ルガディン(Roegadyn)
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概要
- ハイデリンに暮らす人間種族のひとつ。
- プレイヤーがキャラクターとして選択可能なプレイアブル種族でもある。
- ルガディン男性は旧FF14から登場している。※ただしルガディン女性については「新生エオルゼア」時の実装。
「ルガディン」の語源
- ルガディンとは、「古ルガディン語」で「雨の人」を表す言葉であるという。
【豆知識】ルガディンは「雨」を意味する「ルガン」と、「人」を意味する「ディン」の組合せで、「雨の民」という意味になります。その名は、故郷である北洋諸島が雨や霧が多い土地であったことに由来するのです。
特徴
- 大柄で筋骨たくましい、がっしりとした体格の民族。
- 蛮勇を競い合う風習を持つため、他民族からは野蛮だと思われがちだが、情に厚く忠義を貫き通すことでも知られ、歴史的に偉大な武人を多く排出してきた。
眉毛について
- 2022年2月のデジタルファンフェスソウルにおいて、次のようなQ&Aがなされた。
部族
- エオルゼアにおけるルガディン族は、北洋の海洋民を祖とするゼーヴォルフ族と、山岳地帯に根拠地を置くローエンガルデ族に大別される。
- しかし三代州にはその他にも異なる部族がおり、ガレマール帝国の制圧下では属州民として組み込まれてしまった者たちもいるという。
- 帝国軍の将兵にしばしばルガディン族の姿が見られるのもそのためである。
ルガディン族の歴史
- ルガディン族は、北洋諸島をルーツとする海洋民である。
- 今もエルスレント島を中心として独自の勢力圏を維持しているが、約700年前に王の圧政から逃れる形で北洋を脱した者たちがいた。彼らがバイルブランド島に漂着した結果、勃興したのが海都「リムサ・ロミンサ」であることはあまりに有名である。
- いっぽう、これよりはるか昔に、大陸へと渡った者たちがおり、彼らの子孫の一部がローエンガルデ族として知られる山岳民である。
民族意識
- 荒れ狂う北洋にせよ、荒涼とした山岳地帯にせよ、過酷な環境で暮らしてきたルガディン族は、力あるものを敬い、非力な者を蔑むという考え方が浸透している。
- これは同族間だけではなく、たとえ小さなララフェル族が相手でもその者が優れた力や意思を示せば、相応の態度で接し、敬意を払う。
- しかしそうでないなら、決して一人前として扱わず、雇用関係でもない限り耳を貸すこともしないだろう。
言語体系
- エルスレント島や北アバラシア山脈奥地の里などでは、「古ルガディン語」と呼ばれる独自の言語を今なお使い続けている。
- ただしリムサ・ロミンサ在住の者や、冒険者や傭兵といった他種族との交流が必須となる環境にいるものは「エオルゼア共通語」を学んでいるようだ。
ルガディン族に関係するNPC・組織
命名規則
- 【命名規則/ルガディンの命名ルール】を参照のこと。
- 【古ルガディン語辞典】も参照のこと。
ルガディン女性実装時の裏話的なもの
- 新生時のインタビューで答えている。
――女性は全体的にみんなほっそりめで、あまり種族色が強くないですよね。たとえば、ルガディンの男にそのまま胸がついたみたいな女性キャラがいませんね。
吉田氏:さすがに「FF」でそういうキャラは求められてないだろうって話で(笑)
――キャラデザに関して、吉田さんがかなりコミットしているというお話しだったので、この機会に、キャラクターのデザイン哲学のようなものを聞かせて頂きたいなと思っています。
吉田氏:まず、ルガディンの女性について、開発の中で「どこまでやるのか」という線引きがとても難しかった。実はもっとふっくらして、腰のくびれがもっとなくて、開発では“お母さん”って呼ばれていたんです。で、ララフェルを横に置くと「いいな、これ」って「これでいこうぜ」って言ってたんですが、アニメーションをリターゲットしてメモリ節約する関係上、スキンが極端にずれると辛いんですよ。なのでボディ調整しないとダメだと言うことで、ギリギリまで削っていって結局今のボディラインに落ち着いたんです。
今回足した2つの女性って「力強い女性像」のキャラクターで、日本のゲーム開発ではどうしても優先順位が下になる傾向があります。ミコッテとルガディン女性、どちらかしか作る余裕がなければ、やはりまずはミコッテを作りますよね。今回それもちゃんと「FFらしく表現してみよう」ということで、強い女性を表現しながらも、上手くバランス取れたかなと思っています。
【インタビュー】「FFXIV: 新生エオルゼア」プロデューサー吉田直樹氏インタビュー(後編) - GAME Watch
関連項目
種族:【アウラ】 【エレゼン】 【ヒューラン】 【ミコッテ】 【ララフェル】 【ロスガル】 【ヴィエラ】
部族:【エレゼン/シェーダー】 【エレゼン/フォレスター】 【ヒューラン/ハイランダー】 【ヒューラン/ミッドランダー】 【ミコッテ/サンシーカー】 【ミコッテ/ムーンキーパー】 【ララフェル/デューンフォーク】 【ララフェル/プレーンフォーク】 【ルガディン/ゼーヴォルフ】 【ルガディン/ローエンガルデ】
旧FF14時代の設定
【折りたたんでおきます】(クリックで展開します)
新生後の世界設定本などで詳しく定義されており、すでに公式の情報源がなくなっている情報も含んでいます。
性別
- 新生からは、プレイヤーキャラクターとして男女両方が使える。
種族の特徴
- 主に北洋を中心に生活拠点とする海洋民族。
- 大柄で筋骨たくましく、蛮勇を競う風習を持つ。その髪は針鼠のように尖っており、瞳は獅子のように輝き、猩猩のごとく筋張った腕を持つ巨人。
- 他種族から野蛮に思われがちだが、情に厚く忠義を貫き通すことでも知られ、歴史的に偉大な武人を多く輩出してきた。
- 「リムサ・ロミンサ」ではゼーヴォルフ族を見かけることが多く、彼らのほとんどは傭兵や海賊としてエオルゼアに移住している者もいる。
- ウルダハでは、山岳部族であるローエンガルデ族の姿も見ることができる。
Aerslaent
- 「紅蓮のリベレーター」で公開されたワールドマップの北洋諸島に、「Aerslaent」と書かれた地名がある。
- 古ルガディン語辞典によれば、Aerst[エルスト、最初の]、Laent[レント、地]と読むことが可能で、リムサ・ロミンサへと渡ったルガディン達の故郷ではないかと思われる。
守護天
- 斬れない剣を鍛え上げた聖ムールギン(Saint Moergynn)が聖人として勤勉のギルドリーヴに描かれる。