NPC・組織/シド・ガーロンド

シド・ガーロンド(Cid nan Garlond)

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Cid nan Garlond
シド・ガーロンド
シド・ガーロンド
種族ガレアン族性別男性
出身地ガレマール帝国年齢34歳
所属組織ガーロンド・アイアンワークスクラス
付加情報
関係者ミド・ガーロンド(亡父)
ガイウス・バエサル(後見人)
ジェシー(部下)
ビッグス(部下)
ウェッジ(部下)
ノア調査団
ジェノミス・レクセンテール(友人)
ネロさん(ライバル)
ミコト・ジンバ
コンテンツCV小山力也
世界設定本

概要

覇権主義に反発し、 エオルゼアへと亡命してきたガレマール帝国人。 帝国において若くして「機工師」の称号を得た 天才魔導技術者であり、 現在は「ガーロンド・アイアンワークス」社の社長を務めている。

  • フルネームはシド・ナン・ガーロンド。
  • 都市国家に所属しないNPC。
  • シドはFFシリーズで伝統的に飛空艇に関わる発明家で、FF14では技術者集団「ガーロンド・アイアンワークス」のリーダー(Master Garlond)、シド・ガーロンドとして登場する。
  • ガレマール時代のミドルネーム「nan」は、ガレマール階級論考によると「筆頭機工士」に価する階級を持っていたことを示している。

技術への思い

  • クリスタルタワーを前にして、ノア調査団参加の意思をビッグスウェッジに語る。
    シド : ビッグス! ウェッジ!
    来てくれたのか!
    ビッグス : へへ……古代アラグ文明の技術といえば、
    今の帝国ですら及ばない、神の域に達していたと聞きます。
    この機会に学ばない手はないですよ。
    シド : お前たち……。
    その志は買うが、俺はここで得た知識を
    自分のものにするつもりはないんだ。
    シド : 強すぎる力、行きすぎた技術は、世界に混乱を招く……。
    ガレマール帝国がアルテマウェポンを利用して、
    三国に降伏を迫ったようにな。
    シド : ウェッジ、うちの社訓は何だ?
    ウェッジ : ハ、ハイッス!
    ええっと……技術は自由のために……ッス?
    シド : ……そうだ。
    俺たちは決して、人の脅威となる技術を……
    第二のアルテマウェポンを生み出してはいけない。
    シド : だからこそクリスタルタワーを調査し、必要なら封印する。
    ……それが、俺がこの調査に参加した理由だ。

他NPCとの関わり

新生エオルゼア」でのシド

  • ドライボーンで発生するサブクエストにおいて、聖アダマ・ランダマ教会の墓守「マルケズ」として登場する。
    シド
    • マルケズとはFF6でのシドのキャラクターネーム「シド・デル・ノルテ・マルケズ(Cid Del Norte Marquez)」と一致しており、同じようにカウルをかぶっている。
  • なぜ彼が墓守をしているのかについてはメインクエストを進めるとわかるようになっている。
    イリュド : どなたか存じませんが、ここに居る男はマルケズと申す者。
    先の霊災で心に傷を負い、癒しが必要な状態です。
    
    アルフィノ : シド、あなたの出番だ。「エンタープライズ」を探しに行く。
    シド : ……エンタープライズ……だと?もしや、それは……?
    アルフィノ : そうだ。
    シド、あなたの飛空艇だ。
    アルフィノ : あの船は、霊災前に、グリダニアから飛び立ったのが最後のはず。その足取りを追う。
    シド : 俺の……飛空艇……。……ああ……あ……。
    シド : ……少し、待ってくれ。
    アルフィノ : 長く続いた蛮神との戦いも、いよいよ最後だ!
    我々は、エオルゼアは、まだ牙を失ったわけではないと、世界に見せてやろう!
    シド : エンタープライズ……。そこに俺が居る……必要とされている俺が……。
  • やがてエンタープライズ号を奪還し、レベル44メインクエスト「暴虐の嵐神ガルーダ」では、偏属性クリスタルを元に作られた属性変換機構をエンタープライズ号装着し、ガルーダの籠る「ハウリングアイ石塔群」へと突入する。
  • この時にシドが、ガレマール時代の幼少期~ガイウスに後見されていた頃の記憶を取り戻す。
  • 囚われたミンフィリアたちを救うために「カストルム・セントリ」への潜入作戦にも協力を行い、その後魔導アーマーをレストアしている。
  • さらに「マーチ・オブ・アルコンズ」作戦にも参加し、「カストルム・メリディアヌム」内部に侵入する冒険者たちをサポート。外郭攻略ラスボスとして登場するリウィにもライバル視されている。
    シド : おいおい……。
    相変わらず「魔導アーマー」に容赦がないな。
    シド : お前が前線に出ているというのに、
    引っ込んでいるのが我慢できなくてな。
    シド : あっちはビッグスとウェッジに任せて、
    助けに来てやったぜ!
    シド : ……ウェッジのやつは、ぼやいていたけどな。
    シド : よし、いい返事だ。
    お前は先導してくれ!
    俺はこの「魔導アーマー」で、後ろから援護する!
    帝国軍認証鍵を拾った。
    シド : ヒャッハー!!
    シド・ガーロンドが、ぶっ放すぜ!
    シド : どいてな、そこの隔壁にぶっぱなす!
    リウィア : 誰かと思えば……。
    裏切り者の、シド坊ちゃんじゃない。
  • 続く「魔導城プラエトリウム」でもナビゲーターとして冒険者たちを誘導し、魔導アーマーの起動などをサポートしている。旧知の仲であるネロとも会話している。最終段階では爆発するプラエトリウムからの脱出をサポートする。
    シド : よし、何とか潜り込めたな。
    シド : ここの最深部にある「アルテマウェポン」の破壊……。
    それが、俺たちの目標だ。
    何としても成功させる!
    シド : いよいよ、最後の戦いだ。
    ……行くぜッ!
    シド : ……おっと、こいつは……。
    ハハッ、面白い機体を見つけたぜ。
    隔壁のロックを解除した。
    シド : ターミナルに機体番号を送っておく。
    こいつを起動してみてくれ。
    シド : その辺りに、魔導アーマーの「認証装置」があるはずだ。
    そいつで搭乗員登録をしたら、魔導アーマーを起動するんだ。
    魔導アーマーの搭乗員登録に成功した!
    フェアリー・エオスは帰還した。
    シド : 俺だ、シドだ。
    どうやら、みつけたようだな!
    シド : ……そうだ、こいつは以前、
    ミンフィリアの救出に行く時に鹵獲した機体だ。
    ガーロンド・アイアンワークス・カスタムってとこだな!
    シド : 「カストルム・セントリ」で帝国軍に回収されてから、
    こっちに回されていたようだな。
    よく無事に残っていたもんだぜ……。
    ネロ : ほほう……。
    ずいぶんと派手なことをするじゃないか。
    シド : なんだ、誰か居るのか!?
    ネロ : あーあー、聞こえるか?
    こうやって話すのは、何年振りになるかなぁ?
    シド : ……お前は……まさかネロなのか!?
    ネロ : お前たちの通信に割り込ませてもらうぜ?
    元気そうじゃないか、ガーロンド。

ガレマール帝国出身者

  • 元はガレマール帝国の機工師で父は筆頭機工師であった。
    ミド様が「[[メテオ計劃]]」の総責任者に就任したとき時期を同じくして、シド様も才能を認められ皇帝直属の機工師に指名されました。
  • シド自身は、ガレマール帝国の出身者であり、現在は亡命していると明かされている。
    父はガレマール帝国の技術者ミド・ガーロンド。
    奴は、ガレマール帝国の元技術者……皇帝陛下おかかえの機工師であった。
    シド : 奴は……目的を果たすためならば、手を血で汚すことも厭わぬ……。
    大規模な……実験を繰り返し、我らが帝国の技術を……発展させた。

幼少期

  • シドもガレマール帝国で魔導技術を学び、新たな理論を打ち立てたという。
    シド : オレは、ガレマール帝国からの亡命者。
    帝国で魔導技術を学び新たな理論を打ち立て、その過程で多くの命が犠牲となった……。
  • シドの幼少期
    シド : そういえば、ガキの頃は、もっと「坊ちゃん」みてえな格好してたっけ……。
    シド : みんなに褒められるのが嬉しかったな。親父に近づけた気がして。
    シド : 俺は帝国……「ガレマール帝国」で生まれたんだ。
    シド : そして、親父の背中を追うように、魔導技術を学び、機工師になった。
    YoungCid.jpg

生粋のガレアン族

  • シドは生粋のガレアン族であり、額にはそれを示す「第三の目」がある
    Cid_nan_Garlond.jpg

ガイウスとの邂逅

  • 筆頭機工師である父ミドとの距離を置くようになったシドの後見人を買ってでたのはガイウスであった。
    シド : いつ頃からだったかな、親父と……。ミド・ナン・ガーロンドと話さなくなったのは。
    シド : そうか……。野郎が「メテオ計劃(けいかく)」にのめり込みはじめてからだ……。
    シド : そういや、この頃からか。アイツが俺の後見人を買ってくれたのは。
    シド : しかし、結局はアイツも……。
    ガイウス・ヴァン・バエサルも侵略者に成りはて、失望した俺は帝国から逃げ出した。
    シド : そして、エオルゼアに渡り、ガーロンド・アイアンワークスを立ち上げた。
    Cid_Gaius.jpg
  • メインシナリオラストの「究極幻想アルテマウェポン」にて、ガイウスと出会うシーンがある。
    シド : なっ……ガイウス!?
    ガイウス : 遅かったではないか、シド。
    待ちくたびれたぞ。
    ガイウス : うぬに伝えなくてはならないことがある。
    ……ミド・ナン・ガーロンドのことだ。
    シド : ……クソ親父の……?
    ガイウス : ミドは晩年、後悔していた。
    ……「メテオ計劃(けいかく)」が、
    斯様に悽惨なものだったことをな。
    シド : だが、野郎は総責任者として、
    結局は死ぬまで、その中にいたんだぞ!
    ガイウス : それに気づいた時は遅かったのだ。
    「メテオ計劃」は、かの俗物の呪縛により、
    引き返せない状態となっていた。
    ガイウス : ミドと最後に会った時、奴はわしに言った。
    息子にすまないことをした……とな。
    ガイウス : うぬの、技術が自由のためにあるという想いは、
    確かにミドに伝わっておったのだ。
    シド : まさか、それを伝えるため……?
    俺たちを呼び込むために、あの砲撃で床を割ったのか!?
    ガイウス : ……どうだ、シド。
    ガレマールに、わしのもとに帰ってこぬか。
    ミドの後を継ぎ、筆頭機工師として。
    シド : ヘッ、ゴメンだね。
    ……野郎は……親父は救われたんだろ?
    だったら、今度はあんたを何とかするまでだ!

紅蓮のリベレーター

漆黒のヴィランズ

旧FF14でのシド

  • 「ファイナルファンタジーXIV通常パッケージ」(いわゆる旧FF14)購入の特典アイテムとして配布された「ガーロンドゴーグル」の製造元の代表。※この時点では代表名は伏せられていた。
  • さらにパッチ1.18で追加されたグランドカンパニー関連クエストで、ついにシド本人が登場している。ただしこの時点ではカットシーンムービーの中だけであり会話などはできなかった。
    シーロ・フルク中牙士 : そのためにも、託された図面の解析を急ぎたく思います。
    技術者集団「ガーロンド・アイアンワークス」に向けて
    解析依頼の手続きをしなくては。
    エブレルノ : ……シド様。事を急いだ方がよいのではないでしょうか。
    エブレルノ : 我々の観測値と、彼らの報告を総合するに、
    何らかの大きな変異が起きていることは明白です。
    エブレルノ : ガレマール帝国側も新たな動きを見せています。
    シド様がこちらに集中していただければ、
    この事象の解明も進むことでしょう。
    シド : ……まさか、メテオが……?
  • この頃のガーロンド・アイアンワークス社は、飛空艇などの技術をもとにエオルゼア諸国に売り込み中であり、帝国軍が設置を勧めていた「浮島」や「交信雷波塔」に関する情報を得て三国首脳と協力関係にあった。
  • これらはネールの起こした第二次「メテオ計劃」へと繋がっていき、やがては第七霊災へと突入することになる。
  • カルテノー平原の戦いでは、カルテノー平原に居る様子が描かれているが、その後は新生後に聖アダマ・ランダマ教会の墓守「マルケズ」として登場するまで行方不明となる。シドの飛空艇「エンタープライズ号」も、その時点では所在がわからなくなっていた。

FFシリーズのシド

  • シドはFFシリーズで伝統的に飛空艇に関わる発明家。

関連項目

ガーロンド・アイアンワークス】【ミド・ガーロンド

ガレマール】【メテオ計劃】【シタデル・ボズヤ蒸発事変



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