ウクラマト(Wuk Lamat)
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概要
「トライヨラ連王国」の第一王女。
幼馴染であるエレンヴィルを介して、冒険者に「継承の儀」への協力を依頼する。
民を愛し、民に愛される彼女は、争いのない平和な国を維持するため、有力な継承候補者たちに挑み王位を狙う。
トラル大陸の王女
- 王位継承者の一人だが、トライヨラ連王国においては王位継承権に関して種族は関係ないという。
ウクラマト : たしかに、トライヨラを治める連王はマムージャ族だ。 それも、ふたつの頭を持つ「双頭」のな。 ウクラマト : だけど、血の繋がりなんか関係ねぇ。 アタシは育ての親である連王のことを、本当のオヤジ…… 家族だと思ってるからな。
- なおロスガル族は、トラル大陸においては「シュバラール族」と呼ばれ、ヤクテル樹海に本拠地があるといい、もしかするとそちらの出身なのかもしれない。→後述「実の父」参照
継承の儀参加について
- もともとは長兄で現国王実子のゾラージャや、コーナに比べると目立たない存在で、継承の儀には出ないと思われていたようだ。
シャトナ族の若者 : あら、ウクラマト様も継承の儀にご参加されるの? シュバラール族の若者 : 王族からは、ゾラージャ様とコーナ様だけだとばかり……。 おふたりと比べて、ウクラマト様は実績がないから。 シャトナ族の若者 : 武ではゾラージャ様やバクージャジャに敵うわけもないし、 知識でも、外つ国帰りのコーナ様には……ねぇ。 とても継承の儀を争える器には思えないわ。
パッチ6.55
- ゲーム内ではパッチ6.55のパート2から登場し、トラル大陸での「継承の儀」の手伝いを依頼される。メインクエスト終了後は、オールド・シャーレアンに佇んでいる。
ウクラマト : アタシは王女として、その儀式に参加する。 そして勝ち抜き、王位に就くつもりだ。 ウクラマト : そのための協力者を探してたときに、 こいつからお前の話を聞いたんだよ。
ウクラマト : 本当はエオルゼアの方にも行ってみたいんだけど、 さすがにそこまでのんびりしてる余裕はねぇ。 ウクラマト : 学術都市って言いながらも、 結構いい装備がたくさん売ってるなぁ~! そこの大繁盛商店ってところの品も、なかなかだ!
ロスガル女性
- ロスガル女性自体が「黄金のレガシー」での新規実装となっており、このトレーラーでの登場が始めてとなる。その後同日の基調講演にて正式にロスガル女性がプレイアブルキャラクターとして実装されることが発表された。
エレンヴィルとは幼馴染
- エレンヴィルとは幼馴染だが、エレンヴィルの方はやや冷たく昔からの知り合いなだけだと訂正する。
グ・ラハ・ティア : ふたりとも、妙に仲がいいよな。 知り合って長いのか? ウクラマト : ああ、こいつとアタシは幼なじみだ! エレンヴィル : 違う、昔からの知り合いってだけだ。
- 年齢について、16年前というワードが出てくるため、16+α歳ということになる。
実の父:フンムルク
- 【フンムルク】の項も参照
- ウクラマトはグルージャジャの養子であり、生まれはトライヨラではない。
- 実は「食の試練」の連王の選者であるイクブラーシャ集落の族長フンムルクが実の父親だという。光の戦士にそれを打ち明けてしまうフンムルクだったが、それをバクージャジャの下っ端に盗み聞きされてしまい、フンムルクは誘拐されてしまう。
- しかしウクラマトはバクージャジャを見事打ち破る。実の父であることを確認しようとするウクラマトだったが、フンムルクはあくまでグルージャジャの娘で王女であることを強調する。あっけにとられるウクラマトであったが、その真意を汲み取り、国王となることを力強く宣言する。
フンムルク : すまない、手間をかけさせたね。 ウクラマト : 怪我とかしてねぇか? ウクラマト : あのさ……お前がアタシのオヤジだってのは……
フンムルク : それにしても、あのバクージャジャを打ち破るとは! さすがは「グルージャジャ様のご息女」だ! フンムルク : トライヨラの第一王女、ウクラマト様。 今日までのあなたの成長を、私も誇らしく思っております。
ウクラマト : ……ああ。 アタシの名はウクラマト。 ウクラマト : 連王グルージャジャの娘であり、この国の王となる者だ!
乳母:ナミーカ
- 【ナミーカ】の項も参照
- ウクラマトを育てた乳母ナミーカ。
- 継承の儀に出発するウクラマトを励ましている。
ウクラマト : こっちは乳母のナミーカだ。 アタシにとっちゃ、おふくろみたいな存在だな! ウクラマト : いいって言ってるのに、 見送りをするって言い張るもんだから、連れてきた! ナミーカ : 皆様、ウクラマト王女のこと、 どうかよろしく頼みます。
- 継承式で王となったウクラマトを見届け故郷ヤースラニ荒野へ戻ろうとしており、シャーローニ荒野から列車に乗ってヤースラニ荒野に入ったところまで語られる。
- その後、一行はヘリテージファウンドで衝撃の出会いをすることになる。【ナミーカ】の項も参照
アート・スクリーンショット
実装前の情報
名前の由来の想像
- 現状では、トラル大陸の「シュバラール族」についての命名規則も明らかではなく、様々な想像がなされている。
- マヤ語に由来する名前であり、Wuk:数字の7、またLamat:金星や星を表すといいます。"Lamat"についてはマヤ暦の8月または金星に関連付けられるといい、豊かさや変化、生、死、再生へのサイクルを表すということです。 Reddit - Dive into anything
- またマヤ人は誕生日に基づくツォルキン - WikipediaのDayNameを人名にするとも書かれており、"Lamat"は8日だという。※調べるとわかるが、マヤ暦は太陽暦とは異なり、1ヶ月が20日周期となっている。 Tzolkʼin - Wikipedia
英語版音声アクターについて
- 本人(Sena Bryer氏)が公表したことで英語版音声アクターが知られているが、彼女がプエルトリコ出身で、スペイン訛りであることについて英語圏プレイヤーの間では非常に興味を持たれている。※パッチ6.55のエンディングロールにより、既に公開情報となっている。
トレーラーでの登場
- 2024年1月7日のファンフェス東京での「黄金のレガシー」のトレーラーに登場した。
https://youtu.be/ORjC4kZ-hCo?feature=shared&t=295
武器
インタビュー:実装の経緯
――ロスガルの女性及び、ウクラマトについて、開発時にどのような点を重視しましたか。
吉田氏: これも実は今のクルルの話と同じく別々な事象です。「黄金のレガシー」という物語は「FFXIV」の新たな門出としての意味はもちろん、今までにない拡張のスタイルにしたい、「FFXIV」にはいろいろな側面があるんだよということをプレイヤーの皆さんにお見せしたいという意図があります。今回は王位継承レースの助力なので、最初の依頼はオブザーバー的な意味合いになります。助力をする相手が魅力的なキャラクターで、そのキャラが王位につく手助けをするような物語でなければ、プレイヤーの感情としてはこんな奴どうでもいいよとなってしまう。
キャラクターをどう魅力的に描くかというところから構成を初めていって、だいたい芯が固まっていったタイミングで、やはりロスガルが男性だけ実装されているという状況で、女性も実装して欲しいという声が費用に多い中で、約束をしっかり守っていこうと考えた結果です。
グラフィックスアップデートもあったので、本当にできるかどうか結構難産だとは思っていたんです。けれども幸い開発チームはやりますよと、特にグラフィックスのチームは献身的に言ってくれたこともあり、そうであれば、注目度の高い新しい種族というところにウクラマトを当てて、彼女を通じてロスガルの女性というキャラクターの魅力だったり、考え方だったり、種族の集落との係わりを深く描けるようになるので、そういったところをつなぎ合わせて作っていきました。
いよいよパッチ6.55から活躍します。これまでにないキャラクターに仕上がっていると思います。最初から完璧なキャラではないですが、あえてそうしています。彼女の成長もキーワードになると思っていますので、そこを見ていただければロスガル女性という種族が人格を伴った場合にどういう魅力があるのかということが表現できていくんじゃないかと思っています。
【インタビュー】「FFXIV ファンフェス 2024 in 東京」吉田直樹氏インタビュー - GAME Watch
吉田氏: これも実は今のクルルの話と同じく別々な事象です。「黄金のレガシー」という物語は「FFXIV」の新たな門出としての意味はもちろん、今までにない拡張のスタイルにしたい、「FFXIV」にはいろいろな側面があるんだよということをプレイヤーの皆さんにお見せしたいという意図があります。今回は王位継承レースの助力なので、最初の依頼はオブザーバー的な意味合いになります。助力をする相手が魅力的なキャラクターで、そのキャラが王位につく手助けをするような物語でなければ、プレイヤーの感情としてはこんな奴どうでもいいよとなってしまう。
キャラクターをどう魅力的に描くかというところから構成を初めていって、だいたい芯が固まっていったタイミングで、やはりロスガルが男性だけ実装されているという状況で、女性も実装して欲しいという声が費用に多い中で、約束をしっかり守っていこうと考えた結果です。
グラフィックスアップデートもあったので、本当にできるかどうか結構難産だとは思っていたんです。けれども幸い開発チームはやりますよと、特にグラフィックスのチームは献身的に言ってくれたこともあり、そうであれば、注目度の高い新しい種族というところにウクラマトを当てて、彼女を通じてロスガルの女性というキャラクターの魅力だったり、考え方だったり、種族の集落との係わりを深く描けるようになるので、そういったところをつなぎ合わせて作っていきました。
いよいよパッチ6.55から活躍します。これまでにないキャラクターに仕上がっていると思います。最初から完璧なキャラではないですが、あえてそうしています。彼女の成長もキーワードになると思っていますので、そこを見ていただければロスガル女性という種族が人格を伴った場合にどういう魅力があるのかということが表現できていくんじゃないかと思っています。
【インタビュー】「FFXIV ファンフェス 2024 in 東京」吉田直樹氏インタビュー - GAME Watch