NPC・組織/コーナ

コーナ(Koana)

Table of Contents
Koana
コーナ
コーナ(Koana)
種族ヘイザ・アロ族(ミコッテ性別男性
出身地年齢
所属組織トライヨラ連王国第二王子クラス
付加情報
関係者グルージャジャ
バクージャジャ
ウクラマト
ゾラージャ
コンテンツメインクエスト:黄金編CV石川界人
世界設定本

概要

トライヨラ連王国」の第二王子。
連王グルージャジャとは血の繋がりこそないが、頭脳明晰にして理知的な彼の才覚は誰もが認めるところ。
祖国の技術革新を成し遂げるため、継承候補者のひとりとして「継承の儀」への参加を決意する。

  • いわゆるミコッテ族。
    • ※ただし現地では呼び名が異なるという。
  • コーナは現国王(連王)グルージャジャの義理の息子で、王位継承者のひとり。ウクラマトからは「コーナ兄さん」と呼ばれている。
    ウクラマト : 兄さんも養子で、
    見た目はお前と似た……いわゆるミコッテ族なんだ。
    ウクラマト : コーナ兄さんは、アタシの二番目の義兄(ぎけい)さ。

オールド・シャーレアンへの留学経験者

  • ちょっと前までオールド・シャーレアンシャーレアン魔法大学に通っていたという。
    ウクラマト : コーナ兄さんは、アタシの二番目の義兄(ぎけい)さ。
    ちょっと前まで、シャーレアンに留学してたんだよ。
    ウクラマト : さっき見学してた魔法大学、あれも兄さんが通ってた場所でさ。
    グ・ラハ・ティア : 魔法大学の学生だったのか!
    優秀な人なんだな。
    アリゼー : 言われてみれば、あの顔は何度か構内で見かけた気がするわ。
    トラル大陸出身……それも王族だなんて気づかなかったけど。
    エレンヴィル : 無理もない。
    素性を隠すために、装いを変えた上で、
    エオルゼア風の偽名を名乗っていたからな。

理知的な改革派

  • そのエオルゼアからの技術・知識を元にトライヨラ連王国を改革しようとしている「改革派」。
    アルフィノ : この街の気球は、彼が持ちこんだ技術で作られていたのか。
    それに鉄道とも聞こえたが……。
    エレンヴィル : あの人が目指すのは、留学中に知り得た技術で、
    トライヨラを発展させることなんだ。
    だから、「革新派」と呼ばれてる。
    ウクラマト : 外つ国には、飛空艇とかいう空飛ぶ機械があるらしいが、
    トライヨラじゃもっぱら気球を使ってるんだ!
    ウクラマト : こいつが作られた経緯は、エーテライトと同じさ。
    コーナ兄さんがシャーレアンから持ち帰った知識を、
    オヤジがえらく気に入ってな、3年前に導入されたんだ。
    ウクラマト : 気球ができてから、ほかの集落との交通の便が良くなったよ。
    辺境にある村との交易も、ずいぶん楽になったって話だぜ。
  • トライヨラ連王国の立ち行き方として、技術発展をメインに考えており、それによって平和ももたらされると考えている。
    コーナ : 僕は戦争には興味がありません。
    シャーレアンで学んだ技術で、この国を発展させたいだけです。
    コーナ : トライヨラが技術的に優れた国だと知れ渡れば、
    外つ国から一目置かれるようになるでしょう。
    コーナ : そうすれば、わざわざ戦うこともなくなる……
    シャーレアンがガレマール帝国に侵略されなかったようにね。
    サレージャ : そうおっしゃいますがねぇ……
    我々がシャーレアンのような技術大国になるまで、
    いったい何年かかるというのです?
    コーナ : 地道に学び続ければ、いずれ……

継承の儀にて

  • 賢人の助けを得ている。
    アリゼー : サンクレッド、ウリエンジェ!
    ここで何してるのよ!
    サンクレッド : 見てのとおり、お前たちと同じだ。
    コーナ : 魔法大学に留学中、「賢人」の噂はよく耳にしていましてね。
    この継承の儀が決まったとき、これ以上の助っ人はないと考え、
    学長に頼んで、彼らを紹介していただいたのです。
    ウリエンジェ : コーナ王子が、助っ人を探す上でこだわった条件はふたつ。
    賢人の中でも、未知の環境下での旅に適していることと、
    魔法学の知識に秀でていることでした。
    ウリエンジェ : それで、サバイバル技術に長けたサンクレッドと……
    多少なりとも魔法に心得のある私に、
    白羽の矢が立ったのです。
    コーナ : 僕自身が魔法大学で学んでいたのは、民が活用しやすい技術……
    魔導技術や工学といった、
    素養に関わらず扱えるものが中心でした。
    コーナ : なので、魔法に関しては、
    基礎的な知識しか持ち合わせていないのですよ。
  • 「葦の試練」では、シャーレンで学んだ錬金術で問題を解決して見せている。
    ウクラマト : はあっ!?
    水を垂らしただけで、葦が元気になっちまった!
    アルフィノ : 葦の不調は、地脈の流れが滞っていることが原因だった。
    あなたはそれを、水のエーテル伝導率を高める、
    錬金薬を流すことで解消したのですね?
    アルフィノ : 水の流れにも簡易的な地脈としての役割を与えることで、
    エーテルが効率的に流れるように。
    コーナ : これもひとえに、シャーレアン魔法大学で培った知識と、
    賢人たちの協力のおかげですよ。

「壺の試練」

  • 「壺の試練」を受けるためにウクラマトたちは水路でコザマル・カ上流部を目指すが、バクージャジャの妨害に遭い陸路を進むことになってしまう。この時、サンクレッドたちコーナ陣営に先を越される。
    ウリエンジェ : おや、こんなところで遭遇するとは……
    船はどうしたのですか?
    サンクレッド : おっと悪いな。
    お前たちは別のルートを探してくれ!
  • 山小屋で休む一行のすぐそばで休息するコーナ一行。
    コーナ : それにしても、魔法大学の首席卒業者や、
    バルデシオン委員会の代表までが、ラマチに協力しているとは。
    厄介な方々が現れたものです。
    コーナ : 加えて、あの冒険者……
    あなた方の言うとおりの人物ならば、
    手ごわいどころの話ではありません。
    コーナ : だからと言って、
    継承の儀を諦めるつもりは毛頭ありませんが。
    コーナ : オルコ・パチャへ行って、あらためて気づきました。
    アルパカ頼りの物流では、大嵐などの天災で容易に寸断され、
    民の暮らしが危険に晒されてしまう。
    コーナ : だから、僕がシャーレアンで学んだ技術を活かして、
    もっと豊かに、安全な生活を実現しなければならない。
    コーナ : この国は……もっと変えていける。
    僕が、やってみせますよ。
  • モブリン族の村が壺の調達に苦労していることに対して、シャーレアンに発注すれば良いと提案している。またレディロク村で作らずとも首都トライヨラで作ればいいと芸術家の考えを理解しようとしていなかったが、壺匠の意見を聞いて初めて理解している。
    コーナ : ああ、壺匠の世話を頼まれたのですね。
    コーナ : 僕も同様の相談を受けたので、金細工を作りたいなら、
    シャーレアンに発注すればいいと助言をしたのです。
    かの都市には確かな技術力がありますから。
    コーナ : しかし、どうやらそれは彼らが望む解決法ではなかったようで、
    採り入れてはもらえませんでしたがね。
    コーナ : 能力も思想もバラバラな個人に依頼するよりも、
    より洗練された集団に任せた方が効率が良いはずなのに……
    なぜ壺匠にこだわるのか理解できませんよ。
    コーナ : それが壺匠の手による作品ですか。
    なるほど、確かに素晴らしい出来栄えです。
    カーへ : お褒めの言葉をありがとう。
    自然豊かなコザマル・カだからこそ得られる、
    インスピレーションを創作にぶつけてみたんだ。
    コーナ : なぜ便利なトライヨラに工房を開かないのか、
    疑問でしたが、そうした利点もあるのか……。

ウクラマト誘拐事件

  • モブリン村を出てヨカフイ族の村へ出発するときに、ウクラマトバクージャジャのいちミニ騙され誘拐されてしまう。この時コーナはウクラマトの身を心配し試練を差し置いてウクラマト救出にあたっている。
    コーナ : 妹は一緒ではないのですか?
    コーナ : ラマチの行方がわからなくなった……ですって?
    あなたがたがついていながら、なぜそんなことに……!
    ウリエンジェ : 妹君が心配な気持ちはわかりますが、
    ならばなおさら、今は彼女の足跡を追うことが先決かと。
    コーナ : ……僕も、ラマチを探すのに協力します。
    こんなところで王位を争う相手が脱落するのは、
    僕の本意ではありませんから。
  • また誘拐した盗賊団がカネに目がないとわかると、自ら「羽振りの良さそうな行商人」に化けておびき出している。結局ワーケサには気づかれてしまうものの尾行を行っている。さらに継承の儀を後回しにしてサンクレッドを使って居場所を突き止めている。
  • ここでなぜウクラマトにそこまで肩入れするのかについて自らの出生とウクラマトが養子に来たときのことを語りだす。
    コーナ : 僕は……ラマチのこととなると、いつもこうなんです。
    彼女に何かあったらと思うと、冷静になれない……
    いてもたってもいられなくなってしまう。
    コーナ : ラマチは、かけがえのない家族ですから……。
    コーナ : ……今となっては様々な暮らし方をしている同族がいますが、
    僕の生みの親は、昔ながらの営みを続ける一団にいました。
    コーナ : ロナークと呼ばれる牛を連れ、季節ごとに草原から草原へ……。
    コーナ : そんな中で、彼らは僕を置き去りにしたのですよ。
    たった独り……何も告げることなく……!
    コーナ : 僕が生き延びられたのは、
    偶然に出会ったペルペル族が面倒を見てくれたおかげ。
    独りで身を立てられるよう、商売を教えてくれたんです。
    コーナ : そうしてトライヨラの露天商として暮らしていたら、
    あるとき、今の父上の目に留まり養子になったというわけです。
    コーナ : ……それからしばらくして、
    ラマチが連王宮にやってきました。
    コーナ : 彼女もまた、理由あって両親のもとを離れてきたのです。
    孤独のつらさを知る僕は、同じ想いを味わわせたくなかった。
    コーナ : だから誓ったんです。
    ラマチの兄として、彼女が幸せでいられるようにすると。
  • 兄として
    コーナ : 継承の儀よりもラマチの救出を優先したことは事実ですが、
    王位につくことを諦めたわけではありませんよ。
    コーナ : 妹が大切な存在であることは先にもお話ししたとおり。
    しかし、それを差し引いても、僕は彼女を救ったでしょう。
    コーナ : 家族を救って、王位も得る……。
    どちらも成し遂げてみせるぐらいの力量がなければ、
    偉大な父上の跡を継ぐに相応しいとは言えないでしょうから。
    クルル : コーナ王子、冷静沈着で合理的な人かと思っていたけれど……
    ウクラマトさんのことになると感情的になってしまうようね。
    根は妹想いのお兄さんってことかしら。

「墓の試練」

  • ウクラマトたちが勝利した後に現れ、サンクレッドウリエンジェとともに討伐成功し、秘石を入手している。
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    グーフールー : 次の継承候補者が現れたか……。
    ならば、お前たちの力も測らせてもらうぞ。
    サンクレッド : 準備は万全、というわけか。
    グーフールー : 見事……その力、とくと見せてもらった。
    ウクラマト王女ともども、「墓の試練」を超えた証を授けよう。
  • 遅れて来た理由は、バクージャジャに妨害されたからだという。
    ウリエンジェ : これなる天嶮で、あなた方と競い合えればよかったのですが……
    バクージャジャの襲撃をかわしながらでは、望むべくもなく。
    ウクラマト : あの野郎、また汚ねぇ真似を!
    コーナ : しかし、手出ししてきた割に、
    こちらが応戦してみせたら、あっさりと退いていった。
    いったい何が目的だったのやら……。
    コーナ : 目的と言えば、試練の場として、
    ウォーコー・ゾーモーの山頂を選ばれた理由も気になります。
    コーナ : 今回の試練は、あなたを探す過程で、
    ヨカフイ族の歴史を知るような構成になっていました。
    そうであれば、この場所にも意味があるのでしょう?
  • 一行は、ここでウォーコー・ゾーモーの山頂にある生前墓を見ることになる。※「ヨカフイ族」の項参照

「封の試練」

  • その後、バクージャジャがヴァリガルマンダの封印を解いて妨害したのに対して、ゾラージャウクラマトとともに討伐をしている。戦後、素直に喜ぶ妹ウクラマトに対して、弱っていたからであって父を超えれたわけじゃないと諭している。
    ウクラマト : 本当に……勝っちまった……。
    伝説のトラルヴィドラールに……!!
    ウクラマト : あのオヤジですら倒せなかった……ヴァリガルマンダに!!
    ウクラマト : うおぉぉぉぉー!! やったぞー!!!
    コーナ : だからと言って、
    僕たちが父上を超えたわけじゃないけどね。
    コーナ : 長き封印によって、
    力が削がれていたからこその結果さ。
    完全復活を果たしていたら、こうはいかなかった。
    コーナ : 結果的には、我が国にとっては最良の状況となりました。
    もう二度と、生ける天災が猛威を振るうことはないのですから。

「食の試練」

  • 「食の試練」では、2陣営ずつ分かれることとなり、木の実のくじ引きの結果、コーナとウクラマトが組むことになる。
    フンムルク : ゾラージャ王子とコーナ王子が分かれたか。
    では、残るふたりの実はどうだ?
    ウクラマト : アタシは赤、ってことは……
    コーナ : フッ、こんなに早くまた共闘することになるとはね。
    ウクラマト : コーナ兄さんが味方なら、この勝負もらったようなもんだな!
  • ウクラマト誘拐事件のときと同様、的確に情報収集と分析を行い、手早くチーム分けを行うなどリーダシップを見せている。
    コーナ : これまでの情報を総合すると……
    ベニノキの種など複数のスパイスで味付けした猪肉を、
    バナナの葉で包んで地中で蒸し焼きにした料理、となりますね。
    アルフィノ : 仮に、この推測が正しいとして、
    問題は材料の調達先だが……。
    コーナ : では皆さん、それぞれ担当の作業に当たってください。
  • グルージャジャが与えた試練の裏の目的を読み取ろうとしている。そして、シュバラール族とマムージャ族の間に起こった戦いを知ろうと試みる。
    コーナ : ここまでの試練は一貫して、
    その地域の風土や文化を知るための内容になっていた。
    きっと、今回だってそうだ。
    コーナ : となれば、シャブルク・ピビルそのものを知ることで、
    何か手がかりが得られるかもしれない。
  • そして「ショブリト灰戦場(はいせんじょう)」へと赴き、戦争の歴史を知るところとなる。
    ウケブ : ここが、シュバラール族とマムージャ族の戦いにおいて、
    主戦場となった「ショブリト灰戦場」です。
    コーナ : 文字どおり灰燼に帰した、この土地を見れば、
    どれだけ苛烈な戦いだったのか、察することができますね。
    ウケブ : 一族の伝承によれば、
    ヨカフイ族が去った500年ほど前から、
    森の支配権をかけた争いが始まったのだとか……。
    ウケブ : 以来、400年以上にもわたり、幾度もの大戦と、
    数えきれない小競り合いが繰り返されてきました。
    コーナ : そんな歴史的な戦いを、80年ほど前に、
    この地を訪れた父上が終わらせた。
    ウケブ : グルージャジャ様は、たった6人の仲間とともに、
    シュバラール族とマムージャ族の陣営を相手取った。
    結果、見事に戦場を制圧したのです。
  • さらにグルージャジャが仕掛けた会談の場を設け、その後には伝説の酒宴を催したことが語られる。
    猛々しいシュバラール族 : ……しかし、これまで殺し合ってきた相手と、
    どうやって手を取り合えというのだ。
    武のグルージャジャ : 騙されたと思って、ひと晩だけ付き合え。
    ウケブ : そうして始まったのが、伝説の酒宴……。
    ウケブ : むろん殺し合いを続けていた部族同士が、
    いきなり肩を組んで酒を酌み交わせるはずもなく、
    長い沈黙が続いたのだとか。
    ウケブ : ここでグルージャジャ様が一計を案じました。
    シュバラール族の肉料理と、マムージャ族の蒸し料理、
    これを交換させて、互いに食わせたのです。
    ウケブ : 相手の伝統料理の美味さに思わず目をみはる両部族を見て、
    彼は満足そうに笑うと、ひとつの提案をしたそうです。
    ウケブ : ふたつの料理をかけ合わせるぞ、と……。
    そして、皆に手伝わせて調理を始めました。
    ウクラマト : それが、シャブルク・ピビルってことか!?
    ウケブ : あの料理は、
    シュバラール族とマムージャ族の文化を合わせて生まれました。
    いわば、両部族が初めて手を取り合った証なのです。
    ウケブ : 当初交わしたひと晩だけという取り決めは、どこへやら。
    新たに生まれた料理の美味さに、両部族の仲はほぐれ、
    その宴は三日三晩も続いたのだとか……。
    ウケブ : かくして宴の終わりに、両部族は和議を結びました。
    このとき、グルージャジャ様が語ったとされる言葉は、
    今なお我らの道筋を照らしています。
    理のグルージャジャ : 無知ゆえに争い……
    武のグルージャジャ : 知りて絆を結ぶ。
  • しかしそれらを語ってくれたウケブが、最後にコーナの面前でありながらもウクラマトに対して、「この国に生きる者のことを心から考え、過去より継がれてきた想いに寄り添える御方はおられません。」と持ち上げをしたことについて、単なる技術・知識による問題解決をするだけでなくそれぞれの住民に寄り添ってきたからこそ得られている信頼関係にショックを受けている。
    ウケブ : コーナ王子の前で申し上げるのは恐縮ですが、
    私はハヌハヌ族の「葦の試練」を見届けて、確信したのです。
    あなたこそ、我らを率いていくに相応しい王の器であると。
    ウケブ : あの折、継承候補者の皆々は一様に葦の不作を解決してみせた。
    しかし、試練とは無関係なハヌハヌ族の文化的な問題を見抜き、
    イヒーハナ祭を復活させたのは、あなただけだ。
    ウケブ : ウクラマト王女ほど、この国に生きる者のことを心から考え、
    過去より継がれてきた想いに寄り添える御方はおられません。
    ウケブ : また語り部が必要なときはお声がけください。
    船大工という本業の傍ら、あなたの力となりましょう。
    ウケブ : では、失礼。
    コーナ : そんなこと……
  • コーナ自身は知ることの重要性と父グルージャジャがなぜ知ることを試練の目的としたのかを認識しながらも、この時点でも改革派であることを捨てていない。
    コーナ : 思えば、継承の儀は学びの連続だった……。
    試練を超えようとするたびに、
    その土地の歴史や文化について知識が深まっていったんだ。
    コーナ : それこそが、この旅を企図した父上の狙いだったのか……。
    コーナ : だが、トライヨラの未来を豊かにするのは、
    旧来の文化じゃなく、新たな技術であるはずだ。
    父上ほどの御方なら、それをわかっているはずなのに……。
  • 食の試練を終えてマムークへの路の開通を待つ夜、コーナは父グルージャジャの思いを知り、トライヨラに生きる人々への見ようとしてこなかったことを反省する。そしてサンクレッドウリエンジェから、助言をもらっている。
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    コーナ : そう、僕は無知すぎたんですよ……。
    これまでトライヨラの人々が守り続けてきたものや、
    これからも受け継いでいこうとしているもののことを……。
    コーナ : 父上は、トライヨラ叙事詩の旅路をとおして、
    この大陸に生きる人々と絆を結んでいった。
    それがのちのトライヨラの建国に繋がったのです。
    コーナ : なのに、僕は……
    外つ国の技術で、トライヨラを変えることに夢中になるあまり、
    そこに生きる人々のことを見ようとしてこなかった。
    コーナ : こんな僕が王になったところで、
    民と絆を結ぶことなど、できるとは思えません。
    サンクレッド : 絆を結ぶってのは、相手を認め、相手に認められるってことだ。
    サンクレッド : それは決して簡単なことじゃないが……
    ひとつだけ、俺たちからお前に助言してやれることがある。
    サンクレッド : まずは、相手にお前のことを知ってもらうんだ。
    何を見て笑い、何を見て悲しみ、何に対して怒りを覚えるのか。
    心の内を知れば、自然と距離も縮まるもんさ。
    コーナ : 「無知ゆえに争い、知りて絆を結ぶ」……。
    コーナ : ですが、どうやって僕のことを知ってもらえば……
    ウリエンジェ : 私も、他人に想いを伝えることが酷く苦手です。
    それゆえに、あなたには親近感を覚えもするのですが、
    これだけは申し上げたい。
    ウリエンジェ : 覚束ない言葉であろうと、伝えてこそ始まるものもあるのです。
    サンクレッド : 初めて会ったとき、王を目指す理由を尋ねたよな。
    すると、お前はこう答えた。
    サンクレッド : 「外つ国の技術を使い、人々を豊かにしたい。
     それが孤児だった自分を王子として遇し、
     留学させてくれたことへの恩返しになるはずだから」とな。
    サンクレッド : 俺は、何をしたいのかって計画じゃなく、
    何故そうしたいのかって理由で、お前を気に入ったんだ。
    サンクレッド : トライヨラの連中にも同じように伝えてやれ。
    そうすりゃ、気づいてもらえるはずさ。
    サンクレッド : その仏頂面の下に隠した想いをな。
    コーナ : 今後はもう少しだけ、努力してみます。
    想いを言葉に……乗せられるように。
    コーナ

「友の試練」

  • 最終の「友の試練」にあたって、ゾラージャが敗れたのを見届けると、ウクラマトと同じくまずはマムージャの生活を知るところから始めようとする。
    ウクラマト : 試練は受けねぇぞ。
    ゼレージャ : なに?
    継承の儀を辞退するつもりか?
    ウクラマト : ここまでの試練をとおして、アタシはその土地に住む人々や、
    そいつらが大事にしてる文化に触れてきた。
    ウクラマト : きっとこのマムークにも、
    アタシが知らなきゃならないことがあるはずだ。
    ウクラマト : 自分が治める国のことを知らないような奴に、
    オヤジが王位を譲るわけがねぇからな。
    試練を受けるのは、それからだ。
    コーナ : 僕も同意見です。
    父上があなたを連王の選者に任命したことを考えると、
    ここにも、僕たちが知るべき何かがあるはずです。
  • マムークの人たちと話をしたことで「天(あま)深きセノーテ」に案内され双頭を生むという問題を知ったウクラマトは、それを止めさせるためにマムークの人々を集めるが、そこにコーナも呼ばれる。このときまでコーナ陣営ではマムークの人たちと満足に話すらできなかったという。
    アルフィノ : コーナ王子にも声をかけてきたのか。
    コーナ : 我が妹ながら、何を考えているやら……。
    これは黄金郷に至るための最終試練なんだよ?
    コーナ : 僕は、マムークの人たちと満足に話すらできなかったんだ。
    放っておけば、君が先行する好機だっただろうに。
    ウクラマト : ふたりの方が確実だろ?
    コーナ : 協力して、試練を突破しようということかい……?
    ウクラマト : 違う違う、試練なんて関係ねぇよ。
    マムークのみんなの問題を解決するには、
    コーナ兄さんの知恵が必要になるかもしれねぇ。
    ウクラマト : そのためにも、兄さんにも聞いておいてもらいたかったんだ。
    マムークのみんなが何を願い、何を求めているのかをさ。
    コーナ : まったく、君は……。
    そういうことなら、耳を貸すし知恵も出すよ。
    ウクラマト : お前と別れたあと、
    コーナ兄さんたちを探して歩き回ってたんだよ。
    ウクラマト : ここに来るまでの道すがら、「双血の教え」のことや、
    バクージャジャから聞いた話は共有しておいた。
    きっと手を貸してくれるって信じてたからな。
    ウクラマト : みんなで力と知恵を合わせれば、
    双頭を巡る悲劇を終わらせることができるはずだ!
    コーナ : あのバクージャジャと心を交わすとは……
    我が妹ながら、無茶苦茶だ。
    アルフィノ : 民の願いを叶えるためならば、試練が不利に働くことも厭わず、
    コーナ王子に助力を求める……
    ウクラマトらしいが、なかなかできることじゃないよ。
  • そしてマムークの人たちが抱える悩みを一緒になって解決しようと試みている。
    コーナ : 少しお時間をいただきましたが、
    お三方のご協力のおかげで、すべてわかりましたよ。
    コーナ : この問題の本質と……その解決方法がね。
    コーナ : 先ほど、あなたがたに問いましたね。
    なぜ双頭を求めるのか、と。
    コーナ : 結果、多くの方が、
    陽光の降り注ぐ土地を求めていると答えてくれました。
    コーナ : では、なぜそのように求めるのか……。
    その理由は、「ジャティーカ央森」の特殊な環境にあります。
    コーナ : 皆さんがご存じのように、この森の土壌は豊かだ。
    一方で、高い樹冠に陽光の大部分が遮られてしまい、
    農作物が育たずに苦労されてきたそうですね。
    コーナ : 加えて、過去にヨカフイ族が行った大規模な資源採掘によって、
    利用しやすい鉱石も枯渇しているという……。
    これではシュバラール族の土地を羨むのも、無理はないでしょう。
  • エレンヴィルアルフィノたちの働きもあり、マムークの抱える問題点は解決の方向へと向かうことになる。
  • そしてマムークの人々からも試練を打ち破ることを期待されるウクラマトに対して、考えを改める。
    ぶっきらぼうなブネワ族 : ……なら、必ずゼレージャ様の試練を打ち破ってくれ。
    いま語った言葉が夢物語ではないと、
    我々に信じさせてほしい……。
    ウクラマト : へっ、任せとけ!
    ウクラマト : そうだ。
    ゼレージャにも隕石のことを教えてやらねぇとな。
    あいつだって、腹いっぱい美味いもん食いてぇだろうしよ!
    コーナ : そんなこと、僕は思いもしなかったよ。
    これが君との差、か……。
    コーナ : ならば、僕は……!

最後の試練

  • 双頭の教えをぶっつぶすと意気込むウクラマトに対して、コーナも同調しともに戦うことを申し出る。
    ウクラマト : マムークの連中が笑えていないのは、
    自分たちが背負った罪の重さに苦しんでるからだ。
    ウクラマト : だからアタシは、オヤジの幻影を超えることで、
    「双血の教え」をぶっ壊す!!
    ゼレージャ : 何を言うかと思えば……「双血の教え」を壊すだと?
    我々は双頭なくしては生きてはいけぬ、
    弱者の集まりだというのに!
    コーナ : 僕もラマチとともに戦います。
    ゼレージャ : 困りますな、第二王子殿。
    この試練では、候補者同士の共闘は認めていない。
    せいぜい、妹君がなぶられる様を見学しているのだな。
    コーナ : これで、僕は継承候補者ではなくなった。
    ラマチに協力するのだって、自由のはずです。
    ゼレージャ : どういうつもりだ。
    コーナ : ここまでの旅でわかったんですよ。
    父上の後を継ぐに相応しい人物が、誰なのかということがね。
    コーナ : トライヨラの人々を幸せにできるのは……
    ゾラージャ兄さんでも、バクージャジャでも……僕でもない。
    コーナ : どんなときも、民の笑顔を護ろうとしている……君だけだ。
    だから僕は、全身全霊をかけて、ラマチを王にしてみせるよ。
    コーナ : それが、僕に機会をくれた父上と、
    トライヨラのためにできる、最大の恩返しになると信じて!
  • 幻影のグルージャジャとのバトル。
    コーナ : 身動きを封じられたようですね。
    全員でカバーを!
    コーナ : ラマチを護ってみせるッ!
    コーナ : 破壊しきれなかったか!
    それでも……みんなの力が合わされば!
    コーナ : あなたを超えて、ラマチを王にしてみせる!
    トライヨラの未来のために!
  • 戦後、ウクラマトを応援するだけでなく、サンクレッドウリエンジェに対しても感謝の言葉を述べている。
    コーナ : おめでとう、はまだ早いかな。
    いずれにしても、君たちならきっと黄金郷を見つけられるさ。
    コーナ : 君はもう、僕が護ろうとしてきた、
    か弱い妹なんかじゃない。
    コーナ : この旅をとおして、次代の王として相応しい成長を遂げた。
    兄として、とても喜ばしく思うよ。
    ウクラマト : 兄さん……ありがとな。
    コーナ : ここまでのご協力、ありがとうございました。
    遠いところまでお越しいただいたのに、
    ご期待に添えず……すみません。
    サンクレッド : 謝る必要なんてないさ。
    お前がウクラマト王女を信じて王位を託したなら、
    俺たちは、その選択を信じるだけだ。
    コーナ : それから……
    最後ぐらい、想いを言葉に乗せてみようと思います。
    慣れていないので、月並みな言い方になってしまいますが……
    コーナ : おふたりに出会えて、良かったです。

理王として

継承式

  • 継承式の前夜、光の戦士の宿を訪れウクラマトからの言伝とともに個人的な思いを伝えるコーナ。
    コーナ : お邪魔しても?
    コーナ : あなたに、伝え忘れていたことがあります。
    コーナ : ラマチが無事に旅を終えることができたのは、
    皆さんの……特にあなたの協力があったからでしょう。
    コーナ : ……兄として、感謝しています。
    コーナ : それと、ラマチからあなたへの言伝を預かってきました。
    継承式が終われば、彼女はこの国の王となるわけですが……
    コーナ : あなたには、ラマチが作る新たな政権の、
    要職に就いていただきたい……とのことです。
    コーナ : 僕としては、若干の嫉妬を覚えないわけではありませんが……。
    コーナ : 急な話ですから、驚くのも無理はありません。
    継承式の後、彼女から改めて要請するつもりのようですので、
    答えはそのときでいいでしょう。
    コーナ : ラマチとともに、この国を護っていくのか……
    それとも、また次の旅に出るのか……
    どちらを選ぶもあなたの自由です。
    コーナ : 言伝は以上です。
    たしかに伝えましたよ。
    コーナ : これは僕の個人的な願いになりますが……
    あなたには、これからも彼女を支えていただきたい。
    コーナ : 今回の旅は、ラマチにとって特別な経験だったようですから。
    兄としては、少し悔しいですがね……。

理王へ

  • 時代の国王となったウクラマト。コーナにも理王として王位に就いてほしいと依頼され、コーナもそれを受ける。
    ウクラマト : ところでよぉ、
    王になれるのはひとりだけ、なんて決まりはねぇよな!?
    エレンヴィル : あいつ……何を言い出すつもりだ?
    ウクラマト : みんなも知ってのとおり、
    アタシのオヤジには頭がふたつある。
    武王と理王、ふたつの心が力と知恵を合わせて国を興したんだ。
    ウクラマト : そんな国を、さらによく変えていこうとするなら、
    未熟なアタシの力だけじゃ、無理ってもんだ。
    ウクラマト : だからよ、アンタの知恵を貸してほしい。
    ウクラマト : アタシとともに、この国の王になってくれ……コーナ兄さん!!
    コーナ : 本気なのかい、ラマチ。
    ウクラマト : アタシが武王で、兄さんが理王……ふたり合わせて新たな連王!
    ってのはどうだ?
    武王グルージャジャ : グハハハハハ!
    武王グルージャジャ : ま、いいんじゃねぇか?
    王がふたりいたところで、困るこたぁねぇしな!
    武王グルージャジャ : すべては、民がそれを受け入れるか、否かだ。
    コーナ : ……僕は、シャーレアンへの留学を経て、
    外つ国の技術を伝え、広めてきました。
    コーナ : その結果、ヨカ・トラルでは気球が飛び、
    サカ・トラルでは鉄道が走り始めています。
    コーナ : トライヨラの技術力と生活水準を高めることで、
    他国に対して国力を示し、侵略に対する抑止力とする。
    それが、僕なりの国防戦略だったのです。
    コーナ : ですが、僕はみなさんが大切に受け継いできた文化に、
    あまりにも無関心で、無理解だった。
    コーナ : 文化とは……人が脈々と受け継いできた、生きた証。
    僕は継承の儀をとおして、その尊さを知りました。
    コーナ : もしも、僕のことを認めていただけるなら、
    皆さんに寄り添った方法で、この国を豊かにしていきたい。
    それが、先代より理王を受け継ぐ者としての責務だと信じて。
    コーナ : 何よりも、皆さんには幸せであってほしい。
    それが、僕の……素直な想いです。

グルージャジャの死

  • ヤースラニ荒野に突然現れたドームと、そこから出現した艦隊がトライヨラに侵攻し、王宮ではグルージャジャが武王ゾラージャに討たれてしまう。
  • 混乱するウクラマトに対して、理王コーナはうろたえながらも被害状況の確認と救助活動の指揮を執っている。
    コーナ : 被害状況を……すぐに確認します……。
    ウクラマト : えっと、それで……アタシたちはこの後……。
    勇連隊の隊士 : ご報告します……。
    都を襲撃した謎の軍勢は上空の船へと撤退、
    現在は勇連隊が総出で救助活動にあたっております。
    勇連隊の隊士 : しかし、隊士にも死傷者が多く、
    人手が足りないというのが正直なところです……。
    コーナ : ……報告に感謝する。
    別命あるまで、このまま人命救助を優先するよう、
    隊司令部に伝えてくれ。
    コーナ : それから……なにより不気味なのは、
    敵の正体も目的も判明していないことです。
    コーナ : シャーレアンをも上回る技術で作られた、
    機械仕掛けの兵士たち……。
    コーナ : ゾラージャ兄さんはいかにして、
    この短期間で、あれほどの軍勢を用意したのか……。

反撃

  • ウクラマトを気遣いながらシャーレアンの賢人たちへの感謝も忘れない。
    コーナ : 鏡像世界……僕たちだけじゃ何もわからずじまいでした。
    トライヨラ始まって以来の、この危機を乗り切るためにも、
    ぜひみなさんの力を貸してください……!
    コーナ : ……トライヨラの問題にあなた方を巻き込んでしまって、
    今更ながら申し訳ありません。
    コーナ : 僕の方もご心配なく。
    父さん……いえ、父上から大切なものを受け継ぎましたから。
    コーナ : 今の僕には、護るべき大切な人たちがいる……。
    悲しみは癒えずとも、立ち止まることはありません。
    コーナ : あらゆる手段を駆使して、この国に平和を取り戻す……。
    それが父上にできる弔いなんです。
    コーナ : その一歩として……
    まずは今の僕たちの精一杯の言葉を、みんなに届けてこよう。
    コーナ : ……ラマチ、大丈夫かい?
    ウクラマト : ああ、大丈夫だ。
    ウクラマト : すべて受け止める覚悟はできてるさ。
    悲しみも、怒りも、全部……。
  • ドームへ突撃するという武王ウクラマトに対して、留守は理王が預かると宣言する。
    ウクラマト : だから、向こうが攻め入ってくる前に、
    今度はこちらから乗りこんでいって、ゾラージャを討つ。
    コーナ : 武王が留守の間、王都の防衛は理王である僕が担います。
    もう二度と、皆さんに指一本触れさせはしません。
    ウクラマト : オヤジの意思を受け継いだふたつの頭が、
    みんなの笑顔を、必ず取り戻してみせる!
    だから……信じて待っててくれ!
    コーナ : 敵は一度、こちらに手の内を明かしています。
    あの空に浮かぶ脅威を打ち払う策も、
    必ずや見つけ出してみせましょう。
    コーナ : この国を愛する皆さん……
    そして外つ国の友人たちと手を取り合うことができれば、
    二度目の敗北はありえません!
    コーナ : 奴らに、トライヨラの力を見せつけてやりましょう!

二度目の侵攻

  • ドームへの突撃後、ヤースラニ荒野(ヘリテージファウンド)の探索を進めるウクラマトたちだったが、しびれを切らした武王ゾラージャは二度目のトライヨラ侵攻を行う。コーナはサンクレッドウリエンジェたちに連絡を取っていたほか、ラザハンとも国交を結び防衛強力を仰いでいる。
    サンクレッド : 助太刀するぜ。
    さすがに相手の数が多いと分が悪いだろうからな。
    サンクレッド : 物見遊山のために、
    トラル大陸(こっち)に残っていて正解だったな。
    ウリエンジェ : ええ、旅を続けるためにも、
    後顧の憂いは断っておきましょう。
    サンクレッド : それに、あんな風にコーナに頼まれたんじゃな。
    ……ひと肌脱いでやるか。
    ケテンラム : 空から攻撃されちゃ、手も足も出ないぞ!
    アルフィノ : 大丈夫、手は打ってありますよ。
    ケテンラム : あ、あれは……ドラゴン族!?
    ケテンラム : なぜこんなところに……。
    アルフィノ : 土壇場でラザハンと国交を結んだのです。
    理王コーナの英断ですよ。
    コーナ : どうにか間に合った……。
    トライヨラ連王国は、今日の日の恩を忘れません。
    コーナ : これならしばらくは持ちこたえられるでしょう。

ゾラージャへの気持ち

  • 武王ゾラージャを破った後、亡き兄への思いを語る。
    グルージャ : もちろん、父さんがやったことはダメなことだよ。
    だけど……それでも……
    父さんの歩いてきた路を知れるのは、少し嬉しいな。
    コーナ : ……僕には兄さんが羨ましかった。
    でも、それすらも重荷だったのかもしれませんね。
    コーナ : ラマチたちに何があったのか、聞けてよかった。
    コーナ : それから、ラマチ……
    君にはつらい役目を負わせてしまったね……。
    ウクラマト : いいさ。
    この国の武王として、アタシがやらなきゃいけなかったことだ。
    ウクラマト : それよりも、コーナ兄さんの作戦のおかげで、
    トライヨラを守りきれたって聞いてるぜ!
    ウクラマト : やっぱ、兄さんを理王の座に推したのは、
    間違ってなかったな!
    コーナ : 勇連隊の将兵に加え、
    バクージャジャや有志の市民たちが奮戦してくれたおかげさ。
    それでも、ドラゴン族の参戦がなければ、守りきれなかった。
    コーナ : アルフィノ殿やエスティニアン殿が、
    間を取り持ってくれたから実現したんだ。
    コーナ : トラルの空にドラゴン族が飛来してきたとき、
    これこそラマチが思い描いた国の有り様なのだと実感したよ。
    コーナ : これから先も、彼らと手を取り合っていくために、
    この大恩を返していかなければ。

最終エリア突入前

  • 破滅の路へと進むのを止めるため、過ちを犯したスフェーンを止めるというウクラマトを送り出している。
    ウクラマト : あいつは、自国の民を生かすためにトライヨラを襲撃した……。
    それを聞いて許せねぇって思ったとき、気づいたんだ。
    ウクラマト : アタシは、トライヨラの民さえ無事なら、
    アレクサンドリアがどうなってもいいなんて言っちゃダメだって。
    そんなのは、部族同士で争い合っていた時代と同じだって。
    ウクラマト : アレクサンドリアの未来に笑顔をもたらすためには……
    あいつらが、破滅の路へと進むのを止めるためには……
    過ちを犯したスフェーンを止めるしかねぇんだ。
    コーナ : ……わかった。
    その代わり、必ず無事に帰ってくると約束してくれ。
    ウクラマト : ……ああ!
    ありがとう、コーナ兄さん!
  • 最終エリアへ向かう光の戦士に、ジョブ専用装備(AF6)を用意してくれている。
    コーナ : あなたのおかげで、トライヨラは守られた……
    そのお礼も兼ねて、特別な装備品を用意させてもらいました。
    コーナ : 当然これだけで恩を返せたとは思っていませんが……
    これから未知の場所へ赴く(冒険者)さんに、
    少しでもお力添えできたら幸いです。
    ウクラマト : 外の技術を取り入れて作らせた装備品なんだってよ。
    コーナ兄さんらしいぜ!
    コーナ : 店の者には事情を伝えてありますので、
    いつでもお立ち寄りください。
    コーナ : ご足労ありがとうございました。
    一流の職人に作らせましたので、性能は保証しますよ。
    ウクラマト : 改めて、天深きセノーテに出発しようぜ!
    コーナ : 僕も手前まで同行しますよ。
    あの場所は現在、理王の権限で封鎖していますから。


ポスターアート

  • ウクラマトの話しぶりから見て、関係性は良好なようだ。
    エレンヴィル : ああ見えて、義妹であるウクラマトとは仲が良い。
    まるで、本当の兄妹みたいにな。
  • ポスターアートのこの人物がコーナであると見られているようだ。第81回 FFXIV PLL | FF14 Newsでの発表でこの人物だと確定した。
    コーナ?
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