フ・ラミン・ケシュ(F'lhaminn Qesh)
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冒険者との関わり
- 旧FF14では「ウルダハの歌姫」と称される、花売り兼踊り子であった。
- 新生エオルゼアでは長らく行方が不明だったが、ミンフィリアの育ての母として登場するエピソードが描かれた。その後はモードゥナの石の家で見ることができる。
第六星暦のフ・ラミン(旧FF14)

- オープニングから登場し、またメインクエストを始めとして様々な場面で登場したこともあり、旧FF14プレイヤーの間で高い人気を誇った。
- 旧FF14のクエスト「太陽の都」ではキャンプ・ブラックブラッシュまで同行し、クエスト「小さな犠牲」では鉱山で採掘師の練習をしているフ・ラミンを訪ねることになる。練習とは踊りの練習ではなく、アシリア(ミンフィリアの本名)の採掘師の練習のこと。
- その後もメインストーリ上の様々な場面で登場していた重要キャラクターのひとり。
- 普段はアマジナ鉱山社のステージで踊っているが、サンシルクの人間だという。
「アマジナ鉱山社」にある飲み屋。 あそこじゃあ、フ・ラミンって踊り子が一番人気だな。
新生FF14でのフ・ラミン
蒼天のイシュガルドでのフ・ラミン
ニエルフレーヌとの恋
- ※旧FF14でのエピソード。すでにニエルフレーヌは故人となっている。
- フ・ラミンはかつてエシュテム工房のニエルフレーヌと互いに想い合っている関係だった。
- ニエルフレーヌは、フ・ラミンのためにとても小さな猫目石をたくさん使ったイヤリング「フ・ラミンの歌声」を作り贈っている。
メメデス : ……耳飾りを修理してほしいって?そんじゃまあ、まずは現物を見せてみな。 メメデス : こ、この耳飾りはまさか……!! いや、この見事な彫り、細やかな削り、なにより、小粒の猫目石を大胆にも繊細に散らせた意匠……! メメデス : 間違いねえ! こいつは稀代の天才彫金師ニエルフレーヌが手掛け、恋人に贈ったっていう「フ・ラミンの歌声」だ!! メメデス : こ、こんなすげえ代物の修理を依頼されるなんざ……うおおお、手が震えてきた!!
- 新生エオルゼアパッチ2.1では、この「フ・ラミンの歌声」を修復するクエストが登場する。
フ・ラミン : このイヤリングは、私が愛した…… いえ、今も愛している人が造ってくれたものなの。……彼は、今も眠り続けているわ。 フ・ラミン : アシリアとの再会もできた今、私にできることと言ったら、 彼の魂がザル神の御許に辿り着くことができるように、祈り続けること……。
コルベルヌとの関係
- (旧FF14でのエピソード)
- ニエルフレーヌの弟コルベルヌは、兄の恋人だったフ・ラミンに心寄せており、彼女をイメージした「フ・ラミンの花」を創りだした。
- 「フ・ラミンの花」は、花を中心に配置し、茎は珊瑚、葉の部分は宝石で表現するという芸術的なブローチで、個数限定で売り出したところ、その永遠を感じさせる完璧な美しさにウルダハの裕福層のみならず、他都市の王族までがこぞって購入したという。
- ただし、「フ・ラミンの花」を作るにはグリダニアのグレートローム小農場で栽培されている「パールクローバーの花」が10本ほど必要であるという。
花売り兼踊り子
- 旧FF14のウルダハ開始時に冒頭のイベントに登場し、ウルダハ都市内のパレードにおいて、チョコボが曳く馬車の上で踊るシーンが描かれた。
- ※最初に一瞬だけ映る花かごを抱えた少女が後のミンフィリア(当時はアシリア)
フ・ラミンの年齢について
- フ・ラミンの年齢については明らかにされていないため、推測するしかない。
2016年に発売された世界設定本により、第七星暦の現在は「37歳」であることが判明した。
- 旧FF14では「過去視」描写がいたるところで使われていたため、新生エオルゼア発売後の現在においてもそのすべてを理解することは非常に難しい。
- 例えば、アシリアの父ウォーバートンを生き返らせようとするニエルフレーヌとアシリア(=12歳のミンフィリア)を追いかけて墓地へ急いだ(過去視中の冒険者と)サンクレッドは、そこで「ミンフィリア(22歳ごろのアシリア)」と出会う。
- サンクレッドが呼びかけられて振り返ると、墓地から出てきたフ・ラミンがニエルフレーヌたちを探してくれといい、意味深な表情をして見送る。この時点ではサンクレッドに対して過去視していることになり、17歳のサンクレッドと(と過去視中の冒険者)が墓地の階段を駆け下りると、墓地の奥で震えている「12歳のアシリア」と出会う。ここでアシリアに対してさらに過去視が入り、数分前に何者かが忍び寄りニエルフレーヌを襲う姿を見ることになる。※ここでいう少し前とは、アシリアが12歳の頃の話で数分前に殺されたニエルフレーヌ殺害時点である。
- 墓地から走り出たサンクレッドが地上で見たのは流星雨であり、冒険者はそこで気を失い病院へ運ばれる。つまり過去視が終り1572年へと戻って倒れていたところをミンフィリアに助けられるということになる。病院で気がつくと傍らにモモディがおり、ミンフィリアという女性に助けられたのだと話す。ミンフィリアに会った冒険者は勧められるまま「十二跡調査会」へと参加することになる。この十二跡調査会はルイゾワの勧めにより1568年に18歳のミンフィリアが設立した組織で、のちに新生エオルゼアで描かれる「暁の血盟」へと発展することとなる。
- このシーンだけでも、次のような3段構えとなっている。
- 主要人物のひとりミンフィリアについては、ウルダハでのパレード事故当時(第六星暦1562年)に12歳であったことと、新生エオルゼアで描かれた第七星暦の現在は27歳であることが判明している。ちなみにサンクレッドは事故当時17歳、第七星暦の現在は32歳ということも判明している。
- またパレード事故で父をなくしたアシリア(現在のミンフィリア)を保護したのがフ・ラミンであり、その時すでにフ・ラミンは一番人気の踊り子として活躍していた。
- フ・ラミンの年齢はここから推測するしかないが、仮にウルダハパレード事故当時のフ・ラミンの年齢が20歳だとすると、現時点では35歳になっているということになる。
ミンフィリアの死について
- 第一世界において、ミンフィリアがリーンの意思を受け入れたあと、ほどなくして原初世界のシラディハ水道で猫目石が見つかる。これはかつてアシリアだったころのミンフィリアがはじめて掘り当てたもので、フ・ラミンにプレゼントしたものであったという。
- 詳細は「ミンフィリア」の項を参照のこと。
下着姿について
- 旧FF14では下着姿(ミコッテ女性用下着)で登場するため話題になったことがあった。フ・ラミンの衣装が下着であったことについては、FF14開発チームのキャラクター班が認める発言をしている。
フラミンの短パンやべぇよな!!!とか言ってたらキャラ班に「あれは短パンじゃなくて下着ですお」と言われたので、フラミンはそんなビッチじゃねぇ!!!!と、反論しときやした。(祖堅氏のTweetより)
- 旧FF14では装備部位に「下着(インナー)上・下」があった。下着上下だけは必須着用となっていたが、残りの部位は着用するしないが自由であったため、上半身にウールシャツを着用した状態で下半身は装備をつけずに下着だけの状態にするとちょうどフ・ラミンの外見にすることができた。
- 新生以降では装備部位としての「下着」は廃止されたが、同様の外見にすることができる「パンタレット」という脚防具が用意されており、再現することができる。
サンシーカー族
- フ・ラミンは、瞳孔や長い尻尾、八重歯など旧FF14でのミコッテムーンキーパー族の特徴を色濃く持っており、プレイヤーの間ではムーンキーパー族であると思われていた。しかし、2013年3月に世界設定の一部としてミコッテの命名規則が紹介された時「サンシーカーの氏族名」の例として上がっていたのがこのフ・ラミンであり、サンシーカー族であったことが判明した。
- 開発コメントでは次のような説明(釈明)となっている。
「フ・ラミン」という名前から、 彼女がサンシーカー族のコミュニティで育ったことが解ります。 ただし、ご指摘の通り、彼女の容姿にはムーンキーパー的な特徴が見られることも事実です。
フ・ラミンに限らず、こうした異なる部族の特徴を備えたキャラクターというのは、 少数ではありますが他にもいたりします。 彼らの親世代、もしくは更にさかのぼった先祖の中に、異なる部族の者がいたのでしょう。 そうした血が、彼らに特徴的な容姿を与えたものと思われます。
また「●●族は、耳が長い者が多い」とか「XX族はオッドアイが多い」といった傾向はありますが、 現実世界にも「背がずば抜けて高い人」などがいるように、たまたま特徴的な容姿を持つこともあり得ます。
ちなみに新生では、よりキャラクターメイキングの幅が広がるように、 デフォルトでは部族ごとの傾向に従った容姿が提示されるものの、 部族を越えた容姿の特徴を、選択することも可能になる予定です。