コンラッド・ケンプ(Conrad Kemp)
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概要
アラミゴ解放軍
- アラミゴ解放軍のリーダーのひとり。
改めて、歓迎しますぞ。 我ら、「アラミゴ解放軍」の拠点に、ようこそおいでくだすった。 まずは、自己紹介をさせてくだされ。 ワシはこの拠点に集まる者たちのまとめ役をしておる、 コンラッド・ケンプじゃ。
- ただしアラミゴ解放軍全体のリーダーではなく、
コンラッド : まず知っておいてもらいたいのは、 「アラミゴ解放軍」という組織の性質についてじゃ。 ご存知のとおり、解放軍は単一の組織ではなくてのう……。 実態は、小さな組織の寄り合い所帯に過ぎず、 今回の提案を受け入れるのは、この拠点に集う者たち。 つまり、ワシの指揮下にある者たちのみとなる。 もちろん、ワシらと協力関係にある、 ほかの部隊にも、根回しはさせてもらうがの……。 全隊が集うとは限らないこと、予め承知してもらいたいのじゃ。
メッフリッドとメ・ナーゴ
- コンラッドが登場する際、コンラッドの向かって左にメッフリッド、右にはメ・ナーゴが立っている。
- その後のクエストと出身地から考えても、主にメッフリッドが山岳地帯側、メ・ナーゴが辺境地帯側を見ているのではないかと思われる。
アラミゴ解放軍の現状
- 次のように語る。
コンラッド : 恥ずかしい話じゃが、ワシらの部隊にしても、 鉄仮面の企てに参加するため、出て行った者が多くてな。 目下、組織を立て直すべく、奔走しているところなのじゃ。 なるべく早く、同盟軍との共同作戦を成立させるだけの、 体制を整えたいとは思っておるが……。
- こうして冒険者一行は、コンラッドの片腕であるメッフリッドとメ・ナーゴに協力することになる。
- エオルゼア同盟軍との共同作戦が成功すると、他の部隊からも合流の打診が届くようになっている。
コンラッド : アラガーナでの募兵活動も目処が付いた。 さらに同盟軍との共同作戦の成功が引き金となり、 いくつかの解放軍系部隊から、合流の打診が届いておる。 新兵たちと協力組織の合流が果たせれば、 いよいよ大きな作戦を成すだけの戦力も整うはずじゃ。 あと一息のところまで、来ておるの……。
- しかしラールガーズリーチが襲撃されると、メッフリッドが死亡するなど負傷兵も多く出てしまい、アラミゴ解放軍は大ダメージを受けてしまう。
コンラッド : ……じゃが、今回の襲撃でワシの部隊は壊滅的被害を被った。 ベロジナ大橋の奪還作戦どころではなくなったということじゃ。
コンラッド : エオルゼア同盟軍、そして「暁」の方々、 救援部隊の派遣、あらためて感謝させてほしい。 お陰で少なくない数の仲間が、命拾いをした。 ありがたい……。 ……しかし、我らアラミゴ解放軍の戦いはこれまでじゃ。 メッフリッドをはじめ、 中核を担ってきた者の多くがやられてしもうた。 もはや、組織的な抵抗活動は難しいじゃろう……。 悔しい気持ちは、ワシにもある……。 故郷を奪った帝国を憎む気持ちが消えたわけでもない。 しかしな……今回、襲ってきた連中は……。 リセ : 髑髏聯隊……。 帝国支配下で生まれ育ったアラミゴ人たち……。 コンラッド : 連中は、20年前のアラミゴ征服時に、 真っ先に帝国に従い、市民権を得た有力者の子息たちじゃ。 アラミゴ人の両親の下に生まれながらも、 彼らは帝国式の教育を受け、「帝国人」として育ってきた。 裏切り者と罵るのは容易いが、 未来を担うべき若者たちに、あのように敵意を向けられては……。 アラミゴ人同士で、斬り結ぶ先に未来があるのかと考えたくもなる。 メ・ナーゴ : だからって、諦めるっていうんですか! はぁ、はぁ……私は……諦めませんよ。 ここで退いて生き残ったとして、死んでいった仲間たちに、 何て説明すればいいんですか!?
- メ・ナーゴの叱咤を受けなんとか踏みとどまるコンラッドであったが、アラミゴの民に立ち上がるための時間を稼ぐために、冒険者たちは東方ドマで活動することでゼノスの注意を逸すことを企図する。こうして冒険者一行は東方へと旅立つ。
コンラッド : すまない……感謝するぞい……。 不甲斐ないワシらのために、こうまでしてくれるとは……。 どうにか今一度、試みてみるとしよう……自由のためにの……。
再起
- ドマ開放を成し遂げた後ギラバニアに戻った一行は、エオルゼア同盟軍とアラミゴ解放軍のベロジナ大橋奪還作戦に参加する。
- ここでベロジナ大橋にかかるガレマール帝国の軍旗を、アラミゴ解放軍の軍旗にかけかえる役目をメ・ナーゴが担うことになる。
スペキュラ・インペラトリスの戦い
- アラギリを無傷で奪還できた共同軍は、続いてスペキュラ・インペラトリスの攻略を目指す。順調に攻略を行いメインタワーの制圧に向かっていたコンラッド率いる部隊であったが、その時メインタワーに長距離砲撃が行われ、共同軍は大混乱に陥ってしまう。砲撃は、ゼノスの指示を受けたフォルドラの指揮するカストルム・アバニアのカノン砲からのものであった。
- ちょうどメインタワーを奪還中であったアラミゴ解放軍の被害は大きく、コンラッドもまた傷ついていた。そして最後の力を振り絞ってリセに後事を託して亡くなってしまう。
コンラッド : ……リセ……なのか……? すまぬ、目が……見えておらんでな……。 はぁ……はぁ…… ワシの命も、ここまでのようじゃ……。 ふふ……運命は替えられんよ……。 良いか、よく聞け……リセよ、お主にアラミゴ解放軍を託す……。 リセ : コンラッド! 弱気にならないで! みんなで力を合わせて、アラミゴを解放するんでしょ! こんなところで、立ち止まってどうするの! コンラッド : はぁ……はぁ……そう……立ち止まってはならん……。 ようやく……まとまりかけた解放軍を…… このまま、崩壊させるわけには……いかんのじゃ……。 リセよ……お主なら……できる……。 革命の英雄の子でも……イダの妹でもなく…… おぬしにこそ……ワシの跡を託したいのじゃ……。 仲間とともに……進め……。 そして、自由を…………………