アルザダール(Alzadaal)
- 伝説上の人物
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概要
- アルザダールは、中東ラザハンの伝説上の偉人。
- アウラ族の族長で、ラザハン建国に大きな役割を果たしたという。
ジャルヒーン : ラザハンの偉人、アルザダールを知っているか? 大陸からサベネア島に渡ってきたアウラ族の族長でな。 ジャルヒーン : アルカソーダラ族とガジャースラ族の争いを平定し、 のちのラザハン建国に繋がる大きな役割を果たしたと言われている。
- アルザダールの名前は通りの名称として残る。
アルザダール3世(Alzadaal III)
- アルザダール3世は、アルザダールの孫にあたる人物で、ラザハン黎明期を支えた名太守とされる。
ジャルヒーン : その孫にあたるのが、アルザダール3世…… ラザハン黎明期を支えた名太守との呼び声が高い、 この人物には、さまざまな逸話があってな。 ジャルヒーン : たとえば、異世界へ渡り、秘宝を手にして帰ってきたとか、 偉大な竜と盟約を交わしただとか……。 ジャルヒーン : そのひとつが、あんたが知りたがってる宝物殿の噂だ。 言い伝えによれば、豊穣海のいずこかに浮かぶ小島に、 海底に続く大宝物殿を建てたのだとか……。
アルザダール海底遺跡群(Alzadaal's Legacy)
- アルザダール3世が建てたという大宝物殿。
ヤ・シュトラ : アルザダール3世…… 異世界から帰ってきたという逸話を持つラザハンの偉人…… もしそれが本当なら……。 グ・ラハ・ティア : 案外、宝物殿に収められているお宝というのも、 鏡像世界に由来するものかもしれないな!
- こうして、冒険者稼業の再開の第一歩として「豊穣海に沈む海底遺跡」を選んだ冒険者はダンジョン「アルザダール海底遺跡群」を目指すことになる。
- なおヴリトラが明かした内容によれば、「アルザダール海底遺跡群」はヴリトラの意志により人為的に造られたものである。5千年前のアラグ帝国の時代にアジュダヤを探していたヴリトラは、豊穣海の海底にて自然に生じたらしい次元の裂け目(クラック)を発見し、その後錬金術師たちの協力を得てゲートを拡張し、魔法人形を第十三世界へと送り込み捜索したがそれはかなわず、やがてゲートの存在を隠すために「アルザダール海底遺跡群」として仕立て上げたということになると思われる。
- ヴリトラ自身が明確に、クラック発見は「ラザハンが興るよりも前のこと」と語っており、建国の英雄アルザダールの孫が発見するとなると時系列が矛盾している。建国の英雄アルザダールは居たとしても、「アルザダール3世」なる人物が居たかどうかすらわからない。
ヴァルシャン : 錬金術の知識で造られた装置と、 私の魔力によって、完全に制御下に置かれ封印されている。 何者にも悪用できないように……。 ヴァルシャン : そもそも、あの宝物殿自体が、 ゲートの存在を秘匿するために造らせた施設なのだ。
ヴァルシャン : ラザハンが興るよりも前のことだ。 アジュダヤ捜索のため、ヴォイドに渡る術を探し求めていた私は、 豊穣海の海底にて、自然に生じたらしい次元の裂け目(クラック)を見出した。 ヴァルシャン : だが、そのクラックは小さく、竜の巨体では通過が叶わなくてな。 しかしラザハン建国によって錬金術師たちの協力を、 得られるようになったことで事態が動き出した。 ヴァルシャン : 彼らは、本当によくやってくれたよ。 数十年の時を経て、このような「人形」を通すほどにまで、 クラックを拡張してくれたのだから……。
ヴァルシャン : だが、今やその秘術は失われた。 アジュダヤの捜索を諦めたことで継承も不要となり、 長き時の中で、忘れ去られたのだ。 ヴァルシャン : あのゲートは、とうの昔に役目を終えているのだよ。
FF11でのアルザダール
- 拡張データディスク「アトルガンの秘宝」で実装されたダンジョンエリアのひとつで、コンテンツ「サルベージ」の遂行エリアとして多くの冒険者がレベリングやメリットポイント(メリポ)稼ぎに訪れた。この「遺構」名は、FF14のアルザダール海底遺跡群のフロア名称として出てくる。
サルベージは、遺構と呼ばれる新エリア「ゼオルム遺構」「アラパゴ遺構」「バフラウ遺構」「銀海遺構」を探索し、最深部でボスモンスターを倒すことを目的としています。
- このサルベージ突入のトリガーアイテム「謎の証文」の発行NPCの名前が「Zasshal(ザッシャル)」であり、FF14ではお宝の地図を売りつけている悪徳商人の名前となっている。
ザッシャル : どうだい、ダンナ? アルザダール3世が遺したお宝に興味はないかい? ダンナのような類い希なる武人にこそ、この地図は相応しい!