カイ・シル(Kai-Shirr)
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概要
出会い
- コルシア島にいるアルフィノと合流すると、彼はユールモアに潜り込むための策として、嗜好品として喜ばれるという果実を入手しようとしていた。
- 先に代金を払っていたものの、果実は「濃い青髪を短く刈ったミステル族」が代わりに受け取ってしまったということで探索すると、このカイ・シルが犯人であることが判明する。
アルフィノ : 私の遣いをかたって作物を持ち出したのは、君だね? あれは大事な取引に使うんだ……返してくれないか。 青髪のミステル族 : あ……う………… 青髪のミステル族 : 許してください……! 俺、どうしてもユールモアに入りたかったんです! 青髪のミステル族 : 身内はいないし、ここでできた友達は、 みんな選ばれて行ってしまいました……。 青髪のミステル族 : それ以来、周りとはあんまり仲良くなれなくて…… 配給のメオルすら、残りカスしか回ってこないんだ。 青髪のミステル族 : 何をやっても、みんなは俺を推薦してくれないし、 おなかもすいて……たまらなく、みじめで……。 青髪のミステル族 : それで、このまま死ぬくらいなら、 機会を盗んででも入ってやろうって、思ったんです……。
- 友人がいるためどうしてもユールモアでなければダメだというカイ・シルに、アルフィノは果実を譲ってしまう。
アルフィノ : 例えば、クリスタリウムに行くのはどうだろうか。 あそこなら、都市に養ってはもらえずとも、 働いた分の見返りは、きちんともらえるはずだ。 カイ・シル : ダメなんです……ユールモアじゃなきゃ……。 カイ・シル : 俺の友達がいるのは、あの街だから……。 いつかみんなで、あの豪華な都市で暮らすんだって、 約束したんです……。
- 敏腕商人だと偽ってユールモアに進入することに成功したカイ・シルだったが、バレてしまいヴァウスリーの元へと連行されてしまう。
???? : う……ううっ…………。 アルフィノ : あれは……! アルフィノ : カイ・シルじゃないか! いったい、どうして……!? ヴァウスリー : ンン……なんだ、お前たちは……。 勝手に飛び込んできて、失礼な奴メ……。 アルフィノ : ドン・ヴァウスリー! これは何事か、なぜ彼が傷ついているのです! ヴァウスリー : なぜって……罪を罰するのは当然だろウ。 そいつは、嘘をついたんダ。 ヴァウスリー : 敏腕商人だというから招き入れてみたが、 叩けば叩くほど、ボロが出ル。
ヴァウスリー : 罪喰いは、ユールモアの同胞。 そして、生き物の体を構成するエーテルは、その餌になル……。 ヴァウスリー : だからそいつには、肉を捧げろと言ったのサ! 自分で、自分の体から、削ぎ取って! ヴァウスリー : な~の~に~ぃ! それすらも、最後までやりとげられないときタ!
- こうしてカイ・シルはユールモアを追放されてしまう。
- その後、再びコルシア島へと戻ってきた光の戦士たちがユールモアを開放し、ブライトクリフ断崖を超えるためにラダー大昇降機を動かしていると、他の労役市民たちとともに手伝いに現れている。
カイ・シル : わっ、こんなにたくさん!? これがあれば俺たちも……! 屈強な労役市民 : ええ、存分に働けますとも! 屈強な労役市民 : この力、我が主のためのみならず、
カイ・シル : 俺、ふたりに助けてもらった恩を、まだまだ返せてません。 カイ・シル : だから、精一杯がんばりますッ! 今度こそ……最後まで! カイ・シル : それじゃ、俺たちも出発しましょう!
お得意様取引NPC
- パッチ5.Xシリーズでの「お得意様取引」の第一弾として、このカイ・シルが発表された。