エインザル・スラフィルシン(Eynzahr Slafyrsyn)
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概要
- リムサ・ロミンサの重要NPCのひとり
- 第六星暦末には新たにリムサ・ロミンサ提督となったメルウィブ・ブルーフィスウィンの副官(黒渦団軍令部総長)となっている。
- 黒渦団での階級は大甲将
- 豊かなあごひげを湛えたルガディン族男性
- 趣味は仮面収集
名前
- 古ルガディン語に則った名前を名乗っている。
- 意味は、Eyn - zahr:ひとつの涙、Sla(f) - Fyr - Syn:眠っている火の息子ということになる。
双胴船
- リヴァイアサン討滅戦において、圧倒的にリヴァイアサンに有利な海上で戦う事になった折、光の戦士たちはリヴァイアサンの操る大津波に対抗する策を考えた。
ガルーダの風の結界をハイウィンドで突破したときの応用で、「水属性のエーテルを偏属性クリスタルの属性変換特性を利用して反対属性である火属性に変換して打ち消す」というものである。
しかし、シド曰く「大量の偏属性クリスタルがあれば可能だが、そんな量を載せて航行できる船なんてない」という。
その際、エインザルは「大海賊霧髭の船団では、積みきれないほどの宝を奪った際、二隻の船をつなげて即席で双胴船を作ることで運搬した」という話をし、この問題への解決の緒を示した。
結果、先のリヴァイアサンの攻撃で傷ついたものの航行が可能だった2隻の同型船をナルディク&ヴィメリー社で突貫工事し、そこにガーロンド・アイアンワークスとナルディク&ヴィメリー社で製造した超大型属性変換フィールド発生装置を搭載して、リヴァイアサンに挑むことになる。
このフィールド発生装置は、コンテンツ中でも使用でき、リヴァイアサンの強力なフェーズ移行技を凌ぐのに使用される。
最後の霧髭
- エインザルは、かつて「霧髭一味」と呼ばれた伝説の海賊の頭領(霧髭)であった。
- パッチ3.3で実装された新ダンジョン「黒渦伝説ハルブレーカー・アイル」に関連したクエストにおいて、最後の霧髭に関するストーリーが語られる。
霧髭の真相
- それによれば霧髭とは1人の海賊の名前ではなく、代々受け継がれてきた称号であり、その最後の霧髭こそエインザルであったという。「霧髭の金箱」の中に隠されている鉄仮面は、霧髭がその正体を隠すために使っていたものであった。
- いまから半西紀(50年ほど)前に、「シルバーサンド一家」と「霧髭海賊団」とがブラッドショア沖(現在のコスタ・デル・ソル沖)で大海戦を演じたことがあった。この大会戦で、双方合計でガレアス船7隻、中小の艦も含めれば二桁をくだらない数の船が激突した。約半数になる4隻のガレアス船が轟沈し数百名規模の船員たちが、海に散った。海岸には大量の海賊たちの骸が打ち上げられ、波打ち際が血で染まったためブラッドショア(血塗れ海岸)と呼ばれたとされる。
- エインザルはこの時の反省を元に、「海賊の時代を終わらせ他の都市と手を取り合っていくべきである」という理想を掲げた「シルバーサンド一家」の頭領の娘であったメルウィブに従うことにしたのである。
- 先代のウルダハ王の婚礼の際に各都市からの祝儀を船ごと奪ったあと、海賊「霧髭一味」は忽然と消息を絶った。
- その後、元霧髭エインザルの協力を得たメルウィブはリムサ・ロミンサの提督となり、エインザルはその副官を務めている。
- ハール号のある海域は深い霧のため長らく誰も近づかなかったが、最近になって霧の晴れることが判明した。エインザルは「霧髭の金箱」の中身を悪用するものが現れないように封印するため、「霧髭の金箱」の回収を依頼したのであった。
- また現在メルウィブが使用している名銃「デスペナルティ」と「アナイアレイター」はこのエインザルが贈ったものであるという。
- これを譲り受けた際の逸話が、2021年9月に公開された「黎明秘話 第2話」において語られた。
関連項目
【リムサ・ロミンサの海賊】 【メルウィブ・ブルーフィスウィン】
【霧髭一味】
現ウルダハ国王のナナモ・ウル・ナモは現在21歳で、先代王と思われる父王については語られることがない。先代王が30歳前に結婚し、ナナモが父王30歳頃の時の子どもとすると、「半西紀(50年ほど)前のブラッドショア沖での大海戦」と「ウルダハ王の婚礼」はだいたい同じ頃の出来事ということになる。