黒魔法(くろまほう / the black magic)
はじまり
- 第五星暦の時代には、「第五霊災」の寒波の名残で今と比べ物にならないくらい世界は冷えきっていたという。それを乗り越えるために、人々が「魔法」を使い、発達したという。
- 人々は寒さをしのぐため、また異種族との戦いのため、さらには富と繁栄のためにより強い魔法を求め、それにより生み出されたのが破壊をもたらす禁呪「黒魔法」であるとされる。
創始者シャトト
- 建国当初のマハはエオルゼア十二都市の一角に過ぎなかったが、しかし第五星暦800年頃に現れた女魔道士「シャトト」がマハに迫る危機から祖国を救うために、生涯を通じて「究極の破壊の力」を求め続け「黒魔法」という独自の魔法体系を確立した。
- 第五星暦時代の古文書に登場する「シャトト」は、すでに第五星暦時代においても異名で呼ばれるほどの伝説的な女魔道士であり、数々の破壊的な魔法を編み出すと同時に、多くの呪具を作り出した天才であったという。さらに古代魔法にも精通しており、星を招く魔法「メテオ」も使いこなしたという。
ゲロルト : 当時、「黒き魔女」やら「悪魔」やら、物騒な異名で呼ばれた伝説的な女魔道士がいてな。名前は……確か「シャトト」といったか。 ゲロルト : そいつは、数々の破壊的な魔法を編み出すと同時に、多くの呪具を作り出した天才だったンだとよ。件の「星屑のロッド」は、その代表作だ。 ゲロルト : シャトトは古代魔法にも精通し、あるとき戯れに星を招く魔法「メテオ」を詠唱したそうだ。 ゲロルト : ンで、呼び降ろした星を砕いて杖を作った……と。これこそ正真正銘、オリジナルの「星屑のロッド」だな。
- 新生プロモーション開始後の公式サイトには、黒魔道士の説明に次のような文言があった。
はるか昔……この世には「黒魔法」と呼ばれる術法が存在していた。それは、一人の偉大な女魔道士が編み出したとされる、純粋なる破壊の力。強大な魔法の力を目の当たりにした人々は、「黒魔法」の使い手を「黒魔道士」と呼び、畏れ敬ったという。だが、あまりに大きすぎる力は、やがて人々を滅びの道へと誘うことになる。
失われた黒魔法
- 古き時代には数多に存在したという黒魔道士だったが、いつの時代か忌避されるようになり、黒魔法という存在自体がかたくなに隠され続けられるようになったという。
ククルカ・タタルカ(Ququruka)
- かつて優秀な呪術士であったが、ある大罪を犯し、100年もの間、生きることも死ぬことも叶わぬといわれる牢獄「マラサジャ収容所」に幽閉されていたという。その罪は、蛮族たちと共謀して恐ろしい妖異「バルバトス」を作り出し、エオルゼアを滅ぼそうとしたことであるとされる。
- 企みは、間一髪でナル・ザル教団により押さえられ、まだ不完全であった妖異「バルバトス」は、ヴォイドゲートの中へ封じられたという。
シャトトの魔石
- 「シャトトの魔石」はナルザル神の恩寵を受けし術士が持つとされる。
- プレイヤーは魔石を手に入れるが、それはソウルクリスタル「黒魔道士の証」であり、これによりジョブ「黒魔道士」にチェンジできるようになる。
ヴォイドゲート
- ククルカによれば、まもなく「ヴォイドゲート」の封印がほどかれ、大気は邪気に満ち、古の魔物が甦るという。これを閉ざすことができるのは、ナルザル神より「シャトトの魔石」を授かりし者であるとされる。
- 「ヴォイド」とは、ナルにもザルにもあらぬ異界であり、妖異のはびこる世界であるとされる。「ヴォイド」の力が強まり、その干渉に「界」を隔てる壁が耐えきれなくなったとき、空間の裂け目として「ヴォイドゲート」が開かれるという。
関連項目
【黒魔道士】【星屑のロッド】
【ナル神の祠】
【シャトト】
【白魔法】