NPC・組織/ガイア

ガイア(Gaia)

Table of Contents
Gaia
ガイア
ガイア
種族性別女性
出身地ユールモア年齢
所属組織クラス
付加情報
関係者リーン
サンクレッド(物知りお兄さん)
ウリエンジェ(名付け親で師匠)
コンテンツ希望の園エデンCV鎌倉有那
世界設定本

概要






  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • パッチ5.2まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。










希望の園エデン:覚醒編

  • 初登場は、希望の園エデンの覚醒編。
  • 2層のボス「強襲者ヴォイドウォーカー」を討伐すると、中から搭乗者が投げ出される。これが後に「ガイア」と名乗る少女であった。
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    ???? : ま、まだだ……まだ、負けて……いない……。
    謎の襲撃者 : 忌々しい……光の力……。
    またしても……道を阻むか……。
    リーン : ……あなたは、いったい何者なんですか。
    どうして襲ってきたのか、教えてください……!
    謎の襲撃者 : 我は……私は……
    う、うぅっ………………!
    謎の襲撃者 : わ、わからない……。
    私は……なぜ……あなたは………………。
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  • サンクレッドが兜を取ると、「リーンより少しだけ年上に見える」少女であったという。
    リーン : ところで、サンクレッド……
    襲撃者の様子は、どうですか……?
    サンクレッド : 一向に目を覚ます気配がなくてな……
    兜を取って、顔を確認させてもらった。
    ……リーンより少しだけ年上に見える、女の子だったよ。
    サンクレッド : あの奇妙な魔物を使役していたとは思えないほど、
    本当に、普通の「人」の容姿をしているんだ。
    思わず拍子抜けしたくらいにな。

闇の巫女

  • この時点でウリエンジェは、闇の巫女であることをサンクレッドに伝えている。
    ウリエンジェ : 今はまだ、私の推測でしかない話です……。
    サンクレッド : ……闇の力……闇の巫女、か。
    サンクレッド : コイツはまた荒れそうだぞ、

希望の園エデン:共鳴編

名前と居住地

  • 希望の園エデン:共鳴編で、ついに兜を取った少女の姿で登場する。自ら「ガイア」であると名乗り、第一世界ユールモアの住民であるという。
    ヤルフォート : ええ、そうなんです。
    そこで早速サンクレッド様が事情聴取を行ったのですが……。
    ヤルフォート : 「ガイア」という自身の名前と、
    ユールモア出身であることまでは明らかにしたものの、
    彼女には、エデンを襲撃した前後の記憶がないらしいのです。
    ガイア : サンクレッドに名前を聞かれたとき、
    自分でも自分の名前が思い出せなくて……。
    ガイア : その時に、「妖精」の声が聞こえたのよ。
    「ガイア」ってね。
    だから咄嗟にそう答えちゃっただけ。
  • ユールモアには彼女が住んでいた住まいは見つかったが、彼女を知る人は見つからなかった。
    リーン : それで、身元は確認できたんですか?
    サンクレッド : いや……彼女の住まいは見つかったが、
    身元を証明してくれる人物はいなかった。
    結局、正確なところは、わからずじまいさ。
    リーン : サンクレッドとユールモアまで行って、
    結局、身元を証明できる人は見つからなかったんでしたね。
    もしいたら、名前もわかったんだろうけど……。
    ガイア : みんな街を出ていったのか、
    それとも罪喰いになってしまったのか……。
    私のことを知ってる人は、ひとりもいなかった。
    ガイア : ま、もともと人付き合いが多い方じゃなかったし、
    そりゃそうよね、って感じよ。

「妖精」

  • 頭の中で話しかけてくる「妖精」がいるという。
    ガイア : やっぱり夢なんかじゃなくて、現実だったのね。
    ……いつか、こんな日が来るんじゃないかって思ってた。
    ガイア : 私ね、物心ついた頃から、
    『見えない妖精』の声が聞こえるの。
    ガイア : 何かこう、誰か別の人が自分の中に入って、
    頭の中でしゃべっているのよ、実際。
    その声の主を、「妖精」って呼んでるのだけれど……
    ガイア : それが聞こえるときの私は、見たこともない魔法を使ったり、
    すごい重いものを持ったりできるの。
    まるで……何かに取り憑かれたかのように。
  • 曰く「フォークより重いものは持ったことがない」という。
    ウリエンジェ : 重いもの……とは、具体的にどのような?
    ガイア : え? それは、その……。
    ……辞典とか、鞄とか?
    ガイア : なによ、そのカオは!? いいでしょ、別に。
    フォークより重いものなんて、持ったことなかったんだから!
    ガイア : ……とにかく、鎧を着て剣を振り回していただなんて、
    普段の私なら絶対にありえないわ。
  • この「別の誰かが自分の中に」いたことは、光の巫女リーンの中に居たミンフィリアを想起させ、ウリエンジェはその疑問にこう答えている。
    リーン : 別の誰かが自分の中に……。
    リーン : それって、もしかして、
    私の中にいたミンフィリアと同じということじゃ……!?
    ウリエンジェ : ええ……まだ確証はありませんが、
    ガイアは、「闇の巫女」なのかもしれません。
    リーン : 闇の巫女……!?
  • またサンクレッドは、かつてアシエンに憑依されていた自らの経験から、アシエンではなく別の何者かではないかと指摘している。
    サンクレッド : リーン、お前はガイアと初めて接触した時、
    エメトセルクに似たものを感じる、と言っていた。
    その感覚は、信じていいと思う。
    サンクレッド : だがアシエンの魂が人の肉体に憑依する場合、
    依り代となった人物の意識は、完全に失われるはずなんだ。
    ラハブレアに憑依された俺が、実際そうだったんでな。
    サンクレッド : しかし、ガイアの場合は、一時的な憑依ではないようだし、
    なにより普段は彼女本人が肉体の主導権を握っている。
    ひと昔前の、お前とミンフィリアの関係みたいにな。
    ウリエンジェ : 光の巫女としてミンフィリアとともにあった頃のリーンは、
    ミンフィリアの髪や瞳の色を受け継いでいました。
    ウリエンジェ : もしかすると、ガイアの肉体にも、
    闇の影響を受けて変化している部分があるやもしれません。

家族

  • 両親はすでに死んでいる。
    ガイア : 家族、か……。
    ガイア : 私の両親は、光の氾濫がもたらす世界の終焉を恐れて、
    来る日も来る日も享楽に耽り、
    「幸せな今日」がずっと続くことを願っていた。
    ガイア : 「明日なんて来なければいい」が口癖だったわ。
    ガイア : そしてある日……
    ふたりはドン・ヴァウスリーにお願いして、天に召された。
    だから、私にはもう、家族は誰もいないの。

ユールモアでの生活

  • 主人公である光の戦士第一世界では闇の戦士)がドン・ヴァウスリーを倒した後もユールモアにいたと語っている。
    ガイア : 雨が降るのを待ち構えてるだなんて、子どもみたいね。
    私は明日の天気なんて気にしたことなかったけど。
    ユールモアの人って、基本的にみんなそう。
    ガイア : 今日が最後になってもいいように、
    とにかく今を精一杯楽しんで生きてた。
    毎日同じ日が、いつまでも続けばいいと思っていたの。
    ガイア : ……けれど、ドン・ヴァウスリーがいなくなり、
    夜闇が戻ってからの街の様子は、まるで違っていた。
    ガイア : まるで止まっていた時間が動き出したかのように、
    みんな、明日について語り合っていたの。
    ガイア : その根源が、不安だろうと希望だろうと関係ないわ。
    とにかく私ひとりが過去に置いてきぼりにされた感じ。
    今のユールモアに……私の帰る場所はないわ。

リーンの光の力の暴走とガイアによる救出

  • 氷属性の疑似蛮神シヴァを呼び出した際に、依代となったリーンに宿る光属性までが引き出され暴走しそうになる。それを押しとどめたのは、闇の力を持つガイアだった。
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    ガイア : 光の力が溢れている……!?
    ガイア : このままじゃ、リーンの魂がもたない!
    ガイア : もうっ!
    闇の力、今こそ役に立ってよね!
    ガイア : 光を相殺する……!
    ガイア : ディレイスペルッ……!
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    リーン : ね、これ見て。
    とっても綺麗だと思わない?
    記念に、持って帰ろうと思うの。
    ガイア : はぁ?
    こんなの、すぐ溶けちゃうんじゃ……
    リーン : 永久氷晶だよ?
    きっと溶けないよ。
    ガイア : そうかな……。
    フフッ、そうかも。
    ガイア : じゃあ今度、街に持っていって、
    ネックレスに加工してもらおう。
    リーン : それ、いい!
    ウリエンジェ : 最も停滞に近い氷属性を暴走させたことで、
    リーンに宿る光属性の力までが、引き出されようとは……。
    ウリエンジェ : 相反する闇の力によって、それを押し止められる、
    「闇の巫女」ガイアがいてくれたことは僥倖でした。

希望の園エデン:再生編 ※ネタバレ警告















【折りたたみます】(クリックで展開します)

  • 共鳴編でリーンの力が暴走したことにより、「無の大地」では光属性の力が励起されてしまっていた。
  • そこでガイアは、光の氾濫した大地に闇を取り戻すことでバランスを取れば良いのではと提案する。
    リーン : あれは……光属性の輝き?
    まさか、「無の大地」に光属性のエーテルが作用して……!?
    ガイア : 氷属性の励起をしたとき、リーンの力が暴走したから……
    それで、光属性まで一緒に励起されてしまった?
    私の闇の力で相殺できたと思っていたのに!
    ガイア : ねぇ、光属性が励起されてしまったのなら、
    今度は闇属性を励起させたらどうかしら?
    リーン : 闇属性を……!?
    リーン : そうか……励起にはバランスが大事。
    光属性が強すぎるなら、相反する関係にある、
    闇属性を励起させればいい……!?
  • 戦闘が終わると、「無の大地」は鮮やかな輝きを見せていた。
  • 驚く3人の前に、登場するアシエン。ガイアを悩ませていた「妖精」の正体はアシエンだったのだ。肉体は失われたままであったが、幻体として姿を表すまでに力を取り戻していた。
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    アシエン・ミトロン : 然り。
    私は戒律王の使徒、アシエン・ミトロン……!
    ガイア : その声……アンタが「妖精」の正体ってわけ?
    アシエン・ミトロン : フフフ、よくぞ闇を励起させ、
    光の牢獄に囚われし我が魂を覚醒させてくれた!
  • アシエン・ミトロンは、ガイアのためにかつて「光の氾濫」が起きた際の出来事を語りだす。
    アシエン・ミトロン : かつて、第十三世界で「闇の氾濫」が起きた……。
    その影響で対極に位置するここ第一世界は、
    つねに光の力が溢れやすい、不安定な状態に陥っていた。
    アシエン・ミトロン : 「光の氾濫」が起きれば、この世界もまた利用できぬ塵と化す。
    私たちは、それを阻止するための監視者であったのだ。
    アシエン・ミトロン : その後、エメトセルクが「光の氾濫」を利用し、
    アーダーを……世界統合を成し遂げる策を思いついてな。
    私たちは、その策の下で動くことになった。
  • 計画は狂いアルバートたち「光の戦士」たちとの直接対決に至り、そこでアシエンは負けてしまう。この時、次元の狭間に逃れようとしたアシエン・ミトロンアルバートの想いを載せた一撃が襲い、アシエン・ミトロンの肉体は変異を遂げエデンへと変化してしまったのだという。
    アシエン・ミトロン : だが、紆余曲折の末、
    光の増大を崩壊の際で食い止める策は失敗……。
    アルバートら光の戦士との直接対決に至り……私たちは敗れた。
    アシエン・ミトロン : だが、アルバートの想いを乗せた光の一撃は、
    強く素早く、魂を退避させる間もなく私を撃ち抜いた。
    そして、強烈な光に蝕まれた私の肉体は変異を遂げ……
    ガイア : アンタは最初の罪喰い……エデンになった、と。
    強い光の力で異形に転じるだなんて、大罪喰いと同じね。
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  • こうして第一世界での「光の氾濫」が始まったという。
  • エデンとなったアシエン・ミトロンは、無意識のまま有り余る光を発散させ、第一世界全体を光に染め始める。
    アシエン・ミトロン : すべての闇なる存在を消滅させるという、
    アルバートの想いに影響されたのか、私は無意識のままに、
    有り余る光を発散させ、この世界全体を光に染めた。
    リーン : それが「光の氾濫」の発端にして、
    すべての罪喰いの行動原理……!?
  • しかしここで「光の氾濫」を止める「光の巫女(初代のミンフィリア)」が現れる。
    アシエン・ミトロン : おそらくな……。
    だが、幸運にも私を止める者が現れた。
    お前たちが語るミンフィリアとかいう光の使徒だ。
    アシエン・ミトロン : それによって、私の意識はわずかに取り戻されたが、
    変異した肉体を制御することはできず、大地に伏したまま。
    できたのは、かすかに「声」を出すことだけ……。
  • オリジナルであるアシエン・エメトセルクにはミトロンを助けることも出来たのだが、所詮転生組であるミトロンは放置された。そればかりか、すでに新たな者をミトロンの座につけていることもあり得ると話す。
    リーン : でも、エメトセルクなら、
    罪喰いになったあなたを助けることができたのでは?
    アシエン・ミトロン : ……彼らオリジナルにとって、転生組は替えがきく。
    他の鏡像世界に行けば、私と同じ魂を持って転生した存在を、
    見つけることができるであろう。
    アシエン・ミトロン : エデンに干渉してエーテルのバランスを乱すまでもない。
    すでに、他の者を新たなミトロンの座に就けているのではないか。
    ガイア : 光の戦士に負けたアンタは、仲間に見捨てられたってわけね。

    ※ただしアシエン・エメトセルクは次のように語っており、替えを置いていないのではないかと思われる。

    エメトセルク : 結果、そろって100年前の「光の戦士たち」にやられたけどな。
    まあ、どちらも転生組だから、
    やろうと思えば替えがきくわけだが……。
  • こうしてアシエン・ミトロンは、エデンの姿のまま数十年もの間ガイアの名前を囁き続けたのだという。これが幼少期のガイアの頭に響き続けた声の正体であった。しかし、闇の戦士たる冒険者の活躍により、第一世界には再び闇が取り戻され、アシエン・ミトロンの声は強まり、遂にガイアの肉体に接続し意識を乗っ取るまでに回復する。
    アシエン・ミトロン : ゆえに私は数十年もの間、ひたすらに囁き続けた。
    ここ第一世界で唯一、私をこの牢獄から救い出してくれる者……
    そう、ガイア、お前の名前を。
    ガイア : 私が子どものころから聞いていたのは、
    アンタが助けを求める声だったってこと?
    アシエン・ミトロン : そしてさらに時は流れ……
    この世界から光が掃われ、夜闇が取り戻された。
    アシエン・ミトロン : 活性の力を得たことで我が声は強まり、
    遂にガイアの肉体に「接続」し、
    意識を乗っ取ることが可能となった!
  • その後、「光の戦士」たちが行ってきた属性励起を通じて大地から各属性のエーテルを吸収することでアシエン・ミトロンは完全に覚醒し、幻体を紡ぐまでに立ち直ったのだという。
    アシエン・ミトロン : だが、その後お前たちが始めた属性励起とやらを通じて、
    大地から各属性のエーテルを吸収し、
    エデンに蓄積できたのは僥倖だった。
    アシエン・ミトロン : 肉体を侵す光の割合は徐々に薄まっていき、
    最後に闇の励起が行われたことで、私は完全に覚醒し……
    こうして幻体を紡ぐまで立ち直ることができたのだ。
    リーン : それじゃあ、私たちが行ってきた属性励起は、
    アシエンの復活を手助けしていたも、同然ってこと……!?
  • 真相を語るためエデンへと移動したアシエン・ミトロンを追いかけると、そこで語られたのは100年前の真実であった。
    アシエン・ミトロン : ここに再現するは、100年前の激戦。
    この第一世界の闇を支配した反英雄と、
    光の戦士アルバートとの戦いだ……!
    アシエン・ミトロン : その名を知っているとは、驚いたぞ……!
    いかにも、シルヴァこそが影の王にして、混沌の使者。
    そして愛ゆえに敗北した、裏切りの英雄よ……!
  • さらにアシエン・ミトロンは、アシエンとしてのガイアの記憶を取り戻させるため、ガイアの身をさらった上で反英雄「影の王」との戦いを挑んでくる。
  • これに勝利する光の戦士だったが、アシエン・ミトロンはさらにガイアの記憶を取り戻すべく語り続ける。
    アシエン・ミトロン : そう、お前は100年前にも目撃している。
    私たちふたりが力を合わせて創造した反英雄が、
    英雄によって敗れ去る瞬間を……。
    ガイア : ふたりで、力を合わせて?
    そうか、私には、大切なトモダチが……。
    アシエン・ミトロン : 我が声に身を委ねよ。
    さすれば余計な記憶はすべて浄化され、
    真なる自分へと生まれ変われるであろう……!
  • 一時はリーンの説得より自分を取り戻すガイアだったが、アシエン・ミトロンからアルバートと戦った際にガイアも共に戦っていた真実を知らされ動揺する。
    アシエン・ミトロン : すべては100年前……アルバートと雌雄を決したとき、
    私だけが光の牢獄に囚われることもなく、
    お前とともに死に、転生できてさえいれば……。
    アシエン・ミトロン : 過去の記憶を取り戻すことはなくとも、
    ともに未来へと歩むことができたかもしれぬ。
    ガイア : どういうこと?
    それじゃ私も、アンタと一緒にアルバートと戦ってたの?
    アシエン・ミトロン : そうとも、あのとき我らは文字通りひとつになって戦ったのだ。
    だが、あの光の一撃は、再び我らを引き離してしまった……。
    アシエン・ミトロン : そうだ……ふたりが分かたれているからいけないのだ。
    今ひとたび、私とガイアがひとつになりさえすれば、
    魂を超えて記憶を共有することができる……!
    ガイア : 私の中の闇が、活性化している……!?
  • 遂にガイアの顔にはアシエンの印が現れ、リーンたちとの思い出が次々と失われていく。
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    ガイア : あれ……?
    私、いったいなにを……?
    どうして、こんなところに……?
    リーン : しっかりして、ガイア!
    約束したでしょう、絶対忘れないって。
    ガイア : ……アンタ、誰?
  • そしてアシエン・ミトロンの誘いに乗り、ガイアはアシエン・プライムとなって統合されてしまう。
    アシエン・ミトロン : そうだ、忌まわしき光にまつわる記憶などすべて忘れて、
    ともに闇に還ろう、とこしえに……!
    アシエン・ミトロン : 我は汝となりて、汝は我となる!
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    アシエン・プライム : 今、真なる記憶が再生されたわ……。
    アシエン・プライム : お前が知る少女はもういない。
    ここに目覚めたるは、戒律王の巫女にして、
    アシエン・アログリフの座に就きし者、ガイア……!
  • アシエン・アログリフとしての記憶を取り戻していくガイア。
    アシエン・アログリフ : ……昔の私って?
    アシエン・ミトロン : お前も私も、ともに十四人委員会の一員として、
    ゾディアークの召喚に身を捧げていた。
    アシエン・ミトロン : 特にお前は、神降ろしの巫女として重要な存在だった。
    最終的に、その役割はエリディブスが担うことになったがね。
    アシエン・アログリフ : アナタはあの災厄の中、いつも私のそばにいて、
    私のことを守ってくれていた……。
    そう、まるで「騎士」のような存在だった。
    アシエン・ミトロン : 非力なのは私も同じだ。
    だが、ひとりでは果たせぬとしても、
    ふたりともにあれば、必ず使命を果たせよう!
    アシエン・アログリフ : フフッ、不思議ね……。
    アナタの声を聞いていると、やれる気になってくるわ。
    もう離れたりしないと、約束してくれる?
    アシエン・アログリフ
    アシエン・ミトロン : お前が望むなら。
    片時も離れず、耳元で囁こう、お前の名を。
    そして、ともに素敵な明日へ……。
    アシエン・アログリフ : ……ありがとう、ミトロン。
    アシエン・ミトロン
  • ガイアを取り戻すべく必死に呼びかけるリーンであったが、まずはリーンの中にある最強の存在を使って光の戦士を阻止しようとするアシエン・プライム。
    リーン : こ、これは……!?
    私の頭の中のイメージを使って、
    疑似神降ろしを……!?
    アシエン・プライム : そうだ、創造魔法を用いて、
    お前の思う、最も強い者を召喚してやろう。
    決して超えることのできない、最強の存在を……!
  • 外の世界からエーテルを吸収して、エデンの内に光と闇あらゆる属性を満たすことで永遠の理想郷とエデンを変え、プロミス・オブ・エデンへと変異するアシエン・プライム。
    リーン : エデンが、外の世界からエーテルを吸収している……?
    このままでは、この世界から属性どころか、
    すべてのエーテルが枯れてしまいます!
    アシエン・プライム : 今やエデンの内には光と闇、あらゆる属性が満ち、
    時が進むことも止まることもない、永遠の理想郷となった。
    アシエン・プライム : 私たちの魂と記憶はエデンと一体となり、
    何者の干渉も受けず、久遠の時を過ごすでしょう。
    さようなら、光の巫女よ。
  • それでもガイアを取り戻すべく最後の戦いを挑むリーンと光の戦士
    リーン : ガイアをつれていかないで!
    リーン : 私の力でエーテルの調和を乱し、
    エデンが生み出す理想郷に歪みを発生させます。
    (光の戦士)さんは、そこから内部に……!
  • ガイアの思い出の数々を消すことでガイアの存在を消し去ろうとするプロミス・オブ・エデン。遂に光の戦士はプロミス・オブ・エデンに打ち勝ったのであった。
  • 自我を取り戻したガイアはアシエン・ミトロンと決別する。最後に思い出したのは、アシエン・ミトロンの真名であった。
    ガイア : アンタの魂は、エデンから解放され、転生の旅に出る。
    そしたらいつかきっと……また会えるわよ。
    アシエン・ミトロン : ……ヒトの記憶はあてにならぬ。
    お前の今の言葉も、どうせすぐに忘れ去られるであろう。
    ガイア : けれど、それなら私は、
    思い出を本にでもしたためて、
    未来まで語り継いでいくわ。
    アシエン・ミトロン : 本、だと……?
    ガイア : そう、それを読んだ誰もが、かつて約束した相手を
    捜し求める旅に出たくなるような……。
    物忘れの激しい巫女と、その騎士の物語をね!
    アシエン・ミトロン : フッ、やはりお前は変わらないな……。
    ペンすら持てないくせに、自信たっぷりなところが。
    ガイア : ペンくらい持てるわよ!
    ガイア : ちょっと!?
    そんな記憶、未来に持っていかないで!
    訂正させなさい!
    ガイア : ……またね、アルテミス。
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  • 暗闇の中、アシエン・ミトロンと決別し、リーンと共に作ったネックレスとリーンの呼びかけを道しるべにあるき始めるガイア。
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  • 遂にリーンと再会するガイア。と同時に「無の大地」は「希望の園」へと生まれ変わっていた。
    ガイア : エデンに蓄えられてたエーテルが、
    大地に還っていったのね。
    世界を再生させようとした、ミトロンの想いとともに……。
    リーン : もう、「無の大地」じゃない。
    ここは未来が生まれる、希望の園……!

  • 拠点に戻った3人に、ヤルフォートはガイアの戸籍情報が見つかったと報告するが、ガイアはそれを聞かなかったことにして歩み始める決意を述べるのであった。
    ヤルフォート : 実は、こちらからも嬉しいお報せがあるんです。
    ユールモアに調査を依頼していた、
    ガイア様の御家族に関する戸籍情報が見つかったんです。
    ヤルフォート : プライバシーに関わることですので、
    私も内容を確認してはいませんが、
    おそらく、ガイア様の本当の名前もわかるかと……。
    ガイア : 悪いけど……
    その話、聞かなかったことにするわ。
  • 驚くリーンに対して、ガイアは思いを語り始める。
    ガイア : 今回の「無の大地」に関する調査作戦を通じて、
    本当にいろんなことがわかった。
    ガイア : 私はアシエン・アログリフの生まれ変わりで、
    エデンは光に呑まれて変わり果てた、
    大切なトモダチ、ミトロンだった。
    ガイア : 罪喰いとなったミトロンは、100年間ずっとひとりで、
    誰にも自分の名前を呼んでもらえず、
    誰にも自分の叫びに応えてもらえず……
    ガイア : それでもアログリフの名を呼び続けた。
    きっといつかまた、幸せだったあのころのように、
    素敵な明日が来ると信じて。
    リーン : そうか……。
    ミトロンは、過去を取り戻したかったんじゃない。
    停滞した今から、未来に進みたかったんだね。
    ガイア : その声は、あくまでも希望に満ちた願いだった。
    たったひとりで100年間、育て続けた希望の種子。
    ただ、その声に応える者がいなかっただけ……。
    ガイア : 私も、そばで名前を呼んでくれるリーンがいなかったら、
    ミトロンのように闇に呑まれていたかもしれない。
    ガイア : だから私は、その願いの声に応えて、
    希望の種子を芽吹かせられる人間になりたい。
    そのために、ガイアという名前のままでいたいのよ。
    ガイア : いつか再び生まれてくる命たちがめぐりあう、
    理想郷の象徴となれるように……。

キャラデザイン

  • キャラデザインは、スクウェア・エニックスの野村哲也氏。吉田Pより依頼したという。
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スクリーンショット

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関連項目