DirectX11

DirectX11版クライアント

  • 「DirectX 11」とは、Microsoftのゲーム用APIのバージョン11のことで、特にグラフィック描画において大きなウェイトを占めている。
  • FF14でもWindowsPC 64bit版クライアントがDirectX11に対応している

「Windows® 32bitOSおよびDirectX 9版」についてのパッチ6.58での変更点 ※予告※

  • 2019年にご案内いたしましたとおり、Windows® 32bitOSおよびDirectX 9版アプリケーションにつきましては、すでにファイナルファンタジーXIVでのサポートを終了しており、ファイナルファンタジーXIVの動作保証外の環境となっているものの、これまではゲーム起動およびプレイすることは可能でした。
  • しかしながら、パッチ7.0に予定しているグラフィックスアップデートによってDirectX 9版アプリケーションは起動することができなくなるため、それに先駆け、3月頃に予定しているパッチ6.58リリースのタイミングで、DirectX 9版アプリケーションの提供を終了させていただきます。
  • パッチ6.58以降、Windows® 32bitOSおよびDirectX 9版アプリケーションでのゲーム起動およびプレイはできなくなりますので、該当の環境をご利用で今後もファイナルファンタジーXIVのプレイを継続される場合には、パッチ6.58までに最新の動作環境への移行をご検討くださいますようお願いいたします。
  • ※要するに「Windows® 32bitOSおよびDirectX 9版」については、サポート外ではあるものの動作していたが、3月頃に予定しているパッチ6.58で動作しなくなるということ。
Table of Contents

概要

  • 従来のFF14ゲームクライアントはDirectX9を利用して構築されているが、これをWindows版についてはDirectX11を利用するバージョンを並行して用意し高画質表現を実現する。
  • Windows版クライアントは、DirectX11版リリース後「DirectX9版FF14クライアント」と「DirectX11版FF14クライアント」の2種類が平行してリリースされるようになる。
  • ただし実際には同じクライアントでコンフィグ設定で切り替えできるものとなっている。
    パッチ2.4パッチ2.5蒼天のイシュガルド
    (3.0)
    紅蓮のリベレーター
    4.0
    漆黒のヴィランズ
    5.0
    (DirectX9版のみ)(DirectX9版のみ)DirectX9版DirectX9版(サポート終了)
    DirectX11版DirectX11版DirectX11版
    • ※両バージョンにおいて、グラフィック描画以外での違いはない。
      • 同一のプログラムでコンフィグ設定によりDirectX9/DirectX11を切り替えることができる。
      • パッケージ購入時・インストール時・アップデート時などにDirectXの違いを意識する必要はない。ゲーム起動後、コンフィグ設定でDirectX11対応項目をアクティブにすることで、DirectX11対応の描画処理が行われる。

DirectX11版リリース以降について

  • DirectX9対応のグラフィックカードしか持っていない場合には従来版のFF14クライアントを利用することでそのままプレイできる。
  • DirectX11対応のグラフィックカードを持っている場合は、ゲーム内のコンフィグで設定することにより画質向上が期待できる

DirectX11とDirectX9の切替方法

  1. Windows版クライアント(ランチャープログラム)のコンフィグで「DirectX11モード」をONにする
    eYyWgq6.jpg
  2. PLAYボタンがDirectX11版に切替わる
    VRnMYkb.jpg
  3. あとはゲーム内のシステムコンフィグでDirectX11項目の設定を、各自の環境に合わせて快適に動作する設定に調整すれば完了


比較動画

DirectX対応の確認方法

グラフィックカードの対応状況

  • 各メーカーなどが発行しているサイトなどで確認する。
  • 参考)GAME Watchのページにて、対応カード一覧が確認できる

パソコンに搭載されているグラフィックカードの確認方法

  • 搭載されているグラフィックカードの種類は様々な方法で確認できる。
  • 一例)スクウェアエニックス提供ツール:サポートに不具合報告をする際に利用するツールで調べることができる。
    • 「スタートメニュー」ー「すべてのプログラム」ー「SQUARE ENIX」ー「FINAL FANTASY XIV - A Realm Reborn」ー「FINAL FANTASY XIV System Information」
    • 実行すると、システム情報が表示される。そのなかのSYSTEM_DIRECTX_VERSIONの次の「SYSTEM_GRAPHICS」に書かれている文字を上記サイトなどで調べることで搭載グラフィックカード種類を確認できる。

Windowsにインストール済のDirectXソフトウェアバージョン確認方法

  • グラフィックカードが対応している上で、Windowsに適切なバージョンのDirectXをインストールしておく必要もある。
  • インストール済のDirectXドライバのバージョンは、様々な方法で確認できる。
  • 一例)スクウェアエニックス提供ツール:サポートに不具合報告をする際に利用するツールで調べることができる。
    • 「スタートメニュー」ー「すべてのプログラム」ー「SQUARE ENIX」ー「FINAL FANTASY XIV - A Realm Reborn」ー「FINAL FANTASY XIV System Information」
    • 実行すると、システム情報が表示される。そのなかの「SYSTEM_DIRECTX_VERSION」が対応バージョンとなる。



公式発言

PS4でのDirectX11相当技術対応について

  • 「DirectX11」はMicrosoftのゲーム用APIであり、PS4には搭載されていない。
  • ただし、当然ながらPS4に搭載されているグラフィックコアにもDirectX11世代の技術仕様は実装されている。
  • このDirectX11世代の技術仕様部分について、利用するコードに対応するかどうかについてインタビューで発言している。

    4Gamer:ちなみに,DirectX 11で使われる表現や処理が,今後,PlayStation 4版に反映されることはありますか?
    吉田氏:やろうと思えばできますが,やるべきかどうかをいま検証中です。というのも,(PS4は)まだPCほどこなれていない部分もあるので,そのままコードが使えるかどうかが分かりません。いずれ対応していくとは思いますが,いきなり全部対応させようとするとバグの発生が怖いので,順を追ってにしようと考えています。 http://www.4gamer.net/games/199/G019924/20150119027/index_3.html

  • つまり、時期を見て対応予定ということである。ただし、多種多様な環境が存在するWindowsPC版とは異なり、PS4では単一のプラットフォームになるため、グラフィック描画や各種処理の調整はWindows版よりも細かな部分で行われている。現時点でDirextX11技術に対応しないからといって、描画内容が大きく異なることはないと思われる。

リリース時期

  • 当初、DirectX11版クライアントのリリースは、拡張ディスク「蒼天のイシュガルド」のリリースと同時となる「2015年春」を予定していた。

    どんなに早くても……3月末以降になると思います。今回の新しいベンチマークには,キャラクターメイキングを組み込んでいるので,時間がかかっています。

FAQ

対応してるのに切り替えできない
  • まずベンチマークでDirectX11描画ができているか確認してみましょう。
プレイステーション4は?
  • DirectXはMicrosoftの技術なのでそのままではプレイステーションには使えない。DirectX11相当のグラフィックコアを搭載しているため、今後同様の技術に対応する可能性はある。
Macは?
  • Macでは残念ながら対応していない。同様にDirectX11対応のグラフィックコアを搭載しているものもあるので可能性がゼロとはいえないが、かなり不透明。

変更履歴

DirectX® 11バージョンを動作させるためには、Windows® 7 以降の64bit版Windows® OSが必要です。またDirectX® 11 のインストールの他に、お使いのPCのグラフィックカードとそのドライバーソフトがDirectX® 11 に対応している必要があります。

「漆黒のヴィランズ」(5.0)で32ビットOS及びDirectX9.0はサポート終了