ルナル(Runar)
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- 特技は料理と部屋の片付け
概要
- ロンゾ族(ロスガル族)の男性。
- ラケティカ大森林に暮らす「夜の民」が集う、スリザーバウの導師。
ルナル : あっ、姐さんの……! さっきは急に取り囲んだりして、悪かったな。 ルナル : オイラは、ルナルっていうんだ。 あんたの名前は? どこから来たんだ?
- 「夜の民」の様々な流儀について教えてくれる。
ルナル : 「夜の民」は、客人にまで信仰を求めたりはしない。 ただ、オイラたちが大事にしていることを知って、 いくつかの流儀に則ってくれると、とても嬉しい。
ルナル : 「夜の民」は、旅から帰ったり、光の強い場所に行ったあとに、 こうやって暗所に置いた甕の水を体にふりかけて、 光を祓うんだ。
ルナル : 「夜の民」同士は、特別な礼や所作によって、 自分が同胞であると示すんだけど…… 旅人には、それに代わる合言葉があるんだ。 ルナル : 「アジントタ」……ロンカ語で「よき夜を」という意味だよ。 これを使えば、「夜の民」に認められた客人だと、 示すことができる。
ヤ・シュトラとの関係
- 夜の民の流儀に従い「マトーヤ」を名乗るヤ・シュトラを、「マトーヤの姐さん(あねさん)」と呼び敬愛している様子が見て取れる。
ルナル : ああ、もちろんだとも! マトーヤの姐さんの客なら、 オイラたちにとっても、大事なお客様だ。
ミンフィリア : ありがとうございます。 ……マトーヤさんは、「夜の民」の皆さんに、 とっても信頼されているんですね。 ルナル : そりゃそうさ! 姐さんがいなかったら、オイラたちはみんな、 2年前に死んじゃってたかもしれないんだから! ルナル : あのときは、本当に多くの仲間が罪喰いにやられたよ……。 熟練の導師様も殺されて、残ったのはオイラみたいな駆け出しと、 途方に暮れた民、それに崩れ落ちた拠点ばかりだった……。 ルナル : そこから再起できたのは、 姐さんが罪喰いからオイラたちを護り、 冷静なアドバイスをくれたからだよ。 ルナル : 姐さんはいつの間にか、オイラたちの中心にいた。 みんな、何かにつけて彼女の知恵を仰ぐようになったんだ。
- 調査研究に没頭するヤ・シュトラのふとした仕草に心を奪われたのだという。
ルナル : もちろん、よそ者に「夜の民」の動向を委ねるなんてって、 反発する人もいたけどさ。 彼らだって、次第に心を開いていったし、それに…… ルナル : オイラ、見ちゃったんだよね。 ロンカの歴史について調べてる姐さんの尻尾が、 こう……ひょこっとさ! あれ、よっぽど好きなんだろうなぁ。 ルナル : それに気づいたらもう、疑うような気持ちなんて、 ちっとも起こらなくなっちゃったよ! ルナル : 今の話は、姐さんには内緒にしておいておくれよ?
- ロンカ帝国の遺跡でヤ・シュトラが大穴に落ちてしまったときも、自らの体調をよそに心配している。
ルナル : あれ……姐さんは……? 一緒にいるんだろう? ルナル : それ、どういうことだよ……! ちゃんと教えてくれよ! ルナル : そ……そんな…………。 ルナル : 嘘だろ、なんで……。 姐さんが……そんなはず……。 ルナル : すごい人なんだ、本当に……。 穴くらい、落ちたって……そんな……。 ルナル : そうだ、調査はこれからか? オイラも、オイラも連れて行ってくれよ! ルナル : なんだよ、行こうよ……! だって……だってマトーヤの姐さんは……ッ! ルナル : 姐さんは……んな、簡単に……いなくなる、はずが……!
- アシエン・エメトセルクが地脈の中から見つけ出したマトーヤ姐さんを抱きあげ、優しく立たせる。
ルナル : 間違いない、姐さんだ……ッ! ルナル : 姐さん、姐さん、マトーヤの姐さん……! ルナル : 無事でよかった……本当に……本当に! ヤ・シュトラ : 困った子ね……。 あなたが泣いていたら、みんなも不安になってしまうわ。 ヤ・シュトラ : この、魔女マトーヤが、そうそう死ぬものですか。 まだまだ、知りたいことは尽きなくてよ。
ルナル : 本当に、マトーヤの姐さんが無事でよかった……。 オイラの不調なんて、みんなどっかに飛んでいっちゃったよ。
世話役
- 導師としてスリザーバウを取り仕切っており、つい最近罪喰いにやられたというトッディアの葬儀も行っている。
ルナル : それじゃあ、はじめよう。 ルナル : ……我らの友、トッディア。 光に傷むことなき真名は、ミニーヌ。 彼女に祈りを……。 ルナル : 汝が命を、天の暗き海に還そう。 ルナル : 苦難は地にある我らとともに。 汝の行く先に、悲しみと恐れはない。 ルナル : 暗き海は満たされる。 穏やかな静けさと、温かな慈しみで。 汝を想う、我らの祈りで……。
ヤ・シュトラ : あれが、彼らにとっての夜空。 今は遠い、天の海……。 ルナル : どうか、かの者の命を、天の暗き海にお運びください。 夜の遣い「闇の戦士」よ……。