ラミミ(Lamimi)
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概要
- 第一世界での名前は「ラミット(Lamitt)」
- 治癒魔法のエキスパート。
- 冒険に飛び出したアルバートが、さっそく怪我を追ったところを救い、最初の仲間となった。
- 仲間たちの良き理解者であり、面倒見役でもある。
- アルバートに秘めた想いを抱きつつも、最後まで癒し手として彼と共に運命と戦う道を選んだ。
ロールクエストで語られる過去
- 漆黒のヴィランズで実装された「ヒーラー」向けのロールクエストにおいて、アルバート一行との出会いなどが描かれる。
- 第一世界でのラミミの本名は、「ラミット(Lamitt)」であり、以下ではラミットとして登場する。
- 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
- パッチ5.0まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。
トメラの村のジオット
- はぐれ罪喰い「ソープロシュネー」を探しているというジオットは、トメラの村の出身でありドワーフの一族から「光の戦士(=闇の戦士)」を出してしまったことを彼らの長老たちは未だに恥じているため、最長老から「ソープロシュネー」を討てと命じられていた。
ジオット : さて……ワシが狙っておるのは、 「光の氾濫」を引き起こした大罪人の姿を持つという罪喰い…… 四使徒の一角たる「ソープロシュネー」じゃ! ジオット : こやつは腹立たしいことに、 ドワーフの面汚しにして掟破りの追放者…… 導師「ラミット」の姿をしておる。 ジオット : 今もドワーフの長老たちは、 世界を崩壊に導いた「光の戦士」を一族の中から出したことを、 恥じておってな……。 ジオット : ゆえに最長老は、一族最強の戦士であるワシに命じたわけじゃ。 死してなお、ドワーフの伝統と誇りを汚し続けるラミットを、 ……ソープロシュネーを討て、とな!
「ソープロシュネー」とトメラの村
- 光の戦士の過去視により、アルバートたちと一緒に居たラミットは、世界の冒険の果に古代ロンカ文明の封印されし大再生魔法「リバイヴ」を修得し、ラミットはこの魔法により妹が救えると語っている。その後、「ラミットの妹がいた場所」がトメラ村であることがわかり、光の戦士とジオットは村へと急ぐ。
アルバート : よし、倒したッ! みんな、無事だな? ラミット : ええ、大丈夫よ。 それよりも、まずは目的を果たしてしまいましょう。 古代ロンカ文明の封印されし大再生魔法……その継承を! シルヴァ : ラミット…… この像から感じる魔力は、相当なものです。 お気をつけて……。 ラミット : ありがとう、シルヴァ。 でも、ここまで来て、後戻りなんてできないわ。 ラミット : 知恵の番人たる聖なるフクロウよ……。 ロンカ皇帝の名において、導師ラミットが命ず……。 封ぜられし再生の魔法を、我に開示せよ! アルバート : 大丈夫か、ラミット!? ラミット : や、やったわ……。 ついに、手に入れた……古の大再生魔法「リバイヴ」を! ラミット : これで……これで、妹たちを助けられる!
「ドヴェルグ病」
- 村を調べた2人は、かつて村では「ドヴェルグ病」という難病患者たちを「穢れの坑道」と名付けた廃坑道に隔離するために使われていたことを突き止める。
ドワーフ族の長老 : ラミット! 「穢れの坑道」に立ち入ってはならぬと申し付けたはず! ドワーフ族の長老 : 勝手に里を出ただけでは飽き足らず、 よそ者を連れて舞い戻り、さらに禁忌を犯すとは…… もはや我慢ならん……お主に永久追放を言い渡すッ! ドワーフ族の戦士たち : 追放だッ! 追放だッ!
- このラミットの行動に妹たち「ドヴェルグ病」患者たちも同調し、一斉に村を出ていった過去があったのだという。
アルバート : なぜだッ! ラミットは、苦労の末に大再生魔法「リバイヴ」を修得して、 不治の病に侵されていた妹さんたちを救ったんだぞ!? ドワーフ族の長老 : よそ者は黙っておれ! これは、ドワーフの問題じゃ! ドワーフ族の戦士たち : 黙っとれッ! 黙っとれッ! アルバート : 黙っていられるものかよ……! 俺たち……いや、ラミットがどれだけ……! ラミット : もういいの、アルバート。 理由はどうあれ、掟を破ったことは事実なんだもの……。 ラミット : わかりました、最長老さま……。 永久追放を受け入れます。 一族の証、この兜もまたお返ししましょう。 アルバート : ラミット……お前…………。 ラミットの妹 : お姉ちゃんが、永久追放だっていうなら、 私も出ていきます! ラミットの妹 : 私たちドヴェルグ病の患者たちは、 この薄暗い「穢れの坑道」に押し込められて生きてきました。 呼吸がつらいから、兜も外して……。 ラミットの妹 : 家族以外の者には、素顔を見せるべからず。 掟を破ったから追放だっていうなら、私たちだって! ドワーフ族の元病人 : そうじゃな。 ワシら病人は、ラミットに命を救われた。 彼女ひとりを掟破りとして追い出すわけにはいかん。 ドワーフ族の元病人 : ゆこう、皆の者……! 誇り高き掟破りの追放者として、この里を出るのじゃ!
ラミットが里を出た理由
- 妹たちを救うために世界を冒険して旅したラミットは、世界の広さと美しさ、残酷さを知ってしまう。
ジオット : クリスタルの……欠片かの? 悲しげな女性の声 : 掟に従うだけじゃ、助けられなかった。 ラミットの幻影 : だから、里を出た。 そして、あの人に……アルバートに出会い、 仲間たちを加えて、冒険の旅を続けた…………。 ジオット : お前さん、ラミットなのか……? ワ、ワシは、お前さんのことを……破廉恥者などと…… ラミットの幻影 : 妹を……ドヴェルグ病のみんなを助けるためなら、 厳しい旅路も、辛い戦いも耐え抜いたわ。 ジオット : わかっとる……今の、ワシはわかっとる! じゃから……! ラミットの幻影 : それに……旅を通じて、私は知った。 世界の広さ、美しさ……そして、残酷さ……。 だから、私は……守りたかった。
- そして何より、アルバートとの出会いが彼女の運命を決定づけてしまったのだという。
ラミットの幻影 : そのためになら、私は故郷を捨てもした……。 辛かった、本当に……。 ジオット : もう、いいんじゃ……! 終わったんじゃ、お前さんの旅は終わったんじゃよ! ラミットの幻影 : 辛かったけど、耐えられた……。 あの人がいたから……。 ラミットの幻影 : アルバート……頼りなくて…… でも、ひたむきで、諦めが悪くて…… ただただ優しいあなたを、私は…………
はぐれ罪喰い「ソープロシュネー」の討伐
- ジオットは、「ソープロシュネー」討伐の秘策として、「ドワーフの兜」をかぶせることで、ラミットが治療すべき追放者でなくなり再生しなくなるのではという仮説を立てる。
ジオット : そのとおりじゃ! 追放者たちは、不幸にも罪喰いと化してしまい、 今もソープロシュネーは、彼らを救い続けているッ!! ジオット : ならば、倒す方法は簡単じゃ! ジオット : やっこさんに「ドワーフの兜」を被せる! 掟に従って生きる者の証たる兜を被せてしまえば、 治療すべき追放者ではなくなり、再生の対象外となるのじゃ!
- こうして秘策を元に、光の戦士とジオットは、見事はぐれ罪喰い「ソープロシュネー」の討伐に成功する。
- しかし同時にジオット自体も自らの兜をかぶせることで討伐したことから、村の掟を破ってしまう。
最長老とジオット
- その後、ジオットにより、ラミット追放を言い渡した最長老が、ジオットの曽祖父であることがわかる。
ジオット : ……それから、お前さんには話しておこうと思うんじゃが、 ラミットに追放を言い渡した当時の最長老な…… アレは、ワシの曽祖父じゃ。 ジオット : 一族最強と謳われた名戦士でな……。 ワシも、彼を目標として修行に励んできたんじゃ。 ジオット : それが、多数の病人どころか、 一族の未来そのものを救ったとさえ言えるラミットを、 永久に故郷と切り離す、そんな冷たい判断を下していた……。
- その過去を知ったジオットもまた、ラミット同様に里を出て「誇り高き追放者」として生きていくことを誓う。
ジオット : 掟は大切じゃ。 ジオット : じゃが、人情も大切じゃ。 ワシは里を出て、このクリスタリウムで多くの人と酒を酌み交わし、 何よりお前さんと出会い、そのことを学んだつもりじゃ。 ジオット : ワシは、誇り高き追放者として、 しばらく、この街で生きてみるつもりじゃよ。
関連)ジオットの性別
- ロールクエストで登場する「ジオット」は、ラストで兜を脱ぐが、性別が分かりづらい。
ジオット : ング、ング、ング……プハァ……。 ジオット : むっ!? もしや、お前さん、ワシに話しかけておったのか? ジオット : そいつは失礼したぞい。
- Lv80ロールクエストのジャーナルを読めばわかるが「彼女」であり、女性であることがわかる。
ラミットに追放を言い渡した当時の最長老は、ジオットの曽祖父だった。ジオットは里を離れたことで、多くの人と酒を酌み交わし、冒険者とも出会い、人情の大切さを知ったという。そうして誇り高き追放者となった彼女と杯を交わしたくなったら、またクリスタリウムを訪ねよう。
- また、ロールクエストの過去視シーンでも、ラミットが女性であるにも関わらず、アルバートには男だと思い込まれていたことが描かれており、その繰り返しであることがわかる。
アルバート : そうだ! もしよかったらホブゴブリン討伐を手伝ってくれないか? あんたみたいな、凄腕の男がいてくれたら助かるよ! ドワーフの癒し手 : 男……ですって!? 年頃の乙女にむかって、なんてことを! ラミット : 私は、トルー一家のラミット! ヒゲも生えてないアオビョウタンのヘタレ男なんかに、 バカにされる筋合いはないわよ! アルバート : あ、あんた……女だったのか!? ヒゲがあるから、てっきり……!!
ジオットの罵詈雑言
- ジオットの罵詈雑言は種族により異なっている。種族と性別で変化している様子。
- ヒュム(ヒューラン)
しっかりせんかい! このアホ面ヒュム野郎!! お前の母ちゃんホブゴブリン!!
- ドワーフ(ララフェル)
また、心にもない罵詈雑言を、言わねばならんのか? やいこの破廉恥ドワーフ野郎!! お前の母ちゃんホブゴブリン!!
- ミステル(ミコッテ)
しゃきっとせんかい! この猫もどきのミステル娘(野郎)!! お前の母ちゃんホブゴブリン!!
- エルフ(エレゼン)
また、心にもない罵詈雑言を、言わねばならんのか? やいこの高慢エルフ野郎!! お前の母ちゃんホブゴブリン!!
- ドラン(アウラ)
また、心にもない罵詈雑言を、言わねばならんのか? やいこの鱗まみれのドラン娘!! お前の母ちゃんホブゴブリン!!
- ヴィース(ヴィエラ)
しっかりせんかい! このピョンピョコ兎のヴィース娘!! お前の母ちゃんホブゴブリン!!
- ロンゾ(ロスガル)
しゃきっとせんかい! この通さないロンゾ野郎!! お前の母ちゃんホブゴブリン!!
- ヒュム(ヒューラン)