」を新たな戦争の抑止力としてダルマスカへ持ち帰ることを企図した。
  • しかし南方ボズヤ戦線に続きザトゥノル高原でもボズヤ・レジスタンスに押し込まれ、旗艦ダル・リアータでも敗北するにいたる。メネニウスは自らサウニオンに搭乗して出撃し、さらに獣王ライアンの助けも得るも、冒険者の前に崩れてしまう。
  • 最後の綱としてアラグ文明の遺物「ディアブロ・アーマメント」を起動するが、しかしこれも冒険者によって倒されてしまう。
  • さらに「ディアブロ・アーマメント」が制御を失って暴走し始めると、メネニウスは獣王ライアンをかばい死ぬのであった。
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    獣王ライアン : おおい! 冗談だろッ!!
    なんだよ、それッ!?
    なんでオメェが先に逝くンだよッッ!!
  • しかし報告を受けたガブラスはそれに動ずることはなかった。
    獣王ライアン : ……それだけか?
    メネニウスが逝ったっていうのに、それだけなのか?
    ノア・ヴァン・ガブラス : 何を言って欲しいというのだ。
    獣王ライアン : 忠義の士をあんな風に無駄死にさせて、
    それでいいのかって訊いてるンだよッ!
    ノア・ヴァン・ガブラス : あやつはわかっていた……そうなることを。
    あれでよいのだ……我々は「強者」でなければならぬ。
    「王国楽土」のため、我々は「悪」でよいのだ……。
    ノア・ヴァン・ガブラス : それに……時間がない……。
    もう時間が残されておらぬのだ……我には……。
    獣王ライアン : そうか……もう時間がネェのか……。
    残念……だな…………。
    ノア・ヴァン・ガブラス : 悪いが、しばらく獄にいてもらうぞ……
    敗戦の責はメネニウスにあるが、
    貴様にもそのくらいしてもらわねば示しがつかんのでな。
    獣王ライアン : わかったよ、好きにしな。
    ……そういうことにしておいてやるさ。