超越技術研究所(ちょうえつぎじゅつけんきゅうじょ)
- ゲーム内組織の一つ
- 英語では「the Resonatorium」または「an imperial research facility」などの表記となっている。
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概要
- ガレマール帝国軍に属する組織の一つ。
- 敗戦の責任を問われたフォルドラがここで肉体改造を受ける。
- フォルドラにより連れ去られたクルルを救出するために探っていたサンクレッドがこの研究所への潜入に成功する。
研究
- ガレアン族が先天的に欠如している魔法能力の後天的獲得。
ガレアン族の後天的魔法能力の付与……。 帝国社会では異端視される研究だが、聡明なるゼノス閣下は、 理解を示し、支援してくださったのだ。
超越者(the Resonant)
- 超越者を造ろうとしていたという。
あの施設では、超越者という存在を造ろうとしていたの。 魔法の才がある者たちから、奇妙な装置を使って魔力を吸い上げ、 別の被験者に注入するという実験だったみたい。
場所
- ギラバニア湖畔地帯、アラミガン・クォーター内のラールガー星導教の聖堂であった建物を帝国軍が接収し、研究施設として改装したもの。
- 入り口は36.5,30.0。※空から建物群の俯瞰はできるが進入不可能なエリアとなっている。
組織
- アウルス・マル・アシナ(Aulus Mal Asina)
- カットシーンで登場するほか、ID「紅蓮決戦アラミゴ」において登場する。アラミゴ王宮内の「アシナ仮設実験場」をバトルフィールドにして闘うこととなる。その中で、研究の成果であるとして魂を分離する「ブレインジャック」を使ってくる。
ラウバーンによる調査
- アラミゴ奪還後、ラウバーンらにより調査が行われた。
リセ : なら、ラウバーンに話を聞きにいかない? 不滅隊が「超越技術研究所」を調査しているんだ。 何かわかったことがあるかもしれない。
不滅隊の調査員 : 見てください、この袋の数々を……。 これはすべて実験の犠牲者たちです。 どうやら彼らは「供給個体」と呼ばれていたようですね。 不滅隊の調査員 : 共通しているのは、目立った外傷がほとんどなく、 ただエーテルを奪い尽くされて、衰弱死している点……。 まったく、正気の沙汰とは思えませんよ。 クルルが拘束されていた魔導装置がある。 周囲のポッドには、「供給個体」と記されているが、 このポッドだけ「基準個体」というプレートが掲げられている。 ガーロンド社の技術者 : いつも、シド会長がお世話になっております。 同盟軍からの依頼で、魔導装置の解析をしているのですが、 貴方も気になりますか、そのプレートに書かれた言葉が……。 ガーロンド社の技術者 : 周囲にある同型のポッドには、 すべてエーテルを吸収する機能が付いていました。 ところが、そのポッドだけは例外なんですよ。 ガーロンド社の技術者 : 代わりに、ポッドの内側にはエーテル波形を調べるための、 センサーらしき装置が、異様な密度で実装されていました。 いったい、何のためなんでしょうね?
アルフィノ : ポッドに納めた「供給個体」と呼ばれた人々から、 魔導装置を介して強制的に魔力、すなわちエーテルを吸い上げ、 ひとりの強化対象者に注ぎ込む……。 アルフィノ : その際に「基準個体」…… つまり、クルルさんのエーテル波形を調べて摸倣することで、 強化対象者を調整していったようだ。 リセ : それって、クルルが持っている魔法的な力…… 「超える力」をマネしようとしたってこと? アルフィノ : おそらくね……。 意志を感じ取る力が強いクルルさんを摸倣したがゆえに、 フォルドラもまた、他者の意志や記憶に敏感なのかもしれない。
リセ : 捕虜のフォルドラが会うのは、 見張り役の闘士たちくらいのもの……。 髑髏連隊に肉親や仲間を殺された人も多いはずだよね。 リセ : そんな人たちの意志を感じて、 過去を見続けているのだとしたら……。 アレンヴァルド : 過去視ってのはさ、 他人の人生の一部を追体験するようなものなんだ。 大きな影響を受けることも少なくない。 アルフィノ : かつてイゼルは、聖竜の過去を視ることで、 その後の生き方を一変させた……。 アルフィノ : きっとフォルドラは今、 自分たちが危害を加えてきた者たちと接することで、 知りたくもなかった人生を知り、罪悪感に苦しんでいるのだろう。 リセ : 処刑を望んだのも、やっぱり……。 ラウバーン : だが、その心の苦しみは、 フォルドラ自身が向き合うべきものだろう。 目下、我らが心配せねばならんことは、ほかにある。 ラウバーン : 超越技術研究所のデータが、帝国本国に送られていた場合、 大量の超越者が造られ、敵として現れる可能性があるということ。 ラウバーン : 対策を立てるためにも、超越者の調査は続行せねばならん。 非情なようだが、フォルドラは貴重なサンプルだ。 ますます簡単には殺せんぞ。
ガレマール帝国軍第IV軍団へ
- この超越技術研究所におけるアウルス・マル・アシナが開発した「超越者」への強化技術は第Ⅳ軍団にも流れており、それを利用してミーシィヤは「超越者」となっている。※サブストーリークエスト「セイブ・ザ・クイーン」
関連項目
【「超える力」】
【ウェルリト戦役】