漆黒の闘神オーディン(Odin)
- 古の蛮神。
- 第三星暦初期に現れた蛮神らしい。
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概要
- 「黒衣森」を彷徨い歩く、古の蛮神(the elder primal)
- いつ誰がこの世に喚び降ろしたのか、その真実を知るものはいない。屈強な軍馬「スレイプニル」に跨り森を闊歩するのは、倒すべき仇敵を求めてのことだと噂されている。
悪神「オーディン」の伝説
- 古代アラグ帝国が隆盛を極めた第三星暦に記された聖典に、その存在が「悪神」として記されているという。
巨大な黒き獣に乗った、漆黒の亡霊騎士……。 これは、聖典において語られる伝説の悪神、 「オーディン」の描写と一致する。
- ウリエンジェの説明
……悪神「オーディン」。 聖典に描かれた古の「闘神」ですか……。 察しますところ…… この聖典は、アラグ帝国の歴史を汲んでいるようです。 歴史とは光にして、光の陰に闇が宿ることは、 いまさら言葉を重ねることでもないでしょう……。 聖典はあくまで、アラグの理を示しているにすぎぬはずです。 アラグの英雄…… 森を彷徨う悪神「オーディン」の目的……。 真実は……依然として闇の中……。 いずれ、あなたという光が真実を照らすまで…… 私は新たな歴史の扉が叩かれる、 その音を聞いていましょう……。
- 「闘神オーディン討滅戦」での説明
第七霊災を境に広まりはじめた「黒衣森を彷徨う亡霊騎士」の噂……。 その正体は第三星暦初期に現れた古の蛮神「オーディン」だった。 聖典に、アラグの英雄によって「ウルズの泉」に封じられたと記されている蛮神が、なぜ現代に蘇ったのか。 そして、信者なき蛮神が、なぜ活動を続けることができるのか……。 その謎を追うため、冒険者たちはオーディンと対峙する。
「漆黒の闘神」
- 「闘神オーディン討滅戦」の解放クエストは「漆黒の闘神オーディン(Fear And Odin In The Shroud)」、PSO2とのコラボレーションでPSO2に実装されたオーディン戦の名称が「境界を超えし漆黒の闘神」となっている。
「悪神復活」と「聖女ウルズ(Urth)」
- さらに、クエスト「悪神復活」においてオ・アパ・ペシが以下のように語っている。
聖典において語られる悪神「オーディン」とは、 全てを切り裂く魔剣の持ち主だ。 彼はその魔剣で、多くの民と聖女「ウルズ」を殺している。 だけど、それをアラグの英雄が打ち倒し、 森の泉に封じたとされているんだ。 ……今までそれらは、おとぎ話だと考えられていた。
でも近年、アラグ帝国時代の遺跡が次々に発掘されて、 悪神「オーディン」の存在が真実味を帯びてきたんだ。 そんな中での亡霊騎士の目撃情報・・・・・・。 ……聖典によれば、悪神「オーディン」は黒衣森の奥、 ウルズの泉で、クリスタルで厳重に覆われ、 封印されている、とある。 そして、たしかにあそこにはクリスタルがあるんだ・・・・・・。 冒険者さん、「ウルズの泉」に行って、 クリスタルに異常がないか、確認してきてもらえないかな?
- 冒険者がウルズの泉を調べると、そこには「切断された封印石」が遺されている。
- これを回収して、オ・アパ・ペシに渡すと、以下のような台詞を聞くことが出来る。
……かすかに魔力の名残を感じる……封印石かな? それにしても、恐ろしいほど滑らかな切断面だね。 聖典に記された「魔剣」の力に違いないよ。 噂の亡霊騎士は、間違いなく悪神「オーディン」だろう。 しかし、封印を解かれたというのに、なぜ森に留まっている?
- ここで言う「魔剣」とは、「斬鉄剣」のこととみて間違いないだろう。
- なお、実際のF.A.T.E.で、オーディンが以下のような台詞を発言することがある。
…ウルズよ…いずこに… …ウルズよ…そなたの元へ… …ウルズよ…今度こそ…
- 上記の言葉から察するに、アラグ帝国の歴史では「悪神」とされ、「聖女ウルズを殺した」とされているオーディンだが、実際には「ウルズを探し求めて」いるようであり、聖典の記述が必ずしも正しくない可能性がある。
- ※昔アラグの時代にウルズという聖女がいてオーディンに殺された。歴史は勝者により語られるものであり、真実かどうかは別の話。蛮神になってしまったが、昔は闘神と読んでいた。「三闘神」なども同じ。3.xシリーズで語っていく話。
討伐と失踪
- オーディンは討伐される度に姿が変わる上、そもそも顕現に必要な「信者」がいない程古い蛮神である。
- それらの謎を解くために角尊オ・アパ・ペシ達調査隊が組織され、光の戦士の協力で見事討伐を果たす。
- その結果、オーディンの本体はその手に持つ「斬鉄剣」であり、鎧は仮初の物に過ぎない事が判明する。
- 斬鉄剣は回収され、封印されるはずであったが、移送担当の神勇隊の隊士が斬鉄剣を持ったまま失踪してしまう。
漆黒のヴィランズでの再登場?
- 2018年11月に発表された新拡張ディスク「漆黒のヴィランズ」のコレクターズエディションの欧米版パッケージイラストは天野氏によるものと発表されており、これがオーディンと思しきものが描かれていると話題になった。
- 結果的にこれは「グラニ」であることが判明した。
コレクターズエディションのパッケージイラストで、暗黒騎士が乗りこなしているマウント グラニです。
- なお現実世界では、北欧神話においてグラニは駿馬スレイプニルの血を引いているとされる。
蛮神戦
- 正確には蛮神戦ではなく闘神戦だが、ゲーム内での実装形態は他の蛮神戦と同じものとなっている。
- 闘神オーディン討滅戦
FATE
- オーディンの専用FATEについてはオーディンFATEの項を参照のこと
- オーディンは他の蛮神戦と異なり、黒衣森(ティノルカ地方)のいずれかで随時発生する特殊なFATEでのみ登場する
- 中央森林、北部森林、南部森林、東部森林でそれぞれ確認されている。
- オーディンが出ている場合、黒衣森全域の天候が「闘気」となり、該当地域に入った場合にオーディン専用のBGMが流れる
- オーディンのFATEは通常のFATEと異なりマップ上に「赤いFATE範囲」が表示されない
報酬
事前情報
吉田:少し変わったことをやりたいなと。今まで「FFXIV」の歴史の中で「オーディン」の名前はなかったので、古い時代の第三星暦に登場した1人の英雄にまつわるエピソードを設定チームに作って貰いました。英雄が蛮神化して、記憶と目的を失って、エオルゼアの大地のいろいろなエリアを放浪している……。そんな蛮神にしようかと思っています。
「ファイナルファンタジーXIV」プロデューサー吉田直樹氏インタビュー(後編) - GAME Watch
公式情報
- 新生エオルゼアのPVに登場するオーディン
関連項目
【蛮神】
蛮神:【アレキサンダー】 【イフリート】 【ガルーダ】 【シヴァ】 【スサノオ】 【セフィロト】 【タイタン】 【ナイツ・オブ・ラウンド】 【バハムート】 【ビスマルク】 【フェニックス】 【ラクシュミ】 【ラムウ】 【ラーヴァナ】 【リヴァイアサン】 【三闘神】 【善王モグル・モグXII世】 【神龍】
クリスタルタワーがらみのクエストでも明らかなように、アラグ帝国は他大陸に侵略戦争をしかけたり、 英雄ティターンをリーダーとする民衆の反乱がおきたりと、その治世は決して穏やかではなかったようだ。 想像の域を出ないが、オーディンもまたアラグの圧政に対抗しようとしていた存在なのかもしれない。