建国十二騎士(けんこくじゅうにきし)
- イシュガルド建国神話に登場する騎士たち。
概要
- かつてトールダン王と十二騎士たちは、大きな犠牲を払いながらもニーズヘッグを退け、クルザスの地にイシュガルドを建国した。
七日七晩に渡る激しい戦いの末、王は死に、 十二騎士の半数ほどもまた、討ち死にした。
- ※「蒼天騎士団」は、この建国十二騎士にちなみ12名体制となっている。
建国十二騎士像
- イシュガルド教皇の住まいである宮殿前に広場「グランドホプロン」があり、その南側に整列するのが建国十二騎士像である。
ここが「グランド・ホプロン」……。 イシュガルドの守護神である戦神「ハルオーネ」が持つ、 青銅の大盾に由来した、皇都最大の広場でございます。 ……では、南に整列する、あの騎士像が、 かの名高き「建国十二騎士像」なのですね? ええ、そのとおりです。 建国の父、豪胆将「トールダン」とともに、 邪竜「ニーズヘッグ」と戦い、これを退けた十二騎士の像です。
イシュガルド貴族
- イシュガルドの貴族たちは、この建国十二騎士の末裔であることを誇りにする。
(フォルタン家の家令)このフォルタン家は、建国十二騎士の末裔であり、 イシュガルド四大名家にも名を連ねる、 由緒正しき家柄でございます。 ヒルダ : バカだねぇ……。 貴族どもが貴族だって顔してられるのは、 建国十二騎士の子孫だって伝承があるからさ。
建国神話の真実
- しかしフレースヴェルグとの邂逅で、この建国神話には実際には裏があり当時蜜月関係にあった人とドラゴン族との信頼を裏切り一方的に襲いかかったのは人間であったことがわかった。
- それは第六星暦550年頃(約1000年前)の出来事であったという。
ハルドラス : あぁ……父上の仇、ニーズヘッグは倒れた……。 魔力の源であるふたつの「眼」を失えば、 いかに七竜といえど、このまま朽ち果てることだろう。 しかし、犠牲があまりにも多すぎた。 父王トールダンに、我が友たる騎士たち……。 盟約を違え、ラタトスクを殺してまで、 我らは「竜の眼」を奪い、喰らって、力を得た。 それでもなお、これほどの犠牲を払わねばならんとは……。 トールダン7世 : イシュガルド建国の祖であるトールダン王は、 配下十二騎士を率いてラタトスクをだまし討ち、 双眸を奪って喰らい、人知を超えた力を得た。 蜜月関係にあった竜を裏切った、 王と十二騎士の行いは、まさしく罪よな。 アイメリク : 今にして思えば、建国十二騎士が備えたという聖なる力は、 ラタトスクの眼を喰らったことで得たものだったのだな。 ……なんと穢れた力なのだ。
- しかもその後、十二騎士の中に爵位を捨て平民となったものもあったことが判明する。
エドモン・ド・フォルタン伯爵 : 我ら四大名家が貴族という立場にある理由・・・・・・ その点にも、疑問符が付くことになりますな。 邪竜を退けし十二騎士の末裔であることは揺るぎませぬが、 爵位を捨てた者たちがいたとなれば、 平民もまた、十二騎士の末裔ということになる……。 ヒルダ : でも、実は貴族だけじゃなく、 平民も十二騎士の血を引いてるって秘密を、 この馬鹿正直な英雄サマがつかんじまった。 そして、神殿騎士団総長のアイメリクが、 これを教皇サマに突きつけようとしている……。
メンバー
- ハルドラス
- トールダン王の息子で十二騎士のひとり。
邪竜との戦いでトールダン様は命を落としましたが、 息子である「征竜将ハルドラス」たち十二騎士が、 死闘の末、これを撃退……。
その後ハルドラスは国を去る。さらばだ、騎士たち……我が友たちよ……。 私は父の犯した裏切りの罪を背負い、 この槍をもって、すべてを清算しよう……。
ハルドラスはニーズヘッグの「竜の眼」に触れることで己を失いかけるが、「正義の心」をもって打ち勝ち、その身に「竜の力」を宿し、初代蒼の竜騎士となった。
- シルヴトレル・ド・ゼーメル(Sylvetrel de Dzemael)
- ゼーメル家の祖。
- フラヴィアン・ド・フォルタン(Flavien de Fortemps)
- フォルタン家の祖。
- アインハルト卿
- アインハルト家の祖。
- デュランデル卿
- デュランデル家の祖。
- 屈強な十二騎士
- 酒場の親父になった人物。
俺は、降りさせてもらうぜ。 俺が忠誠を誓ったのは、ハルドラス様だけだ。 主君がいないってのに、騎士を続けるつもりはねぇ。 すっぱりと足を洗って、酒場の親父にでもなってみるさ。 もう、戦いも裏切りも御免なんでね……。
- 屈強な十二騎士に引き続き、多くの十二騎士が去る。
- そして残った4人は、王なき間イシュガルドの民を導くことを決意する。
シルヴトレル・ド・ゼーメル : 残ったのは4人だけか……。 フォルタン、アインハルト、デュランデル。そして、ゼーメル……。 我らが四家で国を…… イシュガルドを導くしかあるまい……。 この忌まわしき戦争を知る者は、我らだけで十分。 我ら4人が、新たな教えと歴史を作り、国を導くのだ……!
蛮神「ナイツ・オブ・ラウンド」
- トールダン7世は、「竜の眼」がもたらす魔力と千年の間蓄積されたイシュガルドの民の祈りを以て永遠の神となり、建国十二騎士を身に宿した蒼天騎士を従え、その力で民をテンパード化し仇敵であるドラゴン族とアシエンを斬り恒久の平和を実現することを目論む。
彼は言う、「竜の眼」がもたらす魔力と、千年間に蓄積されたイシュガルドの民の祈りを以て、永遠の神となるのだと……。そして、その力で民をテンパードと成し、仇敵たるドラゴン族とアシエンを斬り、恒久の平和を実現すると……。
建国十二騎士を身に宿した蒼天騎士を加え、蛮神「ナイツ・オブ・ラウンド」と化した教皇たちを討ち、千年の禍根を断て!"