地名・国名/ハイデリン

"Such a marvel is proof not only that the gods exist, but that they love, and that profoundly." - Explorer and Mapmaker, Orrick Ballard

ハイデリン（Hydaelyn）

ハイデリンとは、ファイナルファンタジーXIV（FF XIV）で描かれる世界全体、1つの星（ハイデリン星）を指す言葉である。冒険者であるプレイヤー達は、エオルゼアに巻き起こる小さな事件から“光のクリスタル”を手にすることとなり、“光の戦士”としてマザークリスタルへと導かれる。

ファイナルファンタジー14（FF XIV）は、当初ハイデリンの一地方である「エオルゼア」を舞台に繰り広げられる。

※この項では、惑星ハイデリン（地勢・国家・種族など）について取り扱います。
※ゾディアークと対極の存在として描かれる、「生命体ハイデリン」（＝光の意思）については、【光の意思（ハイデリン）】の項を参照のこと。

※「漆黒のヴィランズ」で実装される新リージョンや新エリアは、原初世界ではないためここには記述していません。「第一世界」・「リージョン」の項を参照してください。

地勢

ハイデリン世界において、アルデナード大陸を含み陸続きとなっており、ガレマール帝国が存在する大陸とあわせて”三大州”と呼ばれる。

惑星	大陸名	説明
ハイデリン	［三大州:北州］イルサバード大陸	ガレマール帝国発祥の地
	［三大州:東州］オサード小大陸	辺境都市ドマ
	［三大州:西州（エオルゼア）］アルデナード小大陸	リムサ・ロミンサ、ウルダハ、グリダニアイシュガルド、アラミゴ、シャーレアン
	メラシディア大陸	南方大陸
	新大陸	アルデナード小大陸の西方にある大陸

世界地図

プレイヤーの冒険の舞台の広まりにつれ、徐々に公開されてきている。旧FF14の初期にはいわゆる「エオルゼア」（アルデナード小大陸周辺）部分のみであったが、その後「紅蓮のリベレーター」でオサード小大陸及び東方諸国が描かれた全体図が公開された。
- ※ただしこの状態でも、一部クエストなどで断片的に登場する「新大陸」やメラシディア大陸については未だに明らかになっていない。

三大州広域図（「紅蓮のリベレーター」時点のもの）

三大州広域図（「暁月のフィナーレ」時点のもの）
- ※オサード小大陸南部の雲が晴れ、ガレマール帝国の帝都ガレマルド周辺の雲がやや減っている。

イルサバード大陸（北州）

ガレマール帝国が最初に支配した大陸
半世紀前まで北州イルサバード大陸の辺境国に過ぎなかった「ガレマール共和国」は、技術革新と卓越した軍才を有す若き将（現皇帝）の出現により、一躍、ハイデリンに覇を唱える強国へと躍進を遂げた。

オサード小大陸（東州）

オサード小大陸は三大州のうち東州にあたる。
ガレマール帝国により属州化されている。

アルデナード小大陸（西州：エオルゼア）

冒険の舞台となっているエオルゼアの主要地域である「アルデナード小大陸」は、三大州のうち「西州」にあたる。
ハイデリン世界のうち、エオルゼアを中心として描かれたマップ。※旧FF14時代の頃に公開されていたワールドマップ。
中央に見える地図の大部分を占めているところがアルデナード小大陸(Aldenard)であり、エオルゼアはこのアルデナード小大陸と周囲の島々からなる文化圏の名称でもある。
エオルゼアからみて北東の方角に雲に隠れる形で存在しているのがガレマールのある大陸となっている。

メラシディア大陸

南方にある大陸。三大州には含まれない。
はるか昔、七大天竜のうちバハムートとティアマットが渡り、子孫が繁栄したという。
第三星暦に伸長したアラグ帝国の末期、メラシディアはアラグ帝国軍に侵攻を受け滅んだ。
- 詳細は「メラシディア大陸」の項を参照のこと

新大陸

アルデナード小大陸の西方にあるとされる大陸。三大州には含まれない。
蒼茫洋（Indigo Deep）を超えた先にあるという。
- 詳細は「新大陸」の項を参照のこと

海域

エオルゼア近辺の海域は、「七つの海」とされるロータノ海、碧海、灰海、蒼茫洋、緋汐海、翠浪海などのほか、アルデナード大陸とバイルブランド島を隔てているメルトール海峡などがある。

ロータノ海: バイルブランド島南方の海。シェルダレー諸島がある。
灰海（Sea of Ash）: グリダニア南方、ウルダハ東方にある海。
翠浪海（Sea of Jade）: アラミゴの南東にある海
蒼茫洋（Indigo Deep）: バイルブランド島北西の海。遠洋航路が開かれている。
緋汐海（Bloodbrine Sea）: イディルシャイアに面しているエオルゼア北方に広がる海。
碧海: 旧FF14のクエスト「碧海の宝」で登場した海。

その他の地域

諸島群

小さな島では、バイルブランド島、ビアナック島、シェルダレー諸島、マズラヤ島、サベネア島などが知られている。
サベネア島には住民の存在が確認されており交易関係にもある。また東方由来の生物や週間なども確認されている。南方に当たるメラシディア大陸では多くの生物が死滅したとされる。

諸方

東西南北

これら三大州以外の地域に関する情報は少なく、それぞれエオルゼアからの位置毎にまとめて扱われている。
- 北方東方南方
- 西方については最も情報が少ない。

浮島

天の浮島「アヤトラン」
- イクサル蛮族クエストで登場した幻の浮遊大陸。

それ以外の地域

Gardens of Xarakish
floating lakes of Voor Sian Siran
- ともに新生祭の際に英語版の異邦の詩人が語っていた地名。

国家

エオルゼア 都市国家群

エオルゼアには都市国家群が存在する。うち大きなものが6大都市国家と呼ばれている。

ガレマール帝国

ガレマール帝国はエオルゼアから見て北東の大国であり、三大州の内の北州と東州を抑えている。
かつてエオルゼアの都市国家であるアラミゴを攻め陥とした。

都市国家 マップ

種族

ハイデリン世界には、人間5種族であるヒューラン、ルガディン、エレゼン、ミコッテ、ララフェルのほか、ガレアン（ガレマール帝国）人などが判明している。
また蛮族と呼ばれる人間とは相容れない蛮族も確認されている。

クリスタル

ハイデリンのすべてはエーテルにより形作られており、エーテルの結晶はクリスタルと呼ばれている。

暦

【エオルゼアの歴史】の項を参照のこと

時間

ゲーム内の1日は、リアル（現実の）1時間に相当する
詳細はエオルゼア時間の項を参照のこと

気象・天体

大小2つの月、すなわちメネフィナと小月ダラガブが重なっている。
小月ダラガブについては、第七霊災を引き起こした「メテオ計劃」でハイデリンに接近し、その後消失した。

CV

カットシーンではハイデリンの声を池田昌子が担当している。

関連項目

【エオルゼア】【都市国家】【ハイデリン地誌】

【単位】

ナンバリングタイトルとの対比

FF12

新生エオルゼア以降、ダルマスカやベリアス、ゾディアークなどFF12のイヴァリース世界で登場したワードが多数登場している。
これについて、新生エオルゼアのイベント統括/メインシナリオライターである前廣和豊氏が第13回PLLで次のように回答している。
誤解のないように言っておきたいのですが、FFXIVのハイデリンとFFXIIのイヴァリース、ついでにいうとFFXIのヴァナ・ディールには繋がりはありません。それぞれ独立した惑星です。ということを踏まえたうえで、イヴァリースというよりも、そこに登場する物や人物との繋がりはきちんと設定していて、今後種明かしをしていきます。

FF11との関係について

【折りたたみます】（クリックで展開します）

FF11の世界ヴァナ・ディールとの関連はまったくない。
ここでは、FF11の世界の構成要素と対比することで理解の助けとする。

シリーズNo. 世界の名前	呼称	地形	勢力/文明圏	地方	国家・勢力
FF XI(FF11) ヴァナ・ディール	－	クォン大陸、ミンダルシア大陸、エラジア大陸、タブナジア群島	中つ国、近東、ひんがしの国	ロンフォール、グスタベルグ、サルタバルタ、コルシュシュ、クフィム	サンドリア王国、バストゥーク共和国、ウィンダス連邦、ジュノ大公国、アトルガン皇国
FF XIV(FF14) ハイデリン	三大州（西州）	アルデナード大陸、バイルブランド島、ビアナック島、シェルダレー諸島、マズラヤ島	エオルゼア	ラノシア、ティノルカ、ザナラーン、クルザス、モードゥナ	ウルダハ、グリダニア、リムサ・ロミンサ、イシュガルド、シャーレアン、アラミゴ
	三大州（北州）	イルサバード大陸	ガレマール
	三大州（東州）	オサード小大陸	ガレマールの属州		辺境都市ドマ、ひんがしの国
	－	メラシディア大陸、サベネア島	※エオルゼア文化圏に含まれない地域		ラザハン

※エオルゼアとは、小大陸アルデナードと、周辺の島々からなる地域の総称。各都市国家から成る文明圏の名前でもある。
※エオルゼアは、地方名というよりもヴァナ・ディールでいう”アルタナ四国”や”中の国”と同じだと思った方が良い。