シルフィー・ウェブ(Sylphie Webb)
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概要
- だいじなものは母の思い出。
母も幻術士
- シルフィーの母も幻術士であったが、幻術士ギルドには所属せず、自然をだいじにするあまり回復の魔法しか使わなかったという。
彼女の亡き母親もまた、幻術士だったのです。 そして、シルフィーと同じく回復の魔法しか使えなかった。 彼女はその背中をずっと追っているのです。
そういえば彼女は「喜びの声」が聞こえたと言いましたが、 そこもまた、母親の才能を色濃く受け継いだようですね。 自然の化身である「精霊」の声は、 修行を積んで聞こえるものではない。 ですが、彼女の母親は精霊の声をよく聞く人でした。 しかし、それゆえ彼女の母親は道を誤ってしまった……。 シルフィーに同じ道を歩ませるわけにはいきません。
エ・スミ・ヤンの弟子
- 才能あふれる存在でありつつも頑固な一面を持っており、たびたびエ・スミ・ヤンを困らせている。
シルフィー : ねえ、それよりエ・スミ様! 聞いて! 私、とうとう「レイズ」の魔法も使えるようになったのよ! エ・スミ・ヤン : まさか……! あなたは……なんてことを! その魔法を使ってはなりません! もし使えば……あなたから、「幻術士」の名を剥奪します。
シルフィー : なんだか、もっともっと大きな淀み…… 嫌な空気が渦巻いてるのを感じるの。 これが、淀みを生み出す根源なのかも。 エ・スミ様は深入りするなって言ったけど…… やっぱり私、苦しんでる森を放っておけない!
エ・スミ・ヤン : おかえりなさい。 (冒険者)、シルフィー。 シルフィー…… 私との約束を破り、淀みへと深入りしましたね? シルフィー : そ、それは……森が、苦しそうだったから…… やっぱり私、苦しんでる森を放っておけなかった! エ・スミ・ヤン : シルフィー。 ……いいのです。 そうするだろうと、知っていて行かせました。 怒るつもりはありませんよ。 「淀み」を生み出していた「アコーマン」は、 霊災後の弱った土に潜み、同族を呼び寄せていました。 ……ふたりとも、よく退けてくれました。
- シルフィーも自然の力を借りることを学んでいる。
エ・スミ・ヤン : それに、シルフィー。 自然から力を借りることができたようですね。 シルフィー : あ、あの時は夢中で…… (冒険者)の力に なりたいと思ったら、気づいたらできたんです。 エ・スミ・ヤン : それでいいのです。 自然から力を借りるということは、理屈ではない。 自然を受け入れたあなたの心に、自然が応じたのです。