トールダン7世(Archbishop Thordan VII)
|
|
概要
生涯
- デュランデル家の遠縁の下級貴族の家庭に、五人兄弟の末っ子として誕生する。
- 幼少時には剣術も修めるが、家督を継ぐことの出来ない彼は、やがて両親のすすめもあり聖アンダリム神学院へ入学。同学院を次席という好成績で卒業した後、教皇庁入りを果たす。
- 組織内の熾烈な権力闘争に打ち勝ち、順調に階位を進めていった。
隠し子
- 教皇庁で順調に階位を進めていた42歳の時、独身を貫かねばならぬ身でありながら愛人との間に子を儲けてしまう。これが後に教皇代行となるアイメリクである。
- 弱点になりかねない大スキャンダルであったが、これを跡取り不在で断絶戦前であったボーレル家に養子に出すことで隠蔽した。
教皇
- その後政敵をねじ伏せてスキャンダルを覆い隠し、終に教皇の座へと上り詰めた。
- モットーは「すべての人に祝福を」
都市国家イシュガルドの君主について
- 蒼天のイシュガルドメインクエストで語られる通り、都市国家イシュガルドの君主および教皇は世襲制ではない。
- 初代のイシュガルド国王トールダン、およびその子ハルドラスは父子関係であるが、ハルドラスは邪竜退治を成し遂げた後、自らイシュガルドを去り皇位を継ぐことはなかった。
初代教皇
- その後については語られるところが少ないが、都市国家イシュガルドはイシュガルド正教の指導者である「教皇」が君主を兼ねる政体をとることとなる。
- 初代教皇に就任したのは、「聖人レマノー(Saint Reymanaud)」
- その名は聖レマノー大聖堂(Saint Reymanaud Cathedral)に残る。
イシュガルド正教と歴代教皇
- その後の歴代教皇については、十二騎士の末裔である四大名家が輩出してきたという。
教皇の代数について
- 現教皇は「トールダン7世」を名乗るが、エレゼン族の寿命が他の人間種族よりも著しく長いということはなく、「トールダン7世」は「7代目教皇」ということを意味していない。
- ※人間種族の寿命が100歳なのに対し、エレゼンが120歳まで生きるという情報もある。
- 正教制度がいつごろ整ったのかは不明だが、恐らく歴代教皇は「トールダン」および「ハルドラス」などの建国の父たちの名前を号として用い、それに代数を組み合わせて名乗りとしてきたものと思われる。トールダン7世は、トールダンを名乗りとした教皇の7人目ということになると思われる。
騎神トールダン
- トールダン7世は「天使い」アシエン・イゲオルムの協力を得て、魔大陸アジス・ラーへの鍵を光の戦士から奪い道を開く。
- 「蒼天のイシュガルド」メインクエストラストにおいて、トールダン7世は「竜の眼」の力と千年の間蓄積されたイシュガルドの民の祈りを以って、伝説の王を己の身に降臨させ騎神と化す。
- アシエン・プライムと化しても光の戦士を倒せず、エーテルジャマーと竜の眼の力によりアシエン・イゲオルムが消滅させられた後に登場し、初代「蒼の竜騎士」征竜将「ハルドラス」の遺体に埋め込まれた竜の眼の力を受けて騎神トールダンへと変貌する。
トールダン7世 : やはり、ハイデリンの加護を受けし「光の戦士」といえど、 魂封じる檻なくして、アシエンを斬ることは叶わぬか……。 アシエン・ラハブレア : トールダンだと!?
トールダン7世 : かつてトールダン王と十二騎士たちは、 大きな犠牲を払いながらも、ニーズヘッグを退けた。 トールダン7世 : そして、ふたつの「竜の眼」を手に入れ、 以降、イシュガルド教皇庁は、これを厳重に管理してきた。 「蒼の竜騎士」の力の源としてな……。 トールダン7世 : 光の使徒よ。 お主の手にあるそれが、ニーズヘッグの左眼…… では、右眼はどこにあるのか? トールダン7世 : 初代「蒼の竜騎士」……征竜将「ハルドラス」……。 眼から力を引き出しながらも、その力に呑まれ、 朽ちぬ死体と化した哀れな男よ。 トールダン7世 : 闇の使徒、アシエンよ……。 貴様らは、人々に神降ろしの手法を教え、 争いを煽り、混沌を生み出す。 トールダン7世 : だが、すべてが自分たちの思惑どおりに進むなどと、 思わぬことだ……。 アシエン・ラハブレア : 貴様ッ……! トールダン7世 : 伝説の騎士王を我が身に呼び降ろし、我は神となる……。
騎神トールダン : 「千年戦争」により蓄積された民の祈りと、 「眼」がもたらす莫大なエーテルとが創り出す、 消え去ることのない永遠の神……。 アシエン・ラハブレア : 永遠の神……だと……!? 騎神トールダン : 人を侮りすぎよな、アシエン・ラハブレア……。
- そしてその力により、イシュガルド民をテンパード化し、仇敵であるニーズヘッグとドラゴン族、そしてアシエンを斬り恒久の平和を導かんとして冒険者の前に立ちはだかる。
騎神トールダン : 神はエーテルを喰らう。 それが、アシエンの魂の欠片であったとしても、な。 ……これこそが千年の禍根を断つ力。 騎神トールダン : アシエン、ドラゴン、蛮神…… 争いを生み出すすべてを、我が聖剣によって断ち斬り、 調和の世をもたらさん……。 騎神トールダン : 来い、光の使徒よ。 神を否定するというのなら、存分に相手になろう……。
- 冒険者達は、建国十二騎士を身に宿すことにより「蒼天騎士団」となった十二騎士を従え蛮神「ナイツ・オブ・ラウンド」と化した教皇たちを討ち、千年の悔恨を断たんとする。
永遠の神となった私が闇の者もろとも光の使徒をも斬り伏せてくれる。 そしてすべての人に祝福を与え清らかなる聖徒に造り替え恒久の平和を授けよう。 神を肯定し、その力を宿した我が聖剣と 神を否定し、その力を捨てた貴様の力 この混沌の時代に世がどちらを求めているか確かめようではないか!
- 光の加護を取り戻した光の戦士の前に、「ナイツ・オブ・ラウンド」と化した教皇たちは脆くも崩れ去ってしまう。