賢人ルイゾワの遺文集(From the journal of Louisoix Leveilleur)
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2013年1月〔賢人ルイゾワの遺文集〕
月明輝けども 必ずや暁迎えん 然れど 混沌の地に 神乱れ立たん 神狩る白き剣 神征す黒き剣 握るは いずれか 一握りの剣なり
- 英語版
解説
異邦の詩人 : ……そうだ! ガレマール帝国との戦いで、君が活躍したと聞いたよ。ぜひとも、その話を聞かせてもらえないだろうか? 異邦の詩人 : ……なんてことだろう!君が語ったことは、まるで賢人の遺文のようだ! 異邦の詩人 : 『神狩る白き剣 神征す黒き剣 握るは いずれか 一握りの剣なり』 異邦の詩人 : 黒き剣たる「アルテマウェポン」をもって、蛮神を征そうとした、漆黒の王狼ガイウス。 異邦の詩人 : 対するは、神狩る白き剣……つまり、今を生きる「光の戦士たち」を選んだ、 エオルゼア三都市の領袖(りょうしゅう)たち。 異邦の詩人 : この見立ては、あながち間違っていないと思うんだが。 ……どうだろう? 異邦の詩人 : ふふ、僕も賢人に倣って、詩を詠ってみたくなってきたよ。 題材はもちろん、君が演じた黒き剣との戦いさ。 異邦の詩人 : さあ、聴いてくれ。ほかでもない……君の物語をね! 異邦の詩人 : 『東方よりいずる狼 闇より出でて牙を剥く 応えて客人 掲げるは 勇と優の光輝なり……』
2014年1月〔賢人ルイゾワの遺文集〕
暁導きたるは 輝ける陽光なり 然れど 光き強は 深き闇をも招かん 闇が光と交わりて 色失いし剣 白き地に 黒き影を落とさん
解説
異邦の詩人 : 『暁導きたるは 輝ける陽光なり 然れど 光き強は 深き闇をも招かん 異邦の詩人 : 闇が光と交わりて 色失いし剣 白き地に 黒き影を落とさん』 異邦の詩人 : 賢人ルイゾワが残した遺文によれば、光を帯びた強者の存在は、対をなす闇を帯びた者をも招く……。 異邦の詩人 : 「色失いし剣」が何を示すのか、今の僕には解らないけど…… 「白き地」……北方のクルザスが騒がしいと耳にする。近々、君はさらに過酷な戦いに身を投じることだろう。 異邦の詩人 : 君の無事と、さらなる活躍を祈っているよ。再び巡り会ったときには、新たなる物語を聞かせてくれ。
2015年1月〔賢人ルイゾワの遺文集〕
黒き鎧貫きたくば 鋭き槍を求めよ 然れど その矛先は 黒き鱗に向けられん 汝今こそ 昔日に目を向けよ 聖には邪 光には闇 常に相対する者ありと知れ
解説
あの四行詩は2015年全体をイメージして書かれているものなので、パッチ2.5というよりも「蒼天のイシュガルド」についてかなあ……となんとなく思っていてください。2.5ではあまり深読みしなくても大丈夫です(笑)。
- 「黒き鎧」は騎神トールダン(ナイツ・オブ・ラウンド)、「鋭き槍」は蒼の竜騎士エスティニアン、「黒き鱗」は邪竜ニーズヘッグ、「昔日」は竜詩戦争の真実のことを指すと思われる。
2016年1月〔賢人ルイゾワ遺文集:最終節より〕
神話 始めるより昔 光も闇もなく ただひとつの海あり 歴史 始めるより昔 光と闇分かたれ 十四の海とならん 星は月を怖れ 数多の子らを海に放ち 月は星を憎み 数多の子らを海に還す "汝にクリスタルの導きあらんことを" 賢人ルイゾワ遺文集:最終節より 「ゲルンの託宣」訳文を抜粋
その後
- 同様の形式で1月1日に掲載されているが、この後は「賢人ルイゾワの遺文集」ではなく、別の文書からの引用となる。
2017年1月〔─東より伝わる古き伝承 作者不明〕
日出ずる場所にて生まれし 紅き輝き 烈火となりて 日沈む場所にて生まれし 蒼き輝きを喰らわん ─東より伝わる古き伝承 作者不明
2018年1月〔「真新しき古の記録より」〕
運命を紡ぐは 天の御業なれど 歴史を紡ぐは 人の業なり 望まれて還りし者 望まれど還らざる者 我 その交わりを記す者なり 「真新しき古の記録より」
2019年1月〔「真新しき古の記録より」〕
定められし運命 覆すは人に叶わずとも 定められし歴史 覆すは人の業と知れ 枯れ行く大樹の枝葉 伐られゆく大樹に接ぎて 我 闇を友として 今こそ運命に抗わん 「真新しき古の記録より」
2020年1月〔筆者不明の走り書きより〕
歴史上、数多の英雄がいた。 「光の戦士」と呼ばれる者たちが──。 ならば、他者のため、己が身を捧げたあの者こそ、 英雄と、「光の戦士」と呼ばれるべきであろう。 博物陳列館所蔵『ノルブラントの歴史』に記された筆者不明の走り書きより
2021年1月〔ある男の日誌より抜粋〕
我ら黙して語らず、ただ石を積まん。 知、得るため、地へと続く階段を、 命、繋ぐため、天へ続く階段を。 たとえ子に恨まれようとも、その子のために。 ある男の日誌より抜粋
2022年1月〔ある男の回想録より抜粋〕
暁月を見上げ、去りし昔日を想い 暁月に見を細め、来たりし明日を祝う。 かくて天をめぐりし太陽は、ふたたび戻り、 また新たな地を照らさんと、歩みだすのだ。 ある男の回想録より抜粋
2023年1月〔ある青年の回想録より抜粋〕
位の数たる十、神々を数えた十二、 その数を節目として、私たちの歩みを思う。 振り返りて、道筋に並ぶ足跡を数え感謝し、 先を望みて、道なき大地を見て心新たにするのだ。 ある青年の回想録より抜粋
2024年1月(ある探求者の手記より抜粋)
旅立ちの朝は、いつも早くに目が覚める。 暁光の射す海に臨み、西への旅路に思いを馳せた。 それは帰郷と呼ぶべきか、新たな一歩と呼ぶべきか。 冷たい潮風の先に、未知との出会いを予感している。 ある探求者の手記より抜粋
2025年1月(ある少年の記録より)
立ち止まることは許されない 進み続けなければ 命が潰えてしまうのだから 振り返ることは許されない 進化を果たさなければ 未来は潰えてしまうのだから
開発コメント
- 新年に4行詩が発表された直後に、吉田Pから謎解きに関するコメントが出ている
関連項目
【ルイゾワ】