プリザベーション(Preservation)
- 「黄金のレガシー」で登場するゲーム内組織。
- 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
- パッチ7.0を最後まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。
概要
- アレクサンドリア王国において、エレクトロープ技術の根幹を作った組織。
アレクサンドリア王国の国の要を造った天才たち
- その実態はよくわかっておらず、カフキワたちオブリビオンが力を入れて調査している。エレクトロープ技術、魂や記憶の管理技術、エバーキープの基幹システムや塔そのものの設計などアレクサンドリア王国の国の要を作った天才たちとされる。
カフキワ : なかでも、もっとも力を入れているのが…… 「プリザベーション」について調べることだね。 カフキワ : エレクトロープ技術の根底を編みだしたとされる集団のことさ。 カフキワ : 魂や記憶の管理技術はもちろん、 エバーキープの基幹システムに、塔そのものの設計…… つまりは、この国の要を作った天才たちってわけ。 (エナジードリンクでガウガウ元気に)
- ミララ族が「世界を繋ぐ力」を発動させようとしたときに近づいてきた組織で、「永久人」を造った組織でもある。リビング・メモリーも彼らが手掛けたのではないかとされる。※「永久人」の実験過程などは「オーティス」の項参照
クルル : これまで何度も名前が挙がってきた存在、 プリザベーションに関する情報を集めておきたいのよ。 ウクラマト : プリザベーション…… たしかミララ族が「世界を繋ぐ力」を発動させようとしたときに、 利用しようと近づいてきた組織だったよな? クルル : ええ、そしてスフェーン王をはじめとする、 「永久人」を造った人たちでもあるわ。 クルル : このリビング・メモリーだって彼らが手掛けたのでしょうから、 重要な情報が残されているとは思えないけれど……。 少しでも、その正体に迫る手掛かりが掴めたらって思ったの。 (三つ葉の耳飾り)
カフキワ : 永久人を開発したプリザベーションの連中は、 大昔に亡くなった女王様の記憶を利用して、 「民を護る王」として彼女を造った。 (永久に生きる者たち)
カフキワ : 肝心のプリザベーションは雲隠れして、 彼女は独りで使命を負ったまま、ここまできてしまった……。 (永久に生きる者たち)
オブリビオンの設立者
- オブリビオンの設立者もプリザベーション出身者であるという。
カフキワ : ちなみに、このオブリビオンの設立者も、 プリザベーション出身の夫婦だったそうだよ。 カフキワ : 世界の融合を阻止するために組織を抜けて、 こっちを立ち上げたんだって。 (エナジードリンクでガウガウ元気に)
- オブリビオンが使っている「バックルーム」の設計も元プリザベーションの技師だという。
カフキワ : この部屋、元プリザベーションの優秀な技師が設計したらしいよ。 だからこんなに機械だらけになってるのさ。 (エナジードリンクでガウガウ元気に)
世界を繋ぐ力
- プリザベーションの発明の中でももっとも重要なのが「世界を繋ぐ力」だという。
???? : 「鍵」については、まだ謎が多い。 ロボル : プリザベーションはそこに改造を施し、 扉を開閉させられるまでに至ったが…… それですら、仕組みを完全に理解した上でのことではないのだ。 ロボル : あの「鍵」がいつ、誰によって作り出されたのか…… そこからもたらされる「世界を繋ぐ力」の本質とは…… 解明できた者は、ひとりとしていない。 (三つ葉の耳飾り)
- 元々はミララ族(ララフェル)の一族が伝えていた「鍵」。ミララ族のクルルの両親はそれを使って伝承の逆に異世界(原初世界)へと戻ることを試みたが失敗した。
アライラ : 私たちの一族は、秘宝とされる遺物を受け継いでいてね。 ロボル : それが「鍵」と呼ばれるもの……。 私たちは、世界が雷の力によって衰退していくなかで、 伝承を再現し、異世界に逃れられないかと考えたわけだ。 ロボル : だが、努力も虚しく「世界を繋ぐ力」は発動できなかった。 (味がしなくたって、あなたがいれば)
スフェーン : その力を発動させるための「鍵」は、 人々の強い願いに呼応するとされ…… ときに様々な場面で奇跡を起こしてきたという。 スフェーン : それは「世界を繋ぐ力」の核…… プリザベーションは、その神秘を明らかにしようと、 エレクトロープ技術を用いて研究を続けてきた。 スフェーン : 結局、すべてを解き明かすことは叶わず、 制御法も不完全なままではあるけれど…… (奇跡の子)
- そのときにプリザベーションが接触してきて「鍵」の力を「世界を繋ぐ力へと発展させ、かつてヤクテル樹海の天深きセノーテの奥につなげることに成功した。それが原初世界20年前にグルージャジャやガラフが調査した際の話で、その際に渡された赤ん坊がクルル。
ロボル : だが、努力も虚しく「世界を繋ぐ力」は発動できなかった。 プリザベーションが接触してきたのは、そんなときだ。 ロボル : 私たちは藁にもすがる想いでその一員となったが、 彼らの目的は、異世界からのエーテル簒奪(さんだつ)だった。 騙されたと感じたが、後の祭りさ。 ロボル : せめて被害を出す前にと、 決死の思いでプリザベーションから離脱し…… 追っ手の迫る中で、試作段階の扉を占拠して起動させたんだ。 (味がしなくたって、あなたがいれば)
- さらにゾラージャが異世界に渡ったあと、トラル大陸とアレキサンドリア王国を融合させ元はヤースラニ荒野であった場所に「新生アレクサンドリア連王国」のエバーキープを出現させた。現在そのエリアは「ヘリテージファウンド」と呼ばれている。
カフキワ : 彼らの発明のなかでも極めつけが「世界を繋ぐ力」…… トラル大陸と、アレクサンドリア王国を融合させた技術さ。 グ・ラハ・ティア : あんたたちを第一世界に喚んだ召喚術や、 アゼムが残した術式も、そういう類の力ではある……。 グ・ラハ・ティア : だが、局所的とはいえ世界統合を成し遂げるような技術は、 さすがにオレにも……想像すら及ばない……! (エナジードリンクでガウガウ元気に)