ドマ(Doma)
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概要
東州オサード小大陸に位置する都市国家。ひんがしの国由来である忍者と侍を要する平和な国であったが、領土拡大をもくろむガレマール帝国によって城が陥落。25年の長きにわたり、帝国の属州として支配されている。近年、大規模な反乱が起こるも、これに失敗し、現代理総督によって民衆の弾圧が激化しているという。
- 東方にある国の一つ。
歴史
ガレマール帝国侵攻
カイエンの乱
- 第七星暦に入ってガレマール帝国内で次期皇帝をめぐる内乱が勃発したことで反乱の好機が訪れ、ドマの民はかつての主君の下に集い、反乱に打って出た。
- 一時はドマ城を取り戻す快進撃を見せたが、帝国内での内乱が想定以上に早く終結したことで帝国軍が盛り返し、最終的に二度目の敗北を喫することとなった。
- ドマ城陥落の寸前、上忍ユウギリに率いられた一団は大型船に乗り込んだものの、帝国との衝突を嫌う「ひんがしの国」は難民の受け入れを拒否したため、彼らはエオルゼアを目指すことになった。
開放戦争
政情
- 25年前にガレマール帝国軍XI軍団による侵攻を受け、陥落後は属州化された。第XI軍団の一部はこの功により第XIV軍団として新設されることとなり、その後は複数の都市国家を併呑し、さらに第六星暦末にはエオルゼア侵攻の先陣となっている。
- 第七星暦に入ってから反乱が起こるが鎮圧され、その功によりゼノス・イェー・ガルヴァスは第XII軍団長となっている。なおゼノスはアラミゴとドマの両方を統治しているが、ドマについては代理総督ヨツユが支配している。
場所
ドマ出身者
ユウギリとその関係者
- 霧隠のユウギリ(Yugiri Mistwaker)
- ドマ出身のアウラ族。ドマ難民を率いてエオルゼアに逃れてくる。
- ヒギリ・オシガ(Higiri Oshiga)
- 東方系ヒューラン族の女性で、年齢は23歳。くのいちで、ドマ忍者の下忍。
- ドウワレ(Doware)
- ドマの忍びの一人で、ホウザンの同志。ラウバーンをハラタリ修練所から救出する際に見張りを務めていた。
- カササギ
- 東方系ヒューラン族の男性。ドマ難民団。ユウギリと共に交渉の場面などに登場する。
- キキョウ
- 東方系ヒューラン族の女性。ドマ難民団。ユウギリと共に交渉の場面などに登場する。
忍びの里出身者
- 忍者クエストで登場する人物群
- 無明のゲッカイ
- ドマ出身の忍者。オボロやカラスの師匠。のち「魔導忍衆」の首領となる。
- 月夜のオボロ(Oboro Torioi)
- ドマ出身の忍者。24歳
- 天道のツバメ(Tsubame Sunrise)
- オボロと共にやってきた下忍の女性。
- ヨウメイ(Yomei)
- ドマ出身の忍者。オボロに従っている下忍。
- 紅嘴のカラス(Karasu Kanshi)
- ドマ出身の忍者。24歳。上忍であったが、師匠のゲッカイと共に国抜けし、「魔導忍衆」に加わる。
ナガエ一族
- ホウメイ・ナガエ(Homei Nagae)
- 東方系ヒューラン族。宝明。ドマ将軍家に仕えていた足軽。若かりし頃に武功を上げ、主君より黒塗りの小札(こざね)に覆われた見事な甲冑を拝領した。命がけで祖国を脱出するときでさえ手放すことなく、逃避行のあいだ所持し続けた。チョコボ臭を嫌い、チョコボ・キャリッジへの乗車を拒否する。
- ホウザン・ナガエ(Hozan Nagae)
- ホウメイの息子で、ヨウザンの父。宝山。年齢は38歳。ドマ忍者の上忍。ドマ反乱の際にはユウギリ配下のひとりとして従軍。
- ヨウザン・ナガエ(Yozan Nagae)
- ホウザンの息子。陽山。年齢は12歳。「ドマ冒険者団」の発起人で「斬り込みタイチョー」を務める。12歳。
ドマ冒険者団
- コハル・ミハタ(Koharu Mihata)
- 東方系ヒューラン族の少女。12歳。ヨウザンとは幼馴染で家族ぐるみの付き合いがある。
- シウン・アブミ(Shiun Abumi)
- 東方系ヒューラン族の少年。11歳。
- ロッカ・イテヤ(Rokka Iteya)
- 東方系ヒューラン族の少女。11歳。
- ※なお忍者クエストで登場するユキ・ヤツルギやアカギは、ドマではなく「ひんがしの国」の「井ノ国」出身だという。
ヤツルギ家といえば、「ひんがしの国」は白帝江のほとり、 「井ノ国」を治める豪族ではないか! その姫君ともあろう御方が、なぜ直々に!?
忍者の里
- ドマには忍者の里があるとされる。
- 忍者クエストで登場するNPC、オボロやツバメ、カラス、彼らの師匠であるゲッカイらは、このドマにある忍者の里出身者である。
- またユウギリを始めとして、ドマ難民の中にも何名かこの忍びの里出身者がいる。
サスケと吉光
- ある時、サスケは密命を帯びて東州に渡り、現地でドマの民と出会う。彼らドマの民は豪族の圧政に虐げられ、貧困に喘いでいたという。
- そこで、サスケはドマの民に忍術を教え、見事圧政を敷いていた豪族を倒すことに成功し、かくして彼らは、ドマの辺境に「隠れ里」を拓いたという。
- 短刀 銘「吉光」というのは、サスケの弟子にあたる忍びがドマの豪族を倒した際、秘蔵の品として保管されていた「吉光」を奪ったものである。なんでもその吉光は刀身がほかの短刀よりも分厚く、易々と鎧を貫くため「鎧通し」と呼ばれていたという。
- この物語は、レリッククエスト「蘇る古の武器(吉光)」で登場する。