地名・国名/ゴルモア大密林

ゴルモア大密林(Golmore Jungle)

  • 地名のひとつ。
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概要

位置

  • 次の地図では、オーボンヌ修道院の位置が示されている。左側にある国はダルマスカ(Dalmasca)。フランの手の右側にある国名は「Valnain」と読める。バルナインは、ラバナスタを引き上げたガレマール帝国軍第IV軍団が本拠地としている商業都市。右上に切れかかってあるのはナグサで、こちらはドマ編で登場済。
    ゴルモア大密林 オーボンヌ修道院

ゴルモア大密林

  • ジェノミス・レクセンテールが語る「ゴルモア大密林」。
    ジェノミス・レクセンテール : ゴルモア大密林とはダルマスカ地方の南西部に広がる、
    巨木と湿原で形成されたジャングルのことだ。
    ジェノミス・レクセンテール : 高温多湿な地域で、様々な動植物が生息しており、
    学者が探検する度に新たな種が発見されるほど。
    ジャングルの奥には人跡未踏のエリアも多いと聞く。
    ジェノミス・レクセンテール : モンブランくんたちの話によるとゴルモア大密林には、
    大小様々な古代遺跡が点在しているというが、
    私はそれらがイヴァリース時代の建造物だと推測している。
    ジェノミス・レクセンテール : デュライ白書によると、イヴァリース時代に、
    あのような広大なジャングルは存在していない。
    霊災の影響で気候変動が起きたのかもしれないな。
  • この大密林を流れているのが「ゼイレキレ大河」。
    ラムザ・レクセンテール : デュライ白書によると、ゼイレキレ大河の中程に滝があり、
    そこにオーボンヌ修道院があったと記されていました。
    ですが、現在のダルマスカにその地名はありません。
    ラムザ・レクセンテール : 前回同様、デュライ白書と照会したところ、
    ゴルモア大密林と呼ばれるジャングルを流れる大河が、
    そのゼイレキレ大河であることまでは突き止めました。

ゴルモア大密林とヴィエラ

  • ヴィエラ族のうち、黒い肌を持つ「ラヴァ・ヴィエラ」はこのゴルモア大密林で暮らしているという。
    ジェノミス・レクセンテール : ゴルモア大密林に暮らすヴィエラは「森の民」と呼ばれており、
    旧ダルマスカ王国の支配下であってもその法から除外された、
    いわば独自の自治権を有した者たちだという。
    ジェノミス・レクセンテール : ジャングルに点在する集落ごとに定められた厳格な掟を守り、
    大半のヴィエラは森から出ることなく一生を終えるとか。
    ジェノミス・レクセンテール : 集落、すなわち部族ごとに掟の細部は異なるがその根幹は一緒。
    「外界との接触を断つ」「森の護人(もりびと)として生きる」、
    このふたつのルールをどの部族も守っているというわけだ。
    ジェノミス・レクセンテール : もっとも、そうした掟に縛られることなく、集落を捨て、
    王国民として暮らすヴィエラもこの百年でかなり増えたと聞く。
    フランと名乗る女性もそうした者のひとりだろうね。

オーボンヌ修道院

  • ゴルモア大密林を流れるゼイレキレ大河の中程の滝に隠されているのが「オーボンヌ修道院」であるとする。
    フラン : ……であれば、目当てのオーボンヌ修道院とやらは、
    ゼイレキレ大河の中程の滝に隠された遺跡……
    おそらく、この遺跡だと考えます。
  • オヴェリア・アトカーシャが幽閉されていた寺院。
    ジェノミス・レクセンテール : 獅子戦争時の王朝であるアトカーシャ家に繋がりが深くてね……。
    もともとは王家に所縁のある「罪人」が幽閉される砦であったが、
    いつしか修道院として改築され利用されていたとか……。
    ジェノミス・レクセンテール : 獅子戦争終結時にディリータが娶ったオヴェリア・アトカーシャ、
    すなわち最後の正当なる王位継承者であるオヴェリア王女が、
    幼少の頃から永きにわたり幽閉されていた処でもあるそうだ。
  • 司教の行政干渉を受けない独立した自治権を認められており、アルコールの製造・販売も行っていたという。
    ジェノミス・レクセンテール : オーボンヌ修道院の面白いところは、
    国教であるグレバドス教の観想修道会に属しながらも、
    司教の行政干渉を受けない独立した自治権をもっていたところだ。
    ジェノミス・レクセンテール : 当時、オーボンヌ修道院では多くの修道女たちが暮らしていたが、
    宗教上、禁じられているアルコール、
    すなわちワインやエールを製造し販売していたそうだ。
    ジェノミス・レクセンテール : もちろん、修道女たちが自分で飲酒するためではない。
    近隣の村や町では飲用に適した水の確保が困難であったため、
    その代用品として製造し、販売も手がけていたのだ。

関連項目



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