NPC・組織/ウヌクアルハイ

ウヌクアルハイ(Unukalhai)

Table of Contents

概要

  • 白いカウルに仮面をつけた怪しいいでたちの人物。
  • クロニクルクエスト古の神々」を進行させていると、主の居なくなった「石の家」最奥の「暁の間」に現れるようになる。
    • 通常、NPCは話しかけるとそのまま会話が始まるが、「古の神々」を一定以上進めていると、ウヌクアルハイはわざわざフードを脱ぐ動作をして素顔を見せた上で会話を始めるようになる。会話が終われば再びフードを戻す。
    • ※なおパッチ5.4で後日譚が語られるが、その後は「暁の間」から居なくなり、「三闘神」討滅記のみが残される。




  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。




超える力

  • 蛮神の思考を読み取る」という異能をもつ。
  • 蛮神テンパードになる可能性はないという。
    気遣いは無用です。
    僕がテンパードになる可能性はない……とだけ、
    お答えしておきましょう。
    (昏き微睡みの果つる刻)
  • 蛮神に抗する異能があるという。
    微弱ながら、僕にも蛮神に抗する異能があります。
    そして、事態は一刻の猶予もない……ならば……!
    (永き冥路の果てに)

ウヌクアルハイの正体

  • 「ひとつの次元」、「この世界」などという言葉を用いたことをヤ・シュトラに咎められる。三闘神との戦いを経て、ウヌクアルハイは自らの過去を語り始める。
    ウヌクアルハイ : それは、帝国軍の動きしだいですね。
    彼らは彼らなりの理想を掲げていますが……蛮神制御は、
    ひとつの次元を滅ぼしうる、禁断の技術だと理解していません。
    我が主によれば、もともとは魔神「セフィロト」も、
    この世界で最初の聖樹が、神格化された存在だったとのこと。
    純粋な信仰心、崇高な理想こそ……最も恐るべき力なのです。
    ヤ・シュトラ : …………。 「ひとつの次元」に……「この世界」ね……。
    ウヌクアルハイ : お気になさらず……ただの言葉のあやですよ。
    クルル : あのときは何かがあって、余裕をなくしていたのかな?
    もしかして、あなたのいう「我が主」に関係すること……?
    ウヌクアルハイ : ……僕のことなど、どうだっていいでしょう。
    (昏き微睡みの果つる刻)
    ウヌクアルハイ : 僕は、貴方とは別種の「超える力」を持つ者。
    僕は、この異能を世界の救済のために役立てたい……。
    そのためには「蛮神を封じる技術」が拡散するのを、
    なんとしても阻止したいと考えているのです。
    ……これから話すのは、こことは違う、とある次元でのことです。
    そこでは「聖石」という石に蛮神の力を封じる魔法が発達しました。
    英雄たちは「聖石」を使い、次々と蛮神を封じたのです。
    ですが、「聖石」は不完全だった……。
    英雄たちは、いつしか蛮神の力に呑まれて変異を遂げました。
    無限にエーテルを喰らう「魔」と化し、争いを始めた……。
    過ぎた力が、ひとつの世界を滅ぼしたのです。
    ……ウリエンジェに指摘されたように、僕はそのような力を、
    弄ぼうとする輩を前にすると、つい我を忘れてしまうようです。
    そして我が主もまた、この世界が同じ結末をたどることを、
    良しとせぬ者……。
    悲劇を未然に防ぐ枷(かせ)として、僕はここに送られたのです。
    (星の命運を懸けて)
    ウヌクアルハイ : 先にお約束したとおり、包み隠さずにお話ししたいと思います。
    僕がいったい……何者か。
    最初に、大切なことを言っておきます。
    僕は、この世界の……この次元の住人ではありません。
    故郷の次元で、「超える力」を持って生まれながら、
    滅びゆく世界を救えなかった幼き光、すなわち……
    貴方に……
    「光の戦士」になれなかった存在です。
    世界が危機に瀕したとき、僕はただの幼子にすぎませんでした。
    長い歴史の中で、たった数年、生まれるのが遅かったために……
    ほかの英雄の卵たちも、孵(かえ)ることなく死んでゆきました。
    
    僕が救えなかった世界は…………
    「ヴォイド」と呼ばれています。
    滅びの原因は……やはり蛮神です。
    「聖石」と呼ばれる石に、蛮神の力を封じる魔法が濫用され、
    聖石をあやつる英雄たちは、いつしか石のしもべと化した……。
    彼らは、生命の源であるエーテルを奪いあう「魔」に変貌しました。
    しかし「闇」に抗する「光」は、あまりにも弱く、
    争いを止めうる者は、どこにもいなかった……。
    魔と魔の争いは、さらなるエーテルの枯渇を呼び、ある日、
    「闇の氾濫」と呼ばれる世界の終焉が訪れました……。
    美しい世界を一瞬で「無」に帰した、霊災をも超える巨大な災厄が。
    この世界で貴方がたが目にしたであろう、ヴォイドの妖異たち……
    彼らは、残りわずかなエーテルをむさぼる魔と化した、
    人や生きものの、なれの果てなのです……。
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    戦いに敗れ、最期を迎えようとしていた僕の魂を見つけ、
    次元の狭間へと引き上げたのが、我が主……
    「エリディブス」と名乗る、白き衣のアシエンでした。
    彼は、この世界の理について、僕に講じました……。
    この世にはいくつもの次元が存在し、その在り方をめぐって、
    「闇」と「光」が争っていること。
    その均衡が急速に瓦解すれば、
    「闇の氾濫」のごとき大災厄が起き、ひとつの次元が「無」へ還る。
    それは、光と闇のいずれもが望まぬ、最悪の結果であること。
    「調停者」と名乗る彼は、
    原初世界……このハイデリンもまた、危機に瀕していると告げました。
    ウリエンジェ : 白き衣の調停者……。
    かの者がいかなる思惑を持って、そのことを告げたのか?
    その本性は、善か、悪か……?
    それらについては、私がいつか、問いただすことにいたしましょう。
    いずれにせよ、ハイデリンが危地にあることは疑いなき事実。
    ……それを知ったあなたは、どのような選択を?
    ウヌクアルハイ : 主の使いとなり、この世界へと送り込まれることを選びました。
    今度こそ世界を救いたい……故郷の惨禍を繰り返させたくない。
    それは間違いなく僕自身の想いであり、意思でした。
    けれど、いざという瞬間、僕は逡巡してしまった……。
    これでは世界を救うことなど、できそうもありません。
    (永き冥路の果てに)
  • つまり、ウヌクアルハイは鏡像世界のひとつである「第十三世界」に生まれ、「第十三世界」が「闇の氾濫」により「ヴォイド」化した後、調停者ことアシエン・エリディブスに見出され、この原初世界へとやってきた存在だという。※鏡像世界からきたという意味では、「闇の戦士」と同様の存在とも言える。
    アシエン・エリディブスとウヌクアルハイ


オーディン三闘神

  • アラグ帝国が「闘神」対抗策として生み出した技術について。
    ウヌクアルハイ : 黒衣森を彷徨う古の蛮神「オーディン」が、
    そう呼ばれていることは、ご存知のとおり……。
    ウリエンジェ : 古の時代、アラグ帝国は「闘神」を用いた抵抗に手を焼き、
    その討滅法を模索する過程で、ある技術を編み出した。
    捉えることで再召喚を防ぎ、その力を利用する術を……。
    ウヌクアルハイ : そして、最深部にあるクリスタル増殖炉では、三体の蛮神……
    つまり「三闘神」が封印されていた。
    ウリエンジェ : 教皇が「魔大陸」に赴いたのは、
    「三闘神」が生み出す、無限の力を手に入れるため……。
  • トールダン7世アシエン達の手により、魔大陸が目覚めた影響で、魔大陸中枢に封印されていた「三闘神」が目覚め始めたという。それに呼応するかのように、バヌバヌ族とグナース族は更に極まりし蛮神を呼び出した。
  • ウヌクアルハイは、各蛮族の中でも既に失われて久しい秘宝、「風水の破魔石」と「炎土の破魔石」を持っており、それを光の戦士に託す。そしてそれを両蛮族に見せて協力を仰ぎ、どちらも討伐するよう依頼してくる。
    ウリエンジェ : しかし、その核たる存在……
    蛮神「ナイツ・オブ・ラウンド」が葬られた今、
    その封印は、解かれつつあります。
    ウヌクアルハイ : 何も、教皇を討った貴方を責めている訳ではありません。
    これは、約束された運命だったのです……。
    ……ですが、「三闘神」の覚醒は、世界の滅びを招く。
    ウリエンジェ : 「三闘神」の覚醒までには、多少の猶予があるはず。
    その間に手を打てば、再封印も叶いましょう……。
    ウリエンジェ : それと、問題がもうひとつ……。
    「三闘神」の目覚めに促されたように、
    かの地に、蛮神が再召喚されています。
    ……ええ、ご想像のとおり、 各地の蛮族たちは、再び神降ろしを行ったようです。
    それも、「極まりし力」を持つ神を……。
    ウヌクアルハイ : これらを放置すれば、「三闘神」の無限の力を求め、
    さらなる混沌を生み出すでしょう。
    そして、それは、彼らの覚醒を促すことになる。
    ウリエンジェ : 私は砂の家へと戻り、対策を練りましょう。
    星の運命に抗うために……
    この試練、為さねばなりません……。
    ウリエンジェ : あなたは、この少年とともに、かの者たちの討滅を。
    心配は無用……彼は、危険な存在ではありませんよ。
    少なくとも、今のところは……。


蛮神

極まりし武神ラーヴァナ

  • グナース族のストーリーテラー
    ストーリーテラー : シシシシシ……ところで狩人よ。
    いかにして「グナース・エーテライト」の結界を破ったのだ?
    「炎土の破魔石」とな……!?
    かつて「分かたれし者」となる前、「繋ぎ止めし者」の記憶に、
    そのような物があったことを覚えておるぞ。
    だが、それは何十、何百の世代をさかのぼる古きもの……。
    古の「繋ぎ止めし者」が、何者かからそのような呪具を、
    見せられた記憶があるのだ……。
    ……ウヌクアルハイなる者から、受け取ったと?
    シシシシシ……その者の名は、古き記憶にもない。
    なんとも不可思議な話だ……。
    ヒトの中にも、「繋ぎ止めし者」のように、
    連綿と古き記憶を持つ者がいるというのか?
    ウヌクアルハイ : さあ次は、極まりし雲神「ビスマルク」です。
    かの蛮神は、雲海を遊弋して場所が定まらない……。
    討滅も一筋縄ではいかないでしょう。
    ……なぜなら、これらの蛮神は、
    どちらも「魔大陸」へと飛翔する力を秘めていたのですから。
    蛮神たちは、未だ微睡みの内にある闘神を喰らうことで、
    さらなる力を得ようとしていた……。
    ……僕には、それがわかるのです。
    なぜ、蛮神の思考がわかるのか疑問ですか?
    それが、僕にあたえられた異能だからですよ。
    フフフ、貴方も「超える力」とは何なのかを理解しないまま、
    異能の力を利用しているではありませんか。 それと同じことです……。
    神々に愛されし地、エオルゼア……。
    その神々とは、善なるものか悪なるものか。
    ……フフフ、果たしてどちらなのでしょうかね。
    さて、僕はこのまま「石の家」に残り、
    ウリエンジェと協力して「三闘神」について調べておきます。
    何かあればお声がけします……また、お会いしましょう。

極まりし雲神ビスマルク

  • 雲神「ビスマルク」討伐後
    極まりし武神「ラーヴァナ」に続き、
    雲神「ビスマルク」のエーテルもまた、還元されたようですね。
    感謝しますよ、光の戦士……。
    雲神と武神を放置すれば、
    必ずや、霊災級の災いへと発展していたことでしょう。
    ……なぜなら、これらの蛮神は、
    どちらも「魔大陸」へと飛翔する力を秘めていたのですから。
    蛮神たちは、未だ微睡みの内にある闘神を喰らうことで、
    さらなる力を得ようとしていた……。
    ……僕には、それがわかるのです。
    なぜ、蛮神の思考がわかるのか疑問ですか?
    それが、僕にあたえられた異能だからですよ。
    フフフ、貴方も「超える力」とは何なのかを理解しないまま、
    異能の力を利用しているではありませんか。 それと同じことです……。
    神々に愛されし地、エオルゼア……。
    その神々とは、善なるものか悪なるものか。
    ……フフフ、果たしてどちらなのでしょうかね。
    さて、僕はこのまま「石の家」に残り、
    ウリエンジェと協力して「三闘神」について調べておきます。
    何かあればお声がけします……また、お会いしましょう。

三闘神」の討滅

魔神「セフィロト」の討滅

  • 「昏き微睡みの果つる刻」にて。
    光の戦士よ……。
    かねてよりお話ししてきた「三闘神」の討滅計画を、
    いよいよ、実行に移すときがやってまいりました。
    闘神たちを魔大陸に封じた、アラグの封印に綻びが生じています。
    彼らが目覚め、相争うことは、「霊災」の再来とほぼ同義……。
    唯一の希望は……光の戦士、貴方です。
    ただ、闘神に近づくことはきわめて危険です。
    ある種の「異能」がなければ、支援に赴くこともままなりませんが、
    ようやく適任者が見つかりました。
    これに、貴方がた「超える力」を持つ、
    精強の討滅隊が加われば、盤上の駒がそろいます……。
    貴方にお願いするのは、無論……三柱の「闘神」の討滅。
    ただひとつの懸念は、蛮神の「制御技術」を狙う勢力。
    そう、ガレマール帝国の愚者どもです……!
    帝国の干渉は、蛮神の覚醒を早めるだけの愚行です。
    そうなる前に闘神を討つ……これこそが、我が主の望み。
    計画の第一段は、覚醒迫りし魔神「セフィロト」の討滅……!
    準備ができましたら、 「アジス・ラー旗艦島」にて合流いたしましょう。
  • セフィロト討伐後
    ウヌクアルハイ : これが、真の「英雄」の力……。
    あのときの僕に……なかったもの……。
    我が主によれば、もともとは魔神「セフィロト」も、
    この世界で最初の聖樹が、神格化された存在だったとのこと。
    純粋な信仰心、崇高な理想こそ……最も恐るべき力なのです。
  • 超える力を持つクルルに、かまをかけられ心を読まれる。
    クルル : 大丈夫? ……何かあったの!?
    ウヌクアルハイ : なんでもありません……少し、怪しい気配を感じたまで。
    クルル : ……本当? その冷静な仮面の下にあるのは……
    希望へのあこがれ……力への渇望……そして、深い後悔。
    クルル : もしかして……いつかその呪具で、
    真の「英雄」を相手に、自分の力を試してみたい……
    そんな想いを秘めてもいたり……?
    ウヌクアルハイ : 「超える力」で…………僕の心を……?
    クルル : 図星みたいね。
    クルル : ……あのね、わたしにわかるのは、相手が「伝えたい」ことだけ。
    「言葉の壁」は超えられても、「心」が読めるわけではないの。
    だから心の内側にまで、仮面をつける必要はないわよ。
    ウヌクアルハイ : かまをかけられた、というわけですか。
    エオルゼアの人たちは、みんな手強い……。
  • ウリエンジェが付した魔科学研究所の封印を破り、ガレマール帝国軍第VI軍団との争いを起こさせたことがウリエンジェに露見する。
    ヤ・シュトラ : 魔科学研究所は、アラグの技術の粋を集めた施設……。
    帝国軍が簡単に近づけないよう、ウリエンジェが、
    内部に強力な封印を施していたのだけど……
    ヤ・シュトラ : ……ウリエンジェ。 封印が破られたことが、よほど気になっているのね?
    ウリエンジェ : あれはバルデシオン委員長が考案した、最上級の封印魔法。
    破るには、賢人クラスでも数ヶ月を要するでしょう。
    ……「超える力」のごとき、異能を持つ者でもないかぎりは。
    ウリエンジェ : ヤ・シュトラ嬢らの目を忍んで、抜けてきたのですよ。
    あなたにお尋ねしたいことがあったものですから。
    ウヌクアルハイ : ……僕にですか?
    ウリエンジェ : ええ、私の施した封印を破りし者……
    研究所内にあえて帝国軍を招き入れ、
    「光の戦士」と戦わせることで、敵の殲滅を謀った者のことを。
    ウヌクアルハイ : …………。 僕が、今回の一件の黒幕だとでも?
    ウリエンジェ : 計画したのはあなたの「主(あるじ)」……実行したのは、あなた。
    帝国軍を罠にかけ、袋のネズミに……という作戦でしょうか。
    敵の「殲滅」を主張 したのは、そのためですね?
    ウヌクアルハイ : 何を根拠に……?
    ウリエンジェ : ひとつは、あなたの語った話です。
    我らが存在すら知らなかった「変換式」のことを、
    敵将はいかに知り得たのか……。
    ウリエンジェ : そして……破られた封印を調べて確信しました。
    かような芸当ができるのは、我らと異なる世界の「理」に従う者……
    すなわち、あなただと。
    ウヌクアルハイ : ……それが事実だとして、僕をどうする気です?
    ウリエンジェ : 真理の追究は、必ずしも「絆」の良薬にあらず……。
    責めるつもりはなく、いささか水くさいと言いたかったのですよ。
    ウリエンジェ : 我々は、帝国軍という共通の敵と戦う同志です。
    事前にさんやクルル嬢に、
    あなたの狙いを伝えておけば、よりよき連携が取れたのでは……?
    ウヌクアルハイ : そうすれば、きっと貴方がたは反対したでしょう?
    アラグの機密をみすみす危険にさらす作戦など……。
    ウリエンジェ : だとしても、あなた自身の言葉で語るべきでした。
    普段は理知的なあなたですが、蛮神を利用せんとする輩に対しては、
    行動が先走る趣(おもむき)がある……。
    ウリエンジェ : しかし、ひとりの力で救えるほど、この世は小さなものではない。
    同志を信じることを覚えねば、いつか大きな過ちを犯すでしょう。
    ウヌクアルハイ : …………。
    ウヌクアルハイ : ……謝罪します。 ウリエンジェの指摘のとおりです。 あなたと帝国軍が対決するよう仕向けたのは、僕です。

女神「ソフィア」の討滅

  • 魔神と女神は、球体に包まれており、それは衛星「ダラガブ」の試作品だという。
    ヤ・シュトラ : 「魔科学研究所」で眠っていた女神のテンパードが、
    何者かに生命維持を止められ、すべて「抹消」されていたわ。
    手を下したのは……あなたね?
    ウヌクアルハイ : …………はい、僕の独断行動です。
    先に閲覧したアラグの記録から、あの場所が、
    僕たちの想像よりはるかに危険な施設だと知ったからです。
    ウヌクアルハイ : 「魔科学研究所」は単なる研究施設ではありません。
    より遠大な計画の一環として建造された、「実験場」です!
    魔神と女神は、いずれも奇妙な球体に封じられていました。
    その球体は、とある小天体の試作品なのです……!
    ヤ・シュトラ : 小天体って……衛星「ダラガブ」のこと!?
    ウヌクアルハイ : 蛮神バハムートを封じ、第七霊災をもたらした衛星「ダラガブ」……
    闘神たちを封じた球体は、その雛型に間違いありません。
    あの施設は、霊災の萌芽を3つも抱えていたのです!

三闘神」討滅記

序説

序説 : 「三闘神」とは、いずれも第三星暦末期に、
南方大陸「メラシディア」の先住種族たちが、
アラグの軍勢に対抗すべく召喚した三柱の蛮神である。
序説 : 蛮神は信者の「願い」を反映した力を持つ。
「侵略者の排除」という願いが、強大な戦闘能力として、
顕現したのだとすれば、その力は計り知れない。
序説 : こうした存在を、アラグの軍勢は捕獲したのである。
蛮神の力を封じる「拘束具」の技術と、捕らえた信者を利用し、
顕現を維持しつづける禁忌の技術によって……。
序説 : しかしながら、5000年の永きに渡り、
魔大陸アジス・ラーの奥地に封じられてきた三闘神が、
覚醒の徴候を示しはじめた。
序説 : 三闘神を吸収することで、さらなる力を得んとした、
イシュガルド教皇トールダン7世による介入のためだ。
序説 : さいわい教皇の野望は、光の戦士たちによって阻止されたが、
蛮神制御技術を欲するガレマール帝国が、侵入の機を窺っている。
致命的な事態に到る前に、三柱の闘神を討滅せねばならない……。

「魔神」の章

「魔神」の章 : 光の戦士たちの働きにより、魔神「セフィロト」が討滅された。
セフィロトは、南方大陸の樹状種族が崇めた主神とされているが、
討滅時に発見されたアラグの記録により、新たな事実が判明した。
「魔神」の章 : 「世界で最初の聖樹」を神格化した「生命」を司るセフィロトは、
環境エーテルを操り、生命体を自在に「成長」させたという。
そして、この能力は自分自身にまでおよんだと記録されている。
「魔神」の章 : セフィロトは自己を巨大化させ、その質量自体を武器として、
アラグの軍勢に甚大な損耗を強いたというのだ……。
だが、結局はアラグの手により捕獲され、封印されてしまった。
「魔神」の章 : アラグは、捕獲したセフィロトの「生命操作能力」を、
数々の禍々しいキメラ生物の「培養」に利用したという。
世界の理を蝕む、蛮神の歪んだ力をもちいて……。
「魔神」の章 : しかし、完璧と思われた制御技術にほころびが生じたとき、
破局は必ず訪れる。
僕はそのような過程を経て滅びた文明を、ひとつ知っている……。

「仇敵」の章

「仇敵」の章 : アジス・ラーの魔科学研究所に、ガレマール帝国軍第VI軍団が侵入。
光の戦士を中心とする「暁の血盟」の精鋭がこれを追い、
蛮神制御技術の最重要機密である「変換式」を守りきった。
「仇敵」の章 : 帝国軍がアラグの技術を欲する理由は、蛮神を封じるためだという。
これは至極もっともな主張に聞こえるが、「制御」とはすなわち、
蛮神の力をごく少数の管理下に置くことである。
「仇敵」の章 : しかしその権限を持つ者が、世界の破滅を望んだとしたら……?
あるいは偶発事が重なり、蛮神が制御不能に陥ったら……?
世界は、蛮神が「覚醒」「暴走」する危険を常に抱えることになる。
「仇敵」の章 : 「封じる」とは、蛮神の強大な力を「凝縮」することでもある。
永きにわたって抑圧された蛮神は、解き放たれた瞬間、
積もり積もった怨嗟とともに、恐るべき力を爆発させるだろう。
「仇敵」の章 : そうなれば、討滅は困難をきわめる……。
それは一蛮族が降ろした「蛮神」とは、桁違いの力を有する。
「毒をもって毒を制す」……さらなる力をもって滅するしかない。
「仇敵」の章 : ……その戦いは、もはや無意味だ。
そのような力がぶつかりあえば、莫大なエーテルが蕩尽される。
勝敗が決する前に星の命数が尽き……世界は破滅を迎えるからだ。

「女神」の章

「女神」の章 : 女神「ソフィア」が討滅され、三闘神は残り一柱となった。
その過程において、女神ソフィアがテンパードへの神託を通じて、
古代アラグ帝国の転覆を図っていたことが明らかになった。
「女神」の章 : アラグ側に遺された記録を洗ったところ、女神の信奉者は、
当時、南方へと版図を拡げつつあったアラグ帝国の増長を、
「世界の均衡の崩壊」と捉えていたようだ。
「女神」の章 : 女神ソフィアは「均衡」をつかさどる神性と考えられており、
信徒は傾いた天秤を正常に戻すべく、アラグの侵攻に徹底抗戦した。
それは「蛮神」という、新たな崩壊の種を撒いてしまったのだが。
「女神」の章 : 「均衡」を是とする考え方は、我が主のそれに通じる部分がある。
「光」も「闇」も世界の存続に欠かせぬものであり、
いずれかの急激な増大は、世界の存在そのものを無と化す。
「女神」の章 : 初めて出会ったとき、我が主はこう言った。
私は光の使徒ではない、だが「今」は、光に与する……と。
機に応じて立場を変えられねば、調停者の使いは務まらない。
「女神」の章 : 我々の正義は、「闇」にも「光」にも「均衡」にもない。
その時々で形を変える正義を追究し、破滅を回避する。
勝利なき不毛な戦いを「調停」する……それが我らの使命なのだ。

「鬼神」の章

「鬼神」の章 : 魔科学研究所にて、鬼神「ズルワーン」の信者が目覚め、
彼らの主神を完全覚醒させようと、活動を開始。
我々は帝国軍第VI軍団とともに、覚醒を止めるべく突入した。
「鬼神」の章 : 帝国軍は第VI軍団長レグラ・ヴァン・ヒュドルスをはじめとする、
多大な犠牲を出しつつも、完全覚醒の阻止に尽力。
後に続いた光の戦士と精鋭たちによって、鬼神は討滅された。
「鬼神」の章 : ヒュドルス軍団長は、アラグの蛮神制御技術の欠陥を確信するや、
潔く奪取を断念し、我々と共闘する英断を下した。
皇帝への忠誠と友誼をつらぬき、蛮神討滅を優先したのだ。
「鬼神」の章 : 「三闘神」討滅計画における、最大の障害と目された帝国軍にすら、
星の危機にあって、正しい決断をした将がいた……。
このことは、我らの戦いにおいて大きな意味を持つ。
「鬼神」の章 : 僕の生まれた次元……現在では「ヴォイド」と呼ばれる世界では、
英雄たちは、たがいに争うことをやめず、自滅の道を歩んだ。
それぞれの目的に拘泥し、最後はみな「無」に呑まれたのだ……。
「鬼神」の章 : 一方、ハイデリンと呼ばれるこの星にはすでに力強い「光」がある。
「光」と「闇」が均衡を保てば、世界は崩壊をまぬがれるが、
警戒すべきは、「光」の伸張もまた、均衡を崩しうること……。
「鬼神」の章 : だが、「光」とともに戦い、時には誤りを正す仲間がいれば、
破滅を回避し、星を救済へと導くこともできるだろう。
ヒュドルス軍団長の英断は、その希望を示すものであった……。

後日譚:パッチ5.4〔ネタバレ警告〕






  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • パッチ5.4およびパッチ5.4ロールクエストエクストラクエストまで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。










  • ウヌクアルハイは、第一世界に渡った冒険者の活躍を耳にしていた。
    ウヌクアルハイ : ……貴方が第一世界に渡った後の顛末は、
    ウリエンジェから報告を受けていましたが……。
  • なお同じ第十三世界出身と判明したサイエラとは、第十三世界では知り合いではなかったが、その後、次元の狭間で一度会ったことがあるのだという。
    ウヌクアルハイ : 死の淵からアシエンによって引き上げられ、
    次元の狭間にて「不滅なる者」として出会ったのです。
    そして、同じ後悔と希望を共有した……。
    サイエラ : ウヌクアルハイと私は、第十三世界の出身だ。
    生前……という言い方が正しいのかどうかは微妙だが、
    とにかく、まっとうに生きてる間は、互いに面識はなかった。
    サイエラ : それぞれ別の場所で、世界に訪れた脅威と戦って敗れ、
    死の間際に、アシエンによって魂を引き上げられたんだ。
    知り合ったのはその後、次元の狭間でのことさ。
  • サイエラ(シルヴァ)の活躍を耳にしたウヌクアルハイは、自らのなすべきことを見つけるため、第一世界へ渡ることを決意する。
    ウヌクアルハイ : 三闘神との戦いが終わってから、僕はずっと考えていたんです。
    世界を救う英雄となるべく、自分にできることは何なのか、と。
    シルヴァに会うことができれば、その答えが見つかるような気がする。
  • ソーサラーDPS「のロールクエストで登場したテイナーが、幼い頃に次元の壁に穴を開けて遠くの世界から魔物を召喚する術の修行していたことをヒントにヴォイドたる第十三世界への扉を開くことを模索する。
    ウヌクアルハイ : 第一世界では、光の氾濫に呑みこまれた「無の大地」が、
    再生に向かいつつあるという話を聞きました。
    ウヌクアルハイ : ならば、闇の氾濫に浸食された第十三世界にだって、
    希望の兆しはあるのではないでしょうか?
    サイエラ : しかし、あのアシエンたちですら、第十三世界を壊れたゴミと称し、
    鏡像世界統合の計画外に置いていたんだぞ?
    ベーク=ラグ : ふむ、部外者ではあるがワシが思うに、
    現状を正しく把握せん限り、対策も立てようがなかろう。
    まずは第十三世界とやらを覗き見てはどうだね?
  • ベーク=ラグの提案により、まずはうつろに穴を開け、ベーク=ラグの使い魔を送り込んで情報収集することを実行する。
    ベーク=ラグ : 観測方法は、いたってシンプルだ。
    この使い魔を一時的に送り込んで情報を収集させる。
    こやつが通れるほどの「虚ろ」を開けてくれい。
    ベーク=ラグ : どうやら、ちゃんと観測結果を持ち帰って来たようだな。
    詳細は解析してみないとわからんが、その結果いかんでは、
    第十三世界の再生にも、道筋が見えてくるかもしれん。
  • ただし結果が出るまでどのくらいかかるかもわからないことから、ウヌクアルハイは第一世界にとどまり、「賞金稼ぎ」をすることとなった。
    ウヌクアルハイ : ひとまずは、ベーク=ラグさんの解析が終わるまで、
    僕はこの世界に留まるつもりです。
    ウヌクアルハイ : 兆しは見えました。
    ですが、すぐにという話ではありません。
    ベーク=ラグさんは、数年はかかるかもしれない、と……。
    ウヌクアルハイ : ひとまずは、ベーク=ラグさんの解析が終わるまで、
    僕はこの世界に留まるつもりです。
    テイナー : 君さえ良かったら……
    ぼくたちと一緒に「賞金稼ぎ」をやらないかい?
    テイナー : まだこの世界には、はぐれ罪喰いをはじめとする、
    脅威が多いから、誰かが戦って人々を守る必要があるんだ。
    危険な仕事だけど、お金も稼げるし、修行にもなると思う。
    ウヌクアルハイ : そうか……
    第十三世界に渡る方法が見つかったとしても、
    戦う力がなければ、世界を救うことはできないもんな。
    ウヌクアルハイ : ここまで連れてきてくれて、ありがとうございます。
    今度こそ、第十三世界を救うため……
    英雄になるためにできることを、やってみせますよ!
    ウヌクアルハイ

現実での「ウヌクアルハイ」

  • 現実での「ウヌクアルハイ」は、アラビア語で「ヘビの首」という意味の、へび座アルファ星(α Ser / α Serpentis)の別名である。
  • へび座の頭の部分に存在する三重連星系であり、「ヘビの心臓」という意味のラテン語翻訳Cor Serpentisとしても知られる。
  • 地球からは約73.2光年離れており、へび座で最も明るい恒星である。

「ヘビ座」、「ヘビの心臓」と、「黒聖石サビク」との共通点として「ヘビ」という物がある。やはり戒律王ゾディアークとの関連が疑われる人物である。

関連項目

クロニクルクエスト】【蛮神】【三闘神

原初世界】【鏡像世界】【アシエン】【闇の戦士



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