モーグリ族
- 獣人種族のひとつ
- エオルゼアでは希少な種族である。
概要
- グリダニアの黒衣森に暮らし、一部は角尊などと行動を共にしている。
- ドラヴァニア雲海にはモグモグホームという場所に原住民らしきモーグリ族が暮らしている。族長はモグリン。
- 第一世界にもモーグリ族が存在しており、こちらも原初世界と同じく人間達と友好関係にある。
- 独自の言語を話すが、人間6種族のなかにはそれを解する者もおり、冒険者(光の戦士)もそのひとりである。
- グリダニアの民は、森にある大きな切り株に壊れたものを捧げておくと、モーグリが精霊と話して直してくれると信じている。
- 黒衣森に住んでいる個体は語尾に「クポ」と付けているのが特徴だが、ドラヴァニア雲海に住む個体は語尾に「くぽ」と付けている。
- 高度な隠蔽魔法を用いて普段から姿を隠しており、黒衣森では「特に素質のある人」以外はモーグリを視認する事ができない。光の戦士は最初から視認できた。ドラヴァニアに住む個体も同様に隠蔽魔法を使うが、魔法のレベルが違うのか警戒されていたのかは不明だが、黒衣森の個体は普通に視認できていた光の戦士でも当初はごくわずかな違和感以外は全く視認できなかった。
- なお体質などではなくあくまで魔法なので、警戒する必要が無い相手には普通に姿を現したまま接する。
人間との関わり
モーグリ族と人々との交流の歴史は長く、地下都市「ゲルモラ」時代に遡る。 だが、当初は必ずしも両者にとって、良い関係とは言いがたかった。ゲルモラの民が、精霊の許可なく、森の恵みを糧とした生活を送っていたからである。当時のモーグリ族にとって、ゲルモラの民は「森を荒らし、精霊を怒らせるやっかい者」であったのだ。 だが、我らの祖先が精霊との対話を成功させ、森への居住を許されてから、モーグリ族と人々との関係は好転した。徐々に互いの距離を縮め、今では精霊と人々とを繋ぐ仲介者として、モーグリ族は我らの良き隣人となっている。
新生での役割
- 新生プロモーションサイトではモーグリ族は次のように説明されている。
黒衣の森に棲まう愛くるしい姿の森の民"モーグリ族"。苦難にあえぐ人々を前にしたとき、ある一匹のモーグリが、森を飛び立つことになるだろう。彼らの言葉を、遠く離れた人々に届けるために。やがてモーグリは、新たな役割に目覚めることになるのだ。
- すでに明らかにされているが、新生ではプレイヤー同士のメッセージや宅配の役割をモーグリが行うという。
王
- 天界にあった時、最後の王「善王モグル・モグXII世」を戴いていたという。
天界
- モーグリ族に伝わる神話によれば、神々の時代に彼らは天界に住んでいたという。
- しかし、一杯のブドウ酒に端を発した「神さまの乱痴気騒ぎ」と呼ばれる天界を揺るがす大戦争が勃発。神々の争いで被害を受けたモーグリ族の王、モグル・モグXII世は「つきあってられないクポ」と語り、一族を率いて下界へ移住することを決意した。
- だが、天界は空高くにあったため、モーグリ族の翼だけでは安全に降りることはできない。そこでモグル・モグXII世は長い糸を垂らし、その端を掴んで支えると、一族の者を順番に下界へと降ろしていった。かくしてモーグリ族は安全な地上に逃れることができた。ただ、王自身を除いて……。
- 以来、モーグリ族は王を戴かず、ただひたすらに最後の王、モグル・モグXII世の復活と帰還を待っているという……。
- ただ、この神話には人間界からは疑問が持たれており、そのひとつが現在伝わる神話において、十二神の間で「神々の戦い」が勃発したという逸話が語られていないためである。
命名規則
余談ですが、モーグリ族の場合は、名前が「K」で始まるものは雄、「P」で始まるものは雌となります。 この辺り、誰が雄で誰が雌なのかを、改めて見直してみると面白いかも知れませんね。
http://forum.square-enix.com/ffxiv/threads/136264?p=2122966#post2122966
なお、ドラヴァニア雲海に住まうモーグリ達は上記の命名規則とは違い、四文字の名前で頭に「モグ」と付く。
(例)モグリン、モグタン、モグッチ
余談
- ドラヴァニア雲海に住む個体が語った所によると、かつて槍を持ち高く飛んで戦ったモーグリが存在したらしい。
- FF6に登場するモーグリのプレイアブルキャラクター「モグ」のオマージュ。モグの主武装は槍であり、ジャンプは特にしないがジャンプできるようになるアクセサリ「りゅうきしのくつ」は槍使いに持たせるのがセオリーではあった。