ノア(Noah)
- 「聖コイナク財団」クリスタルタワー調査団の別名称
- 調査団の名称の元となった第三星暦の大魔道士
概要
メンバー
- ラムブルース(Rammbroes)
- ルガディン・ゼーヴォルフ族の男性
- グ・ラハ・ティア(G'raha Tia)
- ミコッテ・サンシーカー族の男性
- コー・ラブンタ(Koh Rabntah)
- ミコッテ・ムーンキーパー族の女性
- 28歳
- 「聖コイナク財団」の調査員。
- クリスタルタワー内部の調査を行う中で不思議な宝珠を発見、持ち帰って調べているうちに、そこに封じられていた大魔道士「ノア」の魂を取り込んでしまう。
ノアレポート
「八剣士の前庭」
ラムブルース : よろしい。「八剣士の前庭」についての調査記録を紐解こう。
ノアレポート : 古代アラグ文明の遺産である「クリスタルタワー」。
その調査団である我々「ノア」は、ついに実地調査に乗り出すことになった。
ノアレポート : 先遣隊が巨大なクリスタルゲートを越える。
その先で我々を待ち受けていた最初の難関が、8体の不気味な石像が並ぶ「八剣士の前庭」だ。
ノアレポート : 石像は、4つの属性を利用した防衛機構だった。
クリスタルタワーへ不正に侵入しようとする者を排除する役割を担っていたのだろう。
ノアレポート : この防衛機構もまた、古代アラグ文明が誇った、魔法と科学を融合させた技術体系……
「魔科学」の産物であることは間違いない。
ノアレポート : 属性の力という魔法的な要素を用いて、数千年後の現代でも稼働し続ける防衛機構を作るとは!
まさに驚異的な技術と言えよう。
ノアレポート : ……しかし我々は、超高純度クリスタルから作り出した4つの「牙」によって、防衛機構を打ち破った。
かくして、クリスタルタワーへの道が拓かれたのである。
ラムブルース : よろしい。「古代の民の迷宮」についての調査記録を紐解こう。
ノアレポート : 冒険者が率いる冒険者たちに、「古代の民の迷宮」を掃討せよとの任務が下された。
ノアレポート : 「古代の民の迷宮」とは、クリスタルタワーを囲むように作られた前門にして、
塔を防衛する城砦の役割を担った施設だ。
ノアレポート : ……内部には未だ、防衛のための戦力が潜んでいた。
冒険者たちは、魔獣キングベヒーモスや妖異タナトスなど、おぞましい存在と戦うこととなる。
ノアレポート : 魔獣の改造やキメラ生物の合成、加えて異界ヴォイドの妖異を使役する技術は、
いずれも古代アラグ文明の得意とする分野だ。
ノアレポート : その粋を結して守られている、クリスタルタワー。
「古代の民の迷宮」の先には、果たしてどのような化け物が潜んでいるのだろうか……。
「ティターン」
ラムブルース : よろしい。「ティターン」についての調査記録を紐解こう。
ノアレポート : 「古代の民の迷宮」を防衛していた、 輝く曲刀を携えし戦士「ティターン」。
……在りし日に、アラグ帝国の革命を志した男である。
ノアレポート : 1000年以上も続いたとされるアラグ帝国の治世も、常に平穏だったというわけではない。
特に末期は、皇帝の支配に対する反乱が絶えなかった。
ノアレポート : 中でも有名なのが、勇将ティターン率いる勢力による反乱。
アラグ帝国の記録に「悪鬼」とまで記されている彼は、反乱軍を支持する民衆にとって、英雄であったと思われる。
ノアレポート : しかし、最終的に勇将ティターンは捕らえられ、「魔科学」による生体改造を施された上、
皇族のしもべに作り変えられた……と記録は語る。
ノアレポート : すべては、反乱軍への見せしめのために……。
数千年の時を越え、今なおアラグの門兵として立つ彼の姿にかつての巨大帝国の闇が垣間見えた。
大魔道士ノア
- ドーガとウネの師匠であるとする。
- ノア自身は研究と弟子を大いに愛する自由奔放な女性で、宝珠に魂を溜めていたのは単に好奇心からであるという。
「ノア調査団」
- 「ノア調査団」の名称は、アラグ帝国時代の大魔道士「ノア」にあやかり付けられたものであるという。(a vaunted Allagan archmagus)
ドーガとウネ
- 魔道士ノアの弟子に、アラグ帝国後期に始皇帝ザンデの直系子孫であったドーガとウネがいる。
- 皇族にして大魔道士であった2人をもとにして、クローン技術の試作としてクローン体が生み出される。
- 晩年の2人は、このクローン体のうち2体をひそかに人として育て、いつかその血をもってザンデが闇の世界と取り交わした血の契約を破ってくれるよう願ったという。
- やがてクリスタルタワーの地殻が崩壊、アモンにより時の流れを止められたシルクスの塔もろとも2体のクローン体も眠りについた。
- やがて数千年を経て、第七霊災により覚醒した彼ら2体のクローン体は、主であるドーガとウネの願いをかなえるために主の名前を騙り前庭に進入してきたノア調査団の前に現れる。
ファイナルファンタジーシリーズの「ノア」
- ※なおFF14では「ザンデ」はアラグ帝国の初代皇帝として登場する。
関連項目