地名・国名/醴泉神社

醴泉神社(れいせんじんじゃ / Reisen Temple)

  • 紅玉海にあるインスタンスエリアの名称。
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概要

  • リージョンはオサード、マップ名称は「醴泉神社境内(Reisen Temple)」となっている。
  • クロニクルクエスト四聖獣奇譚」に紐付いたマップで、ここを開放すると同時に、第一弾の「白虎征魂戦」が始まる。
  • かつて、テンゼンと四聖獣が荒れ狂う瑞獣「黄龍」を討ち倒し封印した場所に建てられた神社。
  • 封印が破れて黄龍が蘇ってしまえば紅玉海が火の海へと変わってしまうため、神社に通じる道は隠され、内部で瑞獣が見張り番をしている。
  • 紅玉海南部にあるサカズキ島の獄之蓋の底にある。

進入方法

  • パッチ4.2サブクエスト「鬼の棲む島」を進めると侵入できるようになる。
  • 紅玉海マップ(27.1,38.4,0.1)にいる、NPC「神出鬼没のフウリ」に話しかけることでエリア「醴泉神社」に移動できる。
    神出鬼没のフウリ : 玄武の爺ちゃんから聞いてるよ。
    醴泉神社に戻りたいんだね?
    案内なら、おいらに任せとくれ!
    • 風狸(ふうり)とはタヌキやカワウソのような妖怪。

内部にいる瑞獣(NPC)

四神

玄武
カメ。
玄武 : ワシの名は玄武。
醴泉神社の護り手にして、
おぬしらをここまで呼びつけた張本人じゃ。
玄武 : ほっほっほ、人語を話すのは、何もワシだけではない。
ここにいる者らは、皆、ヒトの言葉を話すことができるぞい。
伊達に千年以上も生きとらんわい。
玄武 : この地では、千年の時を生きた獣は、
妖力を得て「瑞獣(ずいじゅう)」へと裏返ると言われておる。
ここは、そんな瑞獣たちが集う場所なのじゃよ。
白虎
白虎 : アラミタマに呑まれる恐怖から解放され、
今はとても清々しい気持ちだ。
これも、お前のおかげだな。

白虎 : アラミタマの呪縛から解かれ、黄龍の再封印も成したとなれば、
我らはこれまでのように、この地の平穏を見守るだけよ。
白虎 : 長き年月を経て、ふたたび封印にほころびが生じようとも、
その時は二代目玄武たるソロバンが役目を果たしてくれよう。
白虎 : ……が、今は束の間の平和に浸ろうではないか。
ソロバンが、テンゼンが、我ら四聖獣が……
そしてお前が守った、この平穏な時にな。
白虎 : 庇護すべきモノのために戦い続けるお前の勇気は、
テンゼンのように、後の世にも語り継がれていくことだろうな。
……っと、長話になってしまったな。
白虎 : いかに長く生きようとも、別れというのは慣れるものではない。
人語を操る奇天烈な獣どもが見たくなったなら、
また社を訪れるがよい。
青龍
青龍 : あの時現れたテンゼンがなんだったのか、
僕なりに考えてみたんだ。
青龍 : ……テンゼンは、過去の戦いで黄龍と相打ちになった時に、
自らの魂を鎮石に封印していたんだろう。
いつか封印が解かれ、黄龍が顕現する日に備えてね。
青龍 : しかし、なんのために……?
魂だけの存在になってしまっては、
黄龍を再封印することはできないのに。
青龍 : せいぜい彼にできるのは、
同じ力を持つ者に力を分け与えることぐらいしか…………
青龍 : ……そうか、テンゼンは信じていたんだ。
僕たちが、いつかキミのような英雄を連れてくることを……
数千年も前から、ずっと……。
青龍 : ……はあ、やっぱりテンゼンにはかなわないな。
だけど、いつか絶対に超えてみせるよ。
それが彼との誓いだからね。
青龍 : その前に、まずはキミを超えないとだな。
もちろん、アラミタマの力には頼らずにね。
だから、それまで長生きしてくれよ。
朱雀
朱雀 : ソロバンのことは心配いりませんよ。
彼が立派に次代の玄武となれるよう、
私たちが手助けを行っていきますから。
朱雀 : それにしても……
再びテンゼンの姿をこの目で見る日が来ようとは、
夢にも思っていませんでした。
朱雀 : 願わくば、一言だけ彼に伝えたかった。
鳳凰に似て生まれたことを呪いながら生きてきましたが、
今は、この身を愛おしく思えるようになった、と。
朱雀 : そうですか……そうだといいですね。
フフフ、彼はまっすぐなヒトですが、少々鈍感ですから。
朱雀 : いずれにせよ、あなたと出会わなければ、
このように笑い合うこともできなかったことでしょう。

その他

博識のセンリ
入り口にいるネコ。猫の妖怪である仙狸(せんり)のことだと思われる。「博識」とついている通り、様々なことを語ってくれる。
博識のセンリ : おみゃーたち、見たところこの辺りの生まれじゃニャいね。
博識のセンリ : おみゃーの国ではどうだか知らニャいが……
この辺りでは、種の寿命を外れ百年の時を生きた獣は、
徐々に自我が芽生え、妖力を操るようになるニャ。
博識のセンリ : さらに千年かけて妖力を溜めた獣は、瑞獣へと変異し、
人語を操ったり、強力な神通力に目覚めるのニャ。
にゃーたちは、瑞獣へと変わることを「裏返る」って呼んでるニャ。
博識のセンリ : いくら、にゃーたちが可愛い姿をしているからって、
ナメてると痛い目を見るかもしれニャいよ。
これは、おみゃーたちと話しやすい姿に化けてるだけなんニャから。
百雷のヌエ
百雷のヌエ : オラは鵺(ぬえ)と呼ばれる瑞獣だ。
自慢の神通力で、雷を自由に操ることができるんだよ。
百雷のヌエ : なぜかおとぎ話では、胴体はタヌキで顔はサル、手足はトラで、
蛇の尾が生えた姿で描かれることが多くてなぁ……
実際は、こんなにめんこいのによぉ。
新参のカマイタチ
新参のカマイタチ : やい、お前!
さっきはよくもやってくれたな、痛かったじゃないか!
僕はこないだ瑞獣へと裏返ったばかりなのに!
新参のカマイタチ : ……まあいいや、先に襲いかかったのはこっちだし……。
それで、瑞獣について知りたいんだろ?
なら、いいことを教えてやるよ。
新参のカマイタチ : 東方で一番長生きしてる瑞獣は玄武さまだ。
玄武さまは、四聖獣と呼ばれる瑞獣の一体で、
僕なんかとは比べものにならないぐらい、強い力を持ってるんだ。
晩鐘のコマイヌ
晩鐘のコマイヌ : これより先に立ち入ることは、我々ですら許されていない。
理由は明白、万が一鎮石の封印が解け、黄龍が顕現すれば、
醴泉神社どころか、紅玉海一帯が滅びを迎えることになるからだ。
憂慮のクダギツネ
管狐(くだぎつね)
憂慮のクダギツネ : 以前、この社には玉藻御前と呼ばれる妖狐が住んでおりましてね。
九つの尾を持つことから、九尾の狐と呼ばれた玉藻御前は、
我ら妖狐の中で最も優れた妖力を持っておったのです。
憂慮のクダギツネ : ですが、ある時……
ヒトと暮らしたいと言って、この社を出て行かれてしまった……。
今頃、あの御方はどこで何をしているやら……。
怨讐のイヌガミ
怨讐のイヌガミ : ボクは犬神。
ヒトの間では、犬霊の憑き物だとか、
祟り神として恐れられてるみたいだワン。
怨讐のイヌガミ : 確かに、過去に何百ものヒトを憑き殺してきたのは事実だけど、
でもそれは、彼らが動物の命を軽んじたからだワン。
理由もなく奪っていい命などないのだワン。
ソロバン
ソロバン : 「玄武」の名前に恥じないよう、オイラがんばるよぉ~。
でもひとりじゃ寂しいから、たまには遊びに来てねぇ~。

博識のセンリ

  • 醴泉神社マップの入口付近におり、様々なことを聞くことができる。

瑞獣について

博識のセンリ : にゃーたち「瑞獣」について知りたいのニャ?
博識のセンリ : おみゃーの国ではどうだか知らニャいが……
この辺りでは、種の寿命を外れ百年の時を生きた獣は、
徐々に自我が芽生え、妖力を操るようになるニャ。
博識のセンリ : さらに千年かけて妖力を溜めた獣は、瑞獣へと変異し、
人語を操ったり、強力な神通力に目覚めるのニャ。
にゃーたちは、瑞獣へと変わることを「裏返る」って呼んでるニャ。
博識のセンリ : いくら、にゃーたちが可愛い姿をしているからって、
ナメてると痛い目を見るかもしれニャいよ。
これは、おみゃーたちと話しやすい姿に化けてるだけなんニャから。

醴泉神社について

博識のセンリ : ここ、「醴泉神社」について知りたいのニャ?
博識のセンリ : その昔、テンゼンと四聖獣さまが、
荒れ狂う瑞獣「黄龍」を討ち倒し、封印した場所だニャ。
博識のセンリ : 激しい戦いのあと、四聖獣さまたちは妖力を用いて、
封印を守るために、立派な社を建てたニャ。
それが、ここ醴泉神社ニャ!
博識のセンリ : 間違っても、本殿の鎮石に触ったりするんじゃニャいよ!
注連縄が解けたら、封印が破れて黄龍が蘇ってしまうニャ!
そうなれば、紅玉海は火の海へと変わるニャー!!
博識のセンリ : もっとも、そうならないよう神社に通じる道は隠され、
にゃーたちのような瑞獣が、見張り番をしているのニャ!
ここは、四聖獣さまに導かれた瑞獣が暮らす里でもあるのニャ!

テンゼンについて

博識のセンリ : 「テンゼン」について知りたいのニャ?
博識のセンリ : テンゼンは、かつて四聖獣さまたちと旅をしていた侍ニャ。
あらゆる生命の声を聞くことができる、特別な力を持っていて、
一説では星の声と語り合うことすらできたそうだニャ。
博識のセンリ : その異能のせいで、同族から忌み嫌われたみたいニャが、
当の本人はそんなこと気にも留めず、人々の助けとニャったのニャ。
博識のセンリ : そして、獣を連れて人助けの旅を続けている内に、
いつしかテンゼンは、英雄と呼ばれるようにニャっていった。
その噂は帝にまで届き、テンゼンに黄龍討伐の命が下ったのニャ。
博識のセンリ : 当時、テンゼンは、四聖獣よりも強力な神通力を持つ黄龍を相手に、
神刀「鳳凰丸」を手に、勇敢に戦ったニャ。
ニャけど力及ばず、最後は命と引き換えに、黄龍を封印したのニャ。
博識のセンリ : 紅玉海の危機を救ったテンゼンの活躍は、
おとぎ話として、後の世に語り継がれるようにニャった。
これが、俗に言う「テンゼンの鬼退治」の誕生秘話なのニャ。

玄武について

博識のセンリ : 「玄武」さまについて知りたいのニャ?
博識のセンリ : 玄武さまは、四聖獣と呼ばれるスゴイ瑞獣のおひとりニャ。
かつては、四聖獣の中で、最も強い神通力を持っていたらしいニャ。
それも今では、だいぶ衰えてしまったみたいニャけど。
博識のセンリ : 無理もない話ニャ、玄武さまは、何千年もの間、
黄龍の封印を守るために、神通力を使い続けてきたからニャ……。
神通力は湯水とは違う、いつかは枯れ果てるものなのニャ。

白虎について

博識のセンリ : 「白虎」さまについて知りたいのニャ?
博識のセンリ : 玄武さまと同じく、四聖獣のおひとりである白虎さまは、
遠く昔のヤンサの地で生まれ育ったらしいニャ。
博識のセンリ : ニャけど、生まれ持った白い体毛のせいで、
同族の群れに入れず、山奥で孤独に暮らしていたんニャって。
なんともおいたわしい話ニャ……。
博識のセンリ : でも、テンゼンという心の拠り所に出会った白虎さまは、
ご自身と同じ、寄る辺のない者たちを救う旅に出たのニャ。
博識のセンリ : そんな生い立ちでありながらも、
白虎さまは、幾度もヤンサの地を災厄から救ってきたのニャ。
まったく、どこまでもお優しい御方なのニャ!

朱雀について

博識のセンリ : 「朱雀」さまについて知りたいのニャ?
博識のセンリ : 朱雀さまは、炎のように真っ赤な羽毛を持って、
生まれてきたらしいニャ。
博識のセンリ : その姿を見て「鳳凰」と勘違いしたヒトどもは、
不死の力を得ようと、朱雀さまを追いかけ回したらしいニャ!
まったく、野蛮な奴らだニャ!
博識のセンリ : ニャけどテンゼンだけは、
朱雀さまのありのままを受け入れたのニャ。
博識のセンリ : そんなテンゼンの優しさに、
朱雀さまはコロッといってしまったんだろうニャァ。
相変わらず、あの男は天然の獣たらしニャ!
博識のセンリ : その後テンゼンを失い、鳳凰と似た再生の力に目覚めた朱雀さまは、
戦争や疫病で失われかけた多くの命を救ったと言われているニャ。

青龍について

博識のセンリ : 「青龍」さまについて知りたいのニャ?
博識のセンリ : ひんがしの国の東にある大蛇信仰が盛んな島で、
青龍さまは幸運を司る神として崇められていたそうだニャ。
当時は妖力も持たないただの蛇でしかニャかったのに。
博識のセンリ : 当然、ヒトの願いに応えることニャどできるはずもニャく。
僅かな妖力に目覚めたところで、奇跡を起こせるわけがニャい。
願いを叶えてくれニャい神に、人々は不信感をおぼえていったニャ。
博識のセンリ : ニャがて信仰は衰退し、命を狙われるようにニャった青龍さまは、
人々が離れて行ったのは、想いに応えられニャかったからニャと……
そう思うようにニャっていったニャ。
博識のセンリ : ニャからこそ青龍さまは、テンゼンとの誓いを、
ニャんとしても果たさなければニャらニャかったのニャ。
テンゼンが、ご自分のもとを離れて行かニャいように……。

FF11との関連

  • NPCテンゼンはFF11に登場するNPCで、醴泉神社もエリアとして実装されている。
  • また本エリア醴泉神社を開放するクエストである「鬼の棲む島」のクリア報酬には「 オーケストリオン譜:Iroha」が設定されている。「イロハ」については、下記「テンゼン」項を参照のこと

関連項目