NPC・組織/サリ

速記のサリ(Sari of the First Ring)

Table of Contents
Sari of the First Ring
速記のサリ
サリ
種族アラグ系ヒューラン性別男性
出身地辺境都市マダイン年齢享年68歳
所属組織クラス召喚士
付加情報
関係者ヤ・ミトラ
プリンキピア(著書)
コンテンツ召喚士ジョブクエストCV
世界設定本2巻 124ページ

概要

  • 設定上登場するNPC。

「プリンキピア」の著者

  • 召喚士サリは、アラグ帝国時代の恐らく最後の大召喚士であるといい、召喚士のための教科書となる「プリンキピア」を著したという。
    私めは「プリンキピア」。
    召喚魔法の教典にして、使い魔でございます。
    私めを著した偉大な召喚士の名は「サリ」様。
    アラグ帝国時代の、おそらくは最後の大召喚士でした。
  • サリは、第三星暦の末期に生きた人間で、弟子とともに多くの蛮神を葬り蛮神討滅に力を尽くし、のち召喚士の後継者育成のために「プリンキピア」を著したのだという。
    プリンキピア : はい……私めを創造したサリ様は、現在でいう第三星暦の末期、
    弾圧から逃れつつ、蛮神討滅に力をつくした方。
    ベリアスを手始めに、弟子とともに多くの蛮神を葬ったのです。
    ヤ・ミトラ : トリスタンの力の源となった、蛮神ベリアスを倒したのも、
    アラグの大召喚士サリだったのね……。
    プリンキピア : サリ様は、先人たちが築いた、偉大な召喚魔法が失われぬよう、
    文献の収集と保存、後継者の育成につとめました。
    一方で魔科学にも造詣が深く、特に情報技術に注目されていました。
    たとえば魔道書を使わない魔紋構築や、
    機械の力を借りて、召喚獣をより強化する技術など。
    結局、それらの技術は未完成で、
    遺すには不向きだと判断されたようです。
    そしてサリ様は、後世の平和のために、私めを書き遺したのです。

召喚士の弾圧

  • 現在のエオルゼア第七星暦にサリの名前が残っていないのは、当時召喚士が徹底的に弾圧されていたためという。
    ヤ・ミトラ : すごい召喚士だったのね……。
    ただアラグの記録に、サリの名はほとんど見られないの。
    これは、なぜなのかしら?
    プリンキピア : 私めの生きた時代、召喚士は徹底的に弾圧されていました。
    実際、弟子たちの多くも、弾圧によって命を落としています。
    おそらく、サリ様の功績も抹消されたのでしょう。

サリの最期

  • 晩年には帝国から弾圧され、サリの弟子の大部分が命を落としたという。
    アラグ帝国の弾圧によって、
    サリ様の弟子の大部分が、命を落とすという事件がありました。
  • サリは発見当時何者かに殺害されていたという。
    これだ…………こいつが探してた記録だ!
    大召喚士「サリ」が発見されたときの軍部の記録。
    発見当時、サリはすでに何者かに殺害されていたらしい!
  • サリの研究成果は、アラグ帝国軍により引き継がれたが、やがて実験は中止されたという。
    ああ……サリが遺した研究成果は、
    「きわめて危険ながら、潜在的な有用性を秘めている」として、
    アラグ帝国軍によって研究が引き継がれたらしい。
    まもなく海洋移動型人工島で、実地試験が始まったものの、
    きわめて重篤な事故が起き、実験はすぐに中止となった……。
    軍はシールロックで、死んだサリのクローンを使って、
    召喚魔法と魔科学を融合する、危険な実験をしていたのでしょう。
    • ※海洋移動型人工島とは、動く島「シールロック(シールロック島)」のこと。
  • その研究成果は、極秘扱いとなり「魔科学研究所」へと封じられた。
    サリの研究成果は、ある研究施設に極秘のうちに封じられたようだ。
    施設の名は「魔科学研究所」というらしいが……。

「召喚システム」

  • サリが残した最高傑作という。召喚士を習得した冒険者は、この「召喚システム」と戦うことになる。
    そう、大召喚士サリの最高傑作「召喚システム」……。
    召喚獣を自在に召喚し、使役する、人工の知性体。
    サリが創った機械が、サリ自身を模した召喚獣を呼びだした……。
    魔科学と召喚魔法が出会ったとき、
    とんでもないことが現実になっちまうんだな!
  • この「召喚システム」内部には、かつてのサリの弟子たちのソウルクリスタルが見つかっている。
    ああ、実はな……停止した召喚システムのなかから、
    複数のソウルクリスタルを見つけたんだ。
    プリンクの話じゃ、これはサリの弟子たちのものだってことだ。
    同時に、当時のことを記した記録媒体も見つかったの。
    それによると、弾圧で弟子たちを失ったことで、
    サリは、プリンクを著したときとは別人になってしまったみたい。
    未来を、その時代に生きる人々に託すのは楽観的すぎる。
    あらゆる手段をつくして、蛮神への対抗手段を後世に遺す……
    そんな考えから、思いきり魔科学の導入を進めたようなの。
    その結果、生まれたのが、あの「召喚システム」です。
    内蔵したクリスタルと高速演算によって、
    多様な生物を「召喚獣」として使役できる、恐るべき兵器……。
    サリが創造した「召喚システム」が、サリ自身を模した複製を、
    召喚獣として使役していた……それが事件の真相というわけだな。

関連項目

  • ※パッチ4.0のレベル69メインクエスト「若者との再会」で訪れる、ギラバニア湖畔地帯にあるサリ僧院(Sali Monastery)とは関係がない模様。