ミド・ガーロンド(Midas nan Garlond)
- ミド・ナン・ガーロンドは、シド・ガーロンドの父
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- 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
- ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。
ガレマール帝国の技術者
- ガレマール帝国の筆頭機工師
- 「メテオ計劃(けいかく)」の前身であるアラグ帝国の技術研究を指揮していたという。
- ガレマール帝国軍第XIV軍団長であるガイウス・ヴァン・バエサルとは友人の関係
メテオ計劃
- その後、ミドはメテオ計劃の総責任者に就任する。
シタデル・ボズヤ蒸発事変
- 15年前、シタデル・ボズヤ(Bozja Citadel)で行われていた実験により、アラグの古文書も交信雷波塔も、実験施設ごと都市一つを飲み込んで消滅したという。
- ミド・ガーロンドもこの事故で命を落とした。
後日譚
魔導城プラエトリウム
- 「新生エオルゼア」(パッチ2.0)の「魔導城プラエトリウム」において、ガイウスがミドの想いをシドに伝えている。
ガイウス : 遅かったではないか、シド。 待ちくたびれたぞ。 ガイウス : うぬに伝えなくてはならないことがある。 ……ミド・ナン・ガーロンドのことだ。 シド : ……クソ親父の……? ガイウス : ミドは晩年、後悔していた。 ……「メテオ計劃(けいかく)」が、 斯様に悽惨なものだったことをな。 シド : だが、野郎は総責任者として、 結局は死ぬまで、その中にいたんだぞ! ガイウス : それに気づいた時は遅かったのだ。 「メテオ計劃」は、かの俗物の呪縛により、 引き返せない状態となっていた。 ガイウス : ミドと最後に会った時、奴はわしに言った。 息子にすまないことをした……とな。 ガイウス : うぬの、技術が自由のためにあるという想いは、 確かにミドに伝わっておったのだ。
セイブ・ザ・クイーン
- 聖遺物を探すボズヤ・レジスタンスに協力することになったシドは、ミコトの記憶探索の術により、蒸発事変が発生する前の「シタデル・ボズヤ」へと記憶の旅をする。
- ※手前は15年前のシド(19歳)。奥にいるのが記憶探索中のシド(34歳)。
- そこで見たのは、バハムートによりテンパード化された父・ミドの姿であった。
- 衛星ダラガブに潜んでいた龍神バハムートは、ミドが設計・建設した交信雷波塔を逆に利用し、ミドたちをバハムートのテンパードにしていたのだ。テンパードになったミドはバハムートの望むように「メテオ計劃」を加速度的に進めていった。それどころか、ミドは邪魔をするシドめがけて銃を撃った。息子の命すら奪おうとしたのだ。
- 自分に責があると後悔することで、その辛い事実から長年逃れてきたシドだった。しかし真相を知った今、ミドはおそらく自分が知っている父だったのだと考えるようになった。父は蒸発事変が原因で亡くなったのではなく、テンパードになった瞬間、すでに運命は決まっていたのだ。
- ボズヤ解放の手伝いを終えたシドは、大切に所持していたペンダントの蓋を開けた。15年前のあれ以来、一度も開けることのなかった、開けることのできなかったペンダントだ。そこには若かりし頃の自分と、やさしく微笑む父ミドがいた……。
FFシリーズのミド
- ファイナルファンタジーVに登場するカルナックの学者シド・プリヴィア(Cid Previa)に「ミド」という名前の孫がいる。