地名・国名/オールド・シャーレアン

オールド・シャーレアン(Old Sharlayan)

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概要

洋に浮かぶ純白の学術都市。知神「サリャク」を守護神とする知の都であり、世界最高水準の学術機関である「シャーレアン魔法大学」をはじめ、さまざまな研究団体や学術組織が軒を連ねている。

エリア内の地名

哲学者議会

  • マップ北側中央にある建物。
  • 中心には議場「哲学者の広場」がある。
    クルル : この巨大な建物が「哲学者の広場」よ!
    建物なのに広場だなんて、不思議な名前でしょう?
    クルル : もともとは名前のとおり広場があって、
    市民から選ばれた議員たちが集まり、政策を論じ合っていたの。
    クルル : そう、それこそが「哲学者議会」の由来よ。
    今では広場から議事堂になったけれど、
    議員たちが集う場所であることは変わりないわ。
  • ニンファイオン:
    • 議場前の広場。演説などが行われた。
      クルル : これは「ニンファイオン」ね。
      水の精を称えるために作られた水場よ。
      クルル : シャーレアン人にとって、水は特別な存在なの。
      建国のきっかけとなった第六霊災の大洪水しかり、
      「知識の水」が湧く水瓶を持ったサリャクの神話しかり……。
      クルル : だからこそ、憩いの場には大抵噴水があるし、
      水を装飾として取り入れた建築物も多いわ。
  • アルティフィスホール:
    • 西側奥のアルティフィスホールには、ラヴィリンソスへと移動できる昇降機が設置されている。
      シェルリネー : ようこそ、アルティフィスホールへ。
      ここにはラヴィリンソスに続く昇降機が設置されています。
      なお、アルティフィスは「技巧」を意味する古い言葉なんですよ。

シャーレアン魔法大学

  • マップ西端北側にある施設。
  • フェノメノン大講堂:
    シャーレアン魔法大学でもっとも歴史が古く、大きく、
    格式高いとされている、中心的な建物よ。
    クルル : 講堂といっても、ただ講話を聴くだけの場所じゃないわ。
    さまざまな分野の実験室から、魔法の実践に使う部屋、
    事務的な補助を行う学生課まで、いろいろ入っているの。
    アルフィノ : フェノメノンとは、「現象」を意味する言葉だからね。
    最初に研究されたのは、エーテルによって生じる現象……
    すなわち魔法だった。
    アルフィノ : 以来、世界を織り成す多種多様な現象が、
    ここで実践的に学ばれてきたんだ。
    アルフィノ : 第六星暦432年、この講堂の完成とともに、
    シャーレアン魔法大学は開校した。
    アルフィノ : 今日に至るまで積み重ねられてきた現象の追及……
    エーテル学、魔法学、神秘学、占星学などでの研究実績は、
    この大学を名実ともに……
    アリゼー&クルル : シャーレアンの最高学府たらしめている!
  • 公開講堂:
  • 選者殿:
  • 工匠殿:

ヌーメノン大書院

  • マップ西端南側にある施設。
    ベルトスィンダ : ここはフェノメノン大講堂。
    講義で使う講堂である他、職人の集う場所でもあるわ。
    部外者も利用できる公開講堂は、建物正面に向かって左側よ。
    クルル : この建物は入口のひとつ……
    大書院は、木の根みたいに地下に広がっているの。
    総面積は、あのグブラ幻想図書館をゆうに凌ぐそうよ。
    クルル : シャーレアン市民なら誰もが利用できるけど、
    賢人位なんかの特別な資格を持っていないと、
    一部の書庫には立ち入れないの。
    クルル : 賢人のふたりには、そういう書庫に向かってもらったわ。
    私とアリゼー、アルフィノくんは、
    まだ見ていない一般書架をあたるつもりよ。
  • シャーレアンの成り立ち:幼年向け』
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : むかしむかし、北洋のある島に、
    「ニュンクレフ」というルガディン族の大男がいました。
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : 彼は占星術によって、エオルゼアの地に、
    おそろしい大洪水がやってくることを知りました。
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : そこで巨大な船を造ると、船乗りの仲間たちをつれて、
    エオルゼアへと旅立ったのです。
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : 大洪水がやってきて、人々を海まで押し流しました。
    ニュンクレフと仲間たちは彼らを助けましたが、
    大変! 船をのみこむような大津波が迫ってきます!
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : かんいっぱつ、ニュンクレフは魔法を使って、
    船をアバラシアの山の上へと避難させました。
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : そこには各地から逃げてきた人が集まっていました。
    すぐに食料はたりなくなり、争いで血が流れていきます。
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : ニュンクレフは悲しみ、助けた者と仲間をつれ、
    船を残して山をあとにしました。
    そして別の場所でまた船を造ると、みんなで北洋に帰りました。
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : 彼らが築き上げた集落、それがやがて、
    私たちのシャーレアンへと発展していったのです。
  • 『旧街道をゆく:植民都市編』
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : 低地ドラヴァニア、サリャク河の岸辺には、
    かつてシャーレアンの植民都市が存在していた。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : その起源は第六星暦1311年、
    当地に星海の観測基地が設けられたことにさかのぼる。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : エオルゼア各地へフィールドワークに赴く学士たちが、
    そこを中継地としても用いるようになったことで、
    施設は拡大の一途をたどった。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : 時を同じくして、エオルゼアの住民側にも、
    当地に知恵者が集まっているという噂が広まり、
    その教えを乞う者たちが当地に集いはじめたのだ。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : こうして、基地開設から50年の節目を迎えた第六星暦1361年、
    哲学者議会における法案可決をもって、
    正式に「植民都市」と位置づけられることとなった。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : なお、エオルゼアの住民たちは、
    かの集落を「シャーレアン」と呼んだため、
    本国と混同している者も少なくなかったという。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : 当のシャーレアン民は、その地をあえて呼ぶとすれば、
    単に「植民都市(エンポリウム)」と呼んでいた。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : 彼らが「大撤収」で引き払ったあとに住み着いた、
    ゴブリン族とトレジャーハンターたちによって、
    昨今では「自由都市イディルシャイア」と呼ばれている。
    以降はイディルシャイアの見どころが紹介されている。
    シャーレアン本国の歴史や、
    哲学者議会にまつわる本ではないようだ……。
  • 『議会から見る都市の変遷』
    『議会から見る都市の変遷』 : シャーレアンは建国当初から、
    「市民議会」で重要事項や政策を決定してきた。
    これは、全市民が任意で参加できる議会である。
    『議会から見る都市の変遷』 : しかし、人口が増えるとともに参加人数も増加。
    議論ばかりが長引き、政策が定まらなくなるという、
    弊害が生じるようになったのだ。
    『議会から見る都市の変遷』 : さまざまな対策が試みられたものの、
    最終的には、間接民主制へ移行することが議決された。
    第六星暦201年のできごとだった。
    『議会から見る都市の変遷』 : 以降、成人したシャーレアン市民の投票により、
    99名の議員が選出され、議会を執り行うようになる。
    これが「哲学者議会」である。
  • 『天を学ぶ~入門編~』
    『天を学ぶ~入門編~』 : 君は、天の神秘について知ろうとしたことがあるだろうか?
    ……いや、明日の空模様の話ではない。
    もっと遠く……巡る陽や、輝く星々についてだ。
    『天を学ぶ~入門編~』 : 我々は遠い空を「天」と呼ぶが、
    そこに測り知れないほどの広がりがあると考えた者が用いた、
    「宇宙」という言葉も、知識人を中心に定着している。
    『天を学ぶ~入門編~』 : 宇宙は、いまだ到達すら叶わぬ、未知の領域だ。
    なぜこの星が太陽の周りを巡っているのか、
    説明できる者は少ないだろう。
    『天を学ぶ~入門編~』 : そうした深淵なる宇宙の理に、過去、もっとも迫ったのは、
    古代アラグの魔科学者たちだった。
    彼らはダラガブを打ち上げるなど、星外開拓すら目指したのだ。
    『天を学ぶ~入門編~』 : ……などと書くと、
    君には縁遠い学問のように思えてしまうかもしれない。
    『天を学ぶ~入門編~』 : しかし、そう、たとえば……
    君が今夜見上げる星座が、大昔には違う並びであり、
    未来に向けて変わり続けていると言ったら?
    『天を学ぶ~入門編~』 : 星々は離れ続けているのだと言ったら、
    君は、興味を持ってくれるだろうか?
  • 『汝、永遠の二十歳たれ』
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : 親愛なる、知の探究者諸君。
    貴殿らは寝食を学びに劣るものと考え、
    健康を保つための努力をないがしろにしているのではないか。
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : 何を隠そう、私もかつてはそうだった。
    しかし、知の深きに触れることで考えを改めたのだ。
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : 我々が明かしたいと欲する物事、そのために必要な学びに対し、
    この身が生きられる時間の、なんと短いことか。
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : ゆえに、私はここに唱えよう。
    汝、永遠の二十歳たれ……と。
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : いや、19でも23でも構わない、40歳だっていい。
    ともかく貴殿が本書と出会った今このときの年齢を名乗り、
    それに見合う自分で居続けるよう、最善を尽くすのだ。
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : そうして健康を保ってこそ、
    研究に費やすことのできる時間が延びる。
    さらに一歩、求める真理へと近づくのだ。
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : 次ページより、己が肉体を維持するための秘訣を、
    医学、魔法学、エーテル学の見地から紹介しよう……。
  • 『知識の集積者たち』
    『知識の集積者たち』 : シャーレアンの開祖、ニュンクレフ……
    第六霊災の折に人同士の野蛮な争いを目にした彼は、
    北洋に集落を興す際、次のように示した。
    『知識の集積者たち』 : 争いから身を離すこと。
    そして、知識と理性による進歩を目指すのだ……と。
    『知識の集積者たち』 : それを実践するため、シャーレアンの民は、
    知識の集積者たることを使命としてきた。
    『知識の集積者たち』 : そうして集まった数多の知識は、
    事実、シャーレアンを唯一無二の国家とし、
    武力に代わって営みを護っている。
    『知識の集積者たち』 : 例えば、経済学を知る者は、賢い商いができる。
    農学を知る者は、より多くを実らせることができる。
    工学を修め井戸や水道を設ければ、水を巡る争いを止められる。
    『知識の集積者たち』 : それらの知恵を売り込めば、さらなる益を得られるだろう。
    あるいは知恵を広めることで、世界が、人が、進歩するだろう。
    『知識の集積者たち』 : ゆえに、どのような時代が訪れようとも、
    我々シャーレアンの民は、開祖の教えを忘れてはならない。
    自分と、より良い未来のために。
  • レファレンス用の魔法人形
    レファレンス用の魔法人形 : オススメ 可能ナ本 ガ 辛ウジテ 1冊 アリマシタ。
    該当図書 ヲ コチラヘ 転移サセマス。
    ドーゾ ユックリ ゴ覧クダサイ。
  • 「宇宙の理」について知りたい
    『天を学ぶ~入門編~』 : 君は、天の神秘について知ろうとしたことがあるだろうか?
    ……いや、明日の空模様の話ではない。
    もっと遠く……巡る陽や、輝く星々についてだ。
    『天を学ぶ~入門編~』 : 我々は遠い空を「天」と呼ぶが、
    そこに測り知れないほどの広がりがあると考えた者が用いた、
    「宇宙」という言葉も、知識人を中心に定着している。
    『天を学ぶ~入門編~』 : 宇宙は、いまだ到達すら叶わぬ、未知の領域だ。
    なぜこの星が太陽の周りを巡っているのか、
    説明できる者は少ないだろう。
    『天を学ぶ~入門編~』 : そうした深淵なる宇宙の理に、過去、もっとも迫ったのは、
    古代アラグの魔科学者たちだった。
    彼らはダラガブを打ち上げるなど、星外開拓すら目指したのだ。
    『天を学ぶ~入門編~』 : ……などと書くと、
    君には縁遠い学問のように思えてしまうかもしれない。
    『天を学ぶ~入門編~』 : しかし、そう、たとえば……
    君が今夜見上げる星座が、大昔には違う並びであり、
    未来に向けて変わり続けていると言ったら?
    『天を学ぶ~入門編~』 : 星々は離れ続けているのだと言ったら、
    君は、興味を持ってくれるだろうか?
  • 「哲学者議会」について知りたい
    『議会から見る都市の変遷』 : シャーレアンは建国当初から、
    「市民議会」で重要事項や政策を決定してきた。
    これは、全市民が任意で参加できる議会である。
    『議会から見る都市の変遷』 : しかし、人口が増えるとともに参加人数も増加。
    議論ばかりが長引き、政策が定まらなくなるという、
    弊害が生じるようになったのだ。
    『議会から見る都市の変遷』 : さまざまな対策が試みられたものの、
    最終的には、間接民主制へ移行することが議決された。
    第六星暦201年のできごとだった。
    『議会から見る都市の変遷』 : 以降、成人したシャーレアン市民の投票により、
    99名の議員が選出され、議会を執り行うようになる。
    これが「哲学者議会」である。
  • シャーレアンの思想」について知りたい
    『知識の集積者たち』 : シャーレアンの開祖、ニュンクレフ……
    第六霊災の折に人同士の野蛮な争いを目にした彼は、
    北洋に集落を興す際、次のように示した。
    『知識の集積者たち』 : 争いから身を離すこと。
    そして、知識と理性による進歩を目指すのだ……と。
    『知識の集積者たち』 : それを実践するため、シャーレアンの民は、
    知識の集積者たることを使命としてきた。
    『知識の集積者たち』 : そうして集まった数多の知識は、
    事実、シャーレアンを唯一無二の国家とし、
    武力に代わって営みを護っている。
    『知識の集積者たち』 : 例えば、経済学を知る者は、賢い商いができる。
    農学を知る者は、より多くを実らせることができる。
    工学を修め井戸や水道を設ければ、水を巡る争いを止められる。
    『知識の集積者たち』 : それらの知恵を売り込めば、さらなる益を得られるだろう。
    あるいは知恵を広めることで、世界が、人が、進歩するだろう。
    『知識の集積者たち』 : ゆえに、どのような時代が訪れようとも、
    我々シャーレアンの民は、開祖の教えを忘れてはならない。
    自分と、より良い未来のために。
  • 「健康の秘訣」について知りたい
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : 親愛なる、知の探究者諸君。
    貴殿らは寝食を学びに劣るものと考え、
    健康を保つための努力をないがしろにしているのではないか。
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : 何を隠そう、私もかつてはそうだった。
    しかし、知の深きに触れることで考えを改めたのだ。
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : 我々が明かしたいと欲する物事、そのために必要な学びに対し、
    この身が生きられる時間の、なんと短いことか。
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : ゆえに、私はここに唱えよう。
    汝、永遠の二十歳たれ……と。
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : いや、19でも23でも構わない、40歳だっていい。
    ともかく貴殿が本書と出会った今このときの年齢を名乗り、
    それに見合う自分で居続けるよう、最善を尽くすのだ。
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : そうして健康を保ってこそ、
    研究に費やすことのできる時間が延びる。
    さらに一歩、求める真理へと近づくのだ。
    『汝、永遠の二十歳たれ』 : 次ページより、己が肉体を維持するための秘訣を、
    医学、魔法学、エーテル学の見地から紹介しよう……。
  • シャーレアンの成り立ち」について知りたい
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : むかしむかし、北洋のある島に、
    「ニュンクレフ」というルガディン族の大男がいました。
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : 彼は占星術によって、エオルゼアの地に、
    おそろしい大洪水がやってくることを知りました。
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : そこで巨大な船を造ると、船乗りの仲間たちをつれて、
    エオルゼアへと旅立ったのです。
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : 大洪水がやってきて、人々を海まで押し流しました。
    ニュンクレフと仲間たちは彼らを助けましたが、
    大変! 船をのみこむような大津波が迫ってきます!
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : かんいっぱつ、ニュンクレフは魔法を使って、
    船をアバラシアの山の上へと避難させました。
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : そこには各地から逃げてきた人が集まっていました。
    すぐに食料はたりなくなり、争いで血が流れていきます。
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : ニュンクレフは悲しみ、助けた者と仲間をつれ、
    船を残して山をあとにしました。
    そして別の場所でまた船を造ると、みんなで北洋に帰りました。
    『シャーレアンの成り立ち:幼年向け』 : 彼らが築き上げた集落、それがやがて、
    私たちのシャーレアンへと発展していったのです。
  • 「植民都市」について知りたい
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : 低地ドラヴァニア、サリャク河の岸辺には、
    かつてシャーレアンの植民都市が存在していた。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : その起源は第六星暦1311年、
    当地に星海の観測基地が設けられたことにさかのぼる。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : エオルゼア各地へフィールドワークに赴く学士たちが、
    そこを中継地としても用いるようになったことで、
    施設は拡大の一途をたどった。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : 時を同じくして、エオルゼアの住民側にも、
    当地に知恵者が集まっているという噂が広まり、
    その教えを乞う者たちが当地に集いはじめたのだ。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : こうして、基地開設から50年の節目を迎えた第六星暦1361年、
    哲学者議会における法案可決をもって、
    正式に「植民都市」と位置づけられることとなった。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : なお、エオルゼアの住民たちは、
    かの集落を「シャーレアン」と呼んだため、
    本国と混同している者も少なくなかったという。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : 当のシャーレアン民は、その地をあえて呼ぶとすれば、
    単に「植民都市(エンポリウム)」と呼んでいた。
    『旧街道をゆく:植民都市編』 : 彼らが「大撤収」で引き払ったあとに住み着いた、
    ゴブリン族とトレジャーハンターたちによって、
    昨今では「自由都市イディルシャイア」と呼ばれている。
  • 「ムスクマロイ」について知りたい
    『栽培禁止植物規定(第34次改訂)』 : 総則
    シャーレアン国内、および、その管理下にある土地において、
    以下の植物を許可なく栽培することを禁ずる。
    「ムスクマロイ」の項目を開いた……。
    『栽培禁止植物規定(第34次改訂)』 : ピュシス生命院の研究報告により、
    次の植物を新たに栽培禁止植物に指定する。
    「ムスクマロイ」
    『栽培禁止植物規定(第34次改訂)』 : 当該植物に於いては、
    摂取することによる、体内エーテルへの強力な作用と、
    精神への極めて甚大な悪影響が報告されている。
    『栽培禁止植物規定(第34次改訂)』 : 原産地であるスカテイ山脈に棲まうヴィエラ族の間では、
    古くから治療薬として用いられていた事例があるが、
    その危険性の高さゆえ、許可なき栽培を禁ずる。
    『栽培禁止植物規定(第34次改訂)』 : 報告者、賢者ハティアによる未完の論文では、
    その成分に対する耐性保有者の可能性に触れているが、
    同氏の死去に伴い研究は中断され、詳細解明には至っていない。
  • トラル大陸の野菜」について知りたい
    『おいしい野菜料理』 : あなたはトラル大陸という場所をご存じだろうか?
    三大州では俗に新大陸とも呼ばれる、遥か西方の大地である。
    『おいしい野菜料理』 : 今では当たり前のように食卓に並ぶ、
    ポポトやオーガパンプキン、ルビートマトなどは、
    かの地から運ばれてきたものだ。
    『おいしい野菜料理』 : 第六星暦1498年のこと……。
    リムサ・ロミンサの冒険家「ケテンラム」が、
    長い航海の末に蒼茫洋を突破、未知の大陸に到達した。
    『おいしい野菜料理』 : 上陸した彼は、数か月に渡り内陸部の探検を行い、
    土着の植物の種子や果実を、エオルゼアへと持ち帰った。
    『おいしい野菜料理』 : 特にポポトは、その栽培の容易さや栄養価の高さから、
    瞬く間に各地へと広まっていったのである。
    『おいしい野菜料理』 : 余談だが、ケテンラムはマムージャ族の都、マムークを訪ねた際、
    「連王」と呼ばれる双頭の王に謁見し、親密になったらしい。
    事実、彼は以後何度となくトラル大陸を訪れているのだ。
    『おいしい野菜料理』 : そして、エオルゼアに野菜のみならず多くの知識をもたらした。
    豆たっぷりのブリトーのレシピから、伝承の数々まで……
    あの「黄金郷」の名を巷間に流布させたのも彼の功績である。
    『おいしい野菜料理』 : ケテンラムの生涯に触れた者でなければ、
    まだまだ縁遠い存在であるトラル大陸……。
    そこにいかなる食文化が根付いているのか、興味が尽きない。
  • トラル大陸の生物」について知りたい
    『トラル大陸博物誌』 : ところ変われば、棲まう生き物も変わるもの。
    それはトラル大陸とて例外ではなく、いくつかの種については、
    エオルゼアにも運び込まれている。
    『トラル大陸博物誌』 : 一方、未だ我々が目にしたことすらない種も少なくない。
    本書では、そうした新種の生物たちについても、
    船乗りや冒険家の証言から紹介していこう。
    『トラル大陸博物誌』 : 『アルパカ』
    峻厳なる山の尾根に棲む百獣綱の四脚獣。
    主に山岳部において、家畜として飼育されている。
    『トラル大陸博物誌』 : その純白な毛から織物が作られるほか、
    強靭な足腰を活かして、駄獣や騎獣としても利用されるらしい。
    『トラル大陸博物誌』 : 『ウィヴル』
    密林地帯に生息する甲鱗綱の四脚獣。
    獰猛な種だが、マムージャ族が家畜化しているという。
    『トラル大陸博物誌』 : 駄獣や騎獣としてはもちろん、
    強烈な突進力と大きな角を活かし、攻城兵器としても用いられる。
    『トラル大陸博物誌』 : 『ヴァリガルマンダ』
    トラル大陸の伝承にて語られる最強の幻獣。
    大いなる自然の象徴とも伝えられるが、実在は疑わしい。
  • 「惑星ハイデリンの地政学」について知りたい
    『惑星ハイデリン地政学概論』 : イルサバード大陸、オサード小大陸、そしてアルデナード小大陸。
    それら三大州は東西に長く連なっており、
    すべてが惑星ハイデリンの北半球に位置している。
    『惑星ハイデリン地政学概論』 : 一方、西方のトラル大陸は南北に長い大陸であり、
    北半球と南半球にまたがっているのだ。
    『惑星ハイデリン地政学概論』 : 人も、植物も、動物も、
    総じて気温差が少ない東西の移動には順応し易いが、
    気温差の激しい南北の移動は、苦にする傾向がある。
    『惑星ハイデリン地政学概論』 : たとえば三大州では、アルデナード小大陸で興った、
    アラグ帝国が東進して、統一を成し遂げた。
    近年のガレマール帝国の動きも、これと近しい。
    『惑星ハイデリン地政学概論』 : 一方、トラル大陸では各地の諸部族が、
    近隣の勢力と小競り合いを繰り返しはしたが、
    南北を統一する動きは、長らく実現してこなかったようだ。
    『惑星ハイデリン地政学概論』 : 極地の民は寒さに強くとも、灼熱の荒野を越えられず、
    温帯の民は人口を増やしても、密林の戦いで敗れ去る。
    南北の気候差が勢力拡大を阻んできたのだ。
    『惑星ハイデリン地政学概論』 : マムージャ族の連王による、
    トラル大陸統一は、こうした意味においても偉業と言えよう。
  • 「青魔法」について知りたい
    『青魔法概論』 : 青魔法とは、遥かなるトラル大陸……
    そこに住む少数部族「ワラキ族」の魔法を起源にもつ。
    『青魔法概論』 : あらゆる自然を崇拝していた彼らは、信仰対象に近づくため、
    獣や魔物が用いる魔法を己がものとする術を編み出した。
    これを私は、ラーニングと命名した。
    『青魔法概論』 : 私は彼らからその秘技を学ぶため集落に逗留し、
    共通語を教えることを交換条件に、シャーマンに指導を請うた。
    それは思い出すもつらく厳しい、修行の日々であった……。
    『青魔法概論』 : 滞在中、彼らの聖地「青の谷」を訪れる光栄にも浴せた。
    その名のとおり、地下から染み出した青燐水の影響で、
    谷全体が群青で染められた美しい場所だ。
    『青魔法概論』 : やがて、私はラーニングを身につけ、
    魔物たちの魔法を己がものとすることに成功。
    以て、このまったく新しい魔法体系を青魔法と名付けた。
    『青魔法概論』 : 諸君はもうお気づきのことであろう。
    ワラキ族にとって神聖とされる色、すなわち青!
    それが青魔法の名の由来である。

七賢人の庭

  • マップ中央エリア。エーテライト「オールド・シャーレアン」がある。
  • 東側にはマーケット
  • 西側には転送魔法研究所と、その隣にバルデシオン委員会のバルデシオン分館がある。「宿屋」はバルデシオン分館の中。なお転送魔法研究所からはサベネア島イェドリマンへの片道転送が利用できる。

漂流者の丘

  • マップ東側に広がる居住区。
    クルル : そう、ここが「漂流者の丘」よ!
    シャーレアンの開祖「ニュンクレフ」に導かれてきた人々が、
    最初の定住地とした場所とされているわ。
    クルル : 今でも居住区になっていて、このあたりには、
    とくに歴史の長い一族や、要職を務める人たちの家があるの。
    クルル : 中でもひときわ大きいのが、
    ご存知、ルヴェユール家の邸宅なんだけど……

出入国管理所

知神サリャク

  • サリャク柱廊の先端に建つ。
    クルル : ここから海に向かって続く道は「サリャク柱廊(ちゅうろう)」。
    その先にあるのが、シャーレアンの守護神、サリャク神の像よ。
    クルル : シャーレアン人には、信仰よりも先に、
    「知識の集積者たれ」という信念があった……
    それで、知神であるサリャクを祀ったそうなの。
    クルル : だから、あんな立派な像はあるけど、
    イシュガルドのハルオーネ信仰ほど厳格じゃないわ。
    個人的に別の守護神を持つ人も、少なくないくらいよ!

ラストスタンド

  • 知神の港にあるカフェ。シャーレアンのまずい飯に我慢できなくなった魔法大学のある学生が、大学を中退して設立した食事処。
    クルル : 早い話、ご飯がおいしくないことが多いの。
    賢人パンしかり「栄養が摂れればいい」主義の圧勝よ。
    クルル : ……けれど魔法大学のある学生が、
    不味すぎる学食に、ついに我慢できなくなった。
    彼は大学を中退して食事処を設立したの。
    クルル : それがここ「ラストスタンド」。
    名前のとおり、シャーレアンの食文化の「最後の砦」だわ。

スクリーンショット

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ウォークスルー動画

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メディアツアー情報

――次は拠点となる街である“オールド・シャーレアン”ですが、こちらは風光明媚という言葉が似合う、どことなくギリシャやローマの港町を彷彿させる雰囲気ですね。
吉田:もともと古代ギリシャ、古代ローマをイメージして、知の集積地、知の都ということでイメージして作られています。古代ギリシャの思想には、“最高の知性は自然と調和しているなかに生まれる“という自然哲学の一種があるんです。
 それを踏襲している“オールド・シャーレアン”は、すべてが石畳という街づくりではなく、自然を意図的に残して設計している街にしてあります。地面に雑草などを生やしているのは、シャーレアンの人たちがそういう思想のなかにあるということを示しています。
 ただ、どこまできれいにするのかはけっこう悩みました。古代は“そのゆとりこそ知性である”みたいな思想があったので、そういった要素をあえて遺しています。そういう部分はサブクエストなどでけっこうフォローされているので、そのあたりも見ていただければと思います。

――あとはサリャクの像がものすごく目立ちますね。あれに登れるのかなと(笑)。
吉田:登りたいですよね……ただ、もう街に割り当てるメモリが……(苦笑)。

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